【感想・ネタバレ】AWAY-アウェイ- 1のレビュー

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Posted by ブクログ

面白かったー

原案の設定を変えて、
18歳以上と18歳未満に別れてしまった世界で、お互いどう生活するかという話。
未満も大変だけど、以上も大変だね、なんだかもう。
こちらに提示される日付が前後するので、それも面白い。

期待を込めて星多め。

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2014年10月13日

Posted by ブクログ

設定が非常に興味深くドキドキしながら読み進めている。原作が小松左京の「お召し」ということで、内容はSFだが結構リアルなものを感じる。原作より自由度を高めるため年齢設定が18歳をボーダーとしている。続きが早く読みたくなる物語がまた出てしまった。

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2014年08月20日

Posted by ブクログ

小松左京著『お召し』を原案に描いたというSF。原案では突然大人が消えて12歳以下の子供だけの世界になってしまうらしいが、AWAYでは年齢の設定が変わり18歳未満の世界となる。赤ん坊の世話や食料や電気やゴミや病気や犯罪や火事や、問題山積みの設定環境で子供達は生き残れるのか。18歳になって戻っていく大人の世界でも、何故ウチの子は戻らないのかと帰還した人を攻撃する親達や、ただの誘拐や洗脳だと言い張る政治家なんかがいてこれまた大変。人間の弱さ、恐ろしさがリアルに伝わってくるなか、大介と一紀のロマンスもあり、今後の展開が楽しみだ。

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2014年08月09日

Posted by ブクログ

「お召し」だ、とすぐにわかった。
巻末にもそのことが書いてあるが、小松左京の「お召し」と違うのは、本作での年齢ラインが18才であることと、両方の世界が描かれていることである。
「お召し」の方は、混乱のあとの「明日はお召しの日だ」という少年の静かな思いが印象的なのだが、本作はもちろん、まったく違うテイストで、オープニングはとても「萩尾望都的」である。ここからどういう世界が展開されていくのかとても楽しみである。
本当に、「平穏無事な日常生活を送って行くこと」って実はとてもむずかしくて、危うい均衡の上にかろうじて成立しているものなんだよなあと思う。

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2014年07月10日

Posted by ブクログ

ある雪の日に、18歳未満の世界と18歳以上の世界が分離してしまうという、ガチンコSF。元ネタは小松左京の「お召し」という小説らしいが、コミック化に際して設定の一部を変更したとのこと。そのおかげか、しっかり「読める作品」に仕上がっている。最近、こういう難易度の高い漫画を描ける人が減ってしまったが、さすがは大御所・萩尾望都先生といったところ。この先の世代で、萩尾先生や竹宮先生を超える少女漫画家は二度と現れないと思う。(描こうとする世界観の深みが違う、としか言いようがない)

1
2014年09月15日

無料版購入済み

消失

ある日突然大人が消えてしまった。事態を飲み込むには時間がかかるし、可能性を考えて探しに行ったり右往左往するよね。榛野市の子供達は協力し合って火事を消したり小さな子供を保護したり、小さなコミュニティができていきます。 
すごくおもしろい! わくわくしました。

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロボットアニメとか児童小説とかでは、何らかの理由で大人がいないか極端に少なくなり、子どもたちだけの力で難局を乗り越える、という筋立てはよく見かけるのだけれど
その子どもたち、大概は幼くても3~4歳で、言葉は通じるし自力で食事も排泄も出来て(まあトイレの場面はないんだけどさ)、赤ちゃんとか病児への対応は考慮せずに物語は進んでいった
この作品でも、設定を近未来にすることで、エネルギーインフラが人間の手を経なくても途絶えなかったり、中高生が運転や消火活動が出来たりと、ファンタジックな側面はあるのだけれど
実際に、今この現代地球でそんなことが起こったら、とリアルに想像できてしまうところが怖い
殺人と赤ちゃん死亡はショッキングだった
HOME側の大人たちの立場は、怖すぎて想像のソの字もできない
(2019-12-24L)

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2020年01月25日

Posted by ブクログ

最初の20ページくらいは、やけに登場キャラが説明口調で自己紹介するので、「コレはハズレかな?」と思っていたけど、だんだんと状況が飲み込めていくにつれて、ハマっていってしまう。
面白かった。

萩尾望都先生のあとがきにもあった「子供だけの世界になったら?」を表現している点も高評価です。

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2017年11月01日

Posted by ブクログ

18歳以下の子供だけの世界、って考えただけで恐ろしいんだけど、リアルに怖い世界を萩尾先生の視点がSF作品に仕上げている。

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2015年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これはもう、「怖い、実に怖い」としか言えないくらいの恐怖を覚える内容です。まぁ怖がってばかりでも進まないんだけどさ。

大雑把なあらすじをすると、小松左京「お召し」にインスパイアされた、基本設定を少し変えた物を、ベテランSF漫画家がマンガにしました!

突然隔絶された2つの世界。もとは1つだった世界が、突然「18歳未満の人間しかいない世界」と「18歳以上の人間しかいない世界」に分けられてしまった。しかも、その世界の分け方には、年齢以上の法則性があるらしい。

大人と子供の世界が分断された。突然、子供を失った親は、冷静でいられるのか。突然、大人を失った世界に生きる子供は、生きる術を身に着けることができるのか。どちらの世界にも、それぞれの事件が起こり、穏やかに過ごすことの限界を知る。

とまぁそんな感じで、未知の力(と言い切っていいものかどうなのか)に翻弄される人間の話です。でもこの「隔絶された世界」ってのが、現実にも若干ダブる部分があるんだよね。違う世代の人間を理解できないことを、「宇宙人」と揶揄することもあるし。まぁでもこれはそういう話にはならないとわかりつつも、思い出してしまうのでした。

実は、1巻の半分を読んだくらいだと「意外と早く終わるかもしれない?」と思って見たが、後半を読み進めていくと、「いや、これは如何様にもなるなぁ…」と思い直したのでした。これを毎月待ちながら読むのも、結構つらいなぁ…。単行本でまとめて読むから、やや心が落ち着くような気もする。とりあえず、続巻を待ちます。もちろん、心して正座で。

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2014年09月24日

Posted by ブクログ

小松左京の構想をベースにおモー様が描く「漂流教室」ワールドワイド版。
起点を3・11とする、20年後の日本が舞台。描きたいことが透けてしまってるからか、個人的に好みなマンガではないが、続巻をたのしみにしちゃう。萩尾マジック!

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2014年08月14日

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