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レビュアー
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コロムという国でベルシュタ公爵家の令嬢として王太子セルヒオと婚約し幼少期から妃になるための完璧な教育を施されたリーナ。
しかしセルヒオが学園で男爵の庶子である令嬢ミレイアと出会い彼女に心が傾いたことがきっかけでリーナはミレイアをいじめてしまい結果それを知られたセルヒオによって婚約破棄と国外追放になってしまった。
それから5年たちセルヒオの元にリーナからの手紙が届いたころ、ミレイアのもとにも手紙が届いていた。
それによりミレイアは学園時代にリーナからのいじめをでっちあげたうえで彼女を婚約破棄と国外追放に追いやってしまったのだ。
本当は途中でやめるつもりだったとはいえもう周りの人たちをコントロールできる状態ではなかったミレイアは罪悪感から結婚したあともずっと心の中でリーナの存在に苦しめられていた。
そこに手紙が来たことで…。
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一話目
主人公のリリアル=リーフェニアはカリストロス王立学院に通うご令嬢。
令嬢として完璧なふるまいをする彼女は「東の花」と称されるくらいの評判だがそれでも彼女を田舎者とやっかむ者もいた。
しかしそれはリリアルが頑張ってそうふるまっているからなのである。
お嬢さまで終わることなくお姫様になるという小さいころからの夢のために日々頑張っているのだった。
学院自体が教育だけでなく家同士を結ぶ出会いの場になっているため生徒は皆浮足立っている。
そんなある日、クレイン=カリストロスが編入してきたことでリリアル含め生徒たちは彼と結ばれるために頑張っていた。
眉目秀麗な彼に見初められれば正真正銘のお姫様になれる。
そう思ったリリアルは運命的な出会いをしたいと画策するが……。
周りにわからないようにグイグイいくヒロインもいいと思った。
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片思い
装丁デザイナーをしている大加戸明葉は彼氏がいないながらも仕事もプライベートも充実した毎日を送っていたある日取り引き先の文芸編集者である百瀬柊にプロポーズされる。
柊は既婚者に片想いしていてその気持ちと距離感を継続していきたいがための偽装結婚をしたいらしい。
受ける気はなかったが身内関係のお金を300万用意しなければならない状態に陥った明葉は援助してもらうために婚姻届にサインして同居することにした。
几帳面な柊との同居で少しずつお互いの妥協点を探っていく日々の中、柊の兄である旭がやって来て家業の弁当屋のヘルプを頼まれたので明葉が向かうことに。
そこで兄嫁ね美晴と出会う。
柊の同級生とのことだが彼の想い人だった。
お互いのプライベートには干渉しないとの約束だが気になる。
アニメの趣味が同じ明葉と美晴は休日に出かけるがその中で聞いた柊の昔のことをその後彼に話してしまい心のシャッターを下ろされてしまう。
デリケートな部分を少しずつ打ち明けて信頼し合っていく過程がいいなぁと思った。
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新生活
装丁デザイナーをしている大加戸明葉は27歳の独身女性。
恋人はいないながら仕事に飲み友達に充実感を抱いていたが、ある日取り引き先の文芸編集者の百瀬柊からプロポーズされる。
既婚者の肩書きが欲しい彼は偽装結婚を提案してきたがそれを受け入れる理由が明葉にはないので拒否。
しかし祖母が倒れ彼女を安心させるために婚姻届にサインする。
それを破棄する明葉だが今度は祖母の弟の事情により祖母が働く小料理屋を売りに出すというのを阻止するためにお金を肩代わりする
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家財を売っても足りないため苦渋の決断をした明葉は百瀬の提案を受け入れるのだった。
婚姻届を提出した明葉は早速百瀬が住む家に引っ越したが几帳面な彼との生活は色々大変で……。
他人同士が生活するのは本当の恋人や夫婦でも大変なのに偽装結婚だとより大変そう。
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新装版
桃ヶ丘音楽大学のピアノ科に在籍する千秋真一は父親がピアニストということでその道を目指していることになっているが本当は指揮者になりたいのだった。
そのきっかけはセバスチャーノ・ヴィエラという世界的に有名な指揮者と父親が知り合いで彼の指揮をきっかけにその道を目指したいと思っていたのだった。
しかし千秋は飛行機で胴体着陸したことがある経験や溺れた経験から日本から出られない、つまり音楽家として本場で活躍するチャンスをものにできない状態に陥っていたのだった。
元カノからも冷たくあしらわれた千秋は酒に酔ってマンションの自室前で寝転んでしまう。
そして起きた時彼はゴミ溜めのなかでベートーベンのピアノソナタを聴くことになるのだった……。
実写化もアニメ化もした名作だが、本当に作中のキャラの生き生きさが目の前に実在している感じがよかった。
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次に捨てるのは
私生活に絶望し周りの人間を憎むアラフォー女性がスピリチュアルにはまっていくさまを描いたお話の第七話。
恵をとって置きの場所に連れていくという先生は彼女にある条件を出した。
それは恵が大切にしている三つのものを彼女自身に捨てさせることだった。
抵抗していたがとっておきの場所に連れて行ってもらいたい恵はかつての婚約者とのあいだにいた子供を流産したことを告白。
そしてエコー写真をめった刺しにしたのだった。
その後恵はどっちを先に捨てるか悩んでいた。
高校時代の友達がネイリストとして成功していたのを見て内定をけりネイリストの道を選んだからこそこの仕事が好きと胸を張って言えるのだった。
だからこそ捨てるためのヒントを先生に聞くが彼女は恵のいうことを子供のようだと小馬鹿にしている。
そして仕事がそんなに重要なのか、達成感と充実感にあふれている勤め人がどれだけいるのか聞くのだった。
一方恵に振られた不倫相手は風の噂から彼女が変なことになっていると知るのだった。
囲い込んで洗脳する相手を否定して支配する、読むのがきつくなってきた。
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大切なもの
私生活に絶望し周りの人間を憎むアラフォー女性がスピリチュアルにはまるさまを描いたお話の第六話。
お茶会でほかの参加者にばかにされた恵はその場を逃げ出す。
声をかけてきた適当な相手とホテルに行くが途中で逃げ出し再び先生のもとへ行っていた。
生い立ちも含めて吐き出す恵を抱きしめる先生は彼女をとっておきの場所に連れて行こうとする。
しかしすぐに行くのではなく恵に書かせた大切な三つの物を彼女が捨てたらオッケーと言った。
それは恋愛、仕事、兄というものだった。
大切だからこそどれも手放したくない恵。
しかしそれを捨てなければ先生はとっておきの場所に連れてってくれないという。
彼との思い出を回想する恵はその後先生に過去婚約者との間に子供がいたが相手の浮気によって流産したことを告白。
そんな彼女の持っていたエコー写真に対して先生はナイフを突き立てる。
そして恵にもそれをやらせるのだった。
めった刺しにしたことで恋愛を手放した恵はすっきりするのだった。
大切なことを書かせてからそれを手放させるそのやり方の汚さにいやな気分になった。
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洗脳完了
私生活に絶望したアラフォー女性がスピリチュアルにはまっていくさまを描いたお話の第5話。
お茶会で不倫の事を話したが他の参加者にばかにされた恵はショックを受け途中で帰ってしまう。
先生ならどんな話でも受け入れてくれる気がしていたが実際は笑顔を浮かべて他の参加者を見ているだけ。
絶望した彼女は声をかけてきた適当な相手とラブホに行くが相手が自分を安い女だと思っていることがわかりその場を逃げる。
そして足は先生の家に向かっていた。
先生に生い立ちを話す恵。
家庭における居場所のなさからさみしさを埋めるように人と関係を持ってきたと苦しみながら告白。
そんな彼女をふんわり先生は抱きしめるのだった。
その温かさに心がほぐれた恵は先生からさらなる誘いを受けるのだった。
家庭環境から兄しか信頼できずそれを引きずったままうめることもできない彼女の苦しさにとても共感できた。
あと細かい描写から同郷なのかなという発見もできてよかった。
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男から先生へ
自分の置かれてる環境や周りの人間を憎むアラフォー女性がスピリチュアルにはまり生活が崩壊していくさまを描くお話の第四話。
お茶会で不倫のことや子供の頃の夢を話した恵はふんわり先生から童心に返って髪を切るように要求され短く切ってしまう。
スッキリとした気分のまま帰る恵を見つけた不倫相手は彼女の姿に驚愕。
心配する彼をよそに誘いを断り家に帰る恵。
帰った後今までと違って都合のいい女にならず彼より自分を優先することができたことに進化を感じていた。
彼に依存することから脱却を決めた恵だったが仕事中に結婚しているお客さんを見るとモヤモヤが止まらない。
そのモヤモヤをお茶会で話すがほかの参加者からばかにされる。
そんな参加者たちを笑顔で見る先生に不安を覚えてしまう。
つらくなった恵はぞの場に居づらくなり途中で帰ってしまう。
しかしそれを止めずにふんわり先生は恵がまた戻ってくると確信しているのだった。
よくネットで自立は依存先を増やすことというのを目にするが、恵の場合そもそも社会における居場所が仕事か彼しかなかったのに、彼から先生に依存先を変えただけなのであまり変わらないうえによりやばい人について行っているので今後どうなるのかこわい。
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スキマに入り込む
自分の環境の悪さと周りのうっとうしさからスピリチュアルな方向に行ってしまったアラフォー女性のお話の第三話。
恵は妻子ある人と不倫関係にあった。
彼はプログラマーでネイルサロンのWEBサイトの設営についての仕事の依頼で出会いそのまま関係をもつようになった。
しかし彼はあくまでも妻子が最優先のため恵の事を都合のいい女扱い。
寂しいし話を聞いてほしい恵はその後のお茶会で思い切って彼との事を話してみようとしたがなぜか子供たちが出ているドラマを観ることに。
その中でいろんな感情を爆発させている子供を見ていつから抑え込むことが癖になっていたのか恵は考えるようになる。
子供時代は美容師さんになりたくてごっこあそびをしていたと言うとふんわり先生は彼女にハサミを差し出し童心に返ることを要求。
そして恵は長かった髪を信じられないくらい短く切るのだった。
洗脳というかマインドコントロールというか本当に心の隙間に入り込むのがうまい。
こういう人に絶対に出会いたくないと思ってしまう。
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普通のお茶会?
私生活に劣等感を感じまくりのアラフォー女性がスピリチュアルな世界にはまっていくさまを描いたお話の第二話。
友達や親からの見えない圧力や正月の空気が嫌な恵はネイリストの仕事中にお客さんの一人が前よりきれいになっているのに気づく。
訳を聞くときつい仕事を辞めて心の余裕が出たかららしいこと、それがお茶会でモヤモヤが消えたことなどを話してきた。
そして恵もそのお客さんから誘われ思わずオッケーしてしまう。
喫茶店のような場所でやると思っていたが普通の家であったそのお茶会は一見普通のようだったが不思議というか不気味な絵がかざってあった。
そしてふんわり先生という謎の女性が出てきたが化粧っ気はないわりにキレイで年齢不詳な人が中心のようだった。
自分はまだ初めてだが周りはそうではないらしくあだ名で呼び合っているため疎外感を感じる恵だったがその後っ正月に対するモヤモヤを吐き出した所気持ちが軽くなるのだった。
しかし最後に不倫のことに関してより深く聞き出そうとしてくるのだった。
こわいくらいに初見の人間に疎外感を与えその後仲間にするという通過儀礼が書いてあった。
めぐみがこれからどうなるのかちょっとこわい。
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スピリチュアルな世界
主人公の坂下恵は正月早々友人から送られてくる写真付きの年賀状や母親からの余計なお世話が入った電話に心の闇が広がっていくのを感じていた。
その闇は年賀状を燃やしてしまうくらいひどいものだった。
妻子ある男と付き合っているものの正月は家族サービスに忙しく会えないため正月という季節そのものが嫌いになっていた。
スッピンでコンビニに一人分の食事を買いに行くアラフォーの恵だがかつては結婚を考えていた人もいたが相手の浮気によって話がなかったことになった経験があったのだ。
ネイリストをしているためお客さんがキレイで余裕がある感じになっていくたびに劣等感を感じる恵。
そんなときお客さんの一人から心のモヤモヤがすっきりするお茶会に誘われたが……。
気持ちが生活を上向きにする要因の一つであることは事実だがそれにいれこみすぎたり、そういう人から搾取することで運営がなりたっている団体もあるだけにけっこう気をつけているが何がきっかけで心の隙間に入ってくるかわからないだけにこわい。
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ケンカ友達から恋人へ
世の中の王道のお話は恋が実ってハッピーエンドになるまでしか描かないことが多い。
主人公のあつ子は大林とケンカすることが良く多かったがある日彼から告白された。
実は前から好きだったと言われた彼女もまた彼のことが好きかもと薄々気づいていたものの今までの関係からどうしいいのかわからずにいた所にこの告白。
晴れて両想いになった二人だが今までがケンカばかりだったのでいざ付き合うとなるとどうしていいのか分からない。
あれだけケンカしていたので周りに言いづらいなぁと思っていたものの前から二人の気持ちはバレバレだったことが発覚。
部活中にデートに誘われオッケーしたもののやはりどうしていいか分からない。
頑張ってデートに行くが気を張ってしまい勉強や部活にも影響が出てしまう。
それが自分のせいだと気づいた大林から距離を置こうといわれるが……。
かわいらしい10代の恋という感じで胸が甘酸っぱくなるような作品だった。
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養子、ペットになる
主人公のすずめは小さいころから兄弟のなかで自分だけが養子であることを聞かされていたものの家族が気にしていなかったため自分も気にしないようにした。
しかし男手ひとつで自分たち兄弟を育ててくれた父親が亡くなる。
そんな彼女たちの元に父方の叔父の弁護士を名乗る男がやってきた。
おじが父親の遺言状を持っていることから家に連れていかれる。
そこでおじの三女の波璃から家族だから世話をすると言われる兄弟たち。
しかしその中に養子であるすずめは入っていなかった。
ただ父親から愛情を受けて育てられたのは自分も一緒なため波璃に対して自分を家族だと認めさせてやると宣言。
そこに現れたのは長女の珊瑚。
波璃が家族として認めないならすずめをペットとして飼うと言い出したのだった。
とりあえず七海家にいられることになったすずめだったが波璃は帰りなさいと促すばかり。
なぜかと聞くと、血のつながりのないあなたは自由だからこの家の家族になる必要はないと意味深なことを言うのだった。
一見華やかそうな家にも何かしらの闇が見えるだけにすずめの言動がそれらに対してどう影響を与えるのか楽しみ。
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家族じゃない
父親の死によって父方の親戚の家に引き取られた女の子のお話の第一話。
主人公のすずめは小さいころから自分が養子であることを教えられていた。
母親が亡くなったあと父親が男手一つで育ててくれたし兄弟もそんなこと気にしていなかったので自分も気にしないようにしていた。
しかし、まだ保護が必要な兄弟を残して父親は亡くなってしまった。
火葬場から帰ってきてからすぐに父親の弟の弁護士を名乗る男が家にやってきて叔父が父の遺言状を預かっていることから家に来てほしいと言われる。
父親の弟はなんといくつものホテルを経営している有名なビジネスマンだったのだ。
その叔父の家はすさまじく広く度肝を抜かれるすずめと兄弟たち。
そんな彼女たちを迎えたのは叔父の三女の七海波璃だった。
父の遺言に従って子供たちを受け入れる七海家の人たち。
しかし波璃から養子であるすずめは部外者のため帰るように言われるのだった。
生活感あふれる所から浮世離れした所に連れてこられたものの現実を突きつけられるすずめ。
親を亡くしたばかりの彼女からしたらいろいろショックだろうなぁ。
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ささいなことがきっけけで
転校先でのささいなことがきっかけで不登校になった女の子のお話の第一話。
主人公の園山千尋は中学二年生の14歳。
北海道の田舎育ちで親兄弟も友達も先輩後輩も仲のいい人ばかりに囲まれていたが親の転勤によって仲のいい人たちと別れることに。
しかし家が転勤族だったこともあって千尋にはあまり悲壮感がなかった。
さみしかったのは事実だが新しい友達ができるのかという期待の方が大きかった千尋。
今までは田舎だったためジャージで登校していたが転校先では制服を着て学校生活を送るようだった。
転校初日、特に悪そうな人がいるわけでもなく普通に自己紹介を終えた千尋。
休み時間になってクラスの子が話しかけてきた。
この時期に転校なんて大変だねと言われながら、その後に趣味を聞かれた千尋は絵や漫画を描くのが好きと答える。
しかしクラスメイトの反応は鈍い上にマニアックだからあまり言わない方がいいと言って去っていった。
不安になるあまり授業も聞かずに絵を描いていたが運悪く教師に発見されていしまう。
それに対してもマニアックと言われた千尋は顔を上げるとクラスメイト達の冷たい視線がそこにあるのに気づく。
その後、絵を描くことをやめるのだった。
何がきっかけでぞの場にいづらくなって体が動かなくなるか分からないだけに人間関係を築くこと自体がおっくうになることが今もあるので千尋の気持ちが痛いくらいわかった。
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不思議な世界観
遺伝子操作が発達して人間という存在の定義があいまいになった世界で起こるSFストーリーの第一巻。
主人公の音喜多は遺伝子操作を生業とする生体操作師の仕事をしている。
しかし彼は警察から目を付けられている。
時には自分の体を実験体にしながらも仕事をしている。
海に沈んだ町には人間と様々な生き物のキメラたちが身を寄せ合ってくらしている。
その中で生きている音喜多が今治療しているのは2年前に左腕が鳥の翼になった少女、ユズだ。
彼女の体を治すために警察に追われながらも治療する音喜多だったがユズは体が治った時のの不安にさいなまれていた。
つらい生い立ちだけに一人になるのは嫌な彼女は音喜多にすがるが、彼は自分の足で歩いて人生を進むように言ったのだった。
不思議なお話で世界観や設定がまだ呑み込めていないがとてもおもしろかった。
音喜多がどうしてああいう体になったのか、各キャラとの出会いなど続きがきになった。
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いじめられっ子と担任
いじめられっ子の女子高校生とその担任のサイコなラブストーリーを描いた第一巻。
主人公の幸子は名前とは裏腹に毎日不快なイジメにあっていた。
教室の幸子の席に接着剤をつけたりトイレに入っている途中に上から水をかけられたり様々だ。
そのたびに担任の愛田が彼女を保健室に連れて行ったりしているため校内でもそれなりに彼女がイジメにあっている事を知っている人もいる。
担任の愛田はさわやかな見た目と明るく愛嬌のある性格から生徒、それも特に女子からの人気が高い。
そんな彼に助けてもらえたり心配されると嬉しいため幸子はイジメを受けることがそこまで嫌いじゃなかった。
派手な母親が自分を置いて男の元に行った事を家庭訪問で知った愛田は彼女のために泣いてくれたのと、その先生を見ていつのまにか笑顔になれたこと。
それが彼を好きになったきっかけだった。
しかし幸子に襲い掛かる数々のいじめの犯人は愛田だった。
彼もまた幼少期親子関係でいろいろあり、幸子に会ったことがきっかけで自分が正義の味方になれたきがしたことがきっかけで幸子にとっての王子様であり続けるためにマッチポンプをしていたのだった。
愛田のたくらみはあ上手くいっていたようだが何もしていない日まで彼女はいじめにあっていた。
焦る愛田だがそれは彼に心配してもらいたい幸子が自分でやったことだった。
幸子も愛田もイカれているといっとも言いくらいヤバイ。
そして周りのキャラもすこしずつ二人に巻き込まれていくさまがスリリングでよかった。
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いざ日本へ
異常気象によってコールドスリープをした男が500年後の世界で目が覚めた後の事を描くSFサバイバルの第一巻。
主人公の舞鶴太郎は暗い部屋で目が覚めた。
辺りを見回すが人の気配はなく水や食料も少ない。
連絡を取ろうとするが部屋が通電していないことに気づく。
なんとか日付を確認した太郎は眠ってから500年たっていることに気づく。
そして一緒にコールドスリープしていたはずの家族は息絶えていた。
そこで太郎は自分の装置だけが通電していたという事実を突きつけられる。
自分だけが目覚めた絶望から命を絶とうとするが目に入った家族写真を見て外に出る事を決意。
そこには一面の廃墟があった。
やはり地球は氷河期に入っていたのだ。
いつか死ぬかもしれないがその前に家族が自分の眠りのあとどうなったのか知りたい太郎は日本を目指すのだった。
500年ぶりに目覚め今の世界の常識を知らずサバイバル能力が全くない太郎と、かつての全てを手に入れていた太郎が交互に描かれているのがよかった。
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家族の隠し事
ある女子高生の家に次々と襲い掛かる謎の出来事と家族の知られざる秘密について描いたお話の第二話。
ストーカーのおじさんを学校の制服盗難犯としてでっちあげた夏波はその後自分や家族に不可解な出来事が起こり始め、ついに弟の冬馬が刺されてしまう。
命には別条がなかったが自分がやったでっちあげのせいで弟が傷ついたと思い込んでしまう。
しかし彼女は祖母宛ての怪しい手紙を発見。
その中には冬馬のケガについてとともに14年前の秘密という不思議なワードが書いてあった。
それを相談しようと病院に持っていくが警察がいたためできなかった。
家族に相談できずにいる中で冬馬は犯人を見たらしく少なくとも相手は細身だったと夏波の心配しているであろうことを言う。
そしてお見舞いに来た友達によってストーカーのおじさんはずっと拘留中だという事を聞かされますます一連の出来事の原因がわからなくなってしまう。
そして手紙の宛名である祖母に相談するが祖母が言ったことはのちに嘘だということが発覚。
そしてその中で家族と冬馬の血液型に対する疑問が生まれる。
そしてみんなが夏波に嘘をついているという事に気づくのだった。
仲のいい家族の秘密。
しかもそれが知らないひとから恨まれるようなことかも知れないという事実は高校生には重いだろうなぁと彼女がちょっと気の毒になった。
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家族にかかる災い
ある女子高生の家に次々と襲い掛かる不可解な出来事と家の秘密について描いた「問題提起シリーズ」の第一話。
主人公である女子高生の夏波(かなみ)は友達にそそのかされて一緒に保健室にある貸し出し用の制服を盗みブルセラショップい売るという事をしていた。
その帰りにバッグの中に入っていた見覚えのないケータイにその持ち主から連絡があり渡すために待ち合わせするも来たのは清潔感のない小太りのおじさんだった。
一緒にプリクラを撮るかわりにバッグを買ってあげるという言葉に負け彼の望みをかなえてしまう。
家に帰った彼女は両親からバッグのことについて聞かれるがシラを通す。
しかし弟の冬馬はそれをどうやって手に入れたか予想がついているようだった。
冬馬は幼少期に腕にやけどを負っていることもあってその原因となった母親がその跡を見て悲しまないように夏でも長袖を着るくらい優しい子だった。
そしてケータイのおじさんは夏波のストーカーとしてメールや後をつけるなどやりたい放題だったため友達と共謀して制服を盗んだのはこいつだと陥れる。
警察につきだして一安心した夏波だったがその後奇妙なことが彼女や家族に起こるようになる。
一話目なのでまだ全貌がわからないが、問題提起しなきゃいけない層に響かせるためとはいえ主人公のナチュラルクズ感に引いてしまった。
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ストーカー
束縛がやばい彼氏と別れた女の子がその後元カレからのストーカー行為に悩まされるお話の第一話。
主人公のまなみは高校に通いながら大学生の彼氏のブンちゃんとこ文彦と付き合っていた。
しかし少しの遅れに対しても過剰に叱責し男といたのかと疑う彼に嫌気がさして別れた。
その後は同級生の加藤に告白され付き合うことにしたまなみだったがその後無言電話などが激増してまなみだけではなく家族も頭を悩ませることになる。
その後友達を伴って彼の大学に行き迷惑だと直接言うもストーカー行為がやむことがない。
しかもどんどんエスカレートしていく。
ついにどんなお菓子を食べていたか、いつ生理が来たかなどを電話で言ってくるレベルにまでなってきてしまう。
ゴミ出しの時がヤバいと思ったまなみは友達や彼氏と協力して文彦をつかまえるがその後も彼のストーカー行為は続くのだった。
今もストーカーで悩んでいる人はたくさんいるが、この時代は法規制がそもそもない場合の方が多く、受ける側の対策が甘いという風潮が多かった。
そこから時代は進んだとはいえそれでもこわいと思ってしまう。
だからもっと効果的な規制があってほしいと思わずにいられない。
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キャッチから援交へ
ゼロ年代の女の子のリアルを描いた「問題提起シリーズ」の第一話。
主人公は女子高生のめぐみ。
スカートや新しいバッグなどのブランド物欲しさに男をだますキャッチガールをやっていた。
街を歩く普通の女の子のふりをしてナンパを待ち男が来ると自分たちの店に誘導して多額の金を代金として要求するという違法なことに加担してお金を稼いでいる。
若い男が好きなオッサンをだましていると思い込んでいる彼女だったが、体は売らないと決めていた。
ブランド物を持っているので親に怪しまれているが普通のバイトをしているとだましていた彼女はある日、欲しいもののために売りをすることよりもブランド物が買えないほうがはずかしいという思いから売春に手を出してしまう。
しかし直前まで相手の財布から金を抜き取ってバっくれようとしていためぐみは失敗しそのまましてしまうことに。
ただ相手がくれたお金に目がくらんでその後も続けるようになってしまう。
若いからだに目がくらんだオヤジたちから上手く金を巻き上げ続けるうちに男たちから恨みを買ってしまいボロボロにされてしまう。
そしてずっと援助交際のことを隠していた彼氏にもバレてしまった。
その後その世界から足を洗っためぐみだった。
しかし親には生涯隠し通すし重い物が心にのしかかったまま生きていくしかなかったのだった。
改めて未成年を食い物にする大人の汚さを知った。
こういったことがない世の中になってほしい。
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人間関係に不器用な仕立て屋
祖母が昔営んでいた洋裁店を引き継いだ南市江は評判の仕立て屋である。
祖母の代から懇意にしていたブティックに服を卸す以外は基本彼女の仕事場に直接来た人に対するオーダーしか承らない。
そこに目を付けた百貨店の外商である藤井はなんとか自分が勤務するデパートに彼女の服を並べたいと交渉をするが断られてしまう。
そのさまはまるで職人気質な頑固なじじいという感じだった。
結局藤井が進めようとしたプロジェクトは失敗に終わってしまうが仕立て屋としての彼女の美学に触発された彼は自ら希望して部署を異動する。
その後も市江の仕事場に顔を出す藤井はいろんな人が彼女や彼女の祖母の服を着て、中には子から孫へと服が引き継がれていくのを見る。
そういうなかで生まれたのがキレイでおしゃれな服を仕立ててもらってもなかなか着ていく場所のないなかでおしゃれをして夫婦や恋人で参加するパーティーなどの文化が出来ていった。
そのパーティーを見ることで彼女や彼女の祖母が作ったドレスを古臭いと思っていた若い世代にもその魅力が伝わるのだった。
なにかを極める人とその人物によってもたらされる縁がよく描けている作品だと思った。
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服と人
知人の店以外に服を卸さない仕立て屋の女性と彼女の服を自分のデパートで売りたいと思っている外商の男性を中心に描くお話の第一話。
丸福百貨店で外商をしている藤井は会社の会議である仕立て屋の服を自社で売り出せないか考えている事を伝え交渉している最中だった。
その仕立て屋の南市江は祖母から受け継いだお店を一人で切り盛りしていた。
先代のころからの付き合いの牧の店に卸す分以外は基本的にオーダー作品ばかり。
なので藤井の依頼も断っているのだが彼はあきらめない。
洋裁の腕前はピカイチなのだがそれ以外のことはあまり得意ではなかった。
ある日市江は顔なじみの女の子のゆきがある服を持ってやってきたので依頼を聞く。
それは市江がかつてゆきの母親のために作った服だったが彼女の体型に合うように作りなおしてほしいとのことだった。
市江はそれに大胆にハサミを入れてアレンジしていくのだった……。
偏屈な仕立て屋とその仕事っぷりを尊敬しつつももっと周りに知ってほしいと思っている外商。
自分の気持ちを伝えるのが苦手な二人の仕事に対しても相手に対しても尊敬している感じがとてもよかった。
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進展?
主人公の日生ほたるは恋というものに対していまいちピンとこない女子高生。
しかし大切な家族や友人に囲まれて満ち足りた日々を送っている彼女はそんな生活になんの不満もなかった。
そんなある日ほたるは学校で偏差値がすごく人気のあるイケメンである隣りのクラスの花野井くんに接点もないのにいきなり告白される。
最初は断るが花野井くんがほたるのために必死になるためお試しでクリスマスという期限付きで付き合うことになる。
優しくて頭が良くてめちゃくちゃ気が利くがどこかミステリアスな雰囲気を持つ花野井くんに対して次第に惹かれていくほたる。
ついに期限であるクリスマスを迎えるがそこで二人の関係は終わることなくお試しを継続していくことを決める。
その中で花野井くんに対して恋をしていることに気づいたほたるは同級生たちと彼の自宅で勉強会を行う。
しかし雪が思ったよりひどかったのか家族が迎えに来れない事態になってしまい彼の自宅に泊まることになるが……。
今回も前回同様とてもトキメキがつまったお話だった。
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付き合ってる?
自転車通勤のアラサーOLのパン子はある日自転車の調子が悪くなったときに修理をしてくれたヤンキー青年の高橋くんと接点を持つようになる。
引っ込み思案で流されやすく気が弱いパン子だったが次第に高橋くんに惹かれていく。
高橋くんもパン子に惹かれていていざ一線を越えようとするがしかし彼女は気持ちがあっても心が追い付いていないのか彼に心の準備ができるまで待っててほしいと言いそのなかで二人の交際はスタートするのだった。
おうちデートを重ねて軽いスキンシップをする二人だったが二人のことを知っている同僚の山本さんは三十代に入って輩が恋人というのは世間的にキツいとけなされる。
いつもだったら言われっぱなしのパン子だったがびくつきながらも山本さんに言い返すのだった。
そんななか人間関係のあたりがキツい会社でお互いを支えあってきた同僚のキミちゃんが妊娠しているということを飲み会でつげてきた。
子供のことを考えたら会社を辞めてしまうであろうキミちゃんに寂しさを覚えながらもそれを高橋くんに告げたことで少し心が軽くなるのだった……。
パン子のことや高橋くんのこと、そして周りの登場人物の掘り下げがあったことでより物語に対して入り込めた。
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体験談
川島時音は彼氏と一緒に過激なAVを観るが閲覧後彼氏はその内容を彼女にはしないよとと言ったことに少し引っかかりを覚えていた。
女性が過激な願望を持つのはいけないと思っていた彼女はある日同僚の男性と話の流れから下ネタ系のトークをするが……。
岡村麻衣子は友達のバイト先であるバーにちょくちょく通っていたがある日その店のオーナーと後輩の二人の男性に出会う。
夫とはもう何年もレス状態だった麻衣子は一通り飲んだ後タクシーに相乗りするがそのまま3人でホテルに行くことになり……。
青島結花はごくごく普通の主婦だがある秘密の恋をしていた。
きっかけは息子と公園で遊んでいた時に接点を持ったことだった。
その後立ち寄ったバーに電気屋をしているその男性がいたことがきっかけで一線を超えてしまうが頻繁にホテルに行くよりお得だという理由で彼は安アパートを借りてしまうが……。
笹原真紀はもともとショートヘアだったが彼氏の好みで髪を伸ばしていた。
しかし彼には他の女性がいるので不満がありつつもそれを受け入れていたある日終電を逃したため利用したネットカフェで混雑からペアシートしか使えないため金に困っていそうな大学生の青年と相部屋をするが……。
みんないろんな経験をしてるんだなあと何故か謎の感動をしてしまった。
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オムニバス
主人公の小春は十代なかばの女の子。
一緒に暮らしていた祖母が具合が悪くなったある日、ある二通の手紙を見つける。
思わず持ち出してしまった祖母あての手紙は外国から送られてきたものだった。
その数日後祖母は亡くなってしまう。
悲しみに明け暮れる小春はその手紙を手に内容を確かめていた。
一通は祖母あてだがもうひとつは祖母がある男性に宛てたもので内容はその人のもとにすべてを投げ捨ててでも飛んでいきたいが夫も子供もいるから無理だというものだった。
幼少期に祖母とした会話を思い出して複雑な気分になる小春。
手紙を捨てることも友達に内容を相談することをためらってしまうようなことなので八方ふさがりだった。
モヤモヤが最高潮に達した小春は祖母と行く約束をしていた九州に行くふりをして手紙の住所に書かれていた台湾に一人飛ぶことになるがそこで一人の少年に出会うが彼こそが手紙を書いた男性の孫だった……。
西先生の繊細な絵柄とドキドキするストーリーが今作もとてもよかった。
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サイドストーリー
アンドレ・グランディエはフランスの田舎町でのどかに暮らしていた8歳の少年。
しかし母親が亡くなり身内が周りにいなくなったためベルサイユの邸宅で働く祖母をたよってそこの旦那様が自分を引き取ってくれることになり故郷を離れることになった。
おさななじみのクリスティーヌと涙ながらに別れたアンドレのベルサイユ生活が始まろうとしている。
ジェローデル家のフローリアンは母親のアマーリアが年若い恋人との逢瀬を優先したいとのことで10年も親に会えないまま田舎の里親のもとに預けられていたがようやく家に戻ってこれた。
そんな彼は未来の王太子妃の護衛をジャルジェ家のオスカルという人物が務めるということを小耳にはさみ対抗心が芽生えてきたが……。
王妃マリー・アントワネットが断頭台の露と消えたことをベルサイユを脱出したフェルゼンは愕然とした気持ちで聞かされた。
その後彼はジャルジェ将軍から王妃が身に着けていた指輪を託されるがそれはかつて彼がアントワネットに贈ったものだった……。
名作ベルサイユのばらのサイドストーリー。
アンドレのことを想う女性やジェローデルがなぜオスカルにあんな執着していたかなど知れてよかった。
改めてこの作品が好きだと思える作品だった。
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スチェンカ
尾形やキロランケの裏切りによって撃たれてアシリパと引き離された杉元は第七師団によって命を助けられた。
鶴見中尉との取り引きによりアシリパを助けたのち金塊の場所のヒントを得たあと彼女を解放し金をもらうという条件の下一時的に手を組むことになった。
鶴見の部下の月島と鯉登、そして杉元に何かあったときのために谷垣が同行して一行はキロランケたちが向かったと思われる樺太へ向かうことになる。
しかしその荷物にまぎれてチカパシとリュウがついてきて大所帯になってしまう。
現地の和人にアシリパの写真を見せて聞き取りをした杉元はある場所へ向かうがその場所にいたのはアシリパとは違う樺太アイヌの女の子だった。
その女の子エノノカから話を聞くと最近アイヌの女の子が三人の男連れでやってきた、北へ向かうと言っていた事を聞いた。
エノノカの家の犬ぞりを使い北へ向かう杉元たち。
その途中の酒場で聞き込みをするが乱闘騒ぎになってしまう。
しかもエノノカの犬を奪われてしまった杉元たちは返してもらうためにスチェンカなるものに参加することになる。
アシリパと離れ離れになった杉元の怒りがすさまじいしなんか切ない。
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網走の死闘
ついに網走監獄に侵入した杉元とアシリパ一行。
土方と内通している看守の門倉の手引きによってのっぺらぼうの元に案内されるアシリパだったがその男はどう見ても父ウイルクではなかった。
しかし騒ぎになってしまったことで監獄全体が侵入者に気づいた上にアシリパたちがここへ来るだろうと予想していた第七師団までやってくる事態になってしまう。
その中で杉元と離れ離れになってしまうアシリパ。
しかしそれは土方の策で杉元と離れた状態でウイルクに会ってほしいと都丹庵士に案内される。
一方杉元と白石はこの騒ぎの中身動きが取れないでいた。
杉元は身体の柔らかさから自分より白石にアシリパを守るように頼み別行動になる。
三つ巴状態のなか土方と都丹が信じられないアシリパはその場を逃げることにする。
そのアシリパをキロランケが助けに入りやがて白石たちと合流したあとインカラマッの声で杉元とのっぺらぼうを目にするがその後ウイルクと杉元は何者かによって撃たれてしまう。
誰かどの勢力にいるのかもはやわからなくなってきたけど、やっぱり面白い。
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暗闇の死闘
釧路から北に30キロくらい離れたところにある塘路湖に来た杉元たちはフチの姉の息子のいるコタンで世話になる。
もうすぐぺカンペという食べ物の収穫の時期であるがここ最近に入ってから松明もつけずに暗い中を襲ってくる盗賊がいるらしく彼らの気が晴れない。
なんでも全員盲目らしく暗闇では歯が立たないかららしい。
その男たちに奇妙な入れ墨があることと白石の証言から硫黄山で苦役させられた囚人だとあたりをつける。
それを聞いた杉元たちはさらに北に60キロほど行った屈斜路湖に行くことに。
そこで和人が経営する温泉旅館に行き事情を聞くことにした。
しかし事情を聞いたあと昼間に奇襲をかけるはずでいた杉元たちは夜闇にまぎれた盗賊に逆に襲われることになる。
しかも男たちは全員温泉に入っていため全裸で戦うことになる。
暗い中で全裸、目が暗さに慣れない杉元たちと暗さなど関係なく動ける盗賊たち。
夜明けになるにつれて形勢逆転していくさまと旅館の中に入ったあとにまたひっくり返るのがおもしろかった。
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振り切った作品
湿原で動物が無惨に殺されているのを発見した杉元たちは何かしらの理由で動物に酷いことをしている人物がこのあたりに潜んでいることを知る。
そして谷垣がその犯人だと疑われているため真犯人を探す事にしたのだった。
尾形を谷垣が殺されないための監視役としてアイヌの人たちの元にいるように指示した杉元はアシリパと途中で合流した二瓶の猟犬リュウとともに捜索を開始した。
そして尾形は時間が経てば経つほど谷垣に対する疑いが深くなることを懸念して彼を連れて脱出。
その頃姉畑はヒグマのフンを身体中に塗りたくりヒグマを引きつけることに成功。
その後振り落とされそうになりながらも交尾を成功させるのだった。
そして力尽きた姉畑の皮を手に入れるのだった。
谷垣に対する誤解も解けたので神の出発という儀式が行われるのだった。
人としてやってはいけない道ながらも突き進んだ姉畑に対して男性陣がなんとなく尊敬の念を持っている感じがするのがシュールだった。
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姉畑登場
第七師団から逃れてきた杉元、アシリパ、白石、尾形の4人は飛行船を使って逃走。
途中で徒歩に切り替えたが追手に見つかってしまい振り切るために大雪山に逃げることにする。
しかし風が強くなったり天候が悪化してきたりとこのままだと命に危険が及ぶため鹿を何頭か撃ちその身体の中に入って寒さをやり過ごすことに。
同じ鹿の中に入った杉元はアシリパに鈴川が死んだことを聞かれるが気持ちを切り替えないとやっていけない杉元はまだ心が戦場から帰ってこれない。
そんな杉元が好物の干し柿を食べたら元に戻るのかもな、と彼女はいうのだった。
一晩やり過ごした杉元たちはそのまま網走にいくと第七師団から行動がよまれそうなので十勝方面に出てから釧路を経由することに決める。
鈴川から釧路に逃走した網走の囚人がいるという情報を杉元がつかんだため刺青人皮を手に入れるためだった。
旅の途中でタンチョウヅルを獲った一行は調理するもあんまりおいしくない。
アシリパは杉元が北海道の珍味を食べ尽くしたいと思っていたからあんまり普段は食べない鶴を獲ることを止めなかったのだった。
そして杉元が何故金塊争奪戦に参加しているか聞いたアシリパは亡くなった親友の嫁さんが目を悪くしたためその治療費が必要だからと初めて知る。
しかしそこで尾形が前の会話の流れで杉元が言っていた惚れた女のためとは、未亡人のことかと指摘する。
それをなかなか否定しない杉元のところにチカパシとインカラマッが来るが一緒に来ていた谷垣が大変な目に合っているのだった。
なんでも動物を惨殺する輩が近辺に現れて谷垣がそうだと疑われているらしいが……。
一番ヤバい男姉畑が登場。
インパクトが本当にすごい。
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詐欺師と白石
金塊争奪戦に初期から参加していた白石だったが別に大義もなにもあったわけではない。
しかしいろいろコトが大きくなってきたことや自分の脱獄の腕を見込まれてやらされることが多くなったこと、そしてなによりも杉元と土方のあいだで二重スパイ状態になってしまっている今それが杉元にばれた場合今までの交流?から感情を切り替えて自分を簡単に殺すことができるだろうと思った白石は争奪戦から降りようと土方の元を脱出するがうろついていた大量の兵士たちに見つかってしまう。
一方杉元たちはあるコタンにいたアイヌを装った和人たちの中に探していた贋作師の熊岸長庵を見つける。
他の囚人たちとともに脱獄させられた熊岸はそこで偽札を作らされているのだった。
そこで本物を凌駕しようという執念が贋作師の作品の中に表れることがあるのでそれを見つけるといいという事を言い残して彼は死んでしまった。
脱走してきた囚人の詐欺師、鈴川を殺そうとせずあることに使うのだった……。
こういう風にアイヌのふりをして村を乗っ取る人達が昔たくさんいたという事をこの作品で知ったがこういうこともアイヌが少数民族として危機的な状況に陥った一因なのだろうなぁと思うと過去のどうしようもないこととはいえやりきれない。
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贋作師の元へ
夕張の江渡貝のもとに行った鶴見はそこで刺青人皮の贋作を作るための真偽の見分け方を鉄と皮をなめすときに使用するタンニンが反応して黒くなることを利用してこの金塊争奪戦に混乱を招こうとしているのだった。
一方炭鉱の中で死にかけた杉元は牛山と尾形に助けられてある人物に出会う。
その男はかつて新選組の副長として幕末の世を駆け抜けた土方歳三だった。
そこで彼らの真意がわかってきた杉元は一触即発の事態になるが長倉新八の一言によってなんとか最悪の危機を脱することができ食事をすることになる。
杉元や土方も鶴見側のもくろみが偽物を作って金塊騒動に混乱をもたらそうとしているのはわかるのでその判別方法を見つけなくてはと思案していると家永からそれが出来そうな人物に心当たりがあるという。
それは現在月形樺戸監獄に収容されている贋札犯の熊岸長庵という男だった。
偽札づくりに精通していた彼は美術に対する知識もすごく贋作の絵を描くということもしていたため判別方法がわかるかもしれないと家永はいうのだったが現在彼は収監されているため簡単には近づけない。
そこである方法を思いつくのだった……。
偽物が出回るだけで混乱が起きてしまうので話の作り方がすごいなぁと思った。
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夕張へ
杉元一行がヒグマと壮絶な死闘を繰り広げているあいだに、土方歳三のもとには牛山辰馬と家永、書き写した白石、辺見和雄と尾形が茨戸で手に入れた6枚分の刺青人皮がある。
しかし尾形はこの状況から独立して蝦夷共和国を立ち上げるには無理があるという。
鶴見中尉も土方ものっぺらぼうがアイヌに成りすましたロシアのパルチザンで極東ロシアの独立戦争のための資金源としてアイヌの長老たちが守ってきた金塊に手をつけようとしたのではないかと推察しているのだった。
一方あたりにはびこるヒグマを退治した杉元たちはそこで人の皮から作られた本を発見。
それは夕張にいる男が作ったらしい情報を得た彼らは夕張へ向かうのだった。
しかしそこには一足先に情報を得た鶴見中尉率いる第七師団が来ていたのだった……。
こういう猟奇的な人が次々出てくるのがこの作品の魅力のひとつだが江渡貝は前半のトップクラスのキャラだなぁと個人的に思った。
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謎の女登場
札幌で有り金を全部競馬に使ってしまったせいでしばらく苫小牧に滞在することになった一行。
そこはフチの弟の一人がいる所だったが最近ある女があれこれ言うせいで村人みんなが不安がっているらしい。
その女はインカラマッという妙齢のアイヌの女で占いが得意でよく過去や未来を見ているという。
インカラマッによってアシリパたちがなそうとしていることを不吉な兆候が出ているからやめたほうがいいという結果が出るが自分は新しいアイヌの女だから占いは信じないとつっぱねる。
しかしアシリパが父親を捜しているということをあくまで当てずっぽうと言いながらも当てる彼女に気味悪さを覚えるアシリパ。
しかし白石は彼女のその能力を使って競馬で大当てをしようとインカラマッをともなって苫小牧競馬場に行く。
占いによって次々に金を得ていく白石。
一方白石を探しに来た杉元達だったが競馬に出るはずの騎手が逃げたためなぜかキロランケが代理で出場することになってしまい……。
インカラマッが登場したことでどんどん事態が複雑になっていく。
続きが楽しみ。
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名エピソード登場
アシリパの知り合いであるキロランケによってこの一連の金塊騒動の元凶といってもいいのっぺらぼうが自分の父親ウイルクであると聞かされたアシリパ。
杉元が金塊を手に入れるための案内人として存在していた彼女が一気に金塊をめぐる一員の中心になってしまう。
それが事実ならウイルクはかんりむごたらしい事を周りに対してし続けていることになるがなぜそうしたか知りたいアシリパは真偽を確かめるために網走監獄にのっぺらぼうに会いに行く決意をする。
そのためには網走監獄にいたこともあり脱獄王の異名を持つ白石の協力なしでは成し遂げられないこれを実行するためにキロランケとともにコタンを発つことにした一行。
そして札幌についた一行はあるホテルに泊まるのだったがそれはある殺人犯がのっとった悪夢のような場所だった……。
いろいろ謎が渦巻いていくなかにときに残酷にときにユーモラスに話が続いていくのが良かった。
特に殺人ホテル編は最初から最後までオマージュ元の一つであるドリフ感がとてもよかった。
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海へ
山中で何本も包丁を刺されむごたらしく殺された男を発見した杉元とアシリパ。
一方街にいる土方一派もその情報をつかんでいるうえにだいたいの犯人の目星をつけていた。
網走監獄にいた囚人の辺見和雄がやったらしいという情報を白石がつかんだが牛山に見つかり命を助けてもらうかわりに二重スパイとして動くはめになる。
その後つかんだ情報をわざと流した白石によって海辺に来た一行。
そこでアシリパの叔父を手伝っていると海に落ちた男を助ける杉元。
しかしその男こそ辺見だった。
杉元のやさしさににじむ人殺しの気配を敏感に察知し、この人に殺されたいと思った辺見はわざと杉元を危険な目に合わせようと画策する。
アシリパがトイレで見つけた死体によってこの近くに人殺しがいると気づき杉元に知らせようとするがそれを察知した辺見により入れ違いになってしまう。
殺されるために杉元を殺そうとする辺見はシャチに海にさらわれて殺されてしまうのだった。
どんどん想像を絶するようなキャラが出てくるようになったなぁと思った巻だった。
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最後のオオカミ
二瓶鉄造とマタギとしての本能からエゾオオカミの毛皮を狙う谷垣。
軍人として一度は脱走兵である二瓶をとらえようとしたが結局マタギとして生きることを決意したのだった。
一方、町でかつて網走監獄で二瓶と一緒だった白石によって金塊のありかの描かれた刺青が彼にもあり、最近この辺りをうろついているという情報をキャッチした杉元とアシリパは二人を迎え撃つ。
アシリパを人質にされいったんは縛られ木に括り付けられる二人だが脱獄王白石によって縄をほどき逃走。
捕らわれたアシリパは谷垣に抱えられて移動させられるが鹿垣という動物を捕らえるための罠に谷垣がかかってしまう。
矢に毒が塗ってあったためその部分の肉を切除するアシリパだったが今度は二瓶にとらわれてエゾオオカミを引き寄せるための人質にされてしまうのだった。
二瓶鉄造という傑出した猟師との対決。
谷垣の迷いや本土からやってきた人間によって絶滅させられたエゾオオカミなど考えさせられるエピソードの多い話だった。
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おいしそう
ある研究所の秘書課で働いている男性、岸田君と研究員のマイペースな女子、十和博士のランチをテーマにごはんと二人の仲を描くグルメ漫画の第一巻。
秘書課勤めの岸田君は水曜日に「魔法使い」の部屋に行くのが最近の仕事である。
スーパーで食材を買って訪ねた先は研究所の十和博士の元だった。
彼女の仕事が次世代のVRに関する研究をすることだが研究に没頭しすぎるあまり食をおろそかにすることもしばしばであったため、社長じきじきの命令で岸田が彼女の健康面のサポートのため食事係に任命したのだった。
それだけ彼女は期待されているので個人で使える研究室をあてがわれている。
そんな十和のために岸田は甘いものもしょっぱいものも味わえるパンケーキランチを作ったり、仕事に没頭している彼女が自然と食に向かうためにたこ焼きを作ったり、仕事とはいえとてもかいがいしい。
そして岸田の作ったランチを十和の研究作であるVRによって研究所にいながらさまざまな場所やシチュエーションでランチを楽しむ二人だった。
出てくるごはんがみんなおいしそうだし材料をそろえれば自分でもできそうと思えるものばかりなので自炊に対するモチベーションが上がりそうな作品だった。
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新生活
両親を交通事故で亡くした田汲朝は母親の妹である高代槙生に引き取られた。
そんな彼女は今日から高校生になる。
槙生から日記をつけたらいいと言われつけているが見られるのは一向にかまわないのかわかりやすい場所に置いてあったりページを開けっ放しにする朝に対して槙生は微妙な感じ。
そんな槙生に入学式は来なくてもいいと告げて朝は登校した。
中学の卒業式でいざこざがあり仲たがいしかけた楢えみりともすっかり仲直りした朝だったがその原因であるえみりの母親はおばである槙生にあやまりたいのか彼女はどこにいるのか聞いてくる。
それに対し彼女は親ではないので入学式には来ないと告げる朝に対して事情があったとしても来ないのはおかしいと言うのだった。
それにひっかかりがありながらも入学式で友達ができた朝は会話の流れで親が事故で死んで小説家のおばと同居しているというが周りの反応は思ったのと違って普通に会話が流れてしまったのだった……。
こういう反応が欲しくて言ったことが想像と違ったリアクションしかされなかったときのあの微妙な空気を思い出してしまった。
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読み応えある
両親を交通事故で失った15歳の少女、田汲朝は母親の妹である高代槙生に引き取られることになった。
といっても養子に入るとかではなく成人するまで家にいていいというものだった。
人と接することに恐怖を感じない朝と違って人との付き合いが苦手な上に朝の母親との確執があるらしい槙生との生活は驚きがあるが少しずつ慣れていった。
そんな中槙生は朝に荷物整理のために家に行こうといい事故の前に出たっきりの自宅に久しぶりに帰ってきた。
分担しながらいるものいらないものを仕分けしながら整理する二人。
朝はいまだに母親の話を現在形で話すが槙生はずっと過去形だった。
いざこざがあった昔の時点でそうしたらしい。
片付けが終わった朝は翌日卒業式のために槙生の自宅から制服を着て学校に向かった。
しかしそこである事態が起こるのだった……。
家の片付けって本当に時間がかかって家族の手だけでやると数週間かけていろいろ整理することがあるので業者を挟むのがベストだと思う。
しかし知り合いに親が亡くなったことを知られてしまうと場合によっては本当にやりきれないので共感できた。
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靴選び
買い物をした帰りのひろしとしんのすけはお腹をすかしていた。
みさえはひまわりを連れて友達の所に行ったため外で食べてから帰ることにした二人。
しかし財布にそんなにお金が入っていないため高い所には入れないためにおいが気になっていたお好み焼き屋に決めて入店。
かわいらしいお顔の看板娘のいる店でときめく二人だがこの娘がなかなかのくせもので……。
ひまわりを連れて買い物に行った帰りのみさえは前を歩くしんのすけに気づくが歩き方がおかしい。
どうやら靴が破けてしまったらしいので新しいものを買いに行くことにした。
店に入るなりアクション仮面の靴を見つけたしんのすけはそれを欲しがるが値段がなかなかのものだった。
子供の靴はすぐサイズアウトしてしまうしどうにかして安いものに誘導させたいみさえだったが結局手ごろなお値段のものにしんのすけが気に入る色がなくアクション仮面の靴を買う結果になってしまう。
しかし翌日には靴擦れをしていまい……。
子供の服や靴を選ぶって大変だろうなぁと世の親御さんたちを思ってしまった。
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チャレンジメニュー
休日を利用してドライブに行っていた野原家は帰りに渋滞にはまりまったく動かない状態になってしまった。
そういうときに限ってしんのすけはトイレに行きたくなってしまう。
我慢してくれとひろしは言うが実はみさえも三日ぶりのお通じが来てしまいやむなくラーメン屋に入ることになる。
トイレを済ませたことによりそのまま出て行くのも何だし次はいつごはんを食べられるかわからないのでここで食事を済ませることにする。
しかしドライブ前にしんのすけがみさえの財布におもちゃのお金を入れていたことにより想定よりも手持ちが少ないという事態に陥った野原家は30分以内に食べ切れば無料になるウルトラスーパージャンボラーメンにチャレンジすることになる。
みさえは次の日に控えたクラス会のために何を着ていくか思案中。
買ったばかりの高かった服を着ていく事に決めたみさえはそれをアイロンにかけるために出すが電話がかかってきてしまう。
目を離した隙にしんのすけがその服にアイスをこぼしてしまい……。
ドライブ中に見かけるこういう店に最近入ってないため読みながら懐かしくなった。
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しんのすけと友達
休日を利用してボウリングにやってきた野原一家。
何年ぶりかなぁと懐かしい気分にひたるひろしをまねするしんのすけだったが彼はボウリング自体初めてだった。
ボウリングのボールに紛れて尻を出したりしているしんのすけだったがひろしにお手本を見せてもらってもなかなかうまくいかない。
ついにはボールではなく自分がレーンに入ってしまうのだった……。
マサオくんが公園でゲームをしているといじわるそうな小学生が二人やってきて彼からゲームをおどし取った。
しんのすけと風間君はそんなマサオくんのためにゲームを取り換えすことにしたのだが……。
風邪をひいてしまったしんのすけは幼稚園っを休むことになった。
風邪薬がないためしんのすけを家において薬を買いに行くみさえだったが……。
しんのすけが食べようと思っていたプリンをみさえが食べてしまった。
怒るしんのすけだが自分がしたいたずらで逆に叱られてしまう。
そこでしんのすけは家出を決意するが……。
あいかわらずおもしろい一家だな。
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地獄のセールスレディ
春日部の閑静な住宅街に地獄のセールスレディこと売間久里代が戻ってきた。
目的は前回敗れたしんのすけの親に学習ブックと教育ビデオを売りまくることだった。
まずは肩慣らしとしてねねちゃんの家にセールスに行く。
ねねちゃんママに怒涛の営業トークをかまして契約書に判を押させるだけだったその時そこにしんのすけが現れた。
果たして彼女はセールスを今度こそ完遂できるのか……。
休日を利用して美術館にやってきた野原一家。
しかしそこをレストランだと勘違いしているしんのすけはどういう趣旨で来たのかわからない。
しかし純粋に芸術に触れに来たのではなく設立30周年を記念して入場料が無料な上に先着でティッシュ五箱がもらえるためにみさえが来たがっていたのだった。
かくして美術鑑賞を始める野原家だったがひろしもしんのすけもあまり見る気がないのか騒ぎになってしまう……。
売間久里代が好きなのでまた出てきてよかった。
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親の苦労
外の掃除をしていたみさえは髪も服装もだらしない高校生を見かける。
親の顔が見てみたいと心の中で思っていると高校生たちも同じような事を言っていた。
視線をそちらへやるとズボンを脱いですっぽんぽんになったしんのすけがいたのだった。
なぜそんな格好をしているのか聞くとズボンのまたの辺りがやぶけてしまったためはずかしかったから脱いだらしいという。
本人の羞恥心の基準がよくわからないみさえだったがズボンを繕うことにしたが……。
仕事から疲れて帰ってきたひろしを迎えたのはみさえがしんのすけを叱る大声だった。
げんなりしながらもみさえを落ち着かせてしんのすけに訳を聞くとひろしの晩酌のからあげを運んでいる最中にテレビに気を取られてしまい床に食べ物を落としてしまったらしい。
その後仕事でミスをしたことを悩んでいるうちにサラリーマンに向いていないかもと辞表を書いたひろしだったが叱られても叱られてもめげないしんのすけを見て辞表をやぶくのだった。
嵐を呼ぶ5歳児だけあっていろいろ大変だが時には誰かの救いになることもあるんだなぁと思った。