さんのレビュー一覧
レビュアー
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天才たちの魔窟
小説家の男性が東京藝大に通う妻の不可思議さから藝大生に興味を持ち取材をすることになるエッセイ漫画。
家賃6万のアパートに暮らす小説家の男性と藝大の彫刻科に通う彼の妻。
妻の創作活動に執筆の手が止まることもある。
彫刻を作ったり、自分の全身から型を取り像を作ったりしている。
そんな妻を見ているうちに取材をしてみたいという気持ちになり妻について行くことに。
藝大の上野キャンパスは音校こと音楽学校と美校こと美術学校に分かれている。
音校は基本的におしゃれで姿勢のいい人たちが多いのに対して美校はおしゃれ系から無頓着、個性系などいろいろいる。
特に美校は上野動物園と隣接している部分があ -
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それぞれの家庭環境
自分に対する自信のなさから普通でいることに固執し自分の意思がないように見えるOLとそういったものに縁遠く興味がなさそうな先輩OLがお互いを知りひかれあっていくさまを描いたお話の第三話。
前話で自分が周りから外れていると認識されることに対する不安から佐藤さんを傷つける事を言ってしまったひな子。
その後佐藤さんとは仕事以外での会話が無くなってしまう。
その落ち込んだ気持ちに追い打ちをかけるように母親から電話がかかってくる。
子供のころから口うるさい母親に辟易していたひな子は適当に話して会話を終わらせる。
一方妹と二人暮らしの佐藤さんは妹から最近の様子のおかしさからその相手である宇野さ -
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独りという抑圧
自分に対する自信のなさから普通に固執するOLとそれとは縁遠そうな先輩OLがお互いを知り惹かれあっていくお話の第二話。
これまではなかば脅迫的に『普通』になろうとしてファッション誌を教科書のようになぞって自分を作ってきたひな子。
しかし佐藤さんとの会話で少し肩の力を抜いて生活することができるようになった。
しかし佐藤さんの意外な一面を知っているのは基本ひな子だけなので他の同僚からはおっかないお局のような扱いを影でされている。
そう思われている要因の一つに男の影がまったく見えない事があるらしい。
自分もこのまま男を作らずにいたらいずれそう思われるかもと少し不安になる。
その後も佐藤 -
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普通の幸せとは
ファッション誌に載っているような『普通』を目指している女性とその先輩でそういうことに興味がなさそうな女性が惹かれあっていくお話の第一話
主人公のひな子はファッションもメイクも気を抜かずに男性とのお付き合いを目指すOL。
ファッション誌を教科書にして頑張っているものの自分に合わない事や合わない人に無理して自分を合わせている感じがする。
そしてそれをランチ女子会で同僚に言うがそもそも安月給の身でランチ続きはきついと思っていた。
そんな彼女が少し気になっているのは5歳年上の佐藤さん。
浮ついた話をしないし仕事ができる彼女からしたら仕事もできないで恋の話ばかりしている自分はしょーもない人 -
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子供が寝た後
「とんがり帽子のアトリエ」のキーフリーとオルーギオがメインのスピンオフ。
昼間は元気いっぱいのココたち魔法使い見習いも夜は寝て静か。
そんなアトリエにこれから大人の酒とグルメの時間がやってくる。
いつも子供たちに合わせた味のご飯を作っているキーフリーもこの時ばかりは自分の好きな味を作る。
殻芋を焼いている間にベーコン、角キノコを炒める。
そして殻芋の中身を取り出してミルクやバターを加えつつ塩コショウで味を調えたらホワイトソースもどきを作りそれにベーコンとキノコを加えて魔法で冷やし、成形しパン粉につけて油で揚げる。
それにトマトソースなどをかけて完成。
そして完成するころに仕事 -
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夏休み
妻を失ったシングルファザーの高校教師とその教え子で料理関係の仕事が忙しい母との団らんの時間が取れない女子高生が一緒にごはんを作るおはなしの第三巻。
期末テストを控え会うのをいったんやめる二人。
テスト製作や雑事などが増えて夜更かしすることも。
夜食に作っておいた茶碗蒸しを食べているとたまたま起きたつむぎに目撃されてしまう。
ずるいとグズられそれからというものの忙しく仕事をしているときに限ってちゃんと寝てくれないということが増える。
こっそり小鳥に相談するとパン粥というメニューを提案される。
夏休みになり幼稚園のお泊り会でカレーを作った。
そのときにつむぎはうちのカレーには -
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嫌いなもの思い出の味
妻を失ったシングルファザーの男性が、彼の教え子の女子生徒と一緒に料理を作りながら娘のために頑張るお話の第二巻。
同僚や地元の母親からたくさんの野菜をおすそわけしてもらった犬塚。
しかしその中にはつむぎが苦手な野菜も多くある。
食べてもらおうと肉詰めとして出すが泣き出してしまう。
それを小鳥に言ったところ子供の敏感な舌が苦味を察知してしまうからじゃないかと言った。
そこから小鳥はつむぎに食べてもらうためのメニューとしてグラタンを提案する。
幼稚園の参観日でつむぎが工作でイカを作っていた。
そこでほかの子のバッグが定期的にお母さんたちによって新しく作られていることに気づく犬塚 -
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誰かと作って食べる
妻を失ったシングルファザーと外の仕事が忙しい母との時間が作れない女子高生が一緒にごはんを作って食べるお話の第一巻。
主人公は犬塚先生。
高校のあるクラスの副担任をしている。
半年前に妻を失い、娘のつむぎのワンオペ子育てを頑張っている。
しかし仕事が忙しく洗濯はたまりがち、自炊は娘の見たことのない顔を引き出してしまうくらいまずく、彼女のお弁当は冷凍食品がメイン。
ちゃんとしなければと思いつつもできないでいた。
ある日犬塚は娘とお花見に行く。
みんなピクニックシートを広げて楽しんでいる中で一人で泣きながら重箱のごはんを食べる少女に出会ったのだった…。
彼女は実は犬塚が副担任 -
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レンタルからの恋
レンタルおにいちゃんをしている男子大学生と甘え下手なヤンキー高校生がサービス利用によって出会い、お互いにひかれあっていくボーイズラブ。
男子大学生の新はレンタルおにいちゃんのバイトをしている明るい青年。
そのかいあってか順調に指名が入る。
友人にどっちかというと弟属性だろ、とツっこまれながら次の依頼のため指定場所に行くと、バイクから降りてきた潤太という名のいかついヤンキー高校生だった。
一瞬何かの間違いかと思ったが潤太は頭をなでてほしいという依頼をする。
女の人だと怖がられる可能性が高かったので新を指名したという。
弟や妹みたいに人に甘えてみたかったらしい。
そんな潤太に依頼 -
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甘えたい気持ち
レンタルおにいちゃんをしている男子大学生とそのサービスを利用する男子高校生の恋愛を描いた第一話。
主人公の新は人の好さから好かれやすい性格をしている大学生。
そんな自分を利用してレンタルおにいちゃんのバイトをしている。
そんな新に対して友人の千明はまだそんな怪しいバイトをしてのかと呆れているし、どっちかというと新の性格は兄より弟キャラだろうという指摘をする。
そんな新の次の依頼は潤太という男性からだった。
始めるときに特に性別は指定していなかったものの、男性からの依頼は珍しい。
どんな人か、かわいい系かなぁと想像を膨らませていると一台のバイクが近くに停まった。
ヘルメットをし -
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心と体の性別
女性の体に生まれたが自分の性別に違和感を感じる高校生が心の性別や自分のやりたい事を模索していく作品の第一巻。
主人公の凌は女の体に生まれたが性自認は男という性同一性障害の高校生。
しかしそんなこと周りにいえるはずもなく女子の制服ではなくジャージを着ているボーイッシュな女の子として生活していた。
しかしふとした瞬間に言動や言葉遣いが男になっていしまうのでいつ自分のことがばれてしまうかヒヤヒヤしていた。
そんな中ある日クラスに一人の転校生がやってくる。
彼は本来ならひとつ上の学年のはずだが留年して凌と同じ学年になった佐藤という体格のいい男子だった。
見るからに男という佐藤にこいつは -
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本気の実力
仏像彫りをしている正反対の青年二人がお互いの実力や成長に感化されながら突き進んでいくお話の第二話。
前話ではこの世界に誘ってくれた零雄に対して無我は遠慮をしている。
本気でこの世界に入りたいならそれを捨てて全力で彫れと師匠に言われる無我。
そこから賞の出る作品展が8月にあるのでそこに作品を出せと言われる二人。
あまり乗り気じゃない零雄だったが師匠でもある父親から一番いい賞を獲ったら好きなものを買ってやると言われ俄然やる気になる。
バンドの為に新しいベースを買ってもらおうとやる気を出し、いつもの様に仏像彫りを進める。
そんな零雄に対して本気を出そうとしていることに怖気出しそうな無 -
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仏像を彫る
仏像を彫るという事をしている二人の青年の苦悩と成長、そして友情の物語の第一巻。
主人公は仏像を彫ることに心血を注いでいる青年の無我(むが)。
そして無我を仏像彫りの世界に誘った幼馴染の零雄(れお)。
明るくて常に周りに人のいる零雄と違って寡黙で人付き合いが苦手だが正義感に溢れすぎているせいでちょっと困ったやつ認定されている無我。
正反対の二人は仏像を彫ることで繋がっていた。
しかし零雄は思春期らしくバンドに熱中して仏像彫りから遠ざかりつつあった。
自分をこの世界に連れてきた零雄の態度に無我はショックを受けるがその苛立ちや苦しみを仏像彫りにぶつけていく。
それを師匠はあまりよく -
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障害を持って生きる
脳性まひがありながらバイオリニストを目指す少年の成長と葛藤の日々を描いた作品の第一巻。
主人公は式町水晶(しきまちみずき)という小学生の少年。
脳性まひを患いながらもバイオリニストを目指す明るい少年だ。
普段は車いすを使っているがそれなりに腕は動かせるしゆっくりだが歩くこともできる。
普段は
特別支援学級に通っている。
水晶には特に仲のいい友達がいる。
彼の名はなっちゃんこと奈月(なつき)といって水晶のひとつ上の少年で耳が聞こえず、定期的な透析が必要な体を持つ。
そんな彼は踊るのが大好きで教室でもよくダンスをしていた。
そんなときにたまたま出会ったジャズやポップスクラシッ -
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魔法使いを目指して
ある事情から魔法使いの見習いになった女の子の成長と冒険の日々を描いたファンタジー漫画の第一巻。
主人公はココという名の女の子。
お母さんが仕立て屋を営んでいてその手伝いをしている。
ココたちのいる世界には魔法使いといわれる存在がいて暮らしのいろいろなことが彼らの使う魔法によって便利になっている。
しかし魔法は才能のある人にしか使えないといわれ魔法使いになれるのは一握りの人たちだけだった。
そんな中普通の子であるココも無理だと思いつつ魔法使いになりたい願望をあきらめることができずにいたのだった。
ある日ココは母のもとに布が欲しいと来ていた魔法使いのキーフリーが魔法をかける瞬間を見 -
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青春
高校生たちが主人公の青春群像劇の第一巻。
主人公は男子高校生の青木。
隣の席の女子生徒の橋元のことが好きなごく普通の男子だ。
ある日青木は消しゴムを忘れてしまった。
よくつるむ相多に貸してと頼むも断られてしまう。
そんな青木に橋元が消しゴムを貸してくれた。
たまたまケースをとってしまいそこに書いてある「イダくん」という文字を見てしまう。
そこから橋元の好きな相手が同じクラスの男子の井田だと気づいてしまう。
しかもその消しゴムを井田に拾われ井田本人は青木が自分のことが好きだという勘違いをしてしまう。
なんとか誤解を解こうとするがそうすると橋元さんが井田のことが好きだというこ -
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もしかしたらの世界
感染症によってマスクが着用が常識から文化に定着した世の中でのある高校生たちの恋を描いた作品。
主人公の少年、秦はマスクをすることが常識的な世界で生活していた。
親がもっと若かったころに猛威を振るった感染症によりマスクをする生活が続きその後の文化として口元を覆い隠すことが常識となったのである。
当然AVなども口元が覆い隠されており、薄い布地の先にうっすらと見える口元も興奮の材料となっているらしい。
ある日秦は同じクラスの女子生徒、夏木の口元をたまたま見てしまう。
その光景が頭から離れない彼は部活にも身が入らない。
そして夏木に声を掛けられる。
彼女もまた自分の口元を見られたこと -
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今らしい作品
感染症によってマスクが手放せない世の中になったなかでのある男女の恋の始まりを描いた作品の第一話。
物語は現代より少し先の世界、感染症によってマスクが義務付けられて、その後感染症が収束した後もマスクをする文化が継続。
いつしか口元はマスクによって覆い隠されることが世界の常識、というより文化となっていた。
というより口元は局部と同じように覆い隠していて当然という部位になっていた。
主人公は秦という男子高校生。
ドローンレース部に所属している。
ある日秦は同じクラスの女子生徒、夏木が水道の蛇口から水を飲んでいるのを目撃してしまう。
もちろん口元はマスクで覆っていない。
映像越 -
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いざ本番
中学時代の部活に人間関係のトラウマを抱え吹奏楽部のない高校を選んだトロンボーン吹きの女の子と彼女をインストバンドに誘った高校の先輩が惹かれあっていく様を描いたお話の第5話。
前話では本番まで1週間を切ったなかで、ドラム担当の響生が手にけがを抱えている事を隠したまま練習していることに気づいた湊。
ドラムなしでいくことを説得するなかで彼女の音楽に対する原動力を知る。
そして他のメンバーにケガを打ち明けさせる決断を彼女にさせることができた。
他のメンバーに打ち明けた結果響生は出るものの、悪化させないために何かしらの対策を立てようということになる。
しかし中途半端な演奏はしたくないと -
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ケガ
中学時代の吹奏楽部で人間関係のトラウマを抱えてしまったトロンボーン吹きの女の子と彼女をインストのバンドに誘った高校の先輩がお互いを理解しつつ近づいていくお話の第四話。
祭りの音楽ステージまで1週間を切ったある日、いつものようにメンバーで集まって練習を続けるが響生の音がいつもと違うことに湊は気づく。
他のメンバーは気づいていないし響生自身も何事もなかったかのように振る舞っているため思い過ごしかと思ったが、湊は今日の合奏はやめておくべきだと言う。
それに対して響生も特段反対しなかったためそのまま解散。
帰ろうとする響生に対して湊はもしかしてケガをしていないかと聞く。
それに対して響生も実 -
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初めての家出
吹奏楽部での人間関係のいざこざでトラウマを抱えた女の子が高校でドラムをやる先輩に誘われてバンドを始めるGLの第三話。
祭の音楽ステージまで半月を切ったある日、練習時間が足りないと嘆く部員たちは放課後以外もやった方がいいと結論を出す。
結果夜9時以降に家を抜け出して予約したスタジオで練習することにしたのだった。
しかし湊にとって親に内緒で夜に家を出る事、しかも誰かと一緒にというのが初めてなのでドキドキしている。
しかし音楽室とは違った本格的なスタジオでメンバーの音を聞いた湊はメンバーと一緒にテンションが上がってくるのを感じていた。
そして練習後はファミレスに行くことに。
学校の人 -
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音楽ステージに向けて
猫背でぼっちなトロンボーン吹きの女の子が高校でドラムをやる先輩に誘われてバンドを始めたことによっておこるほのかなラブストーリーの第二話。
前話で響生とセッションして音の気持ち良さ以外の何かに気づいた湊はその場を逃げ出してしまう。
その後湊が学校に行こうとすると響生が家の前に来ていた。
気まずそうにする湊と反対に響生は前のことをまったく気にしていない様子で湊の母親と話が弾んだことなどを話していた。
そして響生は湊にだまっていたことがあった。
それは公園でやるお祭りの音楽ステージにバンドがエントリーをしていたことだった。
作った楽譜もトロンボーンの編成入りだということを言われると湊は断 -
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二人の出会い
猫背で友達のいないトロンボーン吹きの女の子がドラムをやる先輩に出会いバンドに誘われ惹かれていくお話の第一話。
主人公の湊は小学生の頃からトロンボーンを市民バンドで吹いていたかいあって、中学の吹奏楽部で1年生ながらバンドメンバーに選出。
しかし選ばれなかった先輩が泣いていたこと、それに対して1年に対する風当たりが強くなってしまうかもという不安から選ばれた湊に対して空気読まないヤツというレッテルを同級生が貼ったことをきっかけに部内で孤立してしまう。
そういう経験から高校は吹奏楽部のない所を選び、人間関係の軋轢が少なそうなコンクールバンドに入ったが学校でバンドを組みドラムをやっている響生の目に -
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正反対のふたり
中学生の時に吹奏楽部で人間関係のトラウマのある主人公が進学した高校でドラムをやる先輩にバンドに誘われるGLの第一巻。
主人公の浅野湊(あさのみなと)は猫背で人付き合いの苦手な高校1年生。
進学した高校でも友達ができず一人ベンチで昼食をとっていた時に楽器の音が校舎から聞こえてきた。
吹奏楽部のない学校のはずなのに…と思っていると湊を見つめる一人の女子生徒がいた。
彼女の視線に気おされて逃げるが放課後に再会。
彼女は2年の須川響生(すがわひびき)で、この学校でバンドに所属していてドラムを担当している。
その響生は楽器のケースを背負っていた湊を見かけたことがあって彼女を自分のバンドの -
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小学生の恋模様
NHKでアニメ化した小学生の恋模様と日常を描いた作品の第一巻。
主人公は小学5年生の野山あずさ。通称あずき。
ツインテールの女の子。
小学校も高学年になってくると、誰と誰が付き合うとかそういう話が出てくるけど、あずきには彼氏がいないし、好きな人もいない。
別にいいやと思いつつそんな状況もちょっとさびしいと思っている。
そんなあずきの所属する5年2組に小笠原勇之助が転校してきたことであずきの学校生活は一変。
あっという間に人気者になった勇之助と実は学校に行く前に会話を交わしたあずきも、また彼に惹かれていたのだった。
ただ、勇之助と家庭環境や休みの日の家族との過ごし方など共通点が -
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お互い好きでも
30代の二人の女性が出会って惹かれ合ってくがいろいろままならないラブストーリー。
小学校教諭をしている大久保綾乃(おおくぼあやの)はある日の仕事おわりに一人で飲んでいたところ声を掛けられる。
その人は黒髪の綺麗な女の人で綾乃は会話を楽しみながらつい飲みすぎてしまった。
気づいたときには店の外でとっくに終電も過ぎている時間。
そして綾乃は女性からキスをされ彼女もそれに応えた。
そのまま女性の家に行ってベッドでキスをする二人。
彼女は平山朱里(ひらやまあかり)という名で、綾乃が飲んでいたダイニングバーで働いていることが分かった。
良い雰囲気だったふたり。
その後も連絡を取り合う -
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浮世離れした世界
銀座に店を構える老舗質屋の跡取り娘の高校生と、その家に質として預けられた没落した資産家の跡取り息子の二人が仕事で出会う宝石の数々とそれをめぐる謎や陰謀のお話の第三巻。
顕定がフランスのジュエリーブランド『デュガリー』の外商として様々な家を出入りしているのは、実家の没落に関わったとされる人物が家宝の赤い宝石を奪って自分のものにしているからという噂が流れているからである。
そのなかでも秋元家にはよく出入りをしていて秋元夫人の紹介でいろいろな人の家のコレクションを見ることができるからである。
しかしその付き合いを維持するためには客の無茶な要望にも応えなければいけない時もある。
秋元夫人の -
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百はな、デビュー
舞妓になるために京都に出てきた女の子がまかないさんとして屋形で働く日々を描いた作品の第三巻。
すーちゃんは百はな(ももはな)という名前で舞妓さんになった。
日々忙しそう。
そんなある日、キヨは商店街の福引の一等商品がホームベーカリーでそれを当てたいと意気込むが福引補助券が一枚足りないなか期限を迎えようとしていた。
百はなはお座敷に来ていたお客さんの手荷物の中に福引補助券があるのを発見。
お客さんとのゲームに勝ちそれをもらい、キヨにあげる。
しかし彼女が引いたのは5等の青森産のリンゴだった。
飲食店が多い花街の通りではゴミの日という概念はなく家の前に出し業者に引き取りに来て -
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まかないさんの日々
舞妓さんになるために京都に来た女の子がひょんなことから舞妓さんたちの胃袋を支えるまかないさんとして働く日々を描いたお話の第二巻。
タイムセールでたくさんの食料品を買い込んで満足気味のキヨ。
帰り道に舞妓さんの見習いとしてお付きをしているすーちゃんことすみれを見かける。
そんな彼女もついに舞妓としてのデビューが決まった。
キヨはお祝いにプリンアラモードを作るのだった。
デビューに向けて日々練習するすーちゃん。
そんな彼女の助けになるようにキヨはエビチリやトンカツ、グラタンなどボリュームのあるメニューを作って応援するのだった。
デビューに向けて頑張っているすーちゃん。 -
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まかないさんの娘
舞妓さんになるために青森からやってきた少女がまかないさんとして皆の胃袋を支えることになるお話の第一巻。
主人公はキヨという16歳の女の子。
舞妓になるために青森からやってきたものの何をやらせてもだめではっきりいって向いてない子だった。
女将さんにはっきりとクビを言い渡されたキヨは青森に帰る準備をしていたがまかないのおばちゃんが倒れて仕出しの弁当が続いていたことに嫌気がさしていた姉さんたちに冷蔵庫の中にあった鶏肉を使って親子丼をつくったところ好評だった。
それをきっかけに舞妓さん見習いからまかないさんとして日々姉さんたちの食事の世話をすることになる。
朝は目玉焼き、昼はおにぎり -
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遺産相続
アフロの大学生が行く先々でいろんなことに巻き込まれその中でなぜか推理力を発揮することになるミステリー?の第三巻。
前巻で広島にある狩集(かりあつまり)家の遺産相続の分配についてのゴタゴタに巻き込まれた久能整(くのうととのう)はガロの代わりに汐路の彼氏として遺言状の開示を聴いていた。
その遺産争いで過去には死人が出たこともあるというのもあって上の階から植木鉢が落ちてくるなどの妨害があったが整と汐路は協力して謎を解くことにする。
その謎は遺産争いをする4人にそれぞれ蔵が一つずつ与えられ「あるべきものをあるべきところへ過不足なくせよ」というものだった。
汐路が与えられた蔵には9体の日本人形が -
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理想だけじゃ上手くいかない
終の棲家のはずの我が家に居場所がなく80歳にして家を出て生活しようとしている作家の女性が主人公のお話の第三巻。
前巻ではかつての憧れの男性の八百坂(やおさか)さんと彼のマンションで同棲を始めたまり子。
幸せな日々を送ると意気込んでいたがまり子も八百坂さんも老いにより生活がうまくいかない中、まり子の新作の為の取材旅行中、八百坂さんの運転する車は高速道路を逆走してあわや大惨事になってしまうところだった。
それぞれ別に警察によって事情を聴かれる二人のもとに八百坂さんの娘がやってくる。
父親が事故を起こしたことでピリピリしている彼女に追いうちをかけるように母の葬儀に来ていた女性が父と同棲し -
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保険調査員の話
保険調査員の男がひょんなことから元同僚によって少年を預かりながら仕事をしていくお話の第一巻。
主人公の夜明至(よあけいたる)は自分の名前を冠した保険調査会社を経営している。
仕事内容は保険会社から依頼を受けてある契約者のケースに対して仕組まれたものではなく保険金を支払うのが妥当かどうかを調べることだ。
無責という保険金がまったく支払われない状況で解決すると成功報酬が余計にもらえるという場合もある。
今回のケースはクレー射撃の最中に銃が暴発したことによって契約者は左胸に被弾して出血多量で死亡。
保険が認められれば多額の保険金が支払われるので調査してほしいとのこと。
契約者の妻に事 -
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忘却グルメ
披露宴当日に新郎に逃げられた女性が彼を忘れるためにグルメに突き進んでいくマンガの第四巻。
文芸誌に掲載する終戦記念号に関して沖縄在住の金城先生に執筆を直接頼んで来いという指令を受け沖縄に来たサチコ。
市場にある食堂で待ち合わせのはずが先生は来ず、助手だとういう青年とソーキソバやゴーヤチャンプルー、ゆしどうふなど沖縄グルメを堪能することに……。
サチコが出張に行っている間に配属された新入社員に悩まされている編集部一同。
やれと言われたことに対していちいち屁理屈を言ったり、デリカシーのないことを女性社員に言ったりと散々らしい。
その社員に対してサチコは、自分たちのやっていることは -
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静子の闇
静一に想いを寄せるであろう女子生徒吹石からのラブレターを息子と一緒に破った静子は夫にもう病院にお見舞いには行かないと告げる。
今までの穏やかで控えめな妻とはまったく違う言動に戸惑うが受け入れるしかない静一の父親。
夫が部屋を去ったあと今まで泣きながら今までの不満をぶちまけていたのが嘘のようにすっきりとした笑顔の母親に静一は淡々と生きていくしかできなかった。
そのまま夏休みが終わろうとしている時には静一は吃音の症状がみられるようになっていたが母親はいつもと同じ様子。
あの時から両親はずっとギクシャクしたままだったが静子は気にする様子もない。
そして新学期が始まった。
いつもどおり -
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母親の狂気
一見過保護で優しいが支配的な母親とその束縛に疑問を抱きつつある少年の静かで恐ろしい日常を描いたおはなしの第二巻。
静一のいとこであるしげるを崖から突き飛ばした静子。
突き飛ばした後に何事もなかったかのように崖下へしげるを探しに行く。
そんな母親のペースに巻き込まれてしまったのか、目の前で恐ろしいことが起こったにも関わらず母親を助けてあげなければというスイッチが入ってしまう。
その後叔母が転落したしげるを発見し、すぐ救助ヘリによって病院に運ばれる。
自分が突き飛ばしたにも関わらずそれを表に出さずにしげるに声をかける静子を見て声も出せなくなってしまう静一。
その後県警の人に事情を聴 -
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教え子の親と……
主人公のゆり子は独身の35歳。
地元の幼稚園に勤務している。
父親はこの地で生まれ育ち、この地で母と出会い別れ、植木職人として働き、事故に遭った。
多分この地で人生を終える。
そんな父親の看病も仕事の合間にしているゆり子自身もこのまま地元で働きながら独身人生を終えていくのだろうという予感がしていた。
そんな仕事終わりのある夜、コンビニで買った菓子類を車の中でバカ食いしていたゆり子は服にアイスをこぼしてしまい、動転した挙句車を誤発進させてしまう。
しかも魔の悪いことに発進した車はそこに停まっていた別の車に衝突。
初めてのことに気が動転したゆり子は戸惑い警察に通報しようとするが、その -
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不倫夫の介護
50歳の女性が夫の病気や介護、不倫などの問題に頭を悩ませながらも生きていくしかない日々の悲喜こもごもを描いた漫画の第二巻。
前巻では子供時代のバレエ教室で起こったいやがらせとやめようとした時に父が言った一言によって地味にその後の人生を縛り付けるような呪いの言葉を言われたゆりあ。
大人になり仕事で出会った作家の男性とその後結婚したが子宝には恵まれず、夫はEDで自分は閉経したので結局子なし夫婦に。
しかし穏やかな日々を送っていたある日、夫は倒れるがその時一緒にいたのは彼の不倫相手の年若い青年だった。
搬送、手術から2週間経ったものの意識が戻らない夫。
そろそろ自宅介護という選択肢 -
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人生のいろいろ
50歳の女性が自分や家族の人生にいろいろ危機が訪れる中で、自分の人生をふりかえったり思い直したりするお話の第一巻。
主人公の伊沢ゆりあ(旧姓長田)は大工をしている父親と洋裁店で働く母親のもとに次女として生まれた。
姉が駄々をこねたことによって巻き込まれる形でバレエを習うことになったゆりあは大好きな父親が喜ぶ顔を見るのが好きでバレエを続け中学生になっていた。
背が高く中性的な彼女は発表会で重要な役を任されるが、それを面白く思わない生徒から嫌がらせを受けバレエをやめようとしていたが、そのとき父が言った何気ない言葉がきっかけでバレエを再びやる。
その時の出来事や父の言葉がうれしいと同時に呪い -
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介抱してくれた相手
50歳を迎えた女性が自分や家族に起きた出来事に右往左往しながらもやるべきことをやろうともがくお話の第三話。
作家として居酒屋関係のエッセイを書くために夕食は家で食べないことが多い夫の吾良。
その日も取材のために家を空けていたが倒れて病院に運ばれた。
知らせを受けたゆりあは病院に駆けつける。
その場に泣きながら吾良を待つ青年がいた。
彼が救急車を呼んで付き添っていてくれてたと病院のスタッフは言う。
その後医師からの説明を受けるゆりあ。
診断の結果はくも膜下出血だった。
そして吾良は手術を受けることになった。
泣きたい気持ちがあるが、こらえることに慣れているため平常心を保とう -
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50代の危機
50歳の女性が自分や家族の身に起こることで振り回されたり自分の人生について考えるおはなしの第二話。
子供時代、父が大好きでバレエを続けたが、その父が言った何気ない一言が呪いとなりバレエで嫌なことがありながらやめれず、その後の人生でもその時の体験や父の言葉が地味にゆりあの人生を縛り続けていた。
ゆりあは大人になり編集者として働いていた。
そして30歳の時に出会った当時の担当の作家の伊沢吾良とのちに結婚し、その後は自宅でフランス刺繍の教室を開いて生計を立てていた。
しかし吾良はここ最近作家として本を出すより居酒屋に関するエッセイを書いている関係で家を空けることが多く、夕飯は同居している -
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子供時代の回想
50歳の女性が主人公の夫やいろいろな人間に悩んだりするお話の第一話。
1話目は主人公であるゆりあの子供時代の回想がメイン。
ゆりあは第九として働く父親と、洋裁店で働く母親、そして3歳年上の姉との4人家族である。
姉の蘭は幼少期に母親にバレエを習いたいと駄々をこね、それに巻き込まれる形でゆりあもバレエを習うことになっていた。
正直楽しいのかわからなかったが、発表会を見に来ていた父親が喜ぶ姿が好きで続けられていた。
やりたいと駄々をこねた姉は数年後辞めて青春を謳歌するがゆりあは中学生になっても続けていた。
ある日、年上のクラスの人たちと合同で発表会をすることになり、ゆりあが主役では -
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性別による格差
アルファ・ベータ・オメガという3つの性別が従来の性別にプラスされて人に現れる世界でその3つの性別が生み出す格差と差別に悩み、押しつぶされそうになりながらしたたかに生きるオメガの男性にスポットを当てたSFマンガの第一話。
主人公の漆間犀門はオメガという繁殖に特化した性別を持つ男性で現在は教師として働いている。
オメガは定期的に繁殖のために発情期が訪れその時は不特定多数のアルファに対してフェロモンを出すため抑制剤を使用し時には望まぬ性行為や妊娠を避けるため外出を自粛しなければいけない。
そのため学校や社会における地位は高くなくそれがよりアルファ有利の社会になっていくのだった。
出産後も自分 -
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捨てたい気持ち
家事や育児、夫の世話などで疲弊し次第に夫に対する気持ちが薄れていった女性の体験をエッセイ化したマンガ。
筆者は大学時代に再会した高校時代の同級生の男性と付き合い、社会人3年目の時に妊娠しそれをきっかけに結婚した。
家族で街を歩いているときに遭遇したご近所さんからは「旦那さんが協力的でうらやましい。」と言われるが実際は家事も育児も夫はやらないことが多く、ほとんどワンオペ状態だった。
プロポーズを受けた時も、結婚式の時もこの人と一緒なら幸せになれると思っていたのに実際はすべてのことがのしかかって来ているにも関わらずずっと飲み会で帰りが遅い夫に対して愛情が薄れていくのを感じていた。
そん -
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掴むというより狩る
羽鳥ようこ(35)は、20代でいい出会いがあったにもかかわらず恋だけではなく仕事でも華やかさを求めた結果、その男性のプロポーズを断り今の年齢にいたる。
そして今は絶賛婚活中だ。
しかしなかなかいい出会いがない。
そんな時に婚活パーティーで出会った2歳年下の伊坂康太(いさかこうた)といい雰囲気になりカップル成立となる。
イケメンで商社勤務で話が上手くて気配りができる、なんでこんな人材が婚活パーティーに出ているのか疑問に思うくらいいい男だ。
康太に「運命を感じる。」と言われすっかりその気になったようこは、翌日見違えるほどにつやが出る。
同じパーティーで結婚相手を見つけた同僚に友人の話と -
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懺悔の気持ちをこめて
新婚3か月の男性が妻を怒らせてしまい、それを許してもらうためにがんばってご飯を作るほのぼのラブコメ。
主人公の吉村隆史は医師をしている千夏と結婚して3ヶ月の営業マンだ。
家事を分担している二人のうち隆史はもともと料理が得意だったこともあり炊事を担当しているが、それ以外には気が回らず、その他の家事を担当している千夏に何度も怒られている。
しかし夜寝るころには千夏の機嫌も直っているのでいつもなぁなぁに済ませてしまっている。
前から料理作りは好きだったが千夏と結婚してからもっと好きになった隆史は千夏が食べた時の顔を思い浮かべながら献立を考えたり作ったりするのがより楽しみになった。
作っ -
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切ない
特殊な能力を持った救命士の男性が主人公のお話。
主人公の花巻みことは救命士の仕事をしている。
日々命の危機にある人と向き合っている彼にはある特殊能力がある。
それは手を重ねた人の死が見えるという能力だ。
ただそれが見えるからといってもどうこうできるものではなくただ自分に割り当てられた仕事をするしかない。
そんなみことの家庭環境は少し複雑だ。
父子ふたりきりだった花巻家に母と3人の兄弟が出来たのはみことが9歳のとき。
再婚後すぐに父は亡くなり、現在母はフリーカメラマンをしているので不在がちで、警備員の兄の廉(れん)と高校生の弟の藍(あい)、そして画家をしている姉の沙羅(さら -
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青春がつまっている
恋や友情に悩む高校生がメインの青春群像劇の第一巻。
主人公の一ノ瀬太一(いちのせたいち)はあまりスクールカーストが高いほうではないながら友人がいてそれなりに高校生活を満喫していた。
そんな彼には小学校からの付き合いの友人がいる。
三田桃真(みたとうま)はスクールカーストトップで人気があるが、高校になっても太一に声をかけたり絡んだりしてくる。
太一は今そんなに桃真と仲良くないと思っているが、同じクラスの空勢二葉(くぜふたば)から桃真との仲を取り持ってほしいと相談を受けたことからいろいろ日常が変化していく。
おどおどしている小動物のような二葉になぜかいらだちを覚えながらも彼女に協力し -
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名作
何度もアニメ化され劇場版や朗読劇などメディアミックスがされた名作漫画の第一巻目。
主人公の夏目貴志(なつめたかし)は小さなころから周りの人には見えないものが見えていた。
それを理解できなかった頃は盛んに人に話していたがそれを不気味に思う人から変な子扱いされ、やがてそれら「妖」とも距離を置く内向的な青年に育っていった。
幼少期に両親を亡くし親戚をたらいまわしにされたことも拍車をかけたが、高校生になって引き取られた藤原家で祖母レイコの遺品の帳面を手にした時から、彼の周りをいつにもまして妖がうろつき始めた。
そんな夏目に目を付けたのはその帳面「友人帳」を狙う妖である斑(まだら)だった。
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主導権を奪え
好きな女性と付き合えたと思ったら相手には彼氏がいて、自分は浮気相手ですらなかったと気づかされた青年がパリの一流ショコラティエで修行後、日本で自分の店をオープンし彼女の大好きなショコラで心を仕留めようとする駆け引きラブストーリーの第三巻。
前巻ではライバルのショコラティエに出会って自分の仕事に対する薄っぺらさに絶望した爽太はそれでも自分の店の成長を心待ちにしているサエコの言葉を信じて突き進もうとしている。
そしてここにきて少しずつではあるが二人の関係の主導権が爽太に傾いてきた。
そして少しづつサエコが旦那より爽太に気があり落そうとしていることが分かってきた。
飛びつきたいのを我慢して