あらすじ
「吹奏楽部には入らない」と心に決めてた浅野湊は、音楽系の部活が存在しない学校に入学したばかり。閉じた性格で友達をうまく作れず今日も寂しくぼっち飯…と思っていた矢先、見知らぬギャルからないはずの音楽系部活の勧誘を受けた。部活はできな湊と明るく陽気なドラム先輩・響生のすれ違い気味なガールズストーリー開演! ※本作は月刊コミック百合姫2020年1月号に掲載されたものです。
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いざ本番
中学時代の部活に人間関係のトラウマを抱え吹奏楽部のない高校を選んだトロンボーン吹きの女の子と彼女をインストバンドに誘った高校の先輩が惹かれあっていく様を描いたお話の第5話。
前話では本番まで1週間を切ったなかで、ドラム担当の響生が手にけがを抱えている事を隠したまま練習していることに気づいた湊。
ドラムなしでいくことを説得するなかで彼女の音楽に対する原動力を知る。
そして他のメンバーにケガを打ち明けさせる決断を彼女にさせることができた。
他のメンバーに打ち明けた結果響生は出るものの、悪化させないために何かしらの対策を立てようということになる。
しかし中途半端な演奏はしたくないと意固地になる響生。
他のメンバーと軽くけんかになる。
その中で湊はある策を思いつき提案する。
そして本番の日、ステージに上がった彼女たちは空き缶やペットボトルで作ったマラカスを客席に配ってお客さんに参加してもらうことによって演奏をカバーするという策を実行。
リズムが崩れかけるが湊が有機を振り絞ってお客さんと一体になってリズムとりをすることでなんとか軌道に乗せることができ演奏も成功した。
本番用の衣装から制服に着替えてお祭りを楽しもうとする彼女たちだったが、咲子と千華がおらず探す湊。
やっと見つけたが二人は隠れてキスをしていた……。
本番前のアクシデントから打開策を見つけそれを実行する。
そして人前で自分を大きく見せるのが苦手だった湊が演奏のために率先してお客さんとコミュニケーションをとってくさまに彼女の成長が見えた。
そんな中最後に明かされた事実。
それが今後のお話にどう関わっていくのか楽しみ。