あらすじ
「僕たちが生まれる少し前、ひとつの感染症が世界を変えた」――マスクで口元を隠すことが当たり前の日常となった近未来。世界流行<パンデミック>前の時代に密かに思いを馳せる少女・夏木とクラスメイトの秦は、ふとしたことから小さな秘密を共有する仲になり……。「新しい日常」の世界を生きる二人の「新しい非日常」の物語が、動き出す!
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アフターコロナの世界を早くも作品にしてるというスピード。
それに、登場人物たちにはエロい、あるいは特別なことであっても、現時点の読者にとってはそうではないので、このキャップはある種発明だなあという気がします。エロくない絵で描けるのが良いですね
人の口元を見ることがない世界線… 最初は突拍子もないかと思いましたが、昨今のパンデミックを経た後だとあり得ない話ではないと感じました。少し違う世界線の小さな日常を上手く描いていて、面白い着眼点の物語だと思いました。
世界観を反映している
この作品は今世界で流行っているコロナをずっと流行って行ったらという世界観の漫画でとても新しい考え方でこんな未来もあるのかなと考える事ができました
顔が見えないって私には非日常だったけど、今の世の中日常なんだよね。高校生でだとこうなんだってつくづく悲しくなる
匿名
コロナ以後の世界観
やはり、コロナ禍によって一変してしまった、現実の私たち自身の心のありようが反映されている世界観だと思いました。今後、この物語がどのような運命をたどっていくのか、先を知りたくならざるを得ない思いにかられました。
匿名
現実世界でコロナが流行ってるようにこの作品の世界でもそれに似たようなウイルスが世界全体に広まって、今の学生たちはマスクをつけることが当たり前になった世界で繰り広げるラブコメです。めっちゃせつない話ですよ
今どき
今どきの作品ですね。感染症の流行でマスクを常時着用することが求められている世界。家族以外の、いや、家族ですら顔を見たことが無いと口を見るだけでも禁断の匂いがするのですね。
マスクの下…口元とエロス
人は顔をみて第一印象を決めますが
顔を見る事が希少な世界線
マスクの下はどうなっているのか?
こんなにも好奇心を掻き立てられるものなんだと…
口フェチには堪らない作品
読んでいて自分がドキドキハラハラさせられる
コロナ禍さえもネタにする貪欲さ
マスクをつけて生活しなきゃならない不便さも、創作という概念の前には「そういうシチュエーション」であり「素材」と化す。表紙のセンスも抜群。
今らしい作品
感染症によってマスクが手放せない世の中になったなかでのある男女の恋の始まりを描いた作品の第一話。
物語は現代より少し先の世界、感染症によってマスクが義務付けられて、その後感染症が収束した後もマスクをする文化が継続。
いつしか口元はマスクによって覆い隠されることが世界の常識、というより文化となっていた。
というより口元は局部と同じように覆い隠していて当然という部位になっていた。
主人公は秦という男子高校生。
ドローンレース部に所属している。
ある日秦は同じクラスの女子生徒、夏木が水道の蛇口から水を飲んでいるのを目撃してしまう。
もちろん口元はマスクで覆っていない。
映像越しでない他人の口元をもろ見てしまった秦はそのことが目に焼き付いてしまう。
部活にも身が入らなくなっていしまい、腑抜けたように過ごす中、夏木に話しかけられる。
彼女は自分の口が秦から見て汚くなかったか気になっていたようだが、彼は素直にきれいだったと告げる。
そこから夏木は秦の口が見たいとお願いするのだった……。
今現在の日本ではマスクをするのが当たり前になっていて身近な人の素顔を見る機会が減って来ている。
このままマスクをすることが永遠に続くわけではないだろうけど、もしかしたらこういう世界もありえたかもしれないという意味でとても興味深い作品だった。
アフタコロナを早速テーマにして
アフターコロナの世界を早速テーマにした意欲作である。いつも鼻や口を隠しているから、鼻や口を他人に見せるのが恥ずかしくてエロい という発想がとても斬新で面白い。絵がとても美しい。陸上競技の流れるような描き方もいいし、ヒロインのマスクを外したシーンはドキッとする可愛らしさをよく描き出している。
匿名
無料2巻+お試し
コロナが落ち着かなかったら?のパラレルワールドって感じです。
私個人としては在宅勤務が出来たり、お金の勉強が出来たりとプラスに感じることもありましたが、ずっと警報レベルなのはしんどいでしょうね。
これは新しい発想
いわゆる「コロナ禍」を膨らませた世界の話。
この発想自体は(当然でもあるが)新しく、新鮮。
もっとも、コロナ禍が既に終わったと言ってもいい今となってはやや微妙ではあるが。
絵は非常にきれいで、悪くない。
世界観も細かいところまでよく練られている。
今のところ、独特な世界観の中での甘酸っぱい恋愛ものという感じであり、それも悪くない。
が、既にそれを超える伏線が張られており、今後の展開次第ではさらに大化けする余地もあるんじゃないかと思う。
出来れば、「壁の向こうの真実」を追求するようなスケールの大きいSFに発展してもらえればうれしいが、現段階では何とも言えないところ。
が、現時点でも絵と言い設定と言い、スケール感を感じる良作だと思う。
この作者の他の作品も読んでみたくなった。
匿名
新しい、日常
何らかの出来事が原因となって、これまで自分たちが生きてきた世界とは全く別の風景が突如として現れるという描写には、自分としてはドキッとしました。夏木と秦の関係には目が離せませんが、一般的な青春漫画とはまた異なった独特の雰囲気が醸し出されており、不思議な読後感を味わえるといえます。現代を懸命に生きる人々にぜひ読んでもらいたい作品です。
今の子供たちは、友達の顔を知らないまま学校生活を送った子たち。
そして今も、マスクをしてる人は沢山いて。
ここまで、ではなくても近い状況だった家族もいるのかもしれない。
読んでいて少し不思議な気持ちになる。
さすがに…
フィクションに対して、こんなこと言うのはなんですが「さすがにないでしょ」という感想
舞台は感染症によって、普段からマスクをつけている世界
普段は隠れている部分をみることで「エロっ」とおもったり…
へたなファンタジー作品よりも現実感、リアリティがないように感じました
コロナのせかい?
数年前のコロナ騒ぎってなんだったのだろうか?
まだコロナは終息してないけど?マスクまだしてるよ!今のセカイも!顔隠れてちょうどいいけどさ!
着眼点が面白い
感染予防のためのマスク着用が義務化されていた時期を思い出す。今も病院や飲食店に限らず、商店や交通機関等、マスク着用から解放されていない。マスクをしている部分は化粧しなくていいので、女性は化粧品代が節約できるとか…。マスクで隠された口元を想像して興奮する件は、賛同しかねる。
匿名
2020年12月18日が発行日ということはコロナの真っ最中だ。それをネタにして作品を作り出すとはフットワークが軽い。恥じらいの基準が変わるのは歴史的なものだから、こういう可能性もあったかも。
匿名
アイディアの勝利
感染症が拡散し、マスクを外せなくなった世界が今、に直結していて、タイムリーで良いです。マスクを外すのがとてもイケナイ・卑猥なことになっている世界なんですね。