バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
もう、流石。と云えない。
抑えどころは、しっかり。飛んでるトコは、ばっさり。
抽象的な表現で、申し訳ないケド読めば解る。納得の面白さ。
自分的には、土方さんと永倉さんが出てくればアガる~。
匿名 2023年12月23日
私は夏に北海道旅行するのが好きであちこち観光しました。博物館 網走監獄に行った時、白石のモデル「昭和の脱獄王」こと白鳥由栄のお人形さんによる脱獄再現シーンは、インパクト強かったです。見た時呆気に取られました。確かにすごい!普通の人は出来ない!…んだけど、なんともユーモラス。本人も監獄側も命がけですが...続きを読む!
人間の強さとは、杉元のような正統派 戦闘力や、あるいは粘り強さ、忍耐力、白石のような、ダメっぽい部分があとても柔軟に対応…脱獄…? 出来たりと人それぞれなのですね。
とうとう網走まできた一行だが、誰が味方で誰が敵かもわからず、今後どうなるのか全く読めない。とにかく複数グループのバトルロイヤルが始まった!
Posted by ブクログ 2023年08月05日
冒頭から、丸腰での暗闇対決がセクシーさと敵を認識出来ない恐怖で痺れる展開が繰り広げられる。
更に谷垣ニシパとインカラマッの絆が深まるエピソードは久しぶりに愛するというを感情を呼び覚まされる。
都丹庵士の実力拝見というところです。
他にも『神の魚』カムイチェプ、鮭の話は必見です。
北海道出身の者には常...続きを読むに冷凍庫にストックされている鮭については、小学生が鮭科学館で得るような知識はアイヌの人々にはちゃんと口伝されているんだなと感心しました。
そして、巻末に向けて網走刑務所への潜入計画が説明されるのです。
さあ、どうなる?
Posted by ブクログ 2023年04月12日
「今夜は我々がシャチとなって狩りに行く」
鶴見中尉のワードセンス、やはりカリスマ性がある。
のっぺらぼうの真実に近づくのを恐れるアシリパさんの心理描写がよく伝わる表情や背景だった。
Posted by ブクログ 2023年03月16日
アニメでまるごとカットされた夏太郎がいいキャラしてる。カットされて残念…でも、尺のためにカットするならこいつなのもわかる。
のっぺらぼうの身代わり役だった囚人が、アニメでは分からなかったけど、コミックだと舌まで切られているのがよく見えて肝が冷える。
24人分の刺青を集めているストーリーですがストーリーが全くダレず。 当初は脇役で終わりそうだった登場人物のキャラが立ってきてものすごい濃度になっている。。 この作品がただの変態漫画にならないのは、この濃いキャラの中でアシ(リ)パが 人を殺さず、アイヌの教えに忠実に生きている不可侵的な存在であること(...続きを読む変顔はすごいが)、 杉本の本来の目的が幼馴染の目の治療という、どんなに人を殺めようともギリギリのところで 抱き続ける彼女への純粋な想いに支えられているところが大きいと思われます
Posted by ブクログ 2022年06月08日
途中まで揃っているコミックスを積んだままネットでの全話無料公開を一気読みし、その熱狂のまま迎えた最終話公開から凡そ1ヵ月経ちました。
人に紹介するときに、「冒険サバイバル」みたいに一言で分類したり要約したりするのは難しく、よくわからない表現ながらもやっぱり「和風闇鍋ウェスタン」としか言えないこの「...続きを読むゴールデンカムイ」は、通読してみれば結局とても面白いマンガでした。いわゆる小並感(小学生並みの感想)ですが、笑えるところ、面白いところ、泣けるところ、刺さるところ、記憶に残るところ、感動するところなど、面白さのベクトルが色々な方向を向いていて、しかもそのどれもがとても大きいので、最終的に「とても面白かったです」と総括するのが全巻を通読した後の感想としては一番しっくりくるように思えます。
杉元「佐一」に合わせて31巻で終了というのも好きなエピソードです。
もしかして後付けかなとちょっと思いつつも、でも当初から31巻で終わる構想で、そして当初の構想どおりきっちり31巻で終えてみせたのなら作者の構成力は大したものだと思います。
と、全話の感想ばかりになりそうなので、これ以上は最終31巻のレビューに取っておくことにして、この13巻について。
ストーリーは一つの山場に差し掛かりました。いよいよ網走監獄に杉元とアシㇼパさんが潜入します。
潜入のスリルがコミカルさを交えつつサスペンスフルに描かれる一方で、いよいよウイルクに会って金塊の行方や事件の真相がわかることに対する各人各様のデリケートな心持ちが暗示されるとても繊細な巻なので、お馴染みの各巻ごとの煽りが普段より落ち着いています。
こんな感じ。
「金塊の原点。のっぺら坊のいる網走監獄まであと少し…屈斜路湖に辿り着いた杉元一行を襲うは、刺青の囚人・超聴覚の盲目盗賊団! 真っ暗闇の山中を丸腰の男たちが翔る殴る猛る!! この死闘の行き着く先は? そして、鶴見率いる第七師団進撃、土方歳三勢力も暗躍。アシリパの父との記憶、杉元の相棒への想いが交差する…。決戦前夜、開戦絶後の第13巻!!!!!!!」
さて、物語は前巻のラッコ鍋→露天風呂襲撃の肌色感満載(ただしすべて漢)の続きから。
都丹庵士との(全裸での)死闘は、彼を知る土方の仲裁で幕切れとなります。一連の騒動は、杉元勢を網走監獄の典獄犬童四郎助と結託した硫黄鉱山関係者と勘違いした都丹庵士の勇み足だったわけですが、主要な登場人物は誰一人欠けることなく、あまつさえ谷垣がインカラマッから真情を打ち明けられる展開も。
何と言うか作者が全裸活劇を描きたかったがための筋書きではないかと疑っています。
一方の鶴見勢は根室で集結中。何か準備をしている様子。網走監獄に看守として潜入し、土方勢の門倉看守部長との暗闘から逃れて帰還した、両頬に黒子の宇佐美上等兵から、鶴見中尉が警備体制等を聞き取っています。
宇佐美は鶴見中尉に心酔しているようで、正体がばれた罰として黒子に付け足された手足を刺青にしてしまいます。鶴見中尉を巡る鯉登少尉との恋の(?!)さや当てがなかなか気持ち悪くて面白い。
それにしても鶴見勢は間抜け面してるのに戦いでは精強この上ない兵が多く、しかも大抵鶴見中尉に心酔しているのだから油断できません。すぐに死んで退場するだろうと思ってたら結構キーパーソンだったなんてことばかりです。
土方勢と合流した杉元勢は、網走に向かう途中、北見の写真館で写真撮影。キロランケとインカラマッの写真を撮って彼らの目的について聞き込みをするなんて理屈をつけていますが、実際は谷垣源次郎の半裸の写真を撮りたかった(作者が)からという気がしてなりません。作品中での描かれ方を見ても、各種インタビューで語られた内容を見ても、作者は谷垣が一番可愛いと思って書いているのは間違いなさそうですw。
その杉元勢は網走監獄の塀のすぐ外側にアイヌの鮭漁用の仮小屋(クチャ)に偽装した小屋を建て、そこから塀の下を抜けるトンネルを掘るようです。
珍しいことに指揮する白石が頼もしいw。
門倉の協力を得てトンネルは完成。
突入前、網走近郊のフチの13番目の妹のコタンにて。杉元勢と土方勢で囲炉裏を囲むという一幕がありました。
「チタタㇷ゚と言えば本来これを指す」という鮭のチタタㇷ゚を交代で作ります。
刻み工程に参加するのの、その最中に唱えるべき「チタタㇷ゚」をこれまで頑なに口にしなかった尾形が、「みんなと気持ちをひとつにしておこうと思ったんだが」というアシㇼパさんに応えて小声とはいえ初めて「チタタㇷ゚」と唱えたのはどういう心情の変化でしょうか。愛憎半ばする(いや、半ばしてはいないですね…。憎しみの対象です)鶴見中尉麾下の第七師団を離れ、土方勢・杉元勢と行動を共にしたことで多少なりとも心が動いたのであれば、彼にとっては幸せなことだったでしょう。
一方でその席上、チカパシは谷垣とインカラマッのアイヌ式の婚姻の仲立ちをしようとします。のっぺら坊はウイルクではないと信じつつ、でも一目ウイルクに会いたいがために網走までやってきたと打ち明けるインカラマッ。道東で自分は死ぬとの占いを谷垣によって覆された彼女は「運命は変えられる」、ウイルクに再会できると思い直し、また、「私は谷垣ニシパと未来へ進みたい」と言い放つのでした。
ギャグをはじめいろいろな要素でカバーされているものの、根っこのところでは凄惨な要素が多いこの作品にあって、「可愛い」谷垣と紅一点インカラマッのエピソードは貴重な癒しです。
そう言えば31巻で…、と、ラストを知っているのも善し悪しですね。
いよいよ突入当夜。
綿密な計画、暗闇でも行動できる都丹庵士の先導に関わらず、いきなり見張りと鉢合わせする杉元勢。門倉の協力もあり、なんとかのっぺら坊の舎房までたどり着いた杉元とアシㇼパ白石の3人でしたが…。
ということで、ここからはどんでん返しに次ぐどんでん返しの連続となります。
昼行燈を装って暗躍する門倉の思い、鶴見勢に通じていたインカラマッとそれを聞いた谷垣の思い、侵入を察知した犬童の思い、犬童の策略に直面したアシㇼパさんの思いと手を貸そうとする都丹庵士の思い、犬童を罠に嵌めてほくそ笑む鶴見の思い…。急展開する事態の中で、キャラクターたちの思いが繊細に描かれるこの巻末の3話は、これまでで最高の盛り上がりを見せて次巻へ続きます。杉元の手を離れ、大混戦の中都丹庵士と二人網走監獄に引き返すアシㇼパさんの運命やいかに。
あと、この巻では鮭料理が本当においしそうです。
「氷頭を使い、白子を加え、最後に砕いた焼き昆布を混ぜ塩で整える」鮭のチタタㇷ゚をはじめ、鮭の身の串焼き、「米とヒエを炊いたおかゆにイクラを入れた」チポㇿサヨ、「塩煮したジャガイモを潰したものにイクラを混ぜたチポㇿラタㇱケㇷ゚、チタタㇷ゚以外は何となく味の想像がつきます。
突入前の夕食を懐かしく思い出しつつ、14巻へ。
第121話 暗中
第122話 インカラマッ 見る女
第123話 形勢逆転
第124話 思い出の写真
第125話 実りの季節
第126話 門倉看守部長
第127話 本当のチタタㇷ゚
第128話 新月の夜に
第129話 五翼放射状平屋舎房
第130話 誘導灯
フリチンV.S.トニーと温泉全裸バトル編。そして網走監獄潜入編。
笑いとハラハラ感と合間にほっこり感😌
この13巻の1番の魅力は表紙と、作中最後に出て来る鶴見中尉です。いちいちかっこいいのがたまりません!
温泉からの全裸戦闘、声出して笑ってしまったwwwwwwww
闇の中で真剣な生きるか死ぬかの殺し合いシーンなのに、見えるおチンの影。気になるわ!!!!!影でもわかってしまうわ!!!!
ところでのっぺらぼう怖いよう………
盲目の盗賊との戦いにはヒヤヒヤしましたが、杉本一行は遂に網走へ!!!
宇佐美上等兵もホクロへのラクガキめちゃくちゃ気に入ってて面白かったです笑
道は整備されてないし乗り物はないしユニバーサルデザインなんてものも無いから、本当にこういう芸当できる人がいたんじゃないかなぁすごいなぁとしみじみ。
暗闇での攻防に決着がつき、いよいよ網走監獄へと向かうことに。のっべらぼうは本当にアシリパの父なのか、誰を信じていいのか、わからないことばかり。
真っ暗闇でのフリチン対決めちゃくちゃかっこよくて好き。
写真館での谷垣も好き。
なんだろう…次のページにある女の子の乳よりも谷垣のケツの方が色っぽいと思うの何でだろう…なんで…
網走刑務所突入〜!!
兼定でチタタプさせる土方さんかっこいい…優しい。
あとついに尾形のチタタプ!!かわ...続きを読むいい!!
侵入してすぐ見つかるしのっへらぼうの偽物叫ぶし騒がしい!!笑
ついに網走監獄までたどり着いた杉元一行たちが白石の脱獄スキルを使って内部に侵入を目論みます。
土方陣営とも手を組んで行う監獄突撃ですが、それぞれの手を生かして計画を立てるシーンはドキドキします.
個人的に好きなのは、インカラマッが谷垣に自分の心の内を話すシーン。
ウイルクとの美しい過去に囚われる自分の生き方にケリをつけたい、と言ったところ。今までの彼女の印象は、自分の中に絶対的な芯のある、進むべき道を知っている強い女だととらえていたけど、過去の綺麗な思い出から吹っ切れない人間らしい弱さもあ...続きを読むるんだと。現実の自分にも重なり、共感するところもありました。
そんな自分の気持ちを、好きになった人に素直に話せるインカラマッはやっぱり強い女だなあと、彼女のキャラがますます好きになりました。
ついに網走監獄へ!!
読んでいけば読んでいくほど、誰が裏切り者なのか気になる展開です。アシリパさんのお父さんは本当にのっぺらぼうなのか。次巻がとても楽しみです!
ようやく旅の目的地網走監獄に辿り着き、網走監獄攻略に向けた戦いが始まる熱い展開です。
個々人の目的があり一筋縄ではいかない行動を取るキャラクターが魅力的です。
誰も信用できなくてドキドキワクワクします。
次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ 2020年05月22日
夜の露天風呂~
杉元、キロちゃん、谷垣、尾形、白石、チカバシ襲わるる~
きのこが~~!!笑った~
そしてついに網走監獄ののっぺら坊に対面!?
14巻へ続く~
ラッコで味をしめたのでしょう。
次は前半から温泉です。肉体美の男性を描きたい作者の強い欲望を感じます。
キャラが殆ど変態ですし、圧倒的な変態を描きたいのでしょうね(笑)
もっとやれ
Posted by ブクログ 2018年09月09日
公式で推しの全裸が拝めるのは金カムだけ…!
しかも全裸+軍帽とかフェチにはたまらんな佐一!
とにかく杉元の近接戦闘能力の強さが際立つ13巻。遠距離無敵の尾形とのコンビは最強なんだけどな。…なんだけどな…。
いよいよ中盤のクライマックス。
Posted by ブクログ 2018年03月27日
気が付けば、もう網走監獄へ乗り込む段に至っていた訳ですね。個性派揃いの囚人衆も、ひとまずは出揃ったってことで。ここから官軍との騙しあいというか、直接バトルへと展開していく感じだけど、テンションは落ちませんねぇ。さりげなくはさまれるギャグも冴え渡っていて、食事も相変わらず美味しそう。このあたりの絶妙な...続きを読むバランスを維持し続けられているのも驚異的。素晴らしい作品です。
Posted by ブクログ 2018年03月20日
前半の温泉奇襲編で笑いがこらえきれなかった。
尻貫通で限界。
どんどん下ネタと変態が増えてるけどとても面白い。インカラマッは色々裏切っててもいいから谷垣ニシパだけは裏切らないでくっついて欲しい
Posted by ブクログ 2023年02月10日
盲目の刺青囚人、都丹庵士登場。闇に紛れて杉元たちを苦しめる。何とか奮闘しているうちに夜明けが来て形勢逆転。盗賊たちはアジトに逃げ込む。ところがアジトの中は真の闇。再び形勢逆転。機転を利かせて勝利。仲間になる。白石と石川啄木は土方歳三が新聞社を買収、写真に力を入れて何かをしようとしていると知る。そして...続きを読むついに網走に到着。一行はアイヌに扮して、網走監獄の外に鮭漁の小屋を作り、そこから地下を掘り監獄に侵入しようと画策。掘り進めた先は、土方と通じている看守門倉の宿舎だった。いよいよアシリパをのっぺらぼうに引き会わせようと、夜の監獄に侵入。対面したのっぺらぼうは偽物で、大声を出して侵入者を知らせる役だった。ハメられた杉元たち。そこへ第七師団がのっぺらぼうを奪うため現れる。
・田本研造…
Posted by ブクログ 2022年09月27日
都丹一味との死闘を素っ裸で戦った杉元一行。どうも薔薇族的な展開になってきた。逃走の途中に、谷垣に救われるインカマッラ。二人の間には愛情らしきものが芽生える。
いよいよ網走刑務所についた一行。キロランケと谷垣が網走川と刑務所の壁の間に鮭漁の小屋を建て、そこからひそかに刑務所内部へとつながるトンネルを...続きを読む掘る。夜間にアシリパは杉元たちとともに、収監されているのっぺらぼうに会いに行く。しかしこの人物は監守・犬童が仕込んだ替え玉で、アシリパの顔を見るなり大声で叫ぶ。侵入者に騒然となる獄舎。
しかしインカマッラから情報を得た鶴見は、駆逐艦隊を率い川を上って網走監獄へと迫っていた。目的はアシリパとのっぺらぼうの身柄確保だった。
ギャグチックな展開(それはそれで面白いのだが)で間延びした物語が、再び緊迫してきた。
釧路から北に30キロくらい離れたところにある塘路湖に来た杉元たちはフチの姉の息子のいるコタンで世話になる。
もうすぐぺカンペという食べ物の収穫の時期であるがここ最近に入ってから松明もつけずに暗い中を襲ってくる盗賊がいるらしく彼らの気が晴れない。
なんでも全員盲目らしく暗闇では歯が立たないかららし...続きを読むい。
その男たちに奇妙な入れ墨があることと白石の証言から硫黄山で苦役させられた囚人だとあたりをつける。
それを聞いた杉元たちはさらに北に60キロほど行った屈斜路湖に行くことに。
そこで和人が経営する温泉旅館に行き事情を聞くことにした。
しかし事情を聞いたあと昼間に奇襲をかけるはずでいた杉元たちは夜闇にまぎれた盗賊に逆に襲われることになる。
しかも男たちは全員温泉に入っていため全裸で戦うことになる。
暗い中で全裸、目が暗さに慣れない杉元たちと暗さなど関係なく動ける盗賊たち。
夜明けになるにつれて形勢逆転していくさまと旅館の中に入ったあとにまたひっくり返るのがおもしろかった。
Posted by ブクログ 2022年02月27日
二周目。
盗賊たちとバトルになる杉元たち。
子供は撃たないらしいが、素っ裸でどうやって戦うのか。。
尾形はやっぱこういう時賢いな、
トニは土方たちにつくことに。
犬より役に立たない谷垣(笑)
写真の中の自分以外の兵士を全て自分にする鯉登少尉(笑)
鶴見中尉に黒子に足を描かれる宇佐美と、
それを見...続きを読むて笑い涙するピュアな二階堂、
羨ましがる鯉登少尉(笑)カオスすぎる
変なポーズの写真撮らされる騙されやすい
おもちゃ谷垣wwwww
白石にピュウ☆ってやられた時の尾形の顔草
入れ墨を入れる宇佐美wwwww
尾形が言うチタタプ可愛すぎる...
谷垣とインカラマッが外で真剣に話している時に
白石が途中で酔っ払って入ってんのわろた
いよいよ網走監獄に突入!!
偽物のっぺら坊に引っかかりどうなる??
Posted by ブクログ 2021年08月11日
また新キャラ出てきたー!
門倉父って旧幕府軍って新撰組だったってことか?
少なくとも有名な隊員には門倉姓はいなかった……はず。
そしてインカラマツ、やっぱり鶴見中尉と通じてた、けど裏切っちゃうのか?
Posted by ブクログ 2019年12月22日
物語は北海道にとどまらず、樺太やロシアに広がった。日本という閉じた枠組みで世界を見ることはできない。国民国家は国家権力が押し付けたフィクションである。
狩りをするアシリパはアイヌ社会のジェンダーではあり得ない存在である。都合よくアイヌを設定に用いているように思えたが、アシリパが特殊な存在になった事情...続きを読むがあった。この点は物語の現実味を高める。
一方で親が子どもに影響を及ぼすという点は個性や自我を重視する近代的人間観からはつまらなさを覚える。「新しい時代のアイヌの女」は自我ではなく、親の理想に従ったことに過ぎなくなる。
『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィも『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルトも『スターウォーズ』のルーク・スカイウォーカーも親が何者かが影響している。親を背負わなければ物語が成り立たないのだろうか。明治的な立身出世主義は下らないが、親に縛られることも不健全である。
Posted by ブクログ 2018年10月08日
いや、みなさんよく動けるよね。
谷垣とインカラマッの安定感。
うーん、みんなが中尉のこと好き。
チタタプに厳しいアシリパさん、よかったねみんなでチタタプ。
ついにやっと網走に。
Posted by ブクログ 2018年03月29日
網走監獄にたどりつき、ついに話が進んだといった感じ。杉元たちと土方たちの共同作戦が額面通りにならないのは、そもそもゼロサムゲームだから当然だけど、巻末で鶴見中尉たちが乱入してくるのは三つ巴の構図が活きていて楽しい。
Posted by ブクログ 2018年03月27日
温泉で襲撃され、逃げる。
1枚だけアウトがあった。作者、狙った?。小さいコマ。
門倉さん、胡散臭い。鮭、そんな高価かい?隠語?鮭=金?
見る場所が多くて、駆逐艦にもっと感動したいのに(次巻だね)味わい尽くせなかったのが悔しいっす。ヒンナ。
尾形、杉本達の所を離れるからチプタプって言った気がした...続きを読む。