バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
なんといってもアシㇼパさんが可愛い。
そんな可愛い女の子が、各話表紙で北海道の可愛い動物たちと戯れているかと思うと、次のページでは食材として美味しく食べちゃうそのギャップに笑ってしまいます。
動物性タンパク質、大事!
アイヌの人達の文化や言葉をしっかり調べていて、北海道に旅行してアイヌにまつわる施設に行ってみたいなと思いました。
もっと早く出会いたかった! 本当にすごい漫画です!!
動物好きさんへ
匿名 2024年01月23日
私はずっと心配してたのですが、この巻で登場するアシリパさんと仲良しの
エゾオオカミのレタラさんは、無事です。
杉元が保護した子熊ちゃんも、無事です。
不死身
匿名 2023年11月11日
アシリパさんの作る料理、ちょっと食べてみたい。。札幌生まれ札幌育ちだが、道内は小樽、函館、旭川、帯広、苫小牧位しか遠出したことがない。一度でいいから網走刑務所見てみたいが、あまりにも遠すぎる💧
アイヌの食事を絡めたギャグ風のやりとりを絡めつつ、金の隠し場所を巡ってのいくつかの勢力が争うスリルがたまらない。
表紙になった動物は…
匿名 2023年08月28日
ゴールデンカムイと言えば、アシㇼパさんと動物の爽やか表紙シリーズも好きです。次のページで必ずと言っていいほど、殺されているというのが…
Posted by ブクログ 2023年07月05日
アシリパのコタンと親戚や村人との交流が心温まるだけに、アシリパを置いて去ろうとする佐一の気持ちも分かるがえげつない危機に陥る。直ぐに次巻を読みたくなる。
作中随一のお色気要員である谷垣の登場。
しかし、改めて見てみるとちょっと細くないか?
性格も狼の毛皮を欲しがるなどちょっと違う部分がある。
最終巻まで読み進めた後に読むと新鮮な感じがする。
匿名 2023年02月12日
アシリパさんの顔芸が完全に定着してギャグのテンポも上がってる感じ。
最後におまけで作中では訳なしのアイヌ語だったシーンの日本語訳版をつけてくれてるの嬉しい。
キャラが濃い!!!
匿名 2023年01月21日
キャラの濃い金カムのなかで個人的に好きな野間が登場した巻です。強烈な生きざまを見せてくれました。それに、優しさを捨てきれずつめの甘い谷垣。
アイヌの話を採りあげているということで読んでみた。正直、顔の描き方が人形に見えてならず、生きている感じがあまりしない。目が死んでいるというか・・・。話自体は面白そうでもう少し読み進めたい。
匿名 2022年08月01日
本筋から外れた小ネタも、小ネタに収まらない面白さがあります。
アイヌ文化、アイヌグルメ、ヒグマの生態などなど、どれもしっかりと研究して間違いが無いよう丁寧に描かれている。
レタラかっこよくて可愛ぃ…
アシリパさんも表情豊かになって、杉元もギャグ顔が増えて、エグさをいい感じに中和してくれてます。
ほっぺた串刺しで顔色一つ変えない杉元ヤバすぎる。
杉元が強い。残忍な場面も多いけど、笑えるシーン多いです。アイヌの文化や暮らしぶりは、知らないことばかりでとても興味深い。
アシリパちゃんが教えてくれるアイヌの生活や食文化の情報がとにかく楽しいし素晴らしい。SDGsをとっくに実践していたアイヌの人々。
物語ももちろん面白いのですが、アイヌの文化や暮らしについて知れるという点でもとっても面白いです!アシㇼパの狩猟の知識の深さに脱帽です……!
牛山登場
鶴見さん登場
二階堂兄弟登場
谷垣ニシパ登場
盛りだくさんで良い。
お気に入りのシーンは指をかじるところと、梅ちゃんが誰ですか?ってなるシーンが好き。
あと言葉選びがいい。片っぽ靴下ちゃんとかろうそくボリボリとか。
そして気になってた訳が後ろにあった!!嬉しい!!(フチから杉...続きを読む元への言葉)
これはコミックバージョン買うべきのやつだ…
匿名 2022年04月18日
主要キャラもそれぞれ動き出して物語が展開し始める。
ヒグマの恐ろしさにも震えました。
今では食べられないし、あまり食べる気にもならないけど、なぜか惹かれるグルメ情報も満載。
Posted by ブクログ 2022年01月08日
アイヌの埋蔵金を巡るサバイバルアクション。
何と言うか、このキャプションの時点で既に魅力満載です。「埋蔵金を巡る」冒険に「アイヌの」のロマンが加わったうえ、「サバイバル」ですよ。
実際に読んでみるともうこのキャプションどおり…って言うかそれだけでは伝えきれない魅力がまだまだ山ほどあります。
まずは...続きを読むその溢れる疾走感。
第1巻からいきなり走り出したストーリーはさらにギアが上がりました。
尾形の足跡を追う帝国陸軍第七師団に追われた杉元達。杉元は3名を羆を利用して斃し、アシㇼパを追った谷垣源次郎はレタㇻに足を砕かれます。彼らを退けた杉元らは、第七師団の三人と刺し違えた羆の仔をアイヌの風習に従って育てるため、アシㇼパのコタン(村)に向かいます。
案に相違して温かい歓待を受けた杉元は、アシㇼパを激しい闘争に巻き込むことを嫌い黙って一人村を離れ、小樽で刺青人皮の聞き込みを再開しますが、二階堂兄弟に捕らえられて鶴見中尉の前に引き出されます。
一方コタンに置き去りにされたアシㇼパはレタㇻを連れ、ひょんなことから途中で合流した白石に協力させて杉元を追うのでした。
…と、粗筋を抜き書きしてわかるとおり、この巻では、第七師団を中心にストーリー上の重要人物が登場するのに加え、元新選組副長の土方歳三(と牛山辰馬)も顔見世をしています。
てか、何の前触れもなく土方歳三が出てきて眼光鋭く剣を振るう時点でワクワクが止まらないジェットコースターです。
加えて、小樽の蕎麦屋に始まる二階堂兄弟との因縁と鶴見中尉の変態っぷりに、書くほうがもう先を書きたくて仕方がないような勢いを感じました。
登場人物もエキセントリックな「変態」っぷりを押し出してきます。
特に鶴見中尉。
上官たる和田大尉の指を噛み切ったうえ射殺させる、吹き飛ばされた前頭部の頭蓋骨から「興奮すると変な汁が出る」、表情一つ変えずに杉元の両頬をみたらし団子の串で突き刺す…、この巻では残虐さがクローズアップされますが、埋蔵金を追う動機を「ロシアから賠償金もとれず元屯田兵の手元に残ったものはやせた土地だけ 我々の戦争はまだ終わっていない」「北海道を手に入れる 船上では英雄だったのに故郷へ帰れば放浪生活 何か報われたか? 失ったもののほうが多くはないか?」との語りからは貧しい部下を思う気持ちが伝わってきます。
アシㇼパから脱糞王と呼ばれた白石は相変わらずの軟体っぷりを見せ、洋平浩平の二階堂兄弟は「殺そう殺そう」と連呼し、杉元は杉元ですっかりうんこ食いにされてしまいましたw。
毎度登場する獲物の料理も魅力の一つ。この巻ではウサギのチタタㇷ゚、カジカのキナオハウ、カワウソのオハウに加え、にしん蕎麦までもが登場します。
とりわけカジカのキナオハウは、「ダイコン ニンジン ジャガイモ ホウレン草に昆布 そして素焼きしておいたカジカが入っている」「カジカの濃厚でコクのある出汁がきいている たっぷりの野菜がうれしい」「カジカの塩焼きも脂がのっていて香ばしい」だそうな。アイヌ風でなくともカジカ鍋は「鍋こわし」と呼ばれるほど美味しいんだとか…。
ああ、最近はまた北海道への旅行どころか、北海道の料理を食わせる店にも、北海道物産展にすら足を運びにくくなってしまいました。早く平凡な日常が戻ってきますように…。
この巻では、他にアイヌのコタンでの暮らしと、「イオマンテ」に対するアシㇼパの考えなんかが描かれています。杉元が私たちの代表としてちょっと聞きにくいことをアシㇼパに聞いてくれている感じ。アシㇼパが「新しい時代のアイヌの女なんだ」と胸を張るのが新鮮です。
2巻は二階堂兄弟に杉元が反撃を開始したところまで。相変わらず地獄のヒキですw。刺された杉元は無事なのか、アシㇼパと白石の支援の手は届くのか。
待て次巻、ですね。
第 8話 闘争
第 9話 窮鼠
第10話 博打
第11話 アイヌコタン
第12話 カムイモシリ
第13話 憑き神
第14話 遠吠え
第15話 におい
第16話 死神
第17話 追跡者
八億円相当のアイヌの埋蔵金を巡り… 日露戦争の英雄不死身の杉元とアイヌの少女アシリパ、二人の前に立ち塞がるは… 凶悪な死刑囚集団、北の最強軍隊第七師団、巨大ヒグマ!!! 圧倒的な北海道の大自然を舞台に、繰り広げられる生存競争!!!!! 燃え盛る命! 削り合うのも命! 一攫千金サバイバル第2巻!!!!!!
登場する人物が増え、金塊争奪戦も三つ巴となり益々盛り上がって来ました。
迫力あるアクションシーンに美味しそうな料理、そしてアイヌ文化。
とても読みごたえがあり、満足感のある巻です。
鶴見中尉も大分イカれたお方だが、熊相手に逃げ出さないだけでなく、攻撃食らっても立ち向かうわ、顔が剥げて自分は死んでも熊を倒しきるわ、一兵一兵も大分イカれた強者。
刺青人皮を集める話なので、グロいシーンもありますが、うさぎなどを食べているところは、ギャグ要素もあって面白い!!
アイヌの文化はあまり知らなかったから
色々勉強になります!
目玉を食べている杉元の表情が好きすぎます!笑
アイヌの生活がとても丁寧に描かれています。ストーリーが面白いのは勿論だが、こういうアイヌの息吹を感じることが出来ることもこの作品の魅力です。自然とともに生きるアイヌの文化の奥深さを特に感じさせてくれる巻です。
アシリパさんはツッコミではなくボケ倒してるんですね。
アシリパさんが可愛くて仕方がないのですが年齢はいくつでしょうか?
ギャグの顔もシリアスの顔も、どちらも魅力的だし、全てを大切にしてる感が伝わる性格も素敵です。
むしろ、見つからなければおもしろみがなくなるんですが、入れ墨の入った囚人を見つけるペースが早すぎませんか?
これが、現代ならまだわかるんですが、デジタル技術のなかった明治時代に「こんな簡単に見つかるわけねぇだろ!」と思いながら読んでいました
とはいえ、おもしろいので、オススメ
サスペンス、バトルだけでなく
アイヌやサバイバルの知識を得られて
笑いやグルメの要素もレベルが高い。
ウサギ・ヒグマ・カワウソ・オオカミと野生動物がたくさん登場。迫力ある描写がすごい。
シリアスな場面とギャグが程よく混じり合って飽きさせない。隅々までじっくり楽しめた。
キャラクター同士のやりとりが本当に面白い!アシリパさんの知識が豊富で尊敬せざるを得ないし、小さい子どもだけどちゃんと相手を尊敬、尊重している杉元さんのことも尊敬できる!
なかなか描写がエキサイティング!カワウソと言ったらもう今やペットになっているほどの愛されキャラだし、他に読んでいる作品のなかでは癒しキャラ…なカワウソを皮剥いで煮て顔にまで付けちゃいましたね。作家さんのセンス嫌いじゃないです。
アシリパさんの村へついていく杉元。
脳みそを頑なに拒絶w
アイヌの文化についてものすごく詳しく紹介されています。
金塊争奪戦にて、杉元たちのライバルになる第七師団が本格的に登場します。
容赦がなく不気味な鶴見中尉ですが、キャラが掘り下げられた現在にまた読み返すと違った風に見えて面白いです。
アイヌのコタンでの伝統的な暮らしの話も勉強になります。
2巻ではアシリパの故郷の村へいきアイヌの文化を知ることができました。
文化や食事風景の描写も素晴らしく、杉元を通し読者側も追体験できる仕組みになっています。
1巻よりもっとグロ描写が多かった気がする、だんご串のシーンとか見ててイテテ!と思っちゃいますね。
杉元は戦いに関してはネジがぶっ飛んでいて、普段のアシリパさんや村の皆といるときの優しい表情とのギャップがすごい。
アシリパの住まう村に行くことになった杉元に対しアイヌの民族に伝わる神々信仰やそれにまつわる風習などの説明が沢山ありとても面白い。全てのものに神が宿るという考えは物を大切にする天においても大切だと思う。
Posted by ブクログ 2020年12月29日
バトルシーンやはり最高。
意味ありげな一言をしっかり回収しながらのバトル、アツイ。
変な人も出てきてますます目が離せない。
あと狼かっこいい!
「オソマ」登場巻です。
ここだけ見ると一時的なギャグ表現のようですが、意外にもずっと存在感を持って出てきます。
ゴールデンカムイに欠かせない要素の一つです、オソマ。
Posted by ブクログ 2020年05月07日
「不死身の杉元」とアイヌの少女・アシリパが手を組んで囚人たちが隠したという埋蔵金を探すことに…。
でもって、埋蔵金はかなりヤバめの人も惹きつけていて、日本の軍人さんたち(陸軍最強と言われた北海道の第七師団)やら旧幕府軍の軍人・土方歳三やらも狙っており…。
そうか…
ヒグマは巣穴に入ってきたモノは...続きを読む襲わないのか…
ヒグマに遭った時はそうしよう…いや、その前に巣穴に入る勇気がない!!
そしてカワウソは頭ごと煮込むとヒンナ
アイヌ、旧日本軍、ハンター、生物。。。
はじめて知るたくさんの情報に最初は頭がついてこないかもしれません。
しかし、読み返せば読み返すほど緻密な調査が壮大な物語にマッチしていて読み飽きません。
あとは食事シーンが堪らなく良いです(笑)
無料サンプルをいろいろ読んでますが、久しぶりに興味あるマンガに出会えました。絵の見易さと内容の面白さに惹かれ、ついつい続編を購入してしまうほど良い作品だと思います。
Posted by ブクログ 2018年08月29日
戦後梅ちゃんの所に遺骨持って帰ってくるエピソード辛すぎる…元が優しく繊細な子だけに佐一のPTSD重症じゃない…
あと羆にヤられて顔面ベロリがなかなかエグい
Posted by ブクログ 2015年12月12日
サバイバルもふもふグルメバトル。
アシリパのコタンでのほのぼの温かい。
そういう役割だからかもしれないけれど、アシリパはずいぶんと自分の文化を客観的に見ているなあ。
Posted by ブクログ 2015年03月15日
一巻は話の起動にページが費やされたが、それを超えた後はエンジンがかかって面白さが加速していく。
敵の屯田兵達がスキーで襲い掛かってくる場面からケレン味がかかってきて、しっかりとした下地を整えた一巻からの対比が興奮を生んでいる。
バトル、ギャグ、飯、豆知識、全部鍋にぶち込んでいて、それらが見事に調和し...続きを読むており、いよいよ本格的な冒険活劇が始まるといった感じだ。
Posted by ブクログ 2024年04月22日
アイヌ、北海道文化の解説部分も多く、知る楽しさを知れる。
軍人の割に杉本ニシパはゲテ物珍味を食べれない。
アシリパさんとのかけ合い、顔芸もジワる。
そして、第七師団との刺青人革をかけた争いがはじまる。
時代背景から言っても 殺伐としている中で 屈強な男たちが金塊に向かって 牙をむき出しにしていくストーリーが 冒頭からガンガン感じられる。一気にはまりそう。
まだ2巻なのにもうこの面子!既に3つの局が求心力を持ってるやん。危険なアクションシーンに差し込まれる小樽の街、大自然とアイヌコタンの生活が絶妙なバランス。読みやすい。
Posted by ブクログ 2023年06月17日
アシリパの故郷の村にての、アイヌの風習やら考え方についての話。クマを捨て犬捨て猫に置き換えて、読者でもなんとなく想像が付く部分と、現代社会における生き物との共存というテーマのもう少し根源となるアイヌの自然信仰の考え方、そういったものが提示され、山中のサバイバルストーリーに深みが増していた。
アイヌ文化をよく知るきっかけになる。解説が多いなかで今後どのように金塊に絡む話が進んでいくのか要注目。
Posted by ブクログ 2023年01月28日
アイヌのご飯コーナーが面白くなってきた。
・ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない
・日露戦争にアイヌ民族が63名従軍した
・イオマンテ=飼っていた子熊を送る(殺す)儀式
・ニホンカワウソ北海道亜種は1950年代に絶滅
・日露戦争 ロシアから賠償金取れなかった
・
Posted by ブクログ 2022年08月12日
203高地を生き抜いた帝国陸軍第七師団の猛者たちが杉元を追跡。すんでのところでヒグマの穴倉に飛び込んだ杉元。追手はヒグマによって全滅させられる。
杉元と別れたアシリパは第七師団の一人・谷垣に追い詰められるが、こちらも白狼のレタラに救われ、谷垣は重傷を負う。
ヒグマの子供を連れ帰った杉元は、アシリ...続きを読むパの集落に招かれる。
第七師団の鶴見は自らが放った部隊が大損害を受けたのを見て、杉元を追い始める。杉元はアイヌの村をひそかに離れ、入れ墨の囚人を追って小樽にでるが、そこで鶴見の捕虜となる。鶴見の野望は北海道制圧で、そのために金塊を追っている。杉元は自分につかないかと持ち掛ける鶴見の誘いを断り、入れ墨のありかをはけと拷問にかけられる。
一方、杉元を追ったアシリパは小樽で脱獄囚・白石と出会い、二人で杉元の救出にむかう。
匿名 2022年07月25日
青年誌連載ということで最初からグロテスクで残酷な表現があり読み続けられるか心配でしたが、戦いの後の二人のやりとりが面白くてそんな心配は吹き飛びました。
文化の違いは食事に一番出ると思うけど、そこのやりとりがとにかく面白い。
日露戦争帰りの不死身の退役軍人とアイヌの少女がタッグを組んでアイヌの長老たちから奪った男が隠した金塊を探す北海道を舞台にしたスケールのでかいなんでもありな冒険活劇の第二巻。
金塊の情報を得るために小樽の街に降りて奇妙な入れ墨の入った男を探す杉元とアシリパ。
しかしそういった聞き込みをしている...続きを読むと逆に他の勢力に二人が金塊を探していることがばれてしまう。
その一人の囚人、白石由竹の入れ墨を描き写し彼を逃したあとの二人は屯田兵の部隊、北海道の第七師団に追われることになる。
その中の一人、谷垣に刺青人皮を持っていることが知られてしまうがアシリパのかつての相棒であるエゾオオカミのレタラによって助けられる。
その後アシリパの家に招かれた杉元はそのコタンの中で大切に育てられ生きている彼女を見て、血みどろの金塊争奪戦に巻き込むわけにはいかないと考えた杉元は一人コタンを出て行くのだった。
しかし街で聞き込みをしていると第七師団に捕らえられてしまうのだった。
金塊にそれぞれの思いを投影させている勢力がいくつもあり、それらが二人の行手を阻む。
道が分たれたように見える杉元とアシリパが今後どうなるのか楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年09月18日
死んだやつのメッセージを基に何者かの正体に気付き,杉本とアシリパをスキーで追う集団.二手に分かれて,杉本はヒグマを利用して相手を撃退,アシリパはエゾオオカミ(レタラ)に救われるも追手を殺さずに放置.追手はエゾオオカミも捕まえる気.
ヒグマの子供と杉本と共にアシリパの集落を訪問.
土方歳三っぽいおじ...続きを読むいさんと不敗の牛山という人が体の絵を書き写す方法を考える.いずれ第7師団とやり合い,絵を奪う気.
アシリパを置いて村を出る杉本.鶴見という脳が少し吹っ飛んでやばい感じの軍人に街で捕まり部下になれと言われる.逃げ出そうと反撃に出たところで終わり。
アシリパは杉本を追い狼と町へ。なぜか脱獄王と合流してしまう。
Posted by ブクログ 2020年10月16日
話がだいぶ複雑になってきた……。
鶴見中尉と土方歳三は対立する同士なのか。
しかし、土方は私のイメージと違う……。
脱獄した囚人たちと土方の繋がりがイマイチわからん。
Posted by ブクログ 2020年08月18日
杉本が、金塊を追う屯田兵に囚われ、彼を探そうとするアシリパ。
離れていても互いを思いやるような絆ができてきたことは印象的ですし、ピンチにある杉本のこの後の活躍も気になります。
そして、アイヌの料理がとても美味しそうです。
自然の諸々をカムイ(神)として尊重し、謙虚に生きるアイヌのあり方の価値を理解...続きを読むすることが出来る作品でもあります。
Posted by ブクログ 2018年10月16日
再読。羆と第7師団の戦いが印象的。顔の皮を剥がされても戦う執念がすごい。鍋料理美味しそう。谷垣が初登場するがレギュラーになるとは初読時は思っていなかった。後に再登場する尾形もそうだけど、話が進むに連れキャラが濃くなるのがいい。
Posted by ブクログ 2018年10月30日
扉絵のウサちゃんとヌルちゃんに何が!かわいい。
アシリパさん以外にはクールなレタラと小熊ちゃんもかわいかったです。
もうおばあちゃん公認である。素晴らしい。
戦争帰りで「不死身の杉元だあ」を自認しているくせに、自分にない知識特技を持っている人には謙虚で、相手の文化を否定せず受け入れ、おばあちゃん...続きを読むにも優しい、こいつ滅法いい奴じゃねぇか、やっぱアシリパさんにはこいつしかいねえぜ!とよくわからない感想を持つのでした。
Posted by ブクログ 2018年03月24日
『シャトゥーン』というヒグマの小説を読んでからヒグマが地上最強の猛獣のひとつであることが分かり、ヒグマが出るとハラハラする。北海道で冬で山ってだけでも充分危険なのにヒグマや敵まで現れて盛りだくさんすぎる。サバイバル要素もすごくいいし、素晴らしいエンターテイメントだ。
Posted by ブクログ 2018年03月06日
結構グロい展開なのだけど、どことなく愛嬌のある絵とところどころ挟まれるゆるめのグルメウンチクで薄まってる感じ。なんで杉元って不死身なんだろうな…?
Posted by ブクログ 2018年02月14日
アイヌの風習、食文化は衝撃的なことが多い。
そのすべてに意味があり、聞けばなるほどと思えることが多々ある。
カワウソの頭は食べられそうにない…
Posted by ブクログ 2016年04月06日
上手い具合に散りばめられた謎とか、四面楚歌的で絶望的な主人公界隈とか、緊張感の維持が秀逸です。おそらくかなりお偉方まで絡んでくる展開になっていくんだろうけど、それでもなお、先行きが気になって仕方ないですね。殺戮マシーン的に描かれる敵さん達も、その無表情が効果的で、恐怖感の煽情に一役も二役も買っていま...続きを読むす。面白いです。
Posted by ブクログ 2015年12月19日
第七師団と囚人たち、そして主人公の三つ巴。サバイバルとグルメという、弛緩の絶妙なバランス。2巻にしてこの漫画の形が完成した気がする。文句なくおもしろいです。
Posted by ブクログ 2015年10月11日
ストーリーの進み具合は正直良く分からないんやけど、やっぱそれぞれの話しが面白い
特にいいなと思ったのが、間の表現
ヒナまつりに通じるところがあるけど、それより生き生きしてて単純に見てて楽しいギャグ表現ですごい好き
Posted by ブクログ 2015年05月10日
アイヌの文化とか知恵をがっつり紹介しつつ、アクションやバトルが盛りだくさんだから、すごく爽快で楽しい作品。おもしろい!
映画「許されざる者」を観た直後だったので、設定とかすごく似てると感じた。つい比較してしまう。あっちは命の重さとかを描いてるし役者陣の演技がすばらしかったけど、こっちはこっちで説教く...続きを読むささが一切なくてハラハラどきどきで、エンターテイメントとしてより楽しめるのはゴールデンカムイな気がする。
2巻はカワウソが美味しそう。
杉元とアシリパちゃんがどんどん仲良くなってくのも可愛くて、続きが気になる。
アシリパのボケ発言的なところが面白いし好きになれるキャラ。サバイバルバトル、グルメといろいろ楽しませてくれる。囚人たちも次々とみつけ、こいつらすげーな。
軍団に新選組?に埋蔵金を狙っている勢力が北海道に集まりつつあり争奪戦が始まってかなり面白くなってきた。シリアスばかりでなくほのぼのなグルメシーンなどが間に結構あり読みやすい感じがあるのが良い。
Posted by ブクログ 2021年02月27日
兎の目玉 ヒンナ(食事に感謝する言葉) オソマ(うんこ) このスキー板は「樺太式」または「露国式」といい裏一面に海豹の皮が貼ってある 羆は暫し攻撃対象に噛み付いては強靭な背筋力で投げ上げ…何度も叩き落とすことを繰り返し弄ぶ ムックリ 東北マタギの血 イオマンテ 刺青人皮にんぴ 淡水系のカジカは北陸で...続きを読むはゴリ料理として有名で味噌がとても合うことをアリシパはまだ知らない トリカブトの毒矢 干したプクサ(行者大蒜)で肉の臭みを打ち消す 鰊蕎麦の元祖は京都である為 甘いものは久しぶりなんで唾液腺が弾けそうだ ホロケウカムイ(蝦夷狼)の追跡からは決して逃れられないぞ 土方歳三
Posted by ブクログ 2016年01月24日
クレイジーな敵も沢山出てきて、本編自体は一瞬も気の抜けない展開が続く。その一方でアイヌの人たちとの交流の時間は、旨いもの食ってやたら饒舌になったりとか別の価値観を知ったりとかで優しく流れる。面白い。
杉本さんが 小熊を懐に入れてるのがかわいいのお!杉本さんのことさっちん!って読んでます
主人公好きになった漫画はリングにかけろ以来です すきー!さっちん!