あらすじ
鬼神の如き武功から日露戦争で『不死身』と呼ばれた杉元は北の最強軍隊第七師団に囚われてしまう!! その杉元を救うべく…アイヌの少女アシリパは、最後のエゾ狼レタラ、網走監獄の脱獄王白石と共に作戦を練るが!? 不死身な人間などいない! だが、風前において杉元の“命の炎”は、尚燃え上がる!!! 北の大地で生き急ぐッ! 命のバトルロワイヤルッ第3巻!!!!!!
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バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
何もかも新鮮
時代も、舞台も、あまりマンガのテーマに選ばれてこなかったものが選ばれているので漫画をよく読む人でもそれだけで新鮮だと思う。ほぼオッサンしか出てこないのに皆キャラ立っててスゴい。
洋平、浩平の兄弟との因縁
で、この後の関係の展開の為の話を読み返しました。
鶴見中尉との因縁も深まり、二瓶との死闘で続きます。
とても面白く読めました。
匿名
アシリパさん、おソマを食す!
のちにアシリパさんがハマりまくるおソマを初めて食べるのはこの巻。桜鍋には欠かせない味噌を震えながら口にする勇姿…杉元ならずともホロリ。
金塊争奪戦が複雑に
脱獄囚達にかなりのクセがあり、杉元やアシリパ達の行手を阻むもの、共闘する者と色んなタイプが出てきて興味深い。軍や元新撰組も絡み金塊を巡る争奪戦は複雑な展開になりそう。
匿名
カバー裏表紙も収録希望
19話でアシㇼパさんが矢を射るシーンはゴールデンカムイの中で一番好きなシーンです。この頃のアシㇼパさんは行動に迷いがなくひたすらカッコよく、ギャグのシーンも冴えていた。
しかし、表表紙・裏表紙を収録できるぐらいなら、カバー裏表紙も収録して欲しかった…
二瓶登場
刺青囚人は登場期間の割に印象に残っているキャラが多い。
本人たちのキャラクターはもちろん、作中の登場人物に後々にまで影響を与えている場合もあるからだろう。
そんな魅力的な刺青囚人の一人である二瓶鉄造の登場。
面白さはますます加速する。
金塊探しへ
本作のメインテーマの金塊探しが本格型する。同じく金塊を探す敵との戦闘シーンは見物である。不死身の杉元の真骨頂が垣間見える。
匿名
二瓶編はやっぱり原点だな…
メインはもちろん金塊争奪戦だけど、大自然が強いってのが全編通して描かれてるテーマだと思ってる。
自然と人間なんじゃなくて自然の中に人間がいるんだよね。
匿名
ゴトリ結成
この後数多くの修羅場を笑いと根性と狂気で乗り切ることになる3人。この雰囲気は新鮮で読み返しても面白いです。
Posted by ブクログ
谷垣の生まれ変わりが印象的な巻。
軍にも残れず、マタギにも戻りきれず彷徨う心。
二瓶との出会いが、彼のアイデンティティを取り戻す鍵となっていく。
本来自分の在るべき姿とは何なのか?
この作品に通底するテーマ。
軍人とは、マタギとは、アイヌとは、新選組とは、
男とは、女とは、そして人間とは。
流れゆく時のなかで、栄枯盛衰を繰り返す存在の儚さ、力強さ、美しさを描くのがゴールデンカムイなのだ。
この作品を読むことで、金塊よりも眩い命の輝きを、我々は垣間見ることができるのかも知れない。
これは!
ゴールデンカムイという読者を引きつけるトレジャー(宝探し)感がワクワクなんですが、 最初はアイヌの伝統や食事などアシリパさんとほほえましく思えてたのですが、いかんせん物語がおいてけぼりで食事の仕方がメインになりつつあります。たまにならいいけどけっこうある。 当然食の確保はわかりますが、多すぎるなぁ。
Posted by ブクログ
白石とアシリパの助けもあり、鶴見のもとから脱出する杉元。
箱館戦争を生き延びた土方歳三は、仲間をつくるべく、ならず者の長・渋川を訪ねるが、拒絶され、一味をせん滅する。
レタラの攻撃を生き延びた谷垣は東北のマタギ出身だった。ヒグマを撃ちに森に入ったところで、伝説的なヒグマ狩り・二瓶鉄造と出会い行動を共にする。二瓶もまた入れ墨を持った元囚人だった。二人は絶滅したと考えられている白狼レタラを狩るべく動き始める。
この動きを知った杉元とアシリパは二人の目論見を打ち砕く。二瓶と杉元の一騎打ち。
話の合間に出てくるアイヌの生活の知恵が楽しい。師団の兵士はみんな炭団の目玉をしており、不気味。
匿名
金塊の手掛かりを得るために対峙する相手は、みんな元囚人だけあって肉体的にも精神的にも手強い。
今巻はお笑い要素も少なく、緊張感のある駆け引きが楽しめます。
敵と味方だけでなく、いろんな立場の人たちとの関係や戦いもあるから面白い。三つ巴の戦いになったり協力しあったり裏切ったり。先が見えなくて面白い。
今は亡き、エゾ狼
現代では絶滅してしまった狼のことが詳しく書いてあるので勉強になります。あんなカッコいい狼が絶滅してしまったのはとても悲しいと思いました。
山の中の戦い
イカれた鶴見から逃げたかと思えば、今度は山の中で山好きおじさんと邂逅。変な囚人が多い!のっぺらぼうに小樽に行けと言われたのであればみんな小樽にいてもおかしくはないんだけれども!笑 変な人ばかりだなぁ………
鹿肉食べるシーンが大好き!まだアイヌの食べ方に慣れてない杉元と白石の表情が最高です。そしてなんと言っても二瓶鉄造。いやー、カッコいいオッサンです。
アイヌのお料理
獲ってきた獲物を食べるところが好き。アイヌと和人では食生活が違うので食べたことのないものがたくさん登場する。それらを頑張って食べる杉元と白石の表情が最高!
どうなる……!?
誇り高きホロケウカムイであるレタラを狙う二瓶鉄造……。中々のくせ者ですが、杉本たちは無事にみんなを護って刺青を手に入れることができるのか気になります……!
アシリパさんの顔芸と杉元の顔芸のクオリティが跳ね上がって最高!
鶴見さんの脳みそピュも好きだし、腑は予想外で好き。
あと妖怪白石に惚れた。
カムイのお話もへぇってなる。
シリアスシーンで湧いてくる白石が愛しい。
二瓶とげんじろとの話も好き。
アシリパ杉元白石コンビがほっこりする。
あとおまけがいい!!
興味深い
アシリパちゃんが杉元に食べさせようとするものは、普通の日本人には馴染みの無いものばかりで興味深いです。
食べてみたいような、生食は怖いような。
Posted by ブクログ
「狩る!戦う!食べる!生きて輝け!!
北の大地で繰り広げられる五感震えまくりエンターテインメント」たるゴールデンカムイ。
背中を焙られるような疾走感に追い立てられて早くも3巻。
第7師団の鶴見中尉に捕らえられた杉元は、アシㇼパ、白石、レタㇻの助力を得、二階堂兄弟の弟浩平を斃して脱出、鶴見の追跡をも振り切り、虎口を脱します。
山中で獲物を追っていた杉元達は、脱獄囚の一人で刺青人皮の持ち主二瓶鉄造が小樽に現れたとの情報を入手します。
「冬眠中の羆もうなされる悪夢の熊撃ち」と称される猟師である彼は、1巻でレタㇻに足を折られた谷垣を助けて同道し、アイヌ犬リュウを連れて最後のエゾオオカミであろうレタㇻを狙っています。
山中で遭遇した彼らの闘争はヒートアップします。
一方で配下に加えるべく盗賊団のアジトに向かった土方、牛山らですが交渉は決裂し、土方は盗賊団を全滅させたうえ、金塊を得て蝦夷地を独立させると自分の目的を語るのでした。
と、粗筋を書き出してわかるとおり、次から次へと闘争に巻き込まれるストーリーの疾走感は相変わらずです。二階堂兄弟との私闘を切り抜けた後、桜鍋を囲みユㇰ(エゾシカ)を追い、生きようと抗うユㇰに杉元が自らの姿を見る展開に少しクールダウンしたかと思いきや、二瓶鉄造の登場でとうとうギアはトップに入ります。
二階堂兄弟がしつこく杉元を殺そうとする様子、二瓶鉄造がレタㇻに向ける情熱、そして鶴見中尉や土方歳三の北海道独立にかける想い、もちろん杉元の金塊に対する執念、そんな登場人物の胸中の熱さだけが、物語の全体像がまだ曖昧模糊としていて誰が誰と組むのが得なのかわからない中、ぶつかり合う様が疾走感につながっているのではないかと思うのです。
そして、熱に突き動かされる登場人物はみな変態です。
上官に制止されたにもかかわらず執拗に杉元を痛めつけようとする嗜虐的な二階堂兄弟も、刺青人皮を胴着に仕立てて着込んでいる鶴見中尉も、そして獲物との闘争を予期して昂る気持ちを「勃起」と表現する二瓶鉄造なんてもうそのもの。さらに言えば、そんな言動や振舞いはもちろんですが、やっぱり目先の利益や自分の命なんかより信念を優先してしまうあたりが何よりも変態だと思うのです。二瓶が投獄される原因となった事件で官憲に保護を求めた最後の一人に官憲の目前で止めを刺すような、法や秩序などというものには縛られずに自らのルールを適用するさまは、他のキャラクターにも共通するゴールデンカムイの変態っぷりの本質ですよね。
加えて、次々と登場する変態との息もつかせぬ闘争シーンはこの作品の華。
巻末近くの杉元vs二瓶はほんのさわり(誤用)だけですが圧倒的な迫力があります。さらに中盤では、ゲームだったら間違いなくZ指定になりそうなゴア表現や欠損表現が頻出します。でも作中の人間の体は本物の3倍くらいの強度がありそうで、痛覚もコントロールされているのか、キャラクターたちは刺されようが骨を折られようが指を落とされようが頓着せず戦闘を継続します。モビルスーツ同士の戦闘や、スターウォーズでの剣戟(あれも結構頻繁に手が落とされますよね)を見ているようで、不思議と目を背けたくなる感じはしません。
圧巻は土方歳三による渋川善次郎一味のアジト襲撃。右手に刀、左手にレバーアクションのライフルを持ち、くるっと回してリロード(スピンコックって言うそうです)しながら皆殺しに追い込む様子は「これが新撰組副長鬼の顔か…!!」との牛山の台詞そのものです。
続いて毎度お楽しみの料理。
この巻では杉元達側で桜鍋(馬肉の味噌鍋)、鹿の脳みそ、肺、肝臓の生食、セウリ(気管)を使ったチタタㇷ゚、塩を振って焙った背肉(ロース)、そして二瓶鉄造側で「ニヘイゴハン」として羆の心臓の丸焼きと血の腸詰が披露されています。
杉元側では、今回料理が美味しそうというより、味噌を「オソマ(うんこ)」として忌み嫌っていたアシㇼパさんが味噌で仕立てた桜鍋を口にするまでを見開き含めて4ページ使って表現したのが最高です。てか、口に肉を入れた瞬間のアシㇼパさんに見開き使うとかw。
で、思い切って口にした結果、アシㇼパさんは味噌をいたくお気に召して「オソマおいしい」と目出度く変態の仲間入りを果たしたのでした。
二瓶鉄造側は、心臓も焼き鳥で食べる(ハツ)し、血のソーセージ(ブラッドソーセージ)も一般的なようですが、全く美味しそうに見えませんw。
紹介の仕方と紹介するキャラクターでこれほど変わるものかと思います。w
ついでに、暑苦しいおっさんどもの中の紅一点、掃き溜めに鶴状態のアシㇼパさんですが、この巻では変顔のオンパレードです。水を飲むべく水筒を咥えたうえ、どかそうとする杉元に引っ張られてなっている変顔が最高w
さて、この巻も杉元と二瓶鉄造のバトル真っ最中という相変わらずの地獄のヒキで次巻に続きます。
待て次巻、ですね。
第18話 救出作戦
第19話 駆ける
第20話 喰い違い
第21話 亡霊
第22話 伝説の熊撃ち
第23話 猟師の魂
第24話 生き抜いた価値
第25話 ユㇰ
第26話 山の掟
第27話 殺しの匂い
キャラクターの魅力
キャラクター一人一人が強い信念を持っていてそれぞれが際立っているのが素晴らしいなと思いました。人間と動物、自然様々な知識が知れるのも魅力的でした。
内容の充実した1巻
作者の前作が打ち切られたという経験から本作では出し惜しみをしないことにしたという言葉の通り、停滞せず飽きさせない展開と魅力的なキャラクターが次々に登場していてとても面白い。
特に二瓶鉄造というキャラクターが私のお気に入りで、その言動からはこの漫画の類まれな奥深さを感じた。
勃起!
白石という男
白石が仲間に加わった!
戦闘能力はないのに、ボケも出来て潜伏調査もできて、脱獄もできて、作者にも弄ばれ、読者にも弄ばれ、もぐら叩きのもぐら役もできる(夢だけど)。汎用性が高い男。
白石が止まらない
この巻、色々とやばいですね。
というより、登場する人物みんながこゆすぎて大変です。
相変わらずツッコミ不在の終始ボケ祭りですね。
真顔でボケられると置いてけぼりくらってる気がします。
狩猟
クマを単独で狩っていた二瓶が登場。玄人さがかなり出でいてかなりかっこいい。熊との戦闘シーンがとても良かった。そして、まさかの入れ墨囚人で杉元と戦闘に入りどうなるのか?
匿名
お味噌とアシリパさんのファーストコンタクト。調味料を余り使わずシンプルに自然の旨みを楽しむアイヌの人にとって、お味噌は新鮮だったろうなー。土方さんは一々渋くて格好良い(^O^)
アシリパさん
アシリパさんの変顔ww
脳みそ大好きなんだなw
アイヌグルメとマタギグルメの対決w
白石の装備はもうちょっとなんとかならんかw
大自然たっぷりの一巻
北海道の冬山での狩りが沢山描かれています。
ヒグマや鹿を追い詰め捕獲するシーンは人々が昔から使っている知恵などが大活躍します。
人と人の金塊をめぐる思惑だけでなく、こういった伝統的な知恵を見ることができるのもこの漫画の良い所だと思います。
熱い!
戦いのシーンが多く熱い展開ばかり!!!
狩猟や捕らえた動物の食べ方など、豆知識も多く面白い。使う場面はないとも思うけどなんだか覚えておきたくなる。
アシリパが相変わらずかわいい!
面白い!
読めば読むほど面白いです!
ギャグもシリアスな場面も緩急があって何回読んでもあきません。
杉元がお酒が入ってる時にアシリパさんに、“アシリパさんだけは俺を忘れないでいてくれるかい?”と、聞くシーンは普段本音や弱さを見せない分、とても切なかったです。
また、動物の命についてもとても考えさせられました。
日頃から動物の命をいただくという事に対して、
感謝と大切にしないといけないという当たり前のことを大人になって改めて思うことが出来ました。
Posted by ブクログ
新キャラがいっぱい。
じじぃになった土方や、狼を狙う二瓶鉄造とか。
そして仲間に白石は・・・加わるのかな。
3巻でもアシリパさんの顔芸がいいね。
桜鍋に入れた味噌、ついに食べて「オソマおいしい」って言った表情、めっちゃかわいい。変顔とのらくさがたまりません。
しかも食べた瞬間の顔、でっかく見開きになっているのがまた・・・実はものすごい重要シーンだったとか?
先日YouTubeでアニメ版「ゴールデンカムイ」二期のOPを見たら、レタラがいなかったような・・・
二瓶がレタラ狙ってるし、心配。
レタラ死んだらたぶん私は号泣する。
Posted by ブクログ
杉本救出計画。勢力拡大する土方。レタラと追う猟師の二瓶鉄造と谷垣。
二瓶鉄造が刺青の囚人ということを知らせたのは、脱獄王の白石。杉本を第七師団から救出した後、いつの間にか三人で行動を共にするようになっています。
二重追跡が逆転する展開が、すごくどきどきする。なんとも言えない緊迫感。
狩った獲物を食べるシーンが多い漫画ですが、いちいちうまそう。美味しいでなく、うまい。心の底からでてくるときって、うまいだと思います。味噌のうまさを知ってしまったアシリパさん。もう味噌なしではいられないでしょうね。なんだかんだと日本人の根底に流れているのではないかな、と思います。
アシリパさんのこと言えないな。大いに影響されてます。
カチコミ時のレバーアクション、スピンコックと、少年の心をくすぐり続ける土方歳三。なんてかっこいいんだ。
死場所を探しているのでは、という永倉の言葉ですが、死に花咲かせたいのかなと思いますね。ただ、徒花になりそうではある。新選組がその匂いしないでもないけどね結果論だと。だからこそ、もう一度なのかな。
なにはともあれ、3巻は勃起!
Posted by ブクログ
囚人の体に刺青として残された暗号。それを集めて解けばアイヌの奪われた莫大な埋蔵金の場所が分かるという。
その埋蔵金を手に入れるため、「不死身の杉元」とアイヌの少女・アシリパ、そして元囚人の脱獄王の白石が手を組む!
その暗号を持つ囚人の一人・二瓶鉄造。第七師団のマタギの谷垣は彼と手を組み、アシリパの白い狼・レタラを撃とうと作戦を立てる…。
レタラ~逃げて~!!
そして、オソマおいしい!!
最高のオッサンが出ました(笑)
二瓶鉄造
本当にすごいキャラクターだと思います。
猟奇的に猟師をしている変態なのですが、強い信念のもとに行われる行動は格好良いです。
男はやはりああいったキャラに弱いですね(笑)
ど下ネタすら格好良いです。
Posted by ブクログ
お水飲みたい杉元とアシリパさんの攻防がおもろすぎたナイス天丼。これアニメだとあっさりしててちょっと残念だったわけですね…
あとアシリパさんの「ヒン!」の顔が可愛くてホント好きw
しかし二瓶鉄造は格好いいな。娘がいた事に驚いたけど
Posted by ブクログ
異食文化理解で仲直り。
この漫画の素敵なところは、
・倭人である杉元がアイヌの年下の少女であるアシリパに敬意をもって接しているところ。
・アシリパも杉元のことを「お上品な倭人」とからかいつつ、大切なことはちゃんと教えてくれるところ。
・恐ろしいヒグマや神々しいオオカミももふもふもふもふなところ。
・アイヌのご飯がとても美味しそうなところ。
他にもたくさんあるけれど
Posted by ブクログ
感想
明治の北海道はやっぱり欲望渦巻く世界だったのか。
時々、話の繋がりが分からん。
あらすじ
第七師団も土方も北海道独立に向けて動く。
杉元とアシリパは鹿を追い求める。クマ撃ち名人二平と師団の手負い兵士が組んで杉元たちを追う。
匿名
強敵ばかり
金塊を狙う強敵がどんどん出てきて、しかもそれぞれのキャラの個性がすごい!正しいとは言えなくとも何かしらの信念を持った漢たち。読み進めるうちに引き込まれます。
ちなみにわたしはシライシがあんなギャグ担当になって仲間入りするとは想像してませんでした笑
Posted by ブクログ
第七師団からの逃亡。二瓶鉄造との勝負。
今回は北海道やアイヌだけでなく、東北マタギや東京下町の馬肉食に関する記述も面白く。
確かに少し前に下町あたりで、さくら鍋の看板を見かけ、名物とはあまり聞かないけどなんだろうと思った記憶あり。
東北マタギの、信仰と狩猟の掟がリンクする下りも好き。
桜鍋を食べる表情
迫力あるバトルシーンなどを見た後に 懐いていた馬の桜鍋を食すシーンがあるのは やっぱりゴールデンカムイっぽいな~とは思う。アシリパが おそるおそる食べるときの表情は ちょっと美しさからはかけ離れているけれど ストーリーのメリハリとしてはやっぱり面白いね。
二瓶戦、開幕。この頃から作者の白石弄りが始まる…。そして第七師団、土方組と、勢力が整い始める。土方の求める「死に場所」だが、「あの場所」が最終決戦の地になったことに、本作の三人目の主人公は土方説が強くなる。
匿名
個性的な面々が揃い始めて戦いも単純ではなくなってきます。
今回は金塊の手掛かりを追いながらも狩猟の知識も付いてますます面白い。
Posted by ブクログ
2周目。
二階堂の執着心の原点(笑)
潜入した時の白石のポーズ、おもろすぎ
追いかけていた鶴見中尉の「今日はやめておこう」怖い。。
白石本当にこういう時有能だなー。
二週目だけど土方と永倉らへんがよくわかんない。
新撰組の勉強必要なのかな?
渋川って必要?
水飲んでるアシリパの顔芸は何なのwww
そしてど変態二瓶鉄造の登場!
3人揃い踏み
日露戦争帰りの退役軍人とアイヌの少女が北海道のどこかに眠るアイヌの隠し財産である金塊を探すためのスケールの大きな旅をグルメあり笑いあり恋ありのなんでもありな和風闇鍋ウエスタンの第三巻。
アシリパを巻き込まないために一人捜索の旅に出た杉元は第七師団に捕らえられてしまう。
そして日露戦争帰りの中で有名な不死身の杉元だということもバレてしまう。
中尉の鶴見にこっちの勢力につかないかと誘われるが断る。
一方アシリパも杉元が自分の元を去ったのが巻き込まないためだという事に気づく。
しかし金塊を奪った男に父親を殺された以上アシリパ自身も当事者であることから杉元を探す。
レタラに頼んで嗅覚で探してもらうものの見つかったのは杉元ではなく白石だった。
白石から顔に傷のある軍帽の男が大暴れの末に第七師団に捕まった情報を得たアシリパは金塊の分け前を彼に渡す事を条件に杉元奪還を実行するのだった。
アシリパの杉元に対する本気、白石の本領発揮が見られる巻だった。
この3人は今後の旅で固い絆で結ばれていくがこの辺りではまだそれぞれの私欲が見える感じが逆に新鮮だった。
Posted by ブクログ
脱獄王白石の協力で鶴見らの監禁から抜け出した杉本はアシリパと合流し山に戻る。
鶴見は入墨人皮を着込んでいた。
アシリパに見逃された東北のマタギは脱獄囚であり凄腕の羆うちの二瓶と組みエゾ狼を捕まえようとする。
エゾ狼を打つ瞬間にアシリパと杉本のおかげで難を逃れた狼。杉本と二瓶の直接対決。
アシリパが味噌を食べ美味しさがわかった。
Posted by ブクログ
杉元よく動けるな。
鶴見中尉怖いな。
これまで色んな土方さんを見てきた気がしますが、こんなに渋くて格好良くて勝てなそうな土方さんも初めてです。
金塊のこと忘れかけるくらい、鹿追い編が面白かったのですが、谷垣がよく冷や汗かいてんのは二瓶さんに身の危険を感じているからか?、大丈夫か谷垣とリュウ。
もう杉元の殺し文句(多分)である。アシリパさん達の生き物への真摯な態度に感動して、とかそれもあるけど、とにかくかわいいすぎるわ畜生。
マタギゴハンも無理だわ、いけてフプチャだわ。
Posted by ブクログ
ベテラン猟師との対決で大盛り上がり。登場人物がみんなそれぞれ必死でいい。必死じゃないとすぐに死んでしまう真冬の北海道という舞台設定が素晴らしい。
Posted by ブクログ
これまた濃いキャラが出てきましたな…
1、2巻はコマ運びが少々ぎこちない感があったけど、ここにきて流れや迫力が出てきた、つか見開きで肉を頬張るインパクトたるや…笑。
Posted by ブクログ
冬の野山を駆けまわるのでサバイバル術のあれこれ、うんちくが素晴らしい。狼煙ってなぜ狼の煙かと、狼の糞には発火性のものが混じっていてまっすぐ上がるからノロシにテキトーだった。その狼は大量にいた鹿がある年、エサが雪の下に埋まってしまって取り出せないほどの豪雪があり大量に亡くなり、それにつれて狼も減った などなど。戦い、人物、描写力とも申し分なく一級のコミックだ。
Posted by ブクログ
土方歳三に続き、永倉新八まで登場。新撰組が絡んでいるところとか、このマンガを面白くしてるエッセンスのひとつですよね。その彼らもいよいよ動き出して、かたや主人公たちの前には、新たな刺青囚人が現れて、なかなか展開に目が離せません。あと、食する機会はきっとないんだろうけど、野性味満点の食生活も、魅力たっぷりです。
Posted by ブクログ
土方歳三登場。
ムードメーカーの白石も本格的に話に入ってきて
さらに様々な勢力が現れ、状況が複雑化していく。
アシリパの顔芸も増えてきた気がする。
Posted by ブクログ
オソマおいしい
これに尽きる
相変わらずイマイチ位置感や全体の繋がりが分からんけど、キャラがイキイキしてるから、場面場面が楽しい
猟師の狩るか狩られるかの戦いは観ててハラハラするから良いね
Posted by ブクログ
まず、表紙の土方がかっこいい!
刀とライフルの二刀流いい!
そして今回もアイヌフード漫画全開で
もう完全にはまりました。
キャラクターもいいし、
表情がなおいい。
慣れない生の内臓を食べさせられるときの
表情がおもしろすぎる。
次の巻にも大期待!
あいかわらず
相変わらずアシリパはおもしろい。ボケばっかでまたそれがかわいらしい。アイヌの人たちの知恵やグルメなどこんな生活なのかと勉強にもなる。鹿などの動物たちもこうやって刈って食べたり毛皮にしたりとすごい知恵をもってるよね。
Posted by ブクログ
調理用の羆の油 脱獄王の白石だ はらわた腸を盗みおった 刺青人皮にんぴ レタラにもご褒美をあげたい 浅草の吉原 桜鍋にするなら卵が必要だな 馬肉には腫れや内出血を鎮静させる効果があると聞いた 肉が桜色になったら食べ頃だ オソマ美味しい ヒンナだぜ ながくら永倉新八 生き残りたくば死人になれ 土方歳三 楓の樹液を集めて煮詰めたものがメープルシロップである 百々末の葉先 鹿の膀胱で作った水袋 サルナシの蔓 一発だから腹が据わるのだ 二瓶鉄造 6歳の雌で…子宮に出産跡が無い 個性と習性は別だ…習性を知り尽くせば有利に働く 猟師の魂が勃起する‼︎ 血の腸詰め 狼から家畜を守る為に硝酸ストリキニーネを餌に仕込んで大量にばら撒き_毎日数十頭の狼を駆除した 羆も恐れんアイヌ犬がこの様だ 鹿は死んで杉元を暖めた_鹿の体温がお前に移ってお前を生かす 獣の糞になる覚悟は出来ているんだろうな? 山での掟を貫いた代償は網走監獄への収監だ 狼の糞には硝酸分(火薬の材料)が多く含まれており_燃焼温度が高く煙が散ることなく真っ直ぐ高く上がった為_狼煙に使われたと言われている