あらすじ
「あばよロシア!!」 無事、再会を果たした杉元とアシリパ+白石。一行は、北海道に帰還するべく樺太を南下する。樺太を経たアシリパの胸には、これまでとは異なる想いが芽吹き始め、二人は、逢えなかった期間「相棒」同士の僅かな相違を感じる。そして、谷垣チカパシにも新たな兆しが。突然の市中射撃戦、活動写真化、土方鶴見の頭脳戦!! 衝撃×笑劇の樺太交差点、第21巻ッ!!!!!!!
...続きを読む
バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
一人一人の成長が熱い闇鍋!
今回も盛り沢山の内容!禁断のグルメ・口噛み団子!あのスナイパー再び!金塊の謎がまた1ページ!そして家族…。
笑いあり涙あり、そして鶴見中尉の底知れぬ恐ろしさ…
加筆たっぷりでもっと理解しやすく…いや、謎は深まった!お得が過ぎる闇鍋です!
なんだかアシリパさんのお父さんがいい人だとは思えなくなった。娘にアイヌ独立のために戦い殺す技術を教え、そう選択せざるを得ないように追い込んでいたなんて…しかし自分の目で少数民族の現状や文化に触れ立ち向かう意思を持ったアシリパさんを「するな」と束縛するのも違う。完全に杉元と同じ目線で物語に没入してしまっている。
内面
動と静ならこれは静の回。切ない場面も多いがエモーショナルになりすぎず、乗り越えて前進していけるキャラ達が魅力的。親や子供時代は切り捨てて、今の自分を生きるべきというテーマがここにも提示されている。怒りのシライシが良かった。
うますぎる
ストーリーの構成もキャラの描きわけと魅力も伏線回収もギャグの挟み方も全てがうますぎる。
間違いなく子供に将来読ませたい漫画。解禁の年齢に迷うけど。
らしくなった(^^)
読み進んでいくと、なんだかスッキリしない気持ちを感じていました。巻末で、違和感を感じてたのはそういうか‼︎と思いました。次も楽しみです。
鶴見劇場
月島が口にしたようにまさに鶴見劇場。頭脳と時間をかけて人をたぶらかし自分の意のままに操る鶴見のスゴさが際立つ。
Posted by ブクログ
アシリパと合流を果たした杉元一行が樺太アイヌの集落でお婆ちゃんの口噛み酒団子でほっこりする件から始まる本巻。敷香で日用品やらお気に入りの味噌を買い出ししていたところで白石がまた痛い目に。災難過ぎるよ。尾形か?という緊迫感の後、杉元が犯人をロックオンした先に向かうと…また、ほっこり。前の巻で足りなかったほっこり多めに感謝。
その後のエピソードで出てくるシネマトグラフを知ったアシリパさんが大活躍。ここで以前読んだアイヌ童話集で散々現れたパナンペじいさんとペナンペじいさんの話が出てきて笑った。そうなんですよね。この話に共通するテーマは面白いです。
でも、巻末に向けて、色々驚く裏事情を知ることとなり、考え込むことになります。
アシリパ、杉元、運命に負けるなよ!というところで続きます。え?白石は大丈夫?
匿名
有古かわいそう・・・
今後の展開でもそうですが有古が誰にも信用されていなくて、脅されてかわいそうです。でも菊田さんは見方だよ…
これは!
舞台が樺太に移ったことで、話が新鮮さを取り戻しました!
新しい土地、新しい自然、新しい習慣に出会う旅となり、まるで最初の数巻のときのような、冒険のワクワク感を感じました。
また、月島の過去のバックストーリーにも、心を揺さぶられました。
相棒契約再締結
ああ!やっぱステキだ、このコンビは!!!!
いろいろなものをみて、確実に成長しているアシリパ。
杉元もそれを認めて、アシリパの意思を尊重する。
そーだそーだ、2人で金塊を探せーー!!
チカパシとの別れは泣いてるのが源次郎ちゃんなのが前の動画撮影みたいで泣ける。
動画撮影の辺りはギャグ満載かと思いきや突然ウイルクとお母さん出てきて切なくなった。
感情のジェットコースター状態。
甘い嘘
チカパシ残ることになって良かったね。そして鯉登ちゃんの鶴見中尉への忠誠心が欠けていく回の月島の表情がほんとにすごかった。
そして白石の杉元への訴えがほんとにかっこよかったな。白石いいやつ。
アシリパちゃんカッコイイ
アシリパちゃんが樺太の旅を経て、とても頼もしく成長しました。
鶴見中尉と出会って、でも決別することを選んだ彼女は、とてもカッコイイです。
甘い嘘
甘い嘘が恐ろしすぎる。
そしてそれを受け入れ鶴見のそばにいる月島も。鯉登はこれからどうするんだろ。
そして鶴見の本当の目的は…。
どこまで深くなるんだか。
そして…、チカパシ~。
樺太編一の感動場面!
谷垣とチカパシの関係が素敵すぎる!
そしてそこに勃起を重ねてくる作者のセンスも秀逸すぎる!二瓶の銃も素晴らしい。
こういう展開に弱いんですよねぇ…
Posted by ブクログ
さよならロシア
ちんこの映画を撮るのめっちゃ笑った(語弊)
偶然映像で見るアシリパの母
二重スパイになる有古
それによって偽物の入れ墨が土方の元へ
チカパシとのお別れ
鶴見に対する不信感
アシリパと杉本が選んだ道は
二人で金塊を見つける道だった
白石がいいこと言う!、
いつもヘマをしてばかりの白石ですが、アシリパに戦争を降りろと言う杉元に対し「再会したのに離れたまま」と言い放ち、杉元に考えさせるセリフはいいこと言うな…という感じ。網走での活躍やキロランケの埋葬などなんだかんだ仲間思いのいいやつな面が沢山見られます。
Posted by ブクログ
良き。。心機一転って感じですね。
鶴見中尉の芝居、手が込みすぎてゾッとします。
月島軍曹のあの表情もゾクゾクしました。
ほんっとに憎めないキャラばかりですね。
面白かった
メインストーリーはあまり進まないものの、前に少し出てきたキャラが再登場したり、鯉登少尉が疑問に思っていた事がわかったりと、読んでいて引き込まれる内容だった。
感動!とにかく感動しました!
今まで映らなかったアシリパさんのお母さんが出てきたり、チカパシのお別れのシーンは涙が止まりませんでした。チカパシの名前の由来もここで回収でき本当に素敵な旅立ちでした。リュウもお別れしてまた新しい旅が始まるんだなーと、寂しいけれどこれからまたどんなキャラが出てくるのか楽しみです。感動したかと思えば、所々恐ろしかったりして本当に読んでいて飽きません!
そして、アシリパさんと杉元のコンビはやっぱり最高!杉元とアシリパさんがすれ違うことなく、しっかり気持ちを伝えられたのがとても良かったです。
Posted by ブクログ
チカパシと別れるところ本当に泣く……。
谷垣がずっと守ってきた子がいっぱしの男になって自分の人生のために別れを決めたことにも泣けるのに、間際の「谷垣ニシパが家族になってあげてね」ってインカラマッのことを案じてるところで涙腺が崩壊した。
面白すぎる
今まで何となく避けてきた原作だったけど、一気見してめちゃくちゃ面白い鶴見中尉のとことん用意周到してるのは驚異で、七師団のメンツにもそれなりに愛着湧いてきてるからどうなるか気になる
別れ
最高でした。
おっぱいのことしか考えられなかった幼くて孤独なチカパシが、家族を持つ未来を想像して自分の居場所を見つけられたことが本当に嬉しいです。一緒に旅をしてきた谷垣は一層嬉しいでしょうね。チカパシとリュウとは樺太でお別れになりますが、またどこかで登場することを願っています。
鶴見の恐ろしさに触れる回がありました。掌の上で踊らされていると気づいたところでもう逃れられなくなってるんですね。序盤からいる敵対組織の鶴見ですが最後まで敵であり続けてくれそうで楽しみです。
偽の刺青人皮とスパイを送り込まれた土方陣営ですが、目論見に気付いているようです。鶴見とどちらが上手なのでしょうか。
鯉登たちと行動を共にしていたアシリパ杉元はここで袂を分かちます。二人で旅をするのは久しぶりです。キロランケたちとの行動を経て一つ大きくなったアシリパさんはどのような選択をするのか。白石と谷垣は行動を共にするのか。コミックス派なので次巻が楽しみです。
ひさびさの杉元アシリパ白石
菊田と有古の初登場巻ですね。今回もめちゃくちゃ濃くておもしろかった。
アシ(リ)パちゃんが残さねばと感じるのはそりゃそうだよね。キロちゃんが命をかけてアシ(リ)パさんにいろんなことを伝えて、知らない父の姿を知りそりゃ使命感持つわな。それを杉元が心配するのは当たり前だけれどもそれをどちらもよくみてお前たち相棒だろ!って言ってくれる白石😢さすがだよ白石。
白石は基本癒しのネタキャラだけれどよく人のことみてるんだよなー。鯉登が鶴見劇場のカラクリに気付いてしまったときの月島とのやりとりも地味にみてたし。
後々の話での月島と鯉登のやりとりをこの巻のラストのやりとりを比べてみてあらためてこの時の月島のあなたたちは救われたじゃないですかのシーンをみてああ、どうかどうか月島も救われてほしいな、、、、ってなる。、。、。
最高です
すごく面白いです。男性にも女性にもオススメの作品です。巧みなストーリー展開で先が全く読めないので、続きがすごく気になります。次巻も絶対買います。
再会おめでとう!
とりあえず、杉元とアシリパちゃん白石が再会できてとっても嬉しいです。やっぱり主人公組が仲良くしてると安心しますね。
あと、白石が頭脳派になってくれてるのは非常に熱いです。普段はヘラヘラしてるけど、本当は頭の回転が早いところ、大好き。
個人的には師団が好きなので、鯉登と月島の不穏な雰囲気に精神をやられました(笑)この鯉登の気づきが、今後にどう影響してくるのかは期待と不安混じりで見守りたいです。
チカパシ谷垣にもやられました…。あんなに谷垣に懐いてたチカパシが離れてしまうことは寂しいけど、エノノカちゃんとヘンケとリュウと幸せに過ごしてくれることを祈るばかりです。
加筆の中尉殿については私も戸惑っていましたが、宇佐美のカットも増えていたので前向きに考えることにしました(笑)
相変わらず濃い一冊でした!
Posted by ブクログ
勃起で泣くとは……。
チカパシにとって、大きな「兄」に見守られて家族を見つける旅だったんだ。
個別のキャラクターの物語に愛があってとてもいいな。
鶴見の「甘い嘘」に気づいた鯉登、気づいていた月島(やっぱりね)。
鶴見中尉の最終目的がどこなのか底知れず恐ろしい。
杉本と同じくアシリパにはヒンナヒンナしててほしいって思ってたから彼女の決意には平手打ちを食らったような気持ち。
白石ほんといいやつだな。
尾形はなんなの?っての明文化されてた??
過去最高の期待値
各キャラクターの闇の面がいままでよりも濃い目に表現されているので、怖いもの見たさで何度も読み返してしまいます。
続きが読みたくて震える。
Posted by ブクログ
ちょっと話が広がり過ぎて、若干ついていけない感のあったロシア編、終了。今回は面白シーンが特に秀逸だった。アシリパ監督による映画撮影とか、最高。緊迫感あふれるシーンの連続なのに、こういうのがポッと出てくるから良いんだよな~。
Posted by ブクログ
面白かったー!
スッキリと話が集結していく感が気持ちいい。
狂え切れない月島がなんつうかほっとした。
鶴見とは、離れられないといいながら
何か引き金があったらどうなるか。
アチャが怖い。
テロリストと革命家の違いはあるのか無いのか
私にわかろうはずもなく
Posted by ブクログ
ロシアを後にする杉元一行。かつて尾形と対決したロシアの狙撃兵に追跡され狙われる。尾形がいないと知った狙撃兵は仲間になりついてくる。杉元たちは活動写真家と出会い若き日のウイルクが映っているのを見る。アシリパは活動写真でアイヌのことを伝えようと考えるが、アイヌを守るためには戦わなくてはならないのだろうかと思う。杉本は思いとどまらせようとする。有古に倒されたはずの都丹庵士は生きていた。有古は都丹を助け、鶴見中尉の持つ刺青人皮を盗んできたように見せかける。鶴見中尉に土方をスパイするように言われたのである。有古に持たされたのは偽物の刺青人皮だった。土方は有古が二重スパイであり、皮が偽だと見抜く。鶴見はアシリパを確保するため樺太へ向かう。樺太ではチカパシが現地に残り自分の人生を生きていくことに。鯉登と月島の会話。鶴見はアイヌの金塊を手に入れ、政権転覆と満州進出を画策しているらしい。鶴見と対面する杉元とアシリパ。自分のことは自分で決めようと決心したアシリパは、杉元と逃亡。
Posted by ブクログ
二周目
ロシア語のボンボンについて知る鯉登少尉。。
手鏡持ち歩いてるのかわいいwww
鯉登「手鏡も持ってないのかお前は!汚い顔しおって!」辛辣すぎwww
杉元絵下手すぎるのに絵で説明してんの可愛い。
バァンwww
活動写真でアイヌ文化を残そうとするアシリパ。
「見切れてんだよロシア人」めちゃめちゃセンスあるツッコミw
あと上映を見てる月島軍曹の気持ち、無表情だけど伝わるのすごいw
チカパシと谷垣ニシパの別れ涙出るほど感動。。
月島と鯉登少尉の会話怖すぎる。
月島の表情にぞっとした
「あなたたちは救われたじゃないですか」が
「俺は救われていないのに」って聞こえてきそう.
鯉登少尉は壊れちゃったね、、、、
鶴見中尉の真の目的
白石と杉元が本気で言い合ってるとこでの白石のオナラがマジで白石w
そんで最後白石は生きているのか????()
3人で金塊を見つけに行こう!
Posted by ブクログ
いろんな思惑が混ざり合って重なり合って、もう何が何やら……。
やっぱり、鯉登少尉誘拐したの、鶴見の部下たちだったのか?
しょっちゅう、敵味方が変わるから、複雑すぎて分からなくなる。
Posted by ブクログ
本誌とだいぶ違うらしいが、単行本は王道熱血青年漫画だった。
杉元が悩みながら先へと進む普通の主人公。尾形がいないとなんとかまともでいられるようだ。
鶴見中尉の「甘い嘘」を知った上で付き従う月島は認知的不協和の極み。真相に迫りつつある鯉登の今後が気になる。
アシリパVS鶴見中尉は「死んだ父親の遺志を継ぐ娘」と「己の志のために娘を死なせた父親」だよな、と。
Posted by ブクログ
コマは小さいけど、18巻の「鶴見篤四郎」以来の衝撃だな。
あの、大きさや鶴見の反応からするに、あの弾はアチャの拳銃から発砲された物だよな。。。
アシリパさんと杉元のギクシャク感が取れてよかった。そして、白石は本当に随所で良い仕事するなぁ。
Posted by ブクログ
シベリアから戻った杉本一行は鶴見中尉らと再会してシベリア編も一区切り、次巻からは新展開になるもよう。お話的にはそろそろ最終章といったところだろうか? 最終回まではまだ当分かかりそうだけど。
Posted by ブクログ
感想
樺太編も終わりか。
あらすじ
杉元たちはアシリパと北海道を目指す。
アシリパは、アイヌの文化を活動写真で撮影する一向と出会う。
鶴見は、有戸を土方への二重スパイとして送り込む。
杉元たちはチカパシを樺太アイヌの村に残して別れる。鶴見たちの本隊と会ったアシリパと杉元は逃げ出す。
Posted by ブクログ
残りご飯を潰して焼く秋田のキリタンポみたいなもんだな_きっと味噌を塗ったら会うはずだ 狙撃手の常套手段だ 我々はシネマトグラフを使ってアイヌ文化を沢山記録してきた 二重スパイ 限りなく黒に近い灰色 ひとりで立つ…これも勃起だね?谷垣ニシパ 彼は「甘い嘘」で救いを与えるのがお得意ですので 私は鶴見劇場を齧り付きで観たいんですよ最後まで
樺太から北海道へ戻る道程
活動写真が登場し、アイヌの記録を残そうと撮影を行う。過去に撮影したアイヌの記録の中には、ウイルクやその妻とされる人物が映っている。
鶴見中尉達がアシリパを迎えにきたが、アシリパは自分達で金塊を見つけることにし、鶴見中尉から逃げていく。