あらすじ
「天から役目なしに降ろされたモノはひとつもない」 金塊の手掛かり、刺青人皮も残す所、あと僅か…。己の役目とは何か? 命と命が交差するッ! 土方一味、第七師団、凶悪囚人、札幌大集結!! VS海賊房太郎、水中戦!!! 怒濤の波濤に、息継ぎ禁止の第24巻!!!!!!!
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バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
匿名
杉元vs.海賊の海中戦闘で、白石が杉元に人工呼吸しようとして、ブン殴られるシーンは、日本が誇る宮崎駿巨匠の初監督作品、TVアニメ「未来少年コナン」のオマージュだと思います…
新パーティー
元囚人の海賊房太郎がすったもんだあって杉元一行に加わる。この海賊の物腰や言動がなかなか鋭くてアシリパと杉元の関係を抉ってくる。
Posted by ブクログ
月島軍曹と鯉登少尉が谷垣を見送るところから始まる本巻は海賊棒太郎と石狩川で相まみえることになるのですが、生まれてから約35年転々と暮らしていた馴染みの地名が続々と出てくるもんだから、また1人で胸熱くなってしまいました。
どうやら、違う種類の殺人鬼が2人も札幌に来るらしい。やめてよ。どこにも来てほしくないけど。
特に子育てで過ごした江別の地名の由来の話に驚いた。当時の石狩川はチョウザメが群れで遡上していたため、アイヌ語のユペ・オッ(チョウザメ)が沢山いるから来ている説。
何にも知らずに石狩川の大きさに閉口していたあの頃の私を振り返る。
今回のほっこりは石狩川で沈みそうになる杉元に空気を届けようとしてあっさり拒否られる白石とか、第240話の扉絵が好き。
匿名
これぞゴールデンカムイ!
発射の扉絵が最高に気持ち悪いです。宇佐美のヤバさは作中でもトップクラス。菊田さんの語彙センスに脱帽です。
この巻やばい。中毒性が高すぎる。
海賊チート過ぎるし、郵便配達人のおじさんかっこいいし、宇佐美がパオパオだし情報過多で突っ込みが追い付かない…
これは!
それぞれの思惑で、北を目指す一行。
その先でも新たな出会いと新たな戦いが!
目的のため格闘大会に出たり相変わらずストーリーは濃いですね。
新たに仲間になった二人も良い味を出していて面白いです。
そして読者お楽しみのサービスシーンも満載!
海賊とのバトル
本誌で読んでいた時は興奮で気が付かなかった、キャラクターの機微もじっくり読めて二度おいしいです。
本格的に海賊が登場し、彼の人柄や杉元アシリパに与えた影響が読み取れます。
札幌へ
やはり目的が同じ者たちは引き寄せられる運命なのか、あらゆる勢力はなんだかんだ札幌を目指し始める。いよいよ大詰めなのかなーー!?杉元とアシリパの絆、最後まで見届けたい。それにしても犯罪者は変態が多すぎる。宇佐美もだけど。
尾形は何してるんだ?wwwwwいつものことだけどwwwww
鯉登少尉の元で働きたいな…前向きに信じるとか、ついてこい!とかかっこよすぎる。
海賊もかっこいいんだよな…
あと置いていかれちゃう頭巾ちゃんは可愛い。
親分の浮気!って言われたのってもしかして海賊??
皮を負けて置いていった人って親分だったの?!
伏線すごい…
役立たず白石w助けに来たかと思ったら息だけかよぉw
え、凄い…王国の話と硬貨の話ここで出てるじゃないの…ひとりじめとかも…凄いな…
アシリパちゃん耳赤い…かわいい。
好きな人には自分の好きなものを好きになってほしいもんな…って言っちゃう海賊もかっこよくてかっこいいとかわいいが爆破してる回だな…
宇佐美こわい…精子探偵こわい…
でた!
でた!せーし探偵!!宇佐美ほんとヤバいやつ。
そして海賊でてきた!これもまた好きなキャラのひとり。人の気持ちを読むのが上手くて憎めないキャラ。王様になりたい、家族をいっぱいつくりたいってなんかかわいいね。
え?!
もう展開が早くて、私は一体何を読んでいるのだという気持ちです。
序盤のシリアスな展開を吹き飛ばす、ぱおぱお対決とか…。
ギャグをよく思いつくなと思っちゃいました。
鯉登と月島に絆が生まれ始めたのが嬉しい。
そして王様になりたい房太郎の登場。敵なのか味方なのか。気になることだらけで、いつまでたっても気が抜けない。
盛り沢山
まさかの展開!
杉元が手を組む相手は新たな人物で驚き!
そして登場人物や事件、服装などなど、近代という時代を思わせる多くの要素にコミカルさも入れられていて面白すぎる!
Posted by ブクログ
海賊房太郎登場!
凶悪さと人懐こさのアンバランス、大きな夢が切ない。
彼らのような「ひとりぼっち」がたくさん出てくる。
精子探偵って何!?
菊田の正体も明らかになった。
狂乱の札幌
やっぱり面白い!
サイコー!面白いです。
キャラクターもストーリーもこの作品だけのオリジナルティに溢れています。
こんなに長期連載なのに、まったく失速しないのがすごいですね。
早く次巻が読みたいです!
安定の面白さ
この巻を購入する同志諸君には今更説明など不要である。が、あえて感想を述べると、諸君の期待は裏切られないことを小生は保証する。さあ買いたまえ、読みたまえ。アシリパさんと杉本に会える!
面白かった
海賊房太郎の泳ぎがすごい。服のまま泳いで船に乗り込むコマは何度も見返してしまいます。
後半の宇佐美は変態すぎて、菊田の言う通り何なんだこれはっ!でした。笑
あっという間に読んでしまいました。
こいつが加わるとは
今回新メンバーが加わって今後が楽しみになりました。個人的にぼうたろうのキャラが好きです。谷垣も引っ込まずしてもっと登場してほしい!
待望の新刊
1ヶ月前にファンブックが出たためか、連続して読めた感じがします。
ついに海賊房太郎が本格的に登場しましたね。
ファンブックによると重要キャラらしいので注目です。
今回も真面目な話にギャグを挟んでいてページを捲る手が止められません。
宇佐美活躍
今回はあまり物語が動きませんでした。
杉元一行は海賊を仲間に加え、札幌に向かって南下します。
宇佐美は娼婦連続殺人犯と接触しますが、捜索方法が下品で面白かったです。また菊田特務曹長が中央政府のスパイであることが明かされ、鶴見中尉の立場もそこそこ危ういことがわかりました。
全ての勢力が札幌に集結し、どんな波乱が起こるか楽しみです。
おもしろかった
赤ちゃんが無事に生まれて良かった。
父親と母親どっちに似るんだろう。
宇佐美vs連続殺人犯は本当に「何なんだこれはッ」でしたw
菊田さん被弾御愁傷様です。
状況を引っ掻き回しそうなキャラも出てくるし、新展開で読みごたえがありました。
海賊房太郎格好良いです。
Posted by ブクログ
やっぱり金カム面白い!
どういうことなの…?と 何回突っ込んだかわからない、置いてけぼり感ある疾走感が癖になる。
想像していたのと違う展開を見せてくれるので続きがもっと楽しみ!
Posted by ブクログ
谷垣とインカラマッを逃がす鯉登と月島。砂金が取れた川の流域を、刺青囚人を探して回る杉元一行。歌志内で奇妙な刺青を持つ飴売りの男に出会う。実は子供を殺す刺青囚人「上エ地圭二」であった。上エ地を取り逃がす杉元たち。石狩川を下って江別に行くことに。強盗のため乗り込んでくる海賊房太郎。郵便配達人が銃を撃つ。そこへすれ違った第七師団の船。気付かれる。船をぶつけて追跡不能にする房太郎。ひとバトルあり、海賊が仲間に。札幌で娼婦殺人鬼を追う宇佐美と菊田。精子探偵宇佐美により、殺人鬼に出会うも取り逃がす。石川啄木によれば、手口がジャックザリッパーに似ている。菊田が中央のスパイであることが明らかになる。鶴見中尉に金塊を見つけさせ、最後には消す算段。札幌に集結する全勢力。
Posted by ブクログ
これまで9巻、12巻、18巻と感想を書いてきて、今年遂に31巻で完結した。一挙に終わりまで読み通そうと思ったら、そんな薄っぺらい話ではなかった。話はロシア革命の皇帝暗殺グループも関わってくるやら、単なる悪役軍人グループと思っていた鶴見中尉たちの過去の経緯が詳細に描かれるわ、と主要登場人物の背景まで全部描かこうという勢いである。そんなことすると、そいつらに感情移入してしまうじゃないか、と困ったことになっている。
特に鶴見中尉は、ウラジオストックで青年将校としてロシア女性と家族までもうけてスパイ活動をしていたかと思えば、鹿児島で鯉登少尉をたらしこみ、新潟で宇佐美をたらし込み、同胞のためには人を殺すことを逡巡しない人材を見つけている。金塊を見つけて独立国家を作る夢も怪しくなってきて、なんか物凄く複雑な人間に変貌してきている。
単純に比較できないことを前提としていえば、白土三平の「カムイ伝」が、60年代北海道での独立国家を目指した「夢と破綻」の大河物語を志向して挫折したのだとしたら、21世紀の半世紀が過ぎた日本で、同じく1910年代の北海道を舞台に、新しい「夢と破綻」の大河物語を志向しているのかもしれない。と思うようになってきた。
21世紀の作家は、もはや半世紀前のように、人民の蜂起による革命などは、頭の隅にも擦りはしない。24人の脱獄囚たちの群像は、失われた20年を生きてきた現代の若者を象徴しているのかもしれない。抑圧され、愛を奪われた若者たちの群像である。それでも、生を輝かせるとしたら、何が必要なのか。
まだわからない。
21巻でアシリパは、当時最新の活動写真でアイヌ昔話を記録させてもダメだと悟り次のように言う。
「(活動写真は)いまを生きる私たちの全てを残すにはまだ十分なものじゃなかった。(略)やっぱり自分たちで大切にする気持ちがなければ残っていかない。キロランケニシパからいろんな民族の生活を見せてもらった。樺太の旅はそれを知るためのものだった。キロランケニシパやアチャ(アリシパの父親)の言う通り、守るためには戦わなければならないのか」
それはいざとなったら、アシリパが人を殺すということでもある。杉元はそれに反対する。
「それはアシリパさんじゃなくてもいいんじゃないか」
「杉元お前は‥‥!!私のためじゃなくて、私の中に(平和な時の)干し柿を食べていた頃の自分を見ているだけじゃないのか?」
「確かにそれもある。(略)(父親やキロランケは)自分の命と引き換えに、戦って守るしかないのだという選択肢にアシリパさんを追い込んでしまった。俺はそれが許せない。(戦って人を殺して地獄に落ちる苦しみを俺は知っているから)俺はアシリパさんにこの金塊争奪戦から下りてほしい。知ってからでは、もう遅いから」
そして21巻の最終でアシリパは杉元に宣言する。
「コタンに帰ってチタタプして暮らすか、アイヌを守るために戦争するか、選ぶ道はひとつじゃない!杉元!相棒なら、これからは「するな」と言うな!何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が俺は聞きたいんだ!」
杉元をスッキリ頭を切り替える。
「よし!俺たちだけで金塊を見つけよう!」
もちろん、それは困難な道である。
あと7巻。杉元の役割は、いったい何処に見つかるのだろうか。アシリパの夢はハッキリしてきた。それは実現するのか?破綻するのか?
Posted by ブクログ
二周目
インカラマッ「それはヘソの緒の残りです」
wwwwwwww
オソマと谷垣ニシパの再会。
オソマ、谷垣ニシパの相手もしてあげて...w
谷垣夫婦は二人には幸せでいて欲しいし、
もうこの争奪戦に参加しないで欲しいね。
そしてバタバタしてる鯉登少尉おもろすぎw
また写真貼り替えて「こういうことだ!月島」はおもろすぎ
違う意味で鶴見中尉を信じたい二人。
怪しい飴売りの顔面刺青の男に出会う杉元たち。
「若山」(ヤクザ?)の名前を出す飴売り。
とりあえず放っておくことにし、
石狩川を舟で渡り、江別に向かうことに。
盗賊と思われる海賊房太郎一味と遭遇。
アシリパと杉元の関係をすぐに見抜く海賊。
観察力えぐい。
人懐っこくて可愛い。
宇佐美と現場を操作する菊田特務曹長。
宇佐美の探偵ぶりが気持ち悪すぎる...w
どうしたらいいかわからない有古。
実は中央のスパイ菊田特務曹長。
変装する土方一味。尾形の親孝行しぬ。
土方に手を貸す石川啄木。
娼婦殺しの犯人はジャックザリッパーの模倣犯。
札幌へ向かう顔面刺青入りの飴売り!
札幌でなにが起きるのか..
最後の尾形にやられてしまう(笑)
Posted by ブクログ
ここにきて、また新しく濃いキャラが出てきたー!
意外といいやつ?なのか?
そして、切り裂きジャックの模倣犯。
これ、本当にあった事件なのか気になるな。
Posted by ブクログ
谷垣とインカラマッと赤子は無事南へ逃亡
月島も鯉登を信じることでなんとか気持ちを取り戻す
海賊さんとの戦い、そして結託
精子探偵宇佐見の活躍
切り裂きジャック
そして舞台は札幌へ
好きなひとには自分の好きなものを好きになってほしいもんねぇ
Posted by ブクログ
今巻から活躍しだした海賊房太郎が、飄々としていて中々格好良い。
宇佐美の探偵ぶりは、どう見ても最低なのに、コマ割りや表情だけはやけに決まっていて腹が立つ。犯人と向かい合う図はジョジョ第一部のパロディだろうか。
Posted by ブクログ
札幌に切り裂き魔が出現。全勢力が札幌に集結して大混乱になりそう。見たことないぞ、水中の死闘。杉元のことを冷やかされて耳を赤くするアシリパさんがかわいい。精子探偵って…
展開に頭がついていけない部分が
謎がまだまだ多いです。伏線回収して欲しく(笑
キロランケのあたりから。。。ちょっとハテナマークになってます。が、次の囚人に行くのね
Posted by ブクログ
海賊房太郎に切り裂きジャックの模倣事件が並列している上に、さらに子供の連続誘拐事件まで。シベリアから戻ってきてからは忙しない展開が続く。
精子探偵vs切り裂きジャック模倣犯の対決は最高だけど、これテレビアニメでは放送できないだろうなぁ。(しかし、こんな変態漫画が1500万部も売れてるなんて)
Posted by ブクログ
石狩川は樺戸監獄へ物資を送る為に舟運が発達した 当時の郵便配達人は拳銃で武装していた 結核 疱瘡 江別という地名はアイヌ語のユペ・オッ「蝶鮫が沢山いる」から由来した説がある 海賊房太郎と手を組もう 蝶鮫の卵はウォッカが合う こいつはとんだ精子探偵だぜ 「中央」は鶴見中尉に金塊を見つけさせて最後には消せと言っている