あらすじ
金塊の原点。のっぺら坊のいる網走監獄まであと少し…屈斜路湖に辿り着いた杉元一行を襲うは、刺青の囚人・超聴覚の盲目盗賊団! 真っ暗闇の山中を丸腰の男たちが翔る殴る猛る!! この死闘の行き着く先は? そして、鶴見率いる第七師団進撃、土方歳三勢力も暗躍。アシリパの父との記憶、杉元の相棒への想いが交差する…。決戦前夜、開戦絶後の第13巻!!!!!!!
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バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
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偽物?
ついにのっぺらぼうに会えたけど、やはり偽物なんでしょうか。インカラマッさんは色香が漂いますね。佳境に入ってきたようで、楽しみです。
Posted by ブクログ
冒頭から、丸腰での暗闇対決がセクシーさと敵を認識出来ない恐怖で痺れる展開が繰り広げられる。
更に谷垣ニシパとインカラマッの絆が深まるエピソードは久しぶりに愛するというを感情を呼び覚まされる。
都丹庵士の実力拝見というところです。
他にも『神の魚』カムイチェプ、鮭の話は必見です。
北海道出身の者には常に冷凍庫にストックされている鮭については、小学生が鮭科学館で得るような知識はアイヌの人々にはちゃんと口伝されているんだなと感心しました。
そして、巻末に向けて網走刑務所への潜入計画が説明されるのです。
さあ、どうなる?
ふざけてるのか真剣なのか
温泉からの全裸戦闘、声出して笑ってしまったwwwwwwww
闇の中で真剣な生きるか死ぬかの殺し合いシーンなのに、見えるおチンの影。気になるわ!!!!!影でもわかってしまうわ!!!!
ところでのっぺらぼう怖いよう………
ラクガキ
盲目の盗賊との戦いにはヒヤヒヤしましたが、杉本一行は遂に網走へ!!!
宇佐美上等兵もホクロへのラクガキめちゃくちゃ気に入ってて面白かったです笑
道は整備されてないし乗り物はないしユニバーサルデザインなんてものも無いから、本当にこういう芸当できる人がいたんじゃないかなぁすごいなぁとしみじみ。
真っ暗闇でのフリチン対決めちゃくちゃかっこよくて好き。
写真館での谷垣も好き。
なんだろう…次のページにある女の子の乳よりも谷垣のケツの方が色っぽいと思うの何でだろう…なんで…
網走刑務所突入〜!!
兼定でチタタプさせる土方さんかっこいい…優しい。
あとついに尾形のチタタプ!!かわいい!!
侵入してすぐ見つかるしのっへらぼうの偽物叫ぶし騒がしい!!笑
いい場面はいっぱいあるけれど
個人的に好きなのは、インカラマッが谷垣に自分の心の内を話すシーン。
ウイルクとの美しい過去に囚われる自分の生き方にケリをつけたい、と言ったところ。今までの彼女の印象は、自分の中に絶対的な芯のある、進むべき道を知っている強い女だととらえていたけど、過去の綺麗な思い出から吹っ切れない人間らしい弱さもあるんだと。現実の自分にも重なり、共感するところもありました。
そんな自分の気持ちを、好きになった人に素直に話せるインカラマッはやっぱり強い女だなあと、彼女のキャラがますます好きになりました。
網走監獄戦
ようやく旅の目的地網走監獄に辿り着き、網走監獄攻略に向けた戦いが始まる熱い展開です。
個々人の目的があり一筋縄ではいかない行動を取るキャラクターが魅力的です。
誰も信用できなくてドキドキワクワクします。
次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
公式で推しの全裸が拝めるのは金カムだけ…!
しかも全裸+軍帽とかフェチにはたまらんな佐一!
とにかく杉元の近接戦闘能力の強さが際立つ13巻。遠距離無敵の尾形とのコンビは最強なんだけどな。…なんだけどな…。
いよいよ中盤のクライマックス。
Posted by ブクログ
前半の温泉奇襲編で笑いがこらえきれなかった。
尻貫通で限界。
どんどん下ネタと変態が増えてるけどとても面白い。インカラマッは色々裏切っててもいいから谷垣ニシパだけは裏切らないでくっついて欲しい
Posted by ブクログ
都丹一味との死闘を素っ裸で戦った杉元一行。どうも薔薇族的な展開になってきた。逃走の途中に、谷垣に救われるインカマッラ。二人の間には愛情らしきものが芽生える。
いよいよ網走刑務所についた一行。キロランケと谷垣が網走川と刑務所の壁の間に鮭漁の小屋を建て、そこからひそかに刑務所内部へとつながるトンネルを掘る。夜間にアシリパは杉元たちとともに、収監されているのっぺらぼうに会いに行く。しかしこの人物は監守・犬童が仕込んだ替え玉で、アシリパの顔を見るなり大声で叫ぶ。侵入者に騒然となる獄舎。
しかしインカマッラから情報を得た鶴見は、駆逐艦隊を率い川を上って網走監獄へと迫っていた。目的はアシリパとのっぺらぼうの身柄確保だった。
ギャグチックな展開(それはそれで面白いのだが)で間延びした物語が、再び緊迫してきた。
暗闇の死闘
釧路から北に30キロくらい離れたところにある塘路湖に来た杉元たちはフチの姉の息子のいるコタンで世話になる。
もうすぐぺカンペという食べ物の収穫の時期であるがここ最近に入ってから松明もつけずに暗い中を襲ってくる盗賊がいるらしく彼らの気が晴れない。
なんでも全員盲目らしく暗闇では歯が立たないかららしい。
その男たちに奇妙な入れ墨があることと白石の証言から硫黄山で苦役させられた囚人だとあたりをつける。
それを聞いた杉元たちはさらに北に60キロほど行った屈斜路湖に行くことに。
そこで和人が経営する温泉旅館に行き事情を聞くことにした。
しかし事情を聞いたあと昼間に奇襲をかけるはずでいた杉元たちは夜闇にまぎれた盗賊に逆に襲われることになる。
しかも男たちは全員温泉に入っていため全裸で戦うことになる。
暗い中で全裸、目が暗さに慣れない杉元たちと暗さなど関係なく動ける盗賊たち。
夜明けになるにつれて形勢逆転していくさまと旅館の中に入ったあとにまたひっくり返るのがおもしろかった。
Posted by ブクログ
また新キャラ出てきたー!
門倉父って旧幕府軍って新撰組だったってことか?
少なくとも有名な隊員には門倉姓はいなかった……はず。
そしてインカラマツ、やっぱり鶴見中尉と通じてた、けど裏切っちゃうのか?
Posted by ブクログ
いや、みなさんよく動けるよね。
谷垣とインカラマッの安定感。
うーん、みんなが中尉のこと好き。
チタタプに厳しいアシリパさん、よかったねみんなでチタタプ。
ついにやっと網走に。
Posted by ブクログ
網走監獄にたどりつき、ついに話が進んだといった感じ。杉元たちと土方たちの共同作戦が額面通りにならないのは、そもそもゼロサムゲームだから当然だけど、巻末で鶴見中尉たちが乱入してくるのは三つ巴の構図が活きていて楽しい。