萩尾望都のレビュー一覧

  • とってもしあわせモトちゃん

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    物心つく前から絵本代わりに読んでた大好きなモトちゃん。
    久々に読んだらとってもしあわせな気持ちに、そして受けた影響の大きさを感じました…
    ポーの一族も大好きだけど、やっぱり萩尾望都は初期の短編とかが大好きだなあ

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    2009年10月04日
  • 訪問者

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    母親を殺した父親と旅をする子供の話です。

    ひたひたと哀しいお話でした。

    オスカーの切実な願いと、諦観と絶望が痛いほどに切ないです。
    妻と息子への愛情と、疑惑と罪の意識の狭間でグスタフが追い詰められていく様が、淡々とリアルに描かれています。

    またオスカーが聡い子で、薄々とそんな父のことを気付いていて、ずっと不安を抱えていて、それでも愛されたいと必死でしがみついていこうとするのが泣けてきます。

    段々と憔悴していくグスタフの姿が、蹲るグスタフの背中を見てると遣り切れない気持ちで一杯になります。
    父親のそんな姿を見なきゃいけないのも哀しいことながら、父を最も追い詰めていたのは自分の存在自体だっ

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    2009年10月04日
  • 訪問者

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    再読。
    欲しいものが得られないときに、孤独を感じる。オスカーの愛情の求める先を知ると、後の「トーマの心臓」で一層切ない気持ちを抱く。求める先が神なら尚さら祈らずにはいられない。

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    2015年09月13日
  • 残酷な神が支配する 10

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    対話でしか人は救われないし成長もしない

    希望があるから人は他人と対話を試みる

    希望は進化にとって一番重要なんだなあ

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    2009年10月04日
  • ポーの一族 1

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    エドガーが神秘的なのに危なっかしい。目が離せない。今読んでも耽美過ぎるほど耽美。出会えてよかったーなんて美しい世界なんだ!

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    2009年10月04日
  • 訪問者

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    オスカーの原点。
    どのくらい好きかって言うと、何度見てもきゅんとしちゃうからもういっそ見ないようにしてるくらい好き。人間てみんな脆いけどその分とっても優しい。作者あとがきの「親子のギャップ」話は、初めて読んだ思春期のころも大きくなった今も変わらず身につまされるなあ。

    この本は私の宝物です。

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    2011年05月16日
  • バルバラ異界 4

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    萩尾望都作品と私の好みにだんだんズレを感じていましたが、やはり凄い(絶句)。カニバリズムや人形が逆さに落ちてきてつぶれる描写は80年代のホラーSFのよう。ラストはパズルのピースがぴったり嵌りながら、ピースのかけらである人間の心だけが納得しない。複雑な心理をうまく描写しています。

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    2009年10月04日
  • バルバラ異界 4

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    おぉ。
    すべての謎が、しっくりと収まって、ここまできれいに完結するとは。
    しかも、タイム・パラドックスなテーマまでしっかりとかききって。
    さすがというか、お見事です。

    テーマ的には、夢の話ということで、わたしは「銀の三角」を思い出しました。

    夢の中の夢の中の夢の中の夢……。
    合わせ鏡のように、クラクラしながらも、お話の迷宮をあるいた気分です。

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    2011年07月01日
  • ビアンカ 1

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    ビアンカ・ルルとミミ・すてきな魔法・クールキャット・爆発会社・ポーチで少女が小犬と・ポーチで少女が小犬と・ベルとマイクのお話・雪の子・千本めのピン

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    2009年10月04日
  • バルバラ異界 2

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    バルバラは、夢の世界?それとも、100年後の未来?

    穏やかな世界に見えたバルバラも、なんか、仮面をかぶっているみたいです。

    もう、ちゃんとストーリーを追いかけられているのかどうか?

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    2009年10月07日
  • マージナル 1

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    女性がいなくなってしまった世界のお話。
    世界観がとても好きです。
    衣装がとっても綺麗^^

    全3巻

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    2009年10月04日
  • イグアナの娘

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    たぶん一般的に「この物語はすごい」と言われているよりも、もっともっと深くすごいと思うのだ。「イグアナ」だから怖いんじゃないんだよ。「愛されない」から凄まじいんじゃないんだよ。鏡だ。

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    2009年10月04日
  • ゴールデンライラック

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    なんだろう。上手くいえないけど、この切なさは絶品。上手く説明できないけれど、時代なのかな。時間の流れや時代の流れ。それだけで物語になるのだ。

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    2009年10月04日
  • 海のアリア 1

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    これはね、すごいですよ。天上の音楽が聞こえてきますよ。「絵から音楽が聞こえてくる漫画」としては、のだめの先を行ってます。

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    2009年10月04日
  • ウは宇宙船のウ

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    どこが、というわけでもないんだが、私の潜在的な郷愁をくすぐる。原作はブラッドベリだっけ?原作読まなくても充分だ、きっと。日本人ならちぐはぐに和訳された原作よりも、これを読むといいと思う。

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    2009年10月04日
  • バルバラ異界 1

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    萩尾さんはきっと、私たちには入り込めないできないパラレルワールドを自在に行き来して、実際にその目で見てきている人だと思います。これを読んで、確信しました。

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    2009年10月04日
  • マージナル 1

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    このテの萩尾さんのSFは私の大好物。SFを描く作家さんは皆、これくらいの世界観を構築してから描いてね。と、お手本にしてもらいたいくらいにすごい。

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    2009年10月04日
  • ポーの一族 1

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    萩尾望都といえばこの漫画が一番に思いつきます。
    あと短編なら「11人いる」=小学校の先生がとても愛読していて、「11人いる」の話で授業時間が潰れたのを覚えてます。

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    2009年10月04日
  • 残酷な神が支配する 10

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    主人公の苦悩と歯がゆさが あまりにも伝わってきて切ない。
    話は暗くて重いものだが・・心理描写がとにかくすごくて やっぱり萩尾作品の中で1番好きかもしれない。
    主人公はもちろんだが愛すべき登場人物がたくさんでてくる。

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    2009年10月04日
  • マージナル 3

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    男だらけの不毛な世界。メイヤードの負った使命とナースタースとの関係にほろりときます…気が付けばこの二人とアシジン・ミカルに夢中でした。洋服や建物とディテールにまでこだわっているのにはもう感服いたします。

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    2009年10月04日