池田清彦のレビュー一覧
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(2022/1/8)
2020年、まだコロナ第2波くらい、オリンピック延期、という段階で書かれたアンソロジー。
日本の知性が集結している。多くの方が参加している。
読み始めたとき、それぞれのお名前の横に簡単な肩書しか書かれておらず、
もう少し人物紹介すればいいのに、、、と思ったのだが、巻末にま...続きを読むPosted by ブクログ -
総じるならば、この本と対話できる人は面白いと思う。
7名の著者がおり、それぞれの見解を論じているわけだが、その見解に同意、非同意、一部同意がでてくると思う。
その対話をすること、すなわち自分の頭で考えることが大事なのではないかと思う。
ただ本のタイトルがChatGPTは、になっているのに幅広に捉え...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分の生きる意味は」と問いたいと思ってしまう。問わなければ、人から鼻で笑われる。でも、意味は考えなくていい。楽しければいい。笑うやつは笑うがいい。というふうに考えをチェンジさせてくれます。ハイロウズの「即死」の曲、「何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる」、ですね。Posted by ブクログ
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チャットGPTは、道具。どう活用して、自分たちを豊かにしていくか。チャットGPTでできそうなことは学べた。あとは、使い方、手の動かし方を学ぶ必要があると思う。Posted by ブクログ
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生き物についての面白い小話がたくさんのっている本。難しい話も多かったが、
「牛のうんこは円盤状で、乾かせばフリスビーの代わりにもなるらしい」
っていう話が一番印象に残った。普通に試してみたい笑
能動的進化の話は感動的だった。Posted by ブクログ -
池田清彦の本気モードか、いつものエッセイとは異なる学術的内容で知的刺激満載。雌雄の根源を求めれば、行き着く先は哲学か。序盤から考えさせられる。メスにとっては性が何のためにあるかわからない。性にはエネルギーと時間がかかるし、自分の遺伝子を100%残すならば単為生殖の方が適しているからだと。種で考えるか...続きを読むPosted by ブクログ
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ナマケモノの生体について書かれていると思ったが、前書きで触れただけでそれ以降は全く出てこない。実際は現代の様々な社会的問題に対して、著者の考えを延々と述べている本だった。その著者の考えにエッジの利いた深さと面白さを覚え、もう一度読みたくなる内容でだった。Posted by ブクログ
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自分の規範を作る
基本は我慢し、時に我慢を解放してエクスタシーを得ることが大事である
社会の規範を疑う
利他主義、努力という2大ペテン語は要注意
がん検診は受けない
40歳位の人生はオマケである
新しい事には興味を持ち若々しくする
他人との距離感を持つ
日本のように人口減少は自然作用で...続きを読むPosted by ブクログ -
まだ途中までしか読んでないけど、生物学の専門家が書いているだけに、面白くて説得的で、痛快。40歳になる前に読めて良かったと思う。Posted by ブクログ
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帯に「進化を分かった気でいる人たちにぜひお勧め」とあるが、まさにそうだった。
特に、ウォディントン「遺伝的同化」の実験では、遺伝が遺伝子だけでは決まらないことをズバリ示していて、驚いた。生物の形態(表現型)も進化も DNA によって決まっていると信じていたが、それだけではないという話だ。調べたら、...続きを読むPosted by ブクログ -
マジョリティが
必ずしも正しいとは限らない。
その事を再認識出来た本。
みんな言ってるとか、
みんなやってるとか、
そんな事は関係ない。
自分がどう思うかが
最も重要な事。Posted by ブクログ -
内田樹さんんが呼びかけて「中高生向き」に書いてもらった,オムニバス本。わたしが知っていた人は6~7人だが,それぞれの呼びかけが面白かった。
本書のメッセージは,30代~70代の年代別に分かれていて,70代なんて,中高生が大人になった頃はほとんど現役ではないわけで,だからこそ,なにを呼びかけている...続きを読むPosted by ブクログ -
環境問題の噓 令和版。池田 清彦先生の著書。環境問題の噓、地球温暖化の噓、エネルギー問題の噓、ゴミ問題の噓、食料問題の噓、人口問題の噓。メディアが報道する内容の中には、環境問題の噓、地球温暖化の噓、エネルギー問題の噓、ゴミ問題の噓、食料問題の噓、人口問題の噓が少しは混じってしまっているのかもしれない...続きを読むPosted by ブクログ
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自分が日々思っていることをほとんど言ってくれている。
すべて「自然現象」で納めてしまう。すぐに空気を読んで(読もうと?)してしまう。自分のそうですが。
変えたいですよね。自分も世の中も・・・
「家畜化」いや~厳しい言葉ですねPosted by ブクログ -
優生学ときいてピンとくる人は少ないだろう。わたしもその1人であった。しかし、この本を読みこんなにも優生学がこの世界で、日本で生きづいていることを知った。過去のこと、自分には関係ないと思わないで多くの人に読んでもらいたい。コロナの世界になって、「人間は自分の身に危険が及ぶようになると心の寛容さを失い他...続きを読むPosted by ブクログ
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「優生学」には必ずしも興味があるわけではなかったが、この著者の著作であるということで読み進めた。
私自身は、安楽死について、著者と考えを同じくすることは、少なくとも現時点ではないが、考えなければならない論点は提供されたと思っている。
池田さんは、ツイッターでは、どこかふざけた、あるいは皮肉を込めたツ...続きを読むPosted by ブクログ