池田清彦のレビュー一覧

  • 不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎
    不思議な生態を持つ生物をとりあげ、生物進化の過程について考察した1冊。人間の体はたった20種類のアミノ酸の組合せだけでできているなど、遠い昔に高校の授業で習ったことや、テロメアの短縮やミトコンドリアがネックとなり、人類の長生きが難しいことなど、その道にある人からすれば当たり前のようなことでも、無知な...続きを読む
  • 環境問題のウソ
    世間一般で真実と信じられていることを、まず疑うことから始めよう、的な内容。作者ならではの風刺もたっぷりきいてて、なおかつ結構目からウロコみたいな部分もあって、かなり楽しませてもらいました。
  • ナマケモノに意義がある
    私の様な頑張るのが好きではない人の背中を押してくれる、とても楽な気持ちになれる本でした。

    ■この本を知ったきっかけ
     本屋で見かけて。
    ■読もうと思ったわけ
     著者に興味があって読んでみたくて。
     また、私はナマケモノなのでタイトルに惹かれて。
  • アホの極み 3・11後、どうする日本!?
    第2章の「騙されていた環境問題」が秀逸だ.二酸化炭素の削減という愚行を多額の予算を費やしてやってきた国が減ってきた.我が国はどうかな.温暖化のデータが捏造されていたことは渡辺正先生の著書にも詳しいが、なんとも無駄なことをしているものだ.週刊誌で読んだ記憶のある文も多々あったが、このようにまとめて読む...続きを読む
  • マツ☆キヨ
    対談集。
    『ホンマでっか!?TV』を殆ど見てないので、池田清彦先生を存じ上げなかった。
    虫を追っかけたりとか、口調が江戸っ子だったりとか、
    存在自体面白い方だなーと、この本を読んでみて思った。
    どなたかのレビューに『池田先生は高田純次入ってる』と書かれてて、妙に納得。

    震災を語るくだりを読んだとき...続きを読む
  • マツ☆キヨ
    震災後の人々の様々な動揺の話や
    マイノリティについて、差別、ボーッとしないと全健忘になるなど自分にとって価値観の変わる事が多数ありました。
    池田氏の「コミュニケーションとはただ話すことではなく、相手から影響を受けて自分の中が変化していく事」という趣旨の話と
    マツコ氏の自分が叩かれてもきちんと自分の考...続きを読む
  • やがて消えゆく我が身なら
    酔っぱらいの戯言感がすばらしく、ぜひ酔っ払ってしゃべっているところを見たい。文章だと、酔っ払い感と説教臭さというのが誤解されてしまうような気がするんだよね。構造生物学ってのは、構造主義と似ているようで、あんまし女にもてないようにみえるのはここがパリでないからないのか?それだけかもしらん。
  • マツ☆キヨ
    マツコ・デラックスさんのトークが大好きなので読んでみました。
    さらっと読めますが、震災後もあって考えさせられる内容がありました。
  • マツ☆キヨ
    自分がなぜ「マイノリティ」と呼ばれる人(この本ではマツコ)が好きなのか、それは何を隠そう自分自身に「マイノリティである」という自覚があって、そういう意味でシンパシーを感じる人が活躍していたり自分の主張を展開していることが、単に嬉しい、若しくは勇気付けられるからだと思う。p144で池田氏が「エリート社...続きを読む
  • マツ☆キヨ
    東日本大震災の甚大な被害に対して、「どんな悲惨な目に遭ったって、命さえあれば再起できる。」
    「生きてりゃ何とかなるよ」という池田先生の男っぷりにキュンとした。

    「死ぬのはしょうがない。死に方が問題だ。」
    池田先生のかっこうよさにふれる本。
  • アホの極み 3・11後、どうする日本!?
    相変わらず
    辛辣な言い回しで
    月夜の晩には気をつけなければならないような
    池田節がうれしい

    養老さんとの対談のタイトルが
    「ひとつになるなニッポン」
    ーほんま、そのとおりや!

    と 思わず声にしてしまった

    自分の立ち位置を しっかり考えてみたい人は
    ぜひ 一読をされたい

    大賛成 の ところも...続きを読む
  • 環境問題のウソ
    あらら・・・滅多斬り~「地球温暖化問題のウソとホント」:「ダイオキシン問題のウソとホント」:「外来種問題のウソとホント」:「自然保護のウソとホント」~難しい数値は措いといて(そういう人が多いから騙されるのだが私もそう),役所や学者(や関連業者)が振り翳す「正義」には気をつけよう。例えば,高尾山に高速...続きを読む
  • マツ☆キヨ
    『ほんまでっか!?TV』で、
    共演されているお二人の
    対談集です。

    お二人を画面で
    拝見しているせいか、
    文字なのに
    頭の中では音声化されてました。

    お二方に共通している点は、
    有名なのに、
    なんとも自由でざっくばらんな所。

    でも、その自由さは、
    裏打ちされた部分があるからで、
    また、ちゃんと...続きを読む
  • マツ☆キヨ
    池田先生とマツコって、すごく好きなんだけど
    この対談はよかった。
    私はもともと「どうしてなんだろう?」とか「なぜなんだろう?」って
    考えるのは苦手なんだけど
    この二人は、本当に色々なことを考えているなってことが分かる。
    だって、考えてなければ、これだけ明確に自分の意見を
    持つことはできないもんね。
    ...続きを読む
  • 環境問題のウソ
    いわゆる環境問題のウソやデタラメを暴く。
    地球温暖化、ダイオキシン騒動、外来種問題、自然保護。

    地球温暖化騒動に対するお説には全面的に賛成。
    この騒動には金儲けが絡んでいることは間違いない。CO2原因説も十分に眉唾だが、仮にCO2が原因だとしても今騒いでいる対策らしきものは焼け石に水としか思えない...続きを読む
  • 環境問題のウソ
    歯医者の待合室にあった。ジュニア向けの書き方で歯に衣着せぬ、という感じで痛快な面も。外来種の混在についての問題提起が目からうろこ。
  • ほんとうの復興
    震災から1年半。これまでの復興対策について今一度考えさせられたし、今後どういう風に進められていくのか、しっかりと見つめていかなければいけない。
  • 環境問題のウソ
     何事もメリットとデメリットを勘案しながら行動していこうという本。
     現在の環境問題の多くは経済的に特定の人が儲かるようにしていることが多く、違うんじゃないの? という部分が多い。
     別の視点から環境問題を見ることができる良書。
  • ほんとうの復興
    さくっと読めて勉強になった。

    ・地球の歴史を一年とすれば、人類の歴史は大晦日の除夜の鐘が鳴るころ
    ・東北、関東、中部、近畿、中国という道州制の区分は、じつは本州が複数の島に分かれていた、二千年くらい前の地質時代の反映である。これらの「州」は、四国や九州と同じように、それぞれが別の島だった。(省略)...続きを読む
  • IT時代の震災と核被害
    あの日、IT企業で何が起こっていたか、から、あの日から、僕らはどこへ向かっていくのか、まで。
    引き受けて考える、ことが、紹介されてる色んな人たちに通奏低音になっていて、宮台さんの文章でしっかりと言語化されて、締まった感じ。いわゆる理系と、いわゆる文系をつなぐ一冊。編集、お疲れさまでした。