池田清彦のレビュー一覧
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ザ・虫サロン。大の虫好き、通称”虫屋”の御大3名が、虫と社会についてのあれこれを、茶をすすりながらのんびり雑談しているかのような一冊。奥本先生が虫食いについて話をふっているのに、残り2名は華麗にスルー。切ない!Posted by ブクログ
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人の寿命を様々な角度から検証。本書の前半では生物学的に遺伝子学的に、専門的に書かれている。なので、バックグラウンドのない私としてはほとんど意味がわからなかった。ただ、寿命のことを勉強したい方、研究してみようと思っている方、などこの分野に進んでいきたいと思っている人にはお勧めできるだろう。最後の章であ...続きを読むPosted by ブクログ
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言葉とは概念化すること。
感覚と概念。
個体と社会。
あと宇宙。
昆虫採集を通して脳と社会についての軽いトーク。たしかに概念化(四捨五入)された社会における個体の存在はしょぼい。どうやら動物化ならぬ人間の昆虫化が進んでいるような気がする。もう少し個体として個体に対して敏感になろうかと思った...続きを読むPosted by ブクログ -
環境問題に関しての3冊目の本だけど、この手のタイトルの内容はほとんど同じで環境問題が政治問題にすりかわっているのがやはり根っこの部分なんだろう。
とにかくこれで、懐疑主義に関しての書籍は終わりです。
次からはもっとちゃんとした環境問題に関して自分たちが本当の意味でなにができるのか、を知りたいです。Posted by ブクログ -
わたしが若い人たちに言いたいのは、世間で流通している正義の物語を信じるのは、墓にないってからでも遅くないってことだな。正義というのはあなたの頭を破壊する麻薬である。麻薬中毒になる前に、たとえごくわずかでもいい。抵抗せよ。
Posted by ブクログ