池田清彦のレビュー一覧

  • やぶにらみ科学論

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    BSEや地球温暖化、クローン技術など、さまざまな問題をあつかった科学エッセイです。

    著者の議論を支えている柱のひとつは、著者が「好コントロール装置」と呼んでいる近代国家のパターナリズムに対する批判だといえるように思います。ただし本書は「リバタリアンのすすめ」といったような内容ではなく、科学的な装いを施したパターナリズムに対して科学者の立場から問題点を指摘するというものとなっており、興味深く読みました。

    本書の議論を支えるもうひとつの柱となっているのが、著者のいう「構造主義的科学論」の視点です。これは、あらゆる科学の理論は「同一性」というものに依拠して組み立てられているという科学認識論上の立

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    2019年08月27日
  • 不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

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    冒頭からトゲアリトゲナシトゲトゲの話。「昆虫はすごい」とかぶる内容もあった。こちらは昆虫だけでなく、生き物全般。1万年生きる植物、クマムシの話題等。

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    2019年06月27日
  • マツ☆キヨ

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    第2章の「情報化社会」の少数派として が特に印象的だった。私はまさに卒業論文に苦労した身だから、2人の話していることは耳が痛いものだった。インターネットで検索すれば知りたい事を直ぐに知ることができる時代だが、自分の頭で考える事が大切で、考える事が人間を成長させていくんだと思った。

    コミュニケーションの本質は人と意見を交換し、自分や相手が変わる事。自分の軸を持つ事も大切だと思うが、相手の意見を取り入れる柔軟さも必要だと思う。

    ツッコミどころは、ツイッターなんてやらねえと言っていた池田先生が今はツイッターをしている事。(リツイートばかりで先生自身が呟く事はあまりないが)時が経てば考え方も変わ

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    2019年05月24日
  • 真面目に生きると損をする

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    生物学者でカミキリムシにも詳しい人らしい。日常のニュース等で感じたことのエッセイ。教育、国家、格差社会。おもしろい考え方の人だが、全面的に共感はできない。

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    2019年01月20日
  • 進化論の最前線(インターナショナル新書)

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    ネオ・ダーウィニズムに批判的なもろもろの言説が勉強になった。結構完璧な理論と思ってたんだけど、いろいろと瑕疵があるのね。

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    2018年05月09日
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)

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    虫のこと、現代人のこと。「ディテールこそ大事」「真実は単純、事実は複雑」「概念ではなく、感覚と細部が大事」という視点は新鮮。 自分の子供にはもう遅いから、孫ができたら努力してみるか。自分も小さな頃は平気だったけど、だんだん大人になるにつれ苦手になってきたんですよねー。

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    2018年04月03日
  • 世につまらない本はない

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    『読まれるのか読むのか』

    読書したから脳が発達する。
    というよりも本という対象物に、自分自身がどのようなスタンスで取り組むのかが重要だと感じた。
    私の場合は一ページの前では、自由にのびのびとしたいと考える。
    読書は生き物であり、私は対話する。
    そんなふうに関わっている時、私の脳はどこが反応しているのだろう。
    今回登場する三人のユニークな大人達。
    ぜひ別のテーマでまた語ってほしい。
    ラジオ番組とかやってほしーな。
    今後の日本について語ってほしーな。

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    2018年02月04日
  • 世間のカラクリ

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    この本に書かれる主張が受け容れ易いか否かは置いておくが、少なくとも、考えさせられるテーマやキーワードが豊富である事が特徴的だ。著者は、ホンマでっかTVでよく知られる池田先生。流石に博識。テーマに沿った考察に用いる引き出しの中身は多い。しかし、本著は所謂評論なのであって、いち考え方でしかない。だからこそ、いや、私ならこう考えるが、とひとりでに思考が進み、同意したり反証しようとしたり。それがまた楽しい所作にもなるが。

    例えば、アモク・シンドローム。自尊心を傷つけられた人間が自己破滅的になり、自分は死んでも構わぬが周りも道連れだと、大量虐殺に及ぶ。男にしかいないらしい。しかし、これって誰しも実行は

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    2017年12月02日
  • 正直者ばかりバカを見る

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    私は常々「正直者ばかりバカを見る」と感じているので、この本を読んでみました。私が思っていた内容とは違っていましたが、おもしろく感じました。思っていたことをはっきり言う(言ってくれているのを聞く)のって、スッキリしますね!

    「私はもうすぐ死ぬのでどうでもいいのだが、騙されている若い人は気の毒だ。いずれにせよ日本は遠からず潰れると思う。安倍を支持している人たちは自業自得だけれど、それ以外の人たちも巻き込まれるところが腹立たしいね。」というフレーズがよく出てくるのだけども、同感。

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    2017年11月10日
  • 進化論の最前線(インターナショナル新書)

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    読みやすい章と難しい章のムラが激しかった。最後の方の猿人から現生人類の流れのところが一番面白かったかな。

    専門用語というより、(私の読解力が低いのかもしれませんが、)文脈の読解が難しいことが多々ありました。

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    2017年10月18日
  • 正直者ばかりバカを見る

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    ネタバレ

    いつもの感じでかかれたエッセイのような読み物思いがけないことが原因でなくなること。運命なのでしょう。

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    2017年09月27日
  • 世間のカラクリ

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    世間の常識に意見する書。癌の話は納得いくところがあるが、二酸化炭素は減らした方がいいと思う。2017.7.22

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    2017年07月23日
  • この世はウソでできている

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    地球温暖化の言説がデタラメだったことには驚かされた。いかに根拠の不明な情報が世の中にあるかがわかる一冊。

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    2018年10月08日
  • 進化論の最前線(インターナショナル新書)

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    STAP細胞の話はやはり夢でありあってほしいと思います。ああいう形で公表されるのも科学者としてはつらいんだろうな。

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    2017年02月21日
  • 進化論の最前線(インターナショナル新書)

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    ネタバレ

    「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、池田清彦さんの『進化論の最前線』

    ダーウィンの自然選択説とメンデル遺伝学が融合した「ネオダーウィニズム」。生物の進化の主な要因は突然変異と自然選択であるともっともらしく言われることが多いそうですが、実際はまだまだ解明できていない謎がかなりたくさんあるとのこと。そんな生物の進化について、「わかっていること」と「わかっていないこと」を池田先生が平易な文章で教えてくれました。

    約700万年前に分岐したヒトとチンパンジー。DNAにおける塩基配列はたった1.2%の違いしかないそうですが、ヒトが大きな脳を持つことができたのは脳の肥大化を抑制するDNAを失ったことによ

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    2017年01月22日
  • 真面目に生きると損をする

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    生きる目的を考えるより、その日暮らしを楽しんだ方がずっといい。

    確かに、自分を含め最近の若者はやたらと生きがいやらなんやらを考えて生きる人が多い。

    でも、著者の主張する「異質な他者を認める」ことも大事なのであれば、そういった若者が溢れてもいいのではないか。

    理解できる必要はないけど、異質な他者の考えを、許容できるような人間になりたいと思う。

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    2016年07月31日
  • 世につまらない本はない

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    三者の対談はみんな読書量が半端じゃないことが伺える。
    斜め上すぎて自分も読みたいと感じるものはあまりなかった。。

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    2016年04月27日
  • 科学とオカルト

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    科学はオカルトから始まった。ニュートンもケプラーも錬金術師。
    オカルトは個人主義、秘密主義で他のだれにもマネができないのが特徴、一方、科学は客観性という公共性をもつことで誰でも再現できるものとして発達していった。
    ただし、科学も万能ではない。一回限りに出来事は再現性が得られないので科学にはなりえない。震災などの自然災害は科学になりえない。

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    2014年07月01日
  • 科学とオカルト 際限なき「コントロール願望」のゆくえ

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    トンデモ科学を紹介するんかと思いきや、科学とオカルトの、時代背景を考慮した類似性、その違い、科学が客観性を追及してきたゆえに、オカルトの跋扈を許している状況などを論ず。

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    2014年03月26日
  • ほんとうの環境白書 3・11後の地球で起きていること

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    善意と利権の話は勉強になりました。この本もしかりですがなにごとも鵜呑みにせず、少し突き詰めることが必要だと感じました。

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    2014年02月05日