池田清彦のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ・私は『人間、このタガの外れた生き物』で池田清彦先生に出会いました。自分を知るという意味でも、社会を知るという意味でも、世界を知るという意味でも、生物学という視座が極めて有効だと思いました。
オトコとオンナの生物学 (PHP文庫-2016/6/3)>>を『人間、このタガの外れた生き物 (ベスト新書– 2013/5/9)』『世間のカラクリ (新潮文庫-2016/10/28,単行本–2014/9/18)』『マツ☆キヨ:「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫–2014/4/28,単行本–2011/8)』に続いて読みました。第2章は月間誌『くらしラク~る♪』(2015年4月号~9月号)に -
Posted by ブクログ
BSEや地球温暖化、クローン技術など、さまざまな問題をあつかった科学エッセイです。
著者の議論を支えている柱のひとつは、著者が「好コントロール装置」と呼んでいる近代国家のパターナリズムに対する批判だといえるように思います。ただし本書は「リバタリアンのすすめ」といったような内容ではなく、科学的な装いを施したパターナリズムに対して科学者の立場から問題点を指摘するというものとなっており、興味深く読みました。
本書の議論を支えるもうひとつの柱となっているのが、著者のいう「構造主義的科学論」の視点です。これは、あらゆる科学の理論は「同一性」というものに依拠して組み立てられているという科学認識論上の立 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
第2章の「情報化社会」の少数派として が特に印象的だった。私はまさに卒業論文に苦労した身だから、2人の話していることは耳が痛いものだった。インターネットで検索すれば知りたい事を直ぐに知ることができる時代だが、自分の頭で考える事が大切で、考える事が人間を成長させていくんだと思った。
コミュニケーションの本質は人と意見を交換し、自分や相手が変わる事。自分の軸を持つ事も大切だと思うが、相手の意見を取り入れる柔軟さも必要だと思う。
ツッコミどころは、ツイッターなんてやらねえと言っていた池田先生が今はツイッターをしている事。(リツイートばかりで先生自身が呟く事はあまりないが)時が経てば考え方も変わ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、池田清彦さんの『進化論の最前線』
ダーウィンの自然選択説とメンデル遺伝学が融合した「ネオダーウィニズム」。生物の進化の主な要因は突然変異と自然選択であるともっともらしく言われることが多いそうですが、実際はまだまだ解明できていない謎がかなりたくさんあるとのこと。そんな生物の進化について、「わかっていること」と「わかっていないこと」を池田先生が平易な文章で教えてくれました。
約700万年前に分岐したヒトとチンパンジー。DNAにおける塩基配列はたった1.2%の違いしかないそうですが、ヒトが大きな脳を持つことができたのは脳の肥大化を抑制するDNAを失ったことによ