【感想・ネタバレ】環境問題のウソのレビュー

あらすじ

地球温暖化、ダイオキシン、外来種……。マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。科学的見地からその構造を暴く。

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Posted by ブクログ

おもしろい。
違う観点からニュースを見れるようになった。
知識を増やしていろいろな観点からみないと惑わされたりどこかの思惑道理にしか物事を見れなくなる怖さを知った。

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2010年03月14日

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環境問題をとりまく、経済とのからくりと実に痛快に暴露してくれた1冊。環境問題、ダイオキシン問題など社会的問題の裏に経済効果あり。

環境問題もいろんな問題も取り組むメリットとデメリットを精査して決断する必要があることを教えてくれた。あたしにとっては新しい考え方の教授してくれた有難い1冊。

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2009年10月08日

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私に環境問題を冷静に見つめ直すきっかけを作った本。ダイオキシンに関する部分だけでも読むべき!自分で調べることをしっかりしないとマスコミに踊らされてしまう。

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2018年10月17日

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世間一般で真実と信じられていることを、まず疑うことから始めよう、的な内容。作者ならではの風刺もたっぷりきいてて、なおかつ結構目からウロコみたいな部分もあって、かなり楽しませてもらいました。

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2013年06月03日

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あらら・・・滅多斬り~「地球温暖化問題のウソとホント」:「ダイオキシン問題のウソとホント」:「外来種問題のウソとホント」:「自然保護のウソとホント」~難しい数値は措いといて(そういう人が多いから騙されるのだが私もそう),役所や学者(や関連業者)が振り翳す「正義」には気をつけよう。例えば,高尾山に高速道路を通すためのトンネルを造っておいて昆虫採集を禁止するような・・・。ブラックバスは実際に見たことはないけど,醜悪なイメージが私の中で漂っている。「『正義』というのはあなたの頭を破壊する麻薬である。」はい,気をつけます。「人間は一万数千年前までは野生動物であった。」はい,そのとおりですね

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2012年11月02日

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いわゆる環境問題のウソやデタラメを暴く。
地球温暖化、ダイオキシン騒動、外来種問題、自然保護。

地球温暖化騒動に対するお説には全面的に賛成。
この騒動には金儲けが絡んでいることは間違いない。CO2原因説も十分に眉唾だが、仮にCO2が原因だとしても今騒いでいる対策らしきものは焼け石に水としか思えない

朝日新聞の誤報に始まったダイオキシン問題は、あれほどフィーバーして今はもう昔という感じ。
我々はだれでも一回呼吸するたびにダイオキシン分子を一億個ほど吸い込んでいるという表現はおもしろい。

筆者は生物学者らしいので、外来種の問題はちょっと専門的かな。

最終章の「自然保護のウソとホント」は非常に面白い。
テレビでキャスター達がしたり顔で環境保護を力説する姿を
見ていると、浮ついた言葉が芝居のセリフの様に感じるのは僕だけだろうかと思っていたら、どうも筆者も同意見だったらしくてうれしかった。「地球にやさしくしなくとも、自然を大切にしなくとも、地球や自然は別に何も困らない。~~人間が生態系を人間が生存できないほどに改変してしまえば、人類は絶滅してしまい、後に残った生物たちがそれなりの生態系を構成し、進化していくことになる。p123」
ごもっともだ。世に言う環境保護、自然保護は、実は《自分たち人間に都合の良い、食うに困らない先進国の人々に心地よい》という但し書きが隠れている。
トキやサンショウウオは守るけど、ゴキブリやインフルエンザウィルスは守りたくないんだから、人間だけのための自然保護であることは明白だ。偽善者ぶったコメントはやめろと言いたい。
筆者がすごいのは、僕のようにマスコミ等を批判するだけでなく、あるべき自然保護の姿を提示しているところだ。人間のための環境保護でいいと割り切り、自然保護活動を市場に組み込み、儲かる商売にしろという。なるほど。寄付にたよっている間は所詮金持ち先進国の趣味みたいなもので、興味はいずれさめる(環境ホルモン騒動やUSB騒動も日本人はもうあきた)。儲かれば持続可能な環境保護が可能になるだろう。

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2012年08月19日

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歯医者の待合室にあった。ジュニア向けの書き方で歯に衣着せぬ、という感じで痛快な面も。外来種の混在についての問題提起が目からうろこ。

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2012年08月18日

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 何事もメリットとデメリットを勘案しながら行動していこうという本。
 現在の環境問題の多くは経済的に特定の人が儲かるようにしていることが多く、違うんじゃないの? という部分が多い。
 別の視点から環境問題を見ることができる良書。

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2012年05月28日

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極論も多いのですが、感覚で世論が形成される世の中、何が正しいのか考え直すきっかけをもらえました。
地球温暖化問題もインドの学者の論文に相当数のウソがあるのが分かったいま、公式の場で取り上げる人は激減しました。

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2010年09月03日

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 地球温暖化、ダイオキシン、外来種に関する世間でまかり通っている情報を検証している。地球温暖化は実は二酸化炭素の増加で起きている訳ではく、太陽活動の変化が原因と論じている。確かに、著書を読むと、データに裏付けられており信用できる。
 ではなぜ、ここまで地球温暖化=二酸化炭素の増加という図式ができてしまったのだろうか。国連機関のデータを引用し、政府やマスメディアがそれを信用してしまったという情報を一元的に捉える怖さを感じる。
 

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2010年08月01日

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どうやら後半が主題。雰囲気ががらっと変わってちょっと楽しかった。何でも鵜呑みにしないというのは大切でしょう。

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2010年05月06日

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地球温暖化・ダイオキシン・外来種・自然保護の”ウソ”(一般的に知られている事実とは、別の見方をした考え)について、筆者が解説した本。二酸化炭素が増える=必ずしも地球温暖化に繋がらない可能性があるなど、今まで自分の持っていた知識を考え直すきっかけになる本でした。(2008.3.16)

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2009年10月04日

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生物学者の著者が、環境問題について世間で流れている情報は「かなり
いかがわしい」と指摘する。取り上げるのは、地球温暖化、ダイオキシン、
外来種、自然保護の4つの問題。マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静に
さぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。科学的見地からその構造を
暴く。

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2009年10月07日

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著者の物事の考え方の基本的なスタンスに親近感を覚える。本書で取り上げられている問題の本質は犬連れ登山批判にも通じると思う。

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2009年10月04日

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ネタバレ

地球温暖化の章については納得いかない部分があるものの、生物多様性の章については筆者の専門分野ということもありかなり説得力があるように思えた。

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2012年03月26日

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そこそこ面白く読めました。

環境問題は気にしすぎず、ある程度の関心を持っていればいいかなと

思います。

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2011年06月09日

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ネタバレ

[ 内容 ]
地球温暖化、ダイオキシン、外来種…。
マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。
科学的見地からその構造を暴く。

[ 目次 ]
第1章 地球温暖化問題のウソとホント(地球温暖化は本当なのか 温暖化は昔もあった ほか)
第2章 ダイオキシン問題のウソとホント(ダイオキシンは危険なのか ゴミ焼却とダイオキシン ほか)
第3章 外来種問題のウソとホント(外来種悪玉論のいかがわしさ 日本の中の外来種 ほか)
第4章 自然保護のウソとホント(自然保護はなぜ必要か 圏央道と昆虫採集禁止 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月05日

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環境問題に関しての3冊目の本だけど、この手のタイトルの内容はほとんど同じで環境問題が政治問題にすりかわっているのがやはり根っこの部分なんだろう。
とにかくこれで、懐疑主義に関しての書籍は終わりです。
次からはもっとちゃんとした環境問題に関して自分たちが本当の意味でなにができるのか、を知りたいです。

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2009年10月04日

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温暖化・ダイオキシン・外来種などの問題について、コドモ向けな口調で懐疑的な見解を述べている一冊。この中で著者が専門としているのは外来種問題だけという事もあり、この章が一番面白い。
本書を通じて展開される著者の主張には賛同したいが、各論レベルでは素人にも指摘できる問題点が散見される。例えば、普通のメシに含まれるダイオキシンがこれ位で、致死量に達するには30万日分食わなきゃいけないから、全く問題無いだろうみたいな論理を展開させている個所がある。これは、普通のメシに含まれるダイオキシン量(濃度?)がなんかの拍子に30万倍になる可能性がゼロ(に近い)という事も立証しないと、論理的な説明にはなってない。30万倍っつーとすげぇデカい気がするからありえないでしょ、っていうのはまさに数字のトリックでしかない。


100円。

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2009年10月04日

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地球温暖化、ダイオキシン、外来種、自然保護・・・マスコミで取り上げられることも多いテーマについて、別の視点から論じている一冊です。

私は、環境問題に対して強い関心があるわけでもなく、詳しくもありませんが、読んでいて少し違和感を感じました。
対象読者層に合わせているのかもしれませんが、重要なテーマを論じている割には、文章が軽すぎますし、専門家ではない方(あとがきで著者本人が書いています)が、ここまで断定的な書き方していることにも、疑問が残ります。

環境問題を論じるよりも、環境問題をテーマにして、「マスコミ(に限らず)の一方的な論調を信じてはいけない」ということを語りたかったのかもしれません。

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2009年10月07日

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ほんとに「知る」ということの大切さを実感。
無知なくせに「環境、環境」「エコ、エコ」なんていわないことだな。

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2009年10月04日

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データを実際に調べてない人間にとってはどっちもどっちなんじゃないか。
確かに、官庁にとって都合の良いように踊らされてるって面は大いにあるとおもうけど。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

読破した翌朝から、新聞やテレビの言っていることが信じられなくなってしまった。
同時に、このようなウソを大々的に報道している報道機関に対し、憤りとともになんだかかわいそうにさえ感じられた。情報過多かつ氾濫している世の中では、人間がどんなに賢くなろうとも、あるひとつの論文が正しいか、信憑性に欠けるのか判断するのには人間の手を介さなければならない。そこで、今思い出したのだが、マイクロソフトを筆頭としたIT産業の人々のやり方は賢いと思う。というのも、アイデアを全社員で掲示板上に公表し、料理し甲斐のある内容については掲示板上でどんどん更新され、そうでない内容については検索数が少ないために淘汰されていく。このやり方、賢い!メディアは365日24時間情報を提供し続けなくてはならないから、日々時間に追われて内容の吟味といったことが難しい環境なのかもしれない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

わたしが若い人たちに言いたいのは、世間で流通している正義の物語を信じるのは、墓にないってからでも遅くないってことだな。正義というのはあなたの頭を破壊する麻薬である。麻薬中毒になる前に、たとえごくわずかでもいい。抵抗せよ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

前半の地球温暖化やダイオキシン、外来種の問題はそこそこまとまっている。リスク論の考え方を基本にロンボルク本からデータを援用するなどして議論を進めていく。ただ援用の域を超え焼き直しに成り下がっているのは残念(そのくせ妙な解釈で大口を叩きつつ議論は進む)。この手の本を既に読んでる人間には無用の本。ただ新書だし、薄く読みやすいのでここから著者も紹介している本にすすむ為の踏み台として考えれば有り難みを多少は絞り出せるかもしれない。後半は、著者の個人的な観点から自然保護の話が進み急速に議論を裏付けるデータがなくなる。そのためにただの感情論に走りっているようでハナシが粗雑になっていく。前半部で著者が批判していた議論の進め方が後半は進められていく形で、蛇尾。

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2009年10月04日

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