池田清彦のレビュー一覧

  • 自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋
    #自粛バカ
    #池田清彦
    #宝島社新書
    家畜になるな。考えて生きろと、そういうメッセージを受け取った。マジョリティは実は考えを持っていないことが多くマイノリティのほうが根拠や考えを持つ必要性に迫られる。勉強になった。若い時にもっとこういう本を読んでおきたかった。いや、きっとまだ遅くない!
  • この世はウソでできている
    生物学者の著者の社会的批評コラムです。

    内容によって納得できるところと、偏りがあるかな?(同調できない)ってところがありましたが、ネットニュースに載っている情報でしか時事を知らない私にとっては、新たな考え方の発見でもありました。

    まあ、なんでもニュースを鵜呑みにするなよって事です。ニュースに載っ...続きを読む
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)
    好きなことを語るのは楽しい。虫取りが彼らに与えた影響は計り知れない。多分、この趣味も減少の一途であろう。ただコロナ禍を逆手に取ってこうした趣味にどっぷり浸かるのもいいかもしれない。香川照之の[昆虫すごいぜ]も一緒だ。自然が我々を待っている。
  • 自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋
    悶々としていたことを分かりやすく解説していただいてスッキリした。一つの見方として自分の中に入ってきた。内田樹さんとの相性も良くて嬉しい。
  • どうせ死ぬから言わせてもらおう
    明石家さんまさんMCの"ホンマでっか!?TV"に出演の池田清彦さん著の本です。ネトウヨ、マスメディア、気候変動、コロナウィルスやヴィーガン等、TVやネットで度々議論がされる事柄について、論理的ですが池田さん独特の軽い口調で解説されており、とても読み易い本です。(勿論、全てに同意出来る筈も無く懐疑的に...続きを読む
  • 騙されない老後 権力に迎合しない不良老人のすすめ
    去年の12月に書いているからちょっと当たっているところもあってすごい。好きなもの食べようっと。検診も受けないで良いや。
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    まえがきに掲載されている「寄稿のお願い」で書かれている通りに、書かれていることは、一人ひとり違った切り口の「ポストコロナ期を生きるきみたちへ」のメッセージ。

    本当に私が中高生だったら、偶然にでも見つけて手に取って欲しい。手に取れるところに存在して欲しい。

    政治学者、疫学者から宗教学者、そしてアー...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    ポストコロナ期という題名が気になって読んでみた。
    いろんな著者の考えを知れて興味深い。

    権威にただ従うだけではダメなこと
    自分の頭でよく考えること
    周りの空気に流されなくてもいいこと

    が、いろんな立場の著者から述べられている。

    わかっていても難しいんだけどね、というのが
    大人になってしまった自...続きを読む
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)
    旧優勢保護法問題から、相模原事件も含めて、決して古くはなってない優生学、優生思想について分かりやすく述べられている。また現代は出生前診断など優生学が形を変えて出ているし、現在はコロナの問題も優生思想の点から考察できる状況も多い。ただ優生学と優生思想と優生政策は微妙に、その歴史も含めて違う部分もあるの...続きを読む
  • 自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋
    納得することばかり。
    グローバルキャピタリズムという言葉が結構出てきた。そこはいまいちよくわからなかった。バカも読むのでそこんとこよろしく。
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)
    優生学的思考は昔からあって、今もまだその思想が残っている。

    資本主義社会である限り、この思考はなくならないと思う。

    役に立つ、役に立たないで人間を判断する事が差別や偏見を生み出している。

    私も人間を生産性の有無で判断していたように思う。
    さらに、それを無意識の中で考えていた事が本当に怖い。

    ...続きを読む
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)
    ☑︎背景にある深刻な財政難や経済の低迷
    ☑︎いつ誰に向かってくるかわからない刃
    ☑︎病気が不安を呼び、不安が差別を生む

    悲劇を避けるために何よりも大切なのは、正しい知識を得ることだと思いました!
  • 自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋
    ならではのパンチの効いたタイトルだけど、いつもながら内容は至極妥当。聞こえにくい、見えにくい、より小さな声の方にしっかり耳を傾けるっての、意識してやらないと難しいですわな。
  • ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか―最新生物学の「ウソ」と「ホント」―(新潮文庫)
    『ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか』は、本書に収められた100のトピックスの一つにすぎない。ナマケモノに興味がない人は手に取らないかもしれず、もったいない。これ以外にも興味深い話が多い。Ⅳ章「環境と生態の謎」が個人的にはどれもおもしろかった。悪者扱いしている外来種も人類の相対的な見方、また生態系の歴...続きを読む
  • がんばらない生き方

    手軽に読めて、主張も的確

    セールで安く販売されていたので買ってみました。
    内容は所謂自己啓発系です。タイトルにある通り、特に「ラクに生きる」と言う部分に焦点を当てています。しかしあまりにも楽観的であるわけではなく、ある程度論理的に頑張らない生き方を話しており、共感できる部分も多くありました。
    話がいくつかの章に分かれているの...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    コロナ後の世界を想定しているため、コロナに対する寄稿が大半を占めるが、むしろbeforeコロナにあった問題が断絶せず続いていると感じた。
    内田樹さんのベーシック・インカムについての話はブルシットジョブ(くそな仕事)から人を解放する方法の1つだと感じた。
  • 初歩から学ぶ生物学
    斬新な切り口で生物学を語った本。生命とは何かから生物の仕組みや進化論、さらには病気の話までいわゆる生物学にとどまらない範囲を幅広くカバー。生命論、生態学、発生学、進化論、分子生物学といった領域が学問的な範囲。池田清彦は構造主義生物学の立場から科学論を語る生物学者とある。どうりで。

    生命を定義するの...続きを読む
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ
    2020年の8月くらいに書かれた内田樹さん編のアンソロジー。
    コロナをへてポストコロナに対しての中高生・大学生
    に向けて30代・40代・50代・60代・70代の著作者が
    指針というかメッセージ集です。
    前書きの内田樹さんの『各代の著作者からの想定読者にたいするいうべき言葉は『ごめんなさい』』という部...続きを読む
  • 自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋
    コロナウイルスの自粛の話から、日本全体の問題へと広げている。
    「リスクゼロなんてありえない」
    「マジョリティにつくのは楽」
    「SNSで認められるためには、努力が必要」
    ごもっともでしさ?
  • 環境問題の嘘 令和版
    CO2増加は地球温暖化に繋がるり、それが人類に悪影響を及ぼすということで多くの議論がなされてきました。しかし都市部分のヒートアイランド現象はあるものの、太陽の黒点の活動が弱まってきていて現在は寒冷化しているとの報告もあります。

    この数年、地球温暖化はあまり言われなくなり、その代わりとして、より大き...続きを読む