池田清彦のレビュー一覧

  • ナマケモノに意義がある

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    気持ちがほーんといっぱいいっぱいなときに、この本はゆったりした気持ちにさせてくれるな、って思った。頑張りすぎだろ現代の日本人。省エネルギーで生きたっていいじゃないか。笑

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    2013年06月05日
  • ナマケモノに意義がある

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    基本的にナマケモノ的生き方をしてるつもりだけど、それでもやっぱり、無駄に片意地張ってたりとかする自分に気づくときもある。それも大切なこととは思うけど、やっぱり本書みたいな考え方に触れるとホッとする。他人の領域を侵犯しない限りにおいて、ってのがポイントですよね。

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    2013年04月19日
  • IT時代の震災と核被害

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    次世代を担う人たちの答え。
    震災当時、震災以前の反省と現状認識、そして将来への課題など素晴らし良い内容がつまってる。

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    2012年11月26日
  • マツ☆キヨ

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    池田先生の対談ということで読んでみましたが、読みやすいのに考えさせられるところが多い本でした。
    先生とマツコさんの生き方や考え方が知れてとても興味深かったです。

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    2012年11月15日
  • IT時代の震災と核被害

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    ルポから思想まで豪華布陣だが、宮台さんの激憤しながらの筆致が鮮やか。『「ファストフードからスローフードへ」と同じく「原子力から自然エネルギーへ」も日本的に勘違いされるでしょう。〈食の共同体自治〉の問題が、食材選択の問題に短絡したように、〈エネルギーの共同体自治〉の問題が、電源選択の問題に短絡するでしょう。(略)原発災害からの学びがその程度で終わってしまうのですか。』pp.384-385. まさにそこなのだ。設計の悪い世論調査と内閣支持率に翻弄されて愚昧な二択に落とし込んではいけない。そこで一般意志2.0の登場なんだろうな。東さんと宮台さんと津田さんは全く方法論が違うけど、震災をきっかけに議論が

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    2012年01月23日
  • マツ☆キヨ

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    マイノリティだと自覚しているからこそ、多勢が団結し何の疑問も持たずに一斉に同じ方向を向いて走り出すという現象に恐怖を訴えているんだな。

    情報化社会の中で「自分で考えること」を止めてしまっている人たちの多いことは気になる話。

    高校生ですらレポートを書く際にネットからパクッたりしているもんね。ヤマシい気持ちを持ってやるならばまだしも、それでいいと思っている奴がいること自体おかしな話。

    マツコはよく「アタシなんかがおこがましいんだけど」って言葉を使う。
    ワタシもよく使うほうだけれど、それってその対極にある「厚かましい」奴に対して『オマエ、気が付けよ!』と暗にメッセージを送っているときがあるんだ

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    2011年10月16日
  • ほんとうの復興

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    まさしく養老先生と池田先生の仰る通り。
    内容も話し方も面白く、あっという間に読める。

    原発と原発立地地域の市町村合併問題の話は、実は簡単なことなのだが言われてみればと言う感じで新たな発見だった。

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    2011年07月05日
  • オスは生きてるムダなのか

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    メスしかいない生物はあっても、オスしかいない生物はない。おーっ!そうだよね。生殖・クローン・性の役割などの仕組みがわかりやすく解説してあり、理解しやすい。性のあり方の多様性も刺激的な本。

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    2011年01月03日
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)

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    『三人寄れば虫の知恵』と内容は似た感じですが…

    ”キノコは茹でれば何でも食える”

    という記述に目が点!

    やってみたいですが、ちょっと勇気が出ません。

    スズメバチを平気で捕まえるような人が言うセリフじゃないってか(笑)

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    2010年04月23日
  • 環境問題のウソ

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    おもしろい。
    違う観点からニュースを見れるようになった。
    知識を増やしていろいろな観点からみないと惑わされたりどこかの思惑道理にしか物事を見れなくなる怖さを知った。

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    2010年03月14日
  • 環境問題のウソ

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    環境問題をとりまく、経済とのからくりと実に痛快に暴露してくれた1冊。環境問題、ダイオキシン問題など社会的問題の裏に経済効果あり。

    環境問題もいろんな問題も取り組むメリットとデメリットを精査して決断する必要があることを教えてくれた。あたしにとっては新しい考え方の教授してくれた有難い1冊。

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    2009年10月08日
  • やぶにらみ科学論

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    日ごろのニュースを科学的な視点からみるエッセイ的な本。2003年。若者の科学離れから職の安全まで、日常的な出来事を多岐にわたり解説していく。ガンの主原因はタバコではなく車であること、危険な肉を食べるよりも昆虫を食べたほうが安全で栄養価が高いこと、などマイノリティな主張となっているが面白い話が多い。確かに喫煙者が減っているのに、肺がん患者が増えているのはタバコによるものではないことの裏づけだろう。しかし、日本は車メーカーが一部支えているところもあるから、国、マスコミも追及できないのか。普段のニュースの一般的な見方ではなく、やや斜めからみている点が面白く、オススメである。

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    2009年10月07日
  • 「頭がいい」に騙されるな

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    大学4年生くらいまでは生きるのが上手い人のことを頭が良い人だと思っていた。でも最近は、応用が効く人が頭の良い人であり、先を見据えてる人を頭の良い人だと思っている。
    これは今利益を上げている人よりも、未来の利益を考えている人に魅力を感じるようになった体と思った。
    生きるのが上手い人の中にも、その根底にどんな考えがあるかで頭の良し悪しは変わるんだと思った。

    やっぱり自分はアメリカに行って変人を突き進もうと思う。

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    2025年12月02日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    ChatGPTについて多くの有識者が、その功罪を説いた一冊。

    毒にも薬にもなることがよくわかった。

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    2025年10月03日
  • バカの災厄

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    バカってそういうことか。
    あんなニュースもこんな問題もバカの仕業だったのか…
    笑っちゃうくらいバカバカ言っていますが、池田先生のキャラクターと相まってなんだか痛快。
    そういえば、年を重ねるにつれて私も周りも頑なになってきてるなぁ…
    自分を省みるきっかけにもなりました。
    他人事でなはいという自覚を持ち、とにかく人に迷惑をかけずに生きていきたい。

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    2025年09月10日
  • いい加減くらいが丁度いい

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    生物学者で、カミキリムシの収集家の顔もある著者。本書を執筆した頃は70歳を超えて定年退職し、自身の経験や境遇も交えて『いい加減が丁度いい』生き方と、『日本のバカさ加減』への反発を怖い物なしの姿勢で語る。

    著者は定年後の本書だけでなく、昔からハッキリと世間に対する主張をしてきたようだ。『日本のバカさ加減』については、コンプラ至上主義に対して『ルールを守ること自体が目的化している』ことや自己責任という考え方が衰えた風潮に対する批判に大いに共感を覚えた。しかし時折左寄りに過ぎる発言が目立つのが残念で、話半分とまで言わずとも3分の1くらいは差し引いて読んでおきたい。

    良くも悪くも、『自分』をしっか

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    2025年08月16日
  • オスの本懐(新潮新書)

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    オスとは、とにかく冒険する存在。
    人間は飽きる存在。好きなことだけやってたら飽きるのは当然。苦労とかしたくないことも混ぜながらで、飽きずに続けられる。

    結局好きなことやって他の人が、とか考えずにやってた方が健康で暮らせる。あとは自分の長所が活かせる、敵が少ないところに移動して活躍せよ、って感じ。歳とっても禁欲しないでいたら元気でいられる。したいことをして、前頭葉を活発にして元気になるとのこと。
    エロに限らず興味があるならできるうちに、恥ずかしがらず楽しんだ方がいいと思う。
    そうだよな。

    他人の恣意性の権利を侵害しなければ何をしても自由だ。

    公平や平等に固執するやつに限って、裏では偏見が強

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    2025年08月15日
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)

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    コロナ禍での優生学。歴史を省みつつ日本と現代に潜む優生学について論じる。そこまで真新しいことは書かれていないと感じたが、今もなお優生思想があるという証拠にもなる本だと思う。優生思想=ナチスだけではない。
    また、どこまでが優生思想なのかという議論もしなければならない。技術の発展で得られることもあるし、その発展が甚だしい今。我々の倫理が相対的に遅れているようにも感じる。思考し続けなくてはならないと思う反面、思考できない人はどうなのかと思ってしまう。難しい問いがいくつも起こる。

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    2025年06月11日
  • オスの本懐(新潮新書)

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    オスがオスらしく生きるためにどうあるべきか、医師と生物学者が本音で語り合う!
    〇若いオスのヘンな行動の意義
    〇老いたら「心のエロ度」を全開に
    〇我慢がオスの生命力を奪う
    〇メスを敵に回してはいけない
    〇モテる男はズラし上手
    〇オスの行動と精子の動きはリンクしている
    〇不倫は生物学的には正しい行動
    〇日本の「男女平等」にはバグがある
    〇「置かれた場所」でなんて咲けない
    【まえがきにかえて】より抜粋
    今回のテーマは「オスがオスであるために」というもので、これは、中高年以上の男性にとっては切実な問題で、長くオスでいられることはすなわち、若さを保つことに直結します。                  

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    2025年05月09日
  • 共感バカ

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    ほんまでっかTVでお馴染みの池田先生の本。
    共感には認識的共感と情動的共感がある。問題なのは共感が行き過ぎれば排除につながるという点。戦争や宗教のアジデーターやSNSにそれは現れている。故に共感バカになってはいけない。それが本当なのか立ち止まる習慣が必要。和をもって尊しの日本人の危険度は高い。アメリカも極端な共感バカに進んでいて、弱者を切り捨てる方向に向かっている。大丈夫か?この世界は。

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    2025年04月16日