池田清彦のレビュー一覧
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メスしかいない生物はあっても、オスしかいない生物はない。おーっ!そうだよね。生殖・クローン・性の役割などの仕組みがわかりやすく解説してあり、理解しやすい。性のあり方の多様性も刺激的な本。Posted by ブクログ
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『三人寄れば虫の知恵』と内容は似た感じですが…
”キノコは茹でれば何でも食える”
という記述に目が点!
やってみたいですが、ちょっと勇気が出ません。
スズメバチを平気で捕まえるような人が言うセリフじゃないってか(笑)Posted by ブクログ -
私は何でこの本を読もうと思ったのか?本屋で見たのかな。バカの壁でおなじみの養老先生とホンマでっかTVでおなじみの池田先生の対談の本。難しい話もあったけど、面白かった。不思議。なるほどなーと思いつつ読む。確かに私は何にも考えてないよなーと思う。日本人らしく空気に流されている。Posted by ブクログ
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この本を一言で言うと生権力のこわさを感じた。
生権力は一言で言うと人間の健康です。
この健康であるために、医師は人々の不安を作り、その感情を医療によって救われると説き、それを繰り返すことで、患者は信者に移り変わっていく。
医療は誤謬性を認めないので宗教と紙一重になりやすい。
それを医師は分かっていな...続きを読むPosted by ブクログ -
(audibleで聴く)
専門家が言ってることはすべて正しい?
テレビで出てる人だから大丈夫?
果たして本当にそうなんだろうか?
自分はコロナ禍から専門家と言われる方々やメディアに出ている人にすごく疑問を感じるようになってました。
その理由がわかるのがこの本です。
内容はなぜ専門家が間違った道に進ん...続きを読むPosted by ブクログ -
ライオンやアカシュウカクアリ、ヒキガエルなどの動物の生涯を描いた本。ライオンのオスは群れにいられるのは数年とか、知らない話がたくさんあった。
それにしても、動物の本を読めば読むほど、こんなに細かく別々の生き物に進化してきた事実に驚愕してしまう。本当に神様が設計してるのではないかと思うくらい。一生かか...続きを読むPosted by ブクログ -
遺伝子、特に性に関するものを取り上げている。
性がいかに多様であるか、またいい加減であるかがわかる。
趣旨は表題の通り。
いろんなパターンを列挙し、それについてわかっている範囲で解説もしめくれているので、トリビア的に知識として面白い。
多少古いかもしれず、偏った考えもなくはないが、エセ科学みたいなこ...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな話題に話が飛ぶように見えて、どの難しい話題でも一つ一つの言葉にしっかりした芯があるなぁと感じました。今までに培ってきた知識や経験、色々な人との付き合いがこのお二人を作り上げてこられたのだと。
どんな難しい話題にもお互いについていけなくなることは全く無く、スゴい!のひと言でした。
お二人の読書に...続きを読むPosted by ブクログ -
津久井やまゆり園事件とナチスT4作戦。思い上がった為政者気取りが、生殺与奪を握る。人間は誰しも平等な命とは言わないが、反知性的な正義感で弱者を殺害するとは何事か。社会にとって有益か有害か、そんな価値観でトリアージした所で、その裁判官も制度設計も万能ではない。虚しい沈澱物同士による些少な淘汰スパイラル...続きを読むPosted by ブクログ