池田清彦のレビュー一覧

  • オスは生きてるムダなのか
    メスしかいない生物はあっても、オスしかいない生物はない。おーっ!そうだよね。生殖・クローン・性の役割などの仕組みがわかりやすく解説してあり、理解しやすい。性のあり方の多様性も刺激的な本。
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)
    『三人寄れば虫の知恵』と内容は似た感じですが…

    ”キノコは茹でれば何でも食える”

    という記述に目が点!

    やってみたいですが、ちょっと勇気が出ません。

    スズメバチを平気で捕まえるような人が言うセリフじゃないってか(笑)
  • 環境問題のウソ
    おもしろい。
    違う観点からニュースを見れるようになった。
    知識を増やしていろいろな観点からみないと惑わされたりどこかの思惑道理にしか物事を見れなくなる怖さを知った。
  • 環境問題のウソ
    環境問題をとりまく、経済とのからくりと実に痛快に暴露してくれた1冊。環境問題、ダイオキシン問題など社会的問題の裏に経済効果あり。

    環境問題もいろんな問題も取り組むメリットとデメリットを精査して決断する必要があることを教えてくれた。あたしにとっては新しい考え方の教授してくれた有難い1冊。
  • やぶにらみ科学論
    日ごろのニュースを科学的な視点からみるエッセイ的な本。2003年。若者の科学離れから職の安全まで、日常的な出来事を多岐にわたり解説していく。ガンの主原因はタバコではなく車であること、危険な肉を食べるよりも昆虫を食べたほうが安全で栄養価が高いこと、などマイノリティな主張となっているが面白い話が多い。確...続きを読む
  • バカの災厄
    先日の養老孟司先生との対談に続き、大好きな池田先生の本。新書で字も大きいから2時間かからないで読めそうな短い本だった。タイトルからして強烈だけど中身もバカ、バカと、バカの連発。しかし、本当にバカの災厄が多いなあと思う。こないだもカスタマーハラスメントの特集やってたし。煽り運転とか。羊のような日本人を...続きを読む
  • 平等バカ
    国が行うアレコレにモヤモヤする貴方、本書を読めばワザと国民を平等バカ思想に染める意図が分かります・・・思考能力を低下させ情緒で政策を誘導できるからです、政府の陰謀じゃーーーーーーー

    新型コロナワクチン接種の大混乱緊急事態宣言下での東京オリンピック強行拡大し続ける経済格差、公平じゃない消費税、勘違い...続きを読む
  • 年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
    私は何でこの本を読もうと思ったのか?本屋で見たのかな。バカの壁でおなじみの養老先生とホンマでっかTVでおなじみの池田先生の対談の本。難しい話もあったけど、面白かった。不思議。なるほどなーと思いつつ読む。確かに私は何にも考えてないよなーと思う。日本人らしく空気に流されている。
  • ChatGPTは神か悪魔か
    流し読み。AIによって脅かされるのはブルーカラーではなくホワイトカラーなのは視点が欠けてた。
    GPTといい付き合いができたら生産性の良いこと、時間かけて考えたいことに回せられることは非常に大事。
  • 驚きの「リアル進化論」
    進化論の変遷を整理できる。
    いわゆるダーウィニズムを政治・経済・社会に援用して支配・独占を正当化する勢力との決別。
  • ChatGPTは神か悪魔か
    落合陽一氏をはじめ、他の著名で学識の高い人たちがChatGPTについて論じている一冊だが、落合陽一氏が圧倒的に先を行っていて他を周回遅れに引き離しているというか、他の御仁達と次元が違い過ぎて面喰った。

    落合氏の研究・活用実績の充実度、現在進行形のアプローチの深度、そして大局的見地からの抽象度の高さ...続きを読む
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)
    この本を一言で言うと生権力のこわさを感じた。
    生権力は一言で言うと人間の健康です。
    この健康であるために、医師は人々の不安を作り、その感情を医療によって救われると説き、それを繰り返すことで、患者は信者に移り変わっていく。
    医療は誤謬性を認めないので宗教と紙一重になりやすい。
    それを医師は分かっていな...続きを読む
  • 孤独という病
    自分は役に立っているんだろうかという不安。
    最初から役に立とうと思わなければいい。

    なんのために、人生の意味。そんなものを考えるから不安になる。そもそも意味なんてないと考えれば楽になる。
  • ChatGPTは神か悪魔か
    土岩さんが貸してくれたやつ
    4時間くらいで読める

    落合陽一はマジで何言ってるのか分からなかった。
    山口周は毎度面白い

    職業って、271種類くらいなんだな。
    ここ50年で亡くなった職業はエレベーターガールだけ。

    無意味な命題について「正しいか正しくないか」議論するのは時間の無駄

    月野探査船に人...続きを読む
  • ChatGPTは神か悪魔か
    一冊を手にし、心がざわつく感覚。AIの未来に関する識者たちの深遠な議論に完全に引き込まれた。特に和田氏の“政治家よりAI”という斬新な提言には目からウロコ。生成AIの持つ可能性とリスク、私たちが直面する未来は神の恩寵なのか、それとも悪魔の誘惑なのか。読んで、自問自答を繰り返した。
  • 専門家の大罪 ウソの情報が蔓延する日本の病巣
    (audibleで聴く)
    専門家が言ってることはすべて正しい?
    テレビで出てる人だから大丈夫?
    果たして本当にそうなんだろうか?
    自分はコロナ禍から専門家と言われる方々やメディアに出ている人にすごく疑問を感じるようになってました。
    その理由がわかるのがこの本です。
    内容はなぜ専門家が間違った道に進ん...続きを読む
  • したたかでいい加減な生き物たち
    ライオンやアカシュウカクアリ、ヒキガエルなどの動物の生涯を描いた本。ライオンのオスは群れにいられるのは数年とか、知らない話がたくさんあった。
    それにしても、動物の本を読めば読むほど、こんなに細かく別々の生き物に進化してきた事実に驚愕してしまう。本当に神様が設計してるのではないかと思うくらい。一生かか...続きを読む
  • オスは生きてるムダなのか
    遺伝子、特に性に関するものを取り上げている。
    性がいかに多様であるか、またいい加減であるかがわかる。
    趣旨は表題の通り。
    いろんなパターンを列挙し、それについてわかっている範囲で解説もしめくれているので、トリビア的に知識として面白い。
    多少古いかもしれず、偏った考えもなくはないが、エセ科学みたいなこ...続きを読む
  • 年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
    色んな話題に話が飛ぶように見えて、どの難しい話題でも一つ一つの言葉にしっかりした芯があるなぁと感じました。今までに培ってきた知識や経験、色々な人との付き合いがこのお二人を作り上げてこられたのだと。
    どんな難しい話題にもお互いについていけなくなることは全く無く、スゴい!のひと言でした。
    お二人の読書に...続きを読む
  • 「現代優生学」の脅威(インターナショナル新書)
    津久井やまゆり園事件とナチスT4作戦。思い上がった為政者気取りが、生殺与奪を握る。人間は誰しも平等な命とは言わないが、反知性的な正義感で弱者を殺害するとは何事か。社会にとって有益か有害か、そんな価値観でトリアージした所で、その裁判官も制度設計も万能ではない。虚しい沈澱物同士による些少な淘汰スパイラル...続きを読む