池田清彦のレビュー一覧
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購入済み
手軽に読めて、主張も的確
セールで安く販売されていたので買ってみました。
内容は所謂自己啓発系です。タイトルにある通り、特に「ラクに生きる」と言う部分に焦点を当てています。しかしあまりにも楽観的であるわけではなく、ある程度論理的に頑張らない生き方を話しており、共感できる部分も多くありました。
話がいくつかの章に分かれているのですが、その1つ1つが3ページ前後なので、手軽に読めるのも魅力です。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ斬新な切り口で生物学を語った本。生命とは何かから生物の仕組みや進化論、さらには病気の話までいわゆる生物学にとどまらない範囲を幅広くカバー。生命論、生態学、発生学、進化論、分子生物学といった領域が学問的な範囲。池田清彦は構造主義生物学の立場から科学論を語る生物学者とある。どうりで。
生命を定義するのは難しい。なぜなら、定義するとは不変の何かを見つけることだが、生命は、刻々と変化する。
「環境」も「心」も普遍の実体ではない。
「心」は脳の機能であって実体といったものではない。
「生物が物質からできている」という立場をとる現代生物学は「物質がどのような状態で存在しているとそこに生命という現象が出 -
Posted by ブクログ
2020年の8月くらいに書かれた内田樹さん編のアンソロジー。
コロナをへてポストコロナに対しての中高生・大学生
に向けて30代・40代・50代・60代・70代の著作者が
指針というかメッセージ集です。
前書きの内田樹さんの『各代の著作者からの想定読者にたいするいうべき言葉は『ごめんなさい』』という部分は非常に
心に残る内容です。
20人の人からの言葉のなかで、一番よかったなあと思うのが、今回は平川さんでした。
昨年の8月と現在(2021年1月)とはまたフェーズが
変わってきているコロナの状態ですが。
やはりいろいろな矛盾が表出してきているなあと
思います。
たしかに、自分の息子も含めて、若い人