進化論の最前線(インターナショナル新書)

進化論の最前線(インターナショナル新書)

693円 (税込)

3pt

3.6

『種の起源』を著し、人類に「進化」という概念を示したチャールズ・ダーウィンと、その進化論に対し真っ先に異を唱えたアンリ・ファーブル。現代進化論の主流派であるネオダーウィニストたちは、一九世紀の人物であるファーブルの批判を、いまだ論破できていない。果たして我々は本当に進化について理解しているのか。進化論と生物学の最先端を解説する。進化論研究の第一人者が説く「生命の本質」。

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進化論の最前線(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月15日

    帯に「進化を分かった気でいる人たちにぜひお勧め」とあるが、まさにそうだった。

    特に、ウォディントン「遺伝的同化」の実験では、遺伝が遺伝子だけでは決まらないことをズバリ示していて、驚いた。生物の形態(表現型)も進化も DNA によって決まっていると信じていたが、それだけではないという話だ。調べたら、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月02日

    進化論について、テレビで有名な池田清彦が語った一冊。

    進化論についての最新の学説を知ることができ、非常に勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2018年01月01日

     進化論をめぐるダーウィン、ファーブル、メンデルの関係性や進化論がどう信じられるようになったのか、進化論懐疑主義者の言い分(交雑により一気に新種が生まれる事例は、生物が徐々に進化するネオダーウィニズムでは説明がつかないことなど)が書かれている。またips,stap細胞についても書かれている。 
     実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月09日

    ネオ・ダーウィニズムに批判的なもろもろの言説が勉強になった。結構完璧な理論と思ってたんだけど、いろいろと瑕疵があるのね。

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    Posted by ブクログ 2017年10月18日

    読みやすい章と難しい章のムラが激しかった。最後の方の猿人から現生人類の流れのところが一番面白かったかな。

    専門用語というより、(私の読解力が低いのかもしれませんが、)文脈の読解が難しいことが多々ありました。

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    Posted by ブクログ 2017年02月21日

    STAP細胞の話はやはり夢でありあってほしいと思います。ああいう形で公表されるのも科学者としてはつらいんだろうな。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年01月22日

    「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、池田清彦さんの『進化論の最前線』

    ダーウィンの自然選択説とメンデル遺伝学が融合した「ネオダーウィニズム」。生物の進化の主な要因は突然変異と自然選択であるともっともらしく言われることが多いそうですが、実際はまだまだ解明できていない謎がかなりたくさんあるとのこと。そ...続きを読む

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