テレビ「ほんまでっか!?」などでお茶の間にもおなじみの生物学者池田清彦教授の週刊朝日連載の人気エッセイが、新たな書き下ろしを加えて、単行本化。3・11降の日本の社会のあり方、生き方を鋭く問う。脱原発へのエネルギー論、騙されていた環境論、憲法改正、経済破綻、橋下行政など、混迷を極める政治・経済へ提言、楽しい昆虫話…など、日々の出来事を独自の視点でタイムリーに綴る。
Posted by ブクログ 2013年02月22日
第2章の「騙されていた環境問題」が秀逸だ.二酸化炭素の削減という愚行を多額の予算を費やしてやってきた国が減ってきた.我が国はどうかな.温暖化のデータが捏造されていたことは渡辺正先生の著書にも詳しいが、なんとも無駄なことをしているものだ.週刊誌で読んだ記憶のある文も多々あったが、このようにまとめて読む...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月09日
相変わらず
辛辣な言い回しで
月夜の晩には気をつけなければならないような
池田節がうれしい
養老さんとの対談のタイトルが
「ひとつになるなニッポン」
ーほんま、そのとおりや!
と 思わず声にしてしまった
自分の立ち位置を しっかり考えてみたい人は
ぜひ 一読をされたい
大賛成 の ところも...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月02日
タイトルはふざけているようだけど、中身は真面目。
本気で脱原発を訴えて、復興を利権の温床にするなと憤る。
古本市で買った本なのでちょっと古い(野田政権、橋下府政の頃描かれた本)けど、言っていることは多分ぶれていないはず。
常識を疑い、勢いに流されず、事実を知って、自分で考える。
“いつの時代でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月11日
偏屈な爺さんって感じの口調。端々に痛快なフレーズがあって面白い。
本でぱらぱら見る分にはいいけど、近くにいると振り回されて仕方ないんだろうな・・・まあ、ほんまでっかで見たまんまというか。
虫の話は興味がないので時事ネタを読んで・・
原発の隣にとりあえず火力発電所を作るってのは賛成かな。
以下なるほど...続きを読む