あらすじ
養老孟司氏推薦! 「医療に頼らず、自分に頼れ。池田流健康術の極意」医者のいうことを聞いていれば、健康になれると考える人は多いが、それは本当だろうか。人間ドックですべての項目が、「異常なし」である人はほとんどいないし、健康診断で“平均値の罠”にはまって病人に仕立てられる可能性もあるかもしれない。他人の判断には限界があり、自分にしか気づけないことが少なからずあるもの。重要なのは、「自分の体は自分で観察すること」。また、野生動物から学ぶことも多い。まず、人間以外の生物は、余計なことをしない。人間は無理に環境に適応しようとするから心身に問題をきたすのではないか。本書では、健康を通して、最後まで自分らしく生きるための過ごし方を考える。
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Posted by ブクログ
全体的に共感する記述が多かった。
・医者の言う事だけが必ずしも正しいわけではない
・楽しいかどうか?で判断
誰かに勧められた健康法を試してみて、自分にあうか?あわないか?を判断する際には、自分の心の声も無視してはいけない。
例えば、水泳が身体にいいとしても、泳いでいてもつまらないのなら、それは「心に悪い」ということだと思う。
楽しいと思えないことをただ健康のためだけに続けるなんてことは、ストレス以外の何ものでもないから、やればやるほどストレスが溜まって、遅かれ早かれ体の具合も悪くなってしまうに違いない。
ある程度楽しめて、身体に効いているなと実感できるものなら、続けてみてもいいだろう。
・野生動物に肥満やうつはいない
その理由として腸内フローラが影響しているのではないか?という話
野生動物と現代人の大きな違いは、精製されたものや食品添加物を口にしているかどうか?が原因とのこと
・虫歯菌のエサは砂糖
著者は70歳を超えた今でも歯を1本も失ってない。
歯磨きはかなりテキトーだが、甘い物をめったに食べないおかげで虫歯はできないそうだ。
甘い物を食べても歯をしっかりと磨けば大丈夫だと思っている人が多いようだが、素人レベルの歯磨きでは虫歯菌はいなくならないとのこと。
・健康法のルールや正しさにこだわりすぎる必要はない
例えば食事に関して
「健康のためにこれを食べなくては!」とか
「1日3食規則正しく」などと自分を追い込むより、
「おいしいと感じられるものこそが、今の自分に必要なものだ」と柔軟な発想でいる方が明らかに健康だと思う。
身体の調子は毎日同じ、ではないのだから、必要な食べ物も必要な量も、毎日変わると考える方が真っ当だ。
·国の決定が絶対正しいとは限らない
そもそも ワクチンとは 感染症の予防に陥る薬品のことを
日本で本人化された子宮頸がんワクチンは2013年1月から小学校6年生から中学1年生の女子を対象に 定期接種化 された
ところが その直後から全身 疼痛 や記憶障害、学力低下といった 重篤な副作用を訴える事例が相次いで報告される
そのため 同じ年の6月には選手の積極的勧奨が中止されるという事態になった
この副作用には名称 もつけられたが ワクチンとの因果関係は証明されていない
と記載された上で、ワクチンのメリットが記載されていたが、疑問が残る。
·日本の会社では従業員の健康診断を義務付けているが
健康診断は医療利権のためにあるようなものなので
受けたくない人は拒否すれば良い
受けるとしても血圧と血液検査 くらいなら まだましだ
あとは 最近 病院で検査したからとか適当なこと言って研修を免れても Ok とのこと
欧米では自社の従業員に健康診断を受けさせることを企業に義務付けていない
これは健康診断を受けても受けなくても死亡率に差がないというデータがあるからだと思う
フィンランド症候群という 皮肉 めいた 名前がついている現象がある
それは何かというと かつての フィンランドのヘルシンキで健康診断の効果を調べるために
一定期間 検診を受けた人と
受けなかった人のその後の死亡率を調べたところ
受けた人の方が死亡率が高かったということからつけられた名前である
いずれにしたよ 定期的な健康診断に死亡率を減らす効果はない
著者は20年近く 健康診断を受けてないが元気に生きている
前述したように
日本であたかも 健康診断が素晴らしい 予防効果を持つかのように 宣伝されているのは
はっきり言って 医療 利権 のためである
検診を受けて何でもないと言われて3ヶ月後に具合が悪くなって一緒にかかったらあかんで余命3ヶ月と言われた人を著者は何人も知っているそうだ
ある程度の年齢になると 健康診断で全ての項目が正常という人は少ない
そこで多くの人は一緒に処方されるままに 薬を飲むことになる
薬には必ず 副作用があるので薬を飲むと また別のところの具合が悪くなり
その症状を緩和する薬が必要になりといった具合に処方される薬がどんどん増えていきかねない
薬を 5種類も 6種類も飲んでいて薬を飲むのが仕事になってるような人もいる
こうなると 生きるために薬を飲んでるんだから 薬を飲むために生きてるんだからよくわからなくなる
検査データ や薬の効能や健康食品の能書きや医者の言うことを信用せずに
まずは自分の体の声を聞くことが一番大事だと思う
世の中には健康に良いとか 老化を防ぐといった食品やサプリがたくさん出回っているか
食べてみて まずかったら無理をして食べる必要はない
·まずいものは食べないに越したことはない
まずいということは これは食べない方がいいですよ という体の声なのだ
無理に食べると アナフィラキシーショックとまでは行かなくてもアレルギー症状が出たり 腹の調子が悪くなったりする
著者の妻が頚椎を痛めた時に
医者に処方された 座薬を使ったものすごく痛くなって心臓が止まるかと思ったほど苦しくなったと言っていた
そのことを医者に言ったらなんとその医者はそんなはずはないと返事はしたそうだ
↑
私も 似たような経験がある
皮膚科でアレロックという飲み薬を出されたが
それは効果がないし 眠くなるだけだから 飲みたくない
と言ったけど飲み方が悪い などと 否定されたことがある
著者はこういった経験から
薬もある人には効き目があってもある人には毒となると感じている
あと、興味深いことが書いてあった
山火事が起きてるところで昆虫が交尾してたそうだ
それで山火事の後 虫が生まれたとのこと
本の著者によるとその考察 として
生物は死ぬ危険性になると子孫を残そうとするのではないか?
ということ
たしかに政治的にまともなスウェーデンでさえ少子化なのだから
現代の人間は死ぬ危険性があまりないから 子孫を増やそうとしないのかな と思った
Posted by ブクログ
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