池上彰のレビュー一覧
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北朝鮮の農業政策や中国の大躍進政策の大失敗の歴史は有名だが、その遠因がロシアの農学者のマルクス主義農学からきているとは初耳。論理的にはさもありなんとも思えるから事実なのだろう。この様な思わぬ知識を入れてくるから「池上本」は面白い。
昨今コロナでの状況の急変もあり、世界の政治経済が大きく動いているが、改めて東アジアの現況を概観する上でも本書は面白かった。
コロナと米中のデカップリングの進行の下、東アジアは思ったよりも「緊張」している。歴史を振り返ると緊張が進むと何処かでドラスティックな展開が起きることが多いのだが、今後はどう進むのだろうか。
韓国・中国・北朝鮮などの隣国は、引っ越すことのできない -
購入済み
中国近現代史入門本としては最適
中国の近現代史に全く疎い人が読むには最適です。ぼくは全くもって知識のない人間だったので、実に興味深く、わかりやすく読めました。
ただ、物足りないところも多いです。そこ、もう少し詳しく知りたいな、というところが随所に見られましたが、しかし、そもそもこの本は全てを詳細に説明するコンセプトの本ではないので、そういうところについては、各自個別に調べたり別の本へと読み進めていくべきなのかな、と思います。
あと、仕方がないのですが、少し古い本なので(習近平が主席になる前までのことしか書いていない)、最近の情勢は別の本でキャッチアップしておく必要もあります。 -
購入済み
概略を知るにはとてもよい。
戦後日本史にあまり知識のない人が最初に取るべき本としては優れていると思います。読みやすいしわかりやすい。ただ、ある程度知識のある人には物足りなさを感じるかもしれません。また、歴史というものには多少なりとも主観が入るため「池上史観」に反論のある人もいるかもしれません。しかし、基本的には思想的にもバランスが取れており、そういった意味からも、初学者が初めに手にするテキストとしては最適だと思います。
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Posted by ブクログ
40台後半となる自分にとっては、面白い内容が多く含まれており、中高年の今後の学習に対しての指針となりうるものであった。
主に心に刺さったところ
・勉強することが意欲につながる
。何をあきらめて何を伸ばすかを見切る。大人の勉強は好きなことだけ。
・必要な知識を得るためにどのくらいの時間が必要か見極めること。時間は有限資源。
・語学(英語)学習は終点がないからゴール設定を決めておく。英検準一級ぐらいが一つの踊り場。
・アウトプットは重要。誰かに話すことを前提に本を読んだり、学習することをお勧め。おのずと理解力も高まる。(プレッシャーも高まるが)
・短いネットニュースや、平易に噛み砕いて説明してくれ -
Posted by ブクログ
前作に続いての教養の本。
教養とは「立ち止まって考える力」と池上さんは言う。自分としては、「ファクトフルネス」にもあったように、考えるために真実を知り、知識をもつということも教養の大事な部分であると思う。出来事には立場が違えば様々な側面がある。正しい知識といえども様々。情報は情報として知り、様々な中からどれが正いのか、過去の真実と照らし合わせながら自分なりに考えていくことも大事である。と思う。
今回はAIや地政学、ポピュリズムなど非常に学びが深まった。さっそく新聞を読んでいても、この本で紹介されていたことがらと関連することがあり、自分なりに考えることができた。 -
Posted by ブクログ
教養について、歴史的な経緯も軽く踏まえつつ、身近な表現で説明してくれている本。
かつての「たくさん本を読んでいていろいろなことを知っている」という教養のイメージから、今では「こみっとめんとしたり、エンゲージメントしたり、さまざまな実践能力を兼ね備える」ことこそが教養であるという。
「読書がなければ教養は身につかないけれども、読書しただけで教養が身につくわけではない。」
「何かを学ぶとき、単に「事実としてこんなことがありました」だけで済まさない、そこから何が言えるのか考えてみるのです。 」
「歴史を学ぶというのは、ものごとの因果関係をきちんと知ることです。それを知ることで、これからの時代