あらすじ
アメリカの大統領にドナルド・トランプ氏が就任し、世界は大激変しています。核実験やミサイル発射を繰り返し、緊迫化する北朝鮮情勢。イスラム国が無くなっても、増え続ける国際紛争の火種。サウジアラビアとイランの対立が激化し、第五次中東戦争の勃発リスクの高まり。イラクから独立したがっているクルド人とは?
ノーベル平和賞受賞者でミャンマーの事実上の国家元首のアウンサウンスーチー氏が国際社会から批判されるロヒンギャ難民問題とは。スペインのカタルーニャ州の独立の動き。イギリスのEU離脱で、スコットランドや北アイルランドで高まる独立の声。世界のリーダー、ドイツのメルケル首相を悩ます難民問題。そして、建国の父の毛沢東並みの権力を握ったとされる中国の習近平国家主席の「一帯一路」(陸と海に新たなシルクロード)構想の野望とは……。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イラン、イラク辺りがごっちゃになってあまり理解できなかった。中東系の本をもっと読もうと思う。拉致問題がなぜ起こったのかわかった。自分が無知ということがわかったので、もっと本を読もうと思った。
Posted by ブクログ
毎日小学生新聞に掲載されていた記事が元になっているだけあって、大変わかりやすい文章で書かれています。中学生の子供に読んでもらいたいくらい!
Posted by ブクログ
毎日小学生新聞の連載記事を元に加筆・編集した直近世界情勢が分かりやすい本。
トランプ大統領、北朝鮮、アメリカ、中近東・アフリカ、欧州、中国、日本、グローバルに影響を与えあっている流れと動きがイメージできた。
18-35
Posted by ブクログ
2018013
池上さん解説。アメリカ、中国、北朝鮮、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界が急激に変化している感じがしました。それは一枚岩になるのではなくて、どんどん分断する方向へ進んでいるような。アメリカのトランプさん、中国の習近平さん。ドイツのメルケルさん、フランスのマクロンさんなど強権的なひとがリーダーとなり対立が煽られています。
中東のイスラエル問題、イランやサウジアラビアの対立なんかはアメリカの身勝手な行動もあるかもしれません。それでも国同士が譲り合いの考え方があったら、結局はここまでの事態にはなっていないかも。そうしないと、指導者が大衆の支持を得られないとする以上、それが国家の限界なんでしょうかね。世界の中の日本は、企業の不正で騒いでいるので、まだまだ平和だなと感じました。