池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2021.13th
毎年恒例の「知らないと恥をかく」シリーズ。
今回の重要なテーマは…
・アメリカでトランプ大統領→バイデン大統領
トランプ政権の政策(メキシコ国境の壁やTPP離脱)は次々に転換
・イギリスのEU離脱が完了、但し、関税ゼロは維持される
・ロシアのプーチン政権の腐敗を摘発したナワリヌイの暗殺未遂事件
・イスラエルとアラブ諸国の和平実現。イラン包囲網で利害が一致!
・中国の「中国海警法」。香港に「国家安全維持法」を押し付け。
・ミャンマーでクーデター。軍事政権に逆戻り。
日本、アメリカ、EU、中東、ロシア、中国を中心にした世界の動きをざっと理解するのに最適です(^^) -
Posted by ブクログ
教養って何なんだろう?自分の根っこを太くするって言ってもどうしたらいいのだろう?このような疑問に対して、ある程度はこの本を読んでイメージできたが、やはり難しい。
すべてを疑う、クリティカルシンキング、とがるなど、理解はできても実行するとなると難しいと思う。それを少しでも意識しながら生活することが大切なのだろうか。本書にも述べられているように、特に今のコロナ禍においては、多くの情報が錯綜し、メディアの報道すら一部分しか見えていないかもしれない。自らも正確な情報をとりにいき、かつそれをも疑い、それらの知識をまとめて考え運用し、ベストな選択、行動をする。今の状況は、平時に比べると本書に述べられていることを意識しやすい世の中なのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
未来をどう生きるかに焦点を当てた一冊。
コロナやデジタルトランスフォーメーション、アメリカの移民問題など話題は色々なありますが、1番、考えさせられたのが気候変動の問題でした。日本がかっては環境技術では最先端を行っていましたが、中国が先頭に立っていると言うのは驚きでした。考えてみると10億を超える人口や政治体制などを考えると、危機感が高いのが中国であるのは当然の結果と思いました。アメリカとの確執もあるかもしれません。
差別問題などで揺れる中国だけでなく、アメリカでも国人差別やトランプ政権の負の遺産の様なものも含めて問題は根深いですね。それでも人は学習しながら変化していくのでしょうか。
コロナ禍は富める者も、そうでないものも平等に目の前に現れる。そこでも、リモートワークができる者やそうでないものでリスクが異なってくる。
平等と言う理想は尊いですが、不平等であることが当たり前の社会になってきている事。ベーシックインカムの話がありましたが、仕事が限定されることで、仕事に就くものと就かないもので、格差はより大きくなるのではと感じました。 -
Posted by ブクログ
東工大の「リベラルアーツ教育」を構想した面々、池上彰ら実施にあたった人々の問題意識の高邁さや努力は素晴らしいと感じる。東工大については、今野浩のエッセイにもたびたび触れられていたが、理系学生に人文知の薫陶を与えようという意識が非常に高く、般教の教授連も大物が就くらしい。とはいえ、そもそも「リベラルアーツ」は高等教育の場で身につくというものであろうか?。
本書の中でも何度か出てくるように、試験、試験で能率を追求する知的訓練で鍛えられた「優秀な学生」は、「教養」の涵養にも効率を重視する。人文知の世界の「基本書」は、どれも数をこなせるようなものではない。しかし多くの学生は、いわばよくできた「知のカタログ」欲しさに、基本書の梗概あるいは「書評」的なものを、次から次とこなすだけで、「教養」を手に入れた、と満足するだけのような気がする。
高等教育で教養を教育できる、というのは、リベラルな教員が抱く幻想ではないか。特に、東工大のような理系畑では、専門で自分の地歩(学士号でもよいが)を築くためだけにでも、文系の5倍の時間を要求されているはずだ。現代の理系学生は、寺田寅彦とは異なる時代に生きている。驚異的に膨れ上がった科学技術体系を自分なりにモデル化して脳の回路に埋め込む必要があるのだ。教養なるものに無際限に時間を費やす余裕はないであろう。
もちろん、小学校などで、啓発スキルに優れた良い教師に巡り合った経験がある一握りの優れた学生は、世界全般について広い興味を持ち続け、多忙な専門の学習の間にも、自身の根と幹を、太く、広くする営為を、自身でコツコツと積み重ねているだろう。結局は個人の幼少時からの心がけと積み重ねである。大学生になってから教養、教養と言っても、雑多な知識を脳のどこかに書き込むにすぎない。既に遅いのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
年齢を重ねることによって自然と身に付く知識や経験がいくつかあって、それを自分の子どもや周囲の若い人に教えてあげることで感謝されることもある。また、これまで携わってきた仕事や役割によって得ることのできた経験則によるカンのようなものもあって、若者のように闇雲に突き進むことができなくなった分だけ危険を察知し避けられることもある。
人はこれを年の功と言ってくれることがあるが、だからといって良い気になっていてはいけない。今までの知識や経験だけに固執して対処していると、世の中の動きに疎くなり結果的に時代遅れの旧い考えに終始してしまうからだ。昔から物知りだと敬われる年長者は相手の話を良く聴く人が多く、十聴いて三返すぐらいがちょうど良いのだろう。そうすることで、自分にも新たな知識が入ってくるからだ。
池上彰さんが書かれた「なぜ世界を知るべきなのか (小学館Youth Books)」という新書は、東京都立両国高校附属中学校での池上さんの講演に大幅な加筆をして作られた一冊だ。中学生に対する講演なので実に分かりやすく平坦な言葉で書かれており、固くなった還暦前の私の頭にもすーっと染み込むように入ってきた。
内容はコロナ禍における各国の対応や冷戦時代の米中ロの駆け引き、世界を変えた若者のことなど、ニュースなどでお馴染みの内容がわかりやすく丁寧に書かれている。お馴染みの内容といっても私が知っていたことの何倍も詳しいことが書かれていて、なるほど実はそういうことだったのだなということが多かった。いかに「知っていたつもり」だったかも思い知らされるような内容ばかりだった。
また、実際に起きたことに関する情報だけではなく、性格な情報を取るためにはどうすれば良いのか、どのような心がけでいれば良いかなども書かれていて、若者だけではなくある程度年齢を重ねた私のようなものでも得るものが多い一冊だった。
若者は10を知って10を覚え、私のような中高年は10を知って3か4を得るというぐらいなのだと思うが、それでも知ると知らないとでは大違い。いくつになっても「知る」ということを忘れずにいたいものだと思う。 -
Posted by ブクログ
池上彰さんが“イマドキ女子”の悩み、疑問に答えちゃいます!って本です
もはや永遠のテーマとも思える“イケメン貧乏とブサイク金持ち。結婚するなら?”、“男女の友情は成立するの?”、“結局美人には勝てないのですか?”などの質問に池上さんの視点で答えていくかなり面白い内容でした!
全てを通して感じたのは知識不足。日本の人は空気やモラルを意識しすぎていて、他人に同調することで逆に息苦しさを感じる傾向がある。そういうときこそ、それを抜きにした医学やサイエンス、歴史的事実が示す客観的なデータを判断材料にどうすれば幸せになれるのかを決めるのがいい。
ただ、個人的にこの本を教科書みたいな感じでほとんどの人が読めば全体として変わりそうだけど、読まないもんなぁと思ってしまいました。というのは今の日本の同調とか空気を読むことって長い歴史の中で形成された1番生きやすい方法なわけであって、「人の目を気にせず自分の好きなように生きる!」ことで幸福度が増す人ってほんのわずかじゃないかなぁと。全体として変わらないと個人的にはなかなか変わりにくいよな。
最近では欅坂46の歌とかでそういうのをテーゼにしたものがよくあるけど、自分が好きなように生きよう!のスタイルが日本に浸透するのは結構時間がかかりそう。いくら客観的なデータをみてこうあるべきだ!といわれてもね。
しかし!とにかく!自分が知らなかった客観的データをもとに難しい内容を答えてくれる池上さんの本はおもしろかった!
10万円もらったらこれは経済を回すことに使いたい!笑
みなさん貯金はほどほどに!理由は本書を参考にしてください!笑