池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」
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「すぐには役に立たないことを学んでおけば、ずっと役に立つ」
今日からわたしの座右の銘
大学時代に読んでおきたかったと思う本でした。
池上彰さんの授業に対するスタンスが良い。
出席は取らないけど面白いから出席すると学生に思わせるような授業にするは大学で勉強するということに対して非常に的を得たアクションではないでしょうか。
ショーペンハウウェルの読書についての引用部分がとても良い。
読書を食物を食べることと消化に置き換えて表現している。
池上彰さんの読書はザルで水を汲むようなものという表現も印象的。
例えば200ページの本の0.5%(1ページ -
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<結論>
堤清二面白い
<要約>
・自民党は新自由主義、社会民主主義双方のイデオロギーが混在しており、この幅の広さが自民党長期政権の秘密である
・リクルート創業者 江副浩正
→情報をまとめて有料で売るビジネスを構築
・ダイエー創業者 中内功
→安売り事業を日本で広める。イオンが公害店舗出店をしていたのに対し、徹底した駅前出店が仇となる
トップに物申すことができない会社は滅ぶ。カリスマ経営者・独裁者は家族しか信じられず、赤字経営立て直しなどで負債事業売却等勝手にされるのはたまらないと考える。
・読売新聞主筆 渡辺恒雄
・セゾングループ 堤清二
→西武百貨店、セゾン、西友、パルコ、無印、ロフトを作 -
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ネタバレ親が孫の世話をするのは負担というのは気付かなかった。子供が好きだから世話したいと思っていると決めつけていたが、そうではない可能性も大きいことを理解して子育てに臨まなくてはいけないのだな。
年収が2倍になっても幸福は2倍にならずあまり増えないというのも、データを元に言われると納得。最低限の年収があればよし。幸せになるのが目的なのだから。また、年収のレベルに関わらず妻の幸せは夫との時間、会話、関係性に起因するということも納得出来た。平日16分の会話は年収が120万に相当するらしく、ちゃんと生活を共にできる人と結婚しなくてはと思った。 -
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トレードオフ、リスクから目を逸らさない。
1.経済学とは何か
経済学における基本的な問い
・何を社会は産みだくべきか
・どうやって生み出す?
・生み出したものを誰が消費するのか
考え方
・ものごとはトレードオフ!!である
例 法人税引き上げ → 企業は商品価格アップORボーナス減OR株主配当減 →企業ではなく個人の懐にダメージ
実際には誰の懐から税金が出ているか。
・利己的な行動が社会の秩序をつくる
国富論アダム・スミス
・あらゆるコストは機会費用である
本当の意味でのコストは、いくら払ったかではなく、そのために何を諦めたのか
・価格を決めるのは生産者ではなく市場
つまり、 -
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(こんな人におすすめ)
経済の基本から教えてほしい人。
経済って何となくは分かるけど...自分の言葉では説明できないなぁーって人。
(私の読むきっかけ)
自分の生活とは切り離せない経済だけど、いまいち自分の言葉で説明できないなと思い、読みやすそうな本書を手に取ってみました。
(私の読む目的)
1お金に対する判断の精度をあげる。
2自分の生活を経済の目線で見れるようになる。
(感想)
需要と供給って何?という基本を知りたい人向けに丁寧にわかりやすく説明している本だと思います。
身近な例題が書かれていたり、専門用語の説明も注釈で書かれていたので詰まることなく読めますよ。
価格が上が -
Posted by ブクログ
45歳からの生き方を考える人におすすめ。
【概要】
●45歳を人生の折り返しとして、その年齢から何をすべきか。
5つの章に計60個のヒント。会話形式
第1章 何を学ぶべきか
第2章 いかに学ぶべきか
第3章 いかに学び続けるか
第4章 今の時代をいかに学ぶべきか
第5章 いかに対話するか
【感想】
●いつも思うが池上氏と佐藤氏の対談は読んでいてためになる。
●これからの人生において限られた時間を有効に使うため、選択と集中が重要であると認識した。これを意識しつつ、引き続き趣味である本や映画を通じて知識を身につけたい。
●また、佐藤氏の「波長の合う友人と会話を楽しむ」ことに共感できた