池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世の中に、いかに「左翼」や「右翼」という言葉が本来の意味とかけ離れて使われていることか。以前、この用語を使っている者(まあまあ著名な法律学者)対し、それはどういう意味で使っているのか、あなたがそこで意図している定義はなんであるのかと尋ねたことがあったが、さしたる考えもなく使っていることが分かり、法律学者であってもこんな程度の理解なのかとがっかりしつつも、まあそんなもん(=他方を批判するための文脈で適当に使うことが多いよね)だろうと妙に納得したのであるが、そういう鬱屈した気持ちを晴らしてくれる説明がされているのが本書。とはいえ、ここに書かれている内容が事実かどうか、論評されている登場人物の評が正しいものかどうかは、おそらく判断が分かれるのだろう。ともあれ、この程度は押さえておかないと話にならないでしょう思われる課題図書であることは間違いない。
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Posted by ブクログ
面白かった。
家庭教育、学校教育、生涯学習という3つの教育の中で最も(?)大きな位置を占める学校教育がメイン。
先生の役職は役割であって上下関係でなく、先生同士が「先生」と呼び合うことで、対等であったり(これは場所によるだろうけれど)、年齢や経験がバラバラの通信過程の生徒でも「先生と生徒」の関係であることで生徒同士は対等であったり、とても興味深い内容だった。
一対全、という図式は良くも悪くも染み込んでいるのだろうなあ。
学校の先生、私塾の先生、医師、刑務所の教官、私個人だが学校の授業で「先生」と呼ばれたことがある方、小説の登場人物など、色々な先生が登場する。
保育士の先生はチラリと登場したけれど、学童の先生はなかったなあ。
2013の本なので、読んだ時点(2021)で8年前の本だけれど、池上さんの表現の一部(他の方もチラホラ)が少し引っかかった。当時はこれでよかったんだろうか。また今は違うのかな。どうだろう。
教育現場で働いている(先生ではない)けれどモヤモヤする〜!という方がいて、こういう本はどうかな、と思って手に取ったけれど、私のほうがふんふんと読んでしまった。本書はわずかにアレな所もあるけれど、教育=コミュニケーションだなあと実感させてくれる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)2014/11/20
池上彰氏の見解が読めるのが本書の もっとも貴重な点
2016年4月25日記述
池上彰氏と佐藤優氏による対談本。
対談本であるのである程度の基礎知識はないと興味が沸かないかもしれない。
こういうどこどこの国はああだこうだという話が
好きな人同士の会話のレベル高いバージョンという感じだ。
普段わかりやすい解説に終始する池上彰氏の見解が読めるのが本書のもっとも貴重な点だろうか。
本書内の北朝鮮、尖閣諸島に対する分析、対応策に関しては正直疑問もあったが・・
ケソン工業団地は閉鎖になったし。
日本人の大量帰還も起こっていない。
特に尖閣諸島問題への佐藤優氏のウルトラC策である日本が連邦制を敷けば良いは
まるで民主党が埋蔵金があると言っていた話に似ている。
地方分権は進める必要はある。
しかし我が国、日本は単なる二重行政解消を目的とした大阪都構想レベルでも実現できない程度の国なのだ。
P191からの提言はもはや妄言、酔っぱらいの戯れ言である。
気になった点、印象に残った点を列挙してみたい。
イスラエルの無人機は米国製無人機プレデターやリーパーの10分の1の値段。
それにアメリカ製よりも小回りがきく。
イスラエル製は本人の頭を五寸釘で撃ちぬくような事が出来る。
イスラム世界では爆破されて遺体がバラバラになるとその人間が死んだことを認めない文化がある為。
2050年問題・・米国で白人人口が有色人種に人口数に抜かれる可能性。
⇒共和党が選挙に勝てなくなる。
何かを分析するときは、信用できそうだと思う人の書いたものを読んで、
基本的にその上に乗っかること。
その上で、これは違うと思ったら乗っかる先を変える(佐藤優)
予測や分析ということで、いろいろな人がいろいろなことを言っている発言を
スクラップの形などで取っておいて、
時間が経ってからその人が何を言っていたかを振り返る。
間違いは誰でもあるけれども、見通しが外れたことを正直に申し訳ないと謝る人はかなり信用できる(池上彰)
気になった記事のスクラップにスキャナーで記事をデジタル化してEvernoteで整理(佐藤優)