池上彰のレビュー一覧

  • 新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校

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    お金の歴史から始まり、仮想通貨、銀行、投資、保険、税金、世界経済についてがそれぞれ簡潔に分かりやすく書かれていた。
    仮想通貨や身近なところではNHKの受信料や税金などの仕組みが出来上がったルーツなども書かれており、仕組みの根本を理解ができた。
    難しい内容ではないので、全くの基礎知識がなくてもスラスラと読める。

    特に投資と保険についてはこれからの自分の人生を考える上でも大変勉強になった。

    池上彰さんの本をきちんと読むのはこれが初めてだったのだが、池上さんの本を片っ端から読んでいきたいと思うほど分かりやすかった。
    特に自分が教養のない分野に関する本であれば、入門書としてその分野に入り込みやすい

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    2020年05月17日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    資本論のできた当時の情勢から今へ、背景を交えながら解説。
    マルクスは持って回った言い回しを多用していたから、原本の翻訳本だとかなり辛かったと思う。
    マルクスが理想とした社会主義は、資本家の元で働く労働者がきっかけとしてのものだったわけだが、中露など世界中で起こった社会主義は、そういう「資本家のもとで育った労働者層」ではなく農民が主だったから失敗に終わったというのは何とも皮肉。
    そしてその失敗に終わった社会主義(主に中露)がスタンダードとして知られてる点がますます皮肉。
    機械の発展によって人の価値(技術力)を必要としなくなった…機械の発展で力のない女子供でも労働に駆り出すようになった(当時)…大

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    2020年05月12日
  • 伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術

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    もっと早くこの本に出合っていたかったと、前作も含めて心底思います。
    「話す」「書く」「聞く」の材料となる言葉や文章をより丁寧に扱うことが技術を磨く近道だと思いました。小中学校の教科書にしてもいいと思います。

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    2020年05月11日
  • 感染症対人類の世界史

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    印象に残ったのは、奈良時代の大仏造立の原因のひとつに天然痘の流行があったことである。感染症がきっかけで、当時の日本の社会が大きく変わったことが理解できた。コロナについての記述は少ない点は不満足だった。だが、自分のように世界史に詳しくない人にも、感染症の歴史について、分かりやすく説明されている。過去の感染症と人類がどう戦ってきたかについて知りたい人にはおすすめです。

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    2020年05月05日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    今まで「経済学」というものにあまり触れてこなかったので、いい加減勉強しなくてはと思い、手に取った本。

    普段ニュースなどで目にする話題が経済学的な視点から分かりやすく書かれており、とても勉強になった。
    何となくしか理解していなかった需要と供給の理論も具体例とともに上手く説明されており、価格の動きがよく理解できた。

    第8章の「自己投資」の章は、これからの資産形成を考える上でとても役に立った。

    本書は経済学初心者にはとても分かりやすい内容だったが、いざ人に説明しようとなると難しいので、やはり経済学は反復的に学んでいくことが必要だと感じた。

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    2020年05月05日
  • まんがで身につく「伝える力」

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    簡単に読めて言いたいこととシャープな本。当たり前系だけどもたまにこういう本を読んでベーシックな振り返りするのは大事派閥

    二重人格指摘と一晩置くは鉄板ですね

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    2020年05月04日
  • 超訳 日本国憲法

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    久々に日本にいるGW。
    憲法記念日。
    GW1日一冊目標の今朝、この本を本棚に見つける。

    わかりやすく、読みやすい。
    そして読むべき本。
    学んだはずの憲法も、すでに色々忘れてる。
    そうか、国会って、とか、内閣ってっとか、地方自治って、とか、改めて思い出す。
    今時分、読むべき本。

    改めて、政治参加しないと。

    そして、前文が、泣ける。

    20200503

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    2020年05月03日
  • 知的再武装 60のヒント

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    2人が言う45歳が折り返しとすると、49歳なのでもう折り返しじゃん(汗
    読書でいうと読みたい本は山ほどある。でも時間は限られている。「当たり」を見つける確率を上げていきたい。

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    2020年04月30日
  • 宗教の現在地 資本主義、暴力、生命、国家

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    ネタバレ

    宗教そのものよりも、宗教やその教義を切り口とした現代問題の論評である。

    池上さんと佐藤さんの対談は毎回新たな刺激を受けて知的好奇心を満たしてくれるが、本書もその例に漏れない。

    やはり、佐藤さんの分析や体験、池上さんの正確でわかりやすい情勢描写がうまいこと組み合わさっているのだろうと思う。

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    2020年04月29日
  • 知的再武装 60のヒント

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    有限の時間をいかに生きるか。自分はどう生きるのか。無駄を省き、伸ばす部分を見極める。点と線を再構築し、過去を変える。過去を変えるというフレーズが出て来て、「マチネの終わりに」の一節を思い出す。

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    2020年04月28日
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢

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    この本から、政治への無関心が国を間違った方向に進めてしまうということがわかった。
    ヨーロッパでは日々、町中で政治について議論されているという。過激すぎる行為ではあるが、デモで国に直接的に意見を訴えたりもしている。
    自分も、良いことは良い、悪いことは悪いという意見を自分自身で持ち、友達同士でもたまには話し合ってみたい。
    また、政治的問題が多い地域の実際のところなど、行かないとわからないことがたくさん書かれていた。
    特に、エルサレムは人生が変わる街として紹介されていたので一度行ってみたい。
    エルサレムだけでなく、最強の日本のパスポートを持って、世界なんでも見てみようと思う。


     

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    2020年04月26日
  • 武器になる! 世界の時事問題~背景がわかればニュースがわかる

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    アメリカという国の成り立ち。トランプさんが登場した背景。EUを離脱したイギリスが向かう先や離脱までの紆余曲折。EUが出来上がった背景。沖縄とアメリカとの関係など。
    最後に国境の問題がありましたが、インドとパキスタンの国境問題に中国の絡みがあったことが興味深かったです。国境とは宗教であり民族であり国家のパワーバランスでありと言う感じがしました。すでに知っていることや知らないこと含めて、分かりやすい一冊だなと思います。

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    2020年04月26日
  • 知らないと恥をかく東アジアの大問題

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    東アジアの情勢について知らないことが多すぎた。
    朝鮮戦争が今休戦中なのは北朝鮮が渋っているのかと思ったら韓国だったのは最も驚いた。
    他にも台湾が親日な理由、何度も蒸し返す韓国政府の執拗な要求。
    この本を機に読まされていた新聞が読みたくなる新聞になり、自ら積極的に情報収集をするきっかけになりそう。

    山ちゃんのシンプルな疑問は無知な自分の疑問と重なり、一つ一つ段階を踏んで池上さんが教えてくれる。点と点がつながりさらに物事について知りたくなる。そんな本でした。

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    2020年04月26日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道について基本的考え方や始まった経緯について勉強になった。

    宗教や世界史について正直全く興味がなかったので元々知識はほとんどなかったが、宗教が世界の人々の生活や考え方に影響を及ぼし、中東情勢など国々の対立にも影響を与えていると知り世界をみる目が変わった。

    日本の神道、キリスト教、仏教が入り混じった生活も日本人の昔からの生活や歴史によるもので、私のように無宗教であることが特異なことではないことを知ることができた。この本の中でいえば、やはり神道の考え方が普段の私の生活態度に近いように感じた。

    どの宗教においても、人々は神を拠り所にしてきたこと、宗教の

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    2020年04月25日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

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    なんとなくタイトルに惹かれて購入。
    池上さんの本はいくつか読んだことがあるので、
    同じような内容も散見された。

    が、

    最後にきて、びっくり。
    不本意な仕事を任された時の心構え。
    「越境」したと思って、がんばる。
    まさに、今の私の状況ではありませんか。

    そうか、読むべくして読んだ本だったのか。
    きっと、この先も「越境」は続く。
    その時に、人間の真価が現れる。
    頑張れ、私。

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    2020年04月22日
  • 池上彰のマンガでわかる経済学<2> ニュースがわかる

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    〈1〉に続き経済について、マンガで分かりやすくかかれている。
    マンガなのでスラスラ読み進められるし楽しみながら学べると思う。

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    2020年04月21日
  • 池上彰のマンガでわかる経済学<1> 経済のしくみ

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    難しい経済のことをマンガの主人公と一緒に考えさせられる本。
    各チャプターの最後に詳しい説明があり
    マンガでは解りづらかった点の説明がある。
    普段解らなくてスルーしていた経済のニュースも
    読んだ後では、興味や疑問を持つようになりました。

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    2020年04月18日
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由

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    audiobookで聞いた。

    第一次大戦から第二次大戦、冷戦、中東、アフリカ、アジアなど、各地域、各戦争毎のテーマに分けてなぜ戦争が起きてどう推移していったのかを解説している。
    その中で複数の戦争に共通してみられているのが、
    ・アメリカの介入
    ・イデオロギーや地政学的、あるいは利権関係での大国の思惑と介入
    ・宗教対立
    ・メディアの立ち位置と国民感情の関係
    ・戦後処理と反省
    等である。
    特にアメリカの介入した所ことごとくおかしな事になっていたり、途上国の内ゲバを、宗教やイデオロギー的な理由で大国が介入して、その後乱立した現地組織が泥沼の内戦を起こすあたり、救いの無い思いがする。
    その一方で少し

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    2020年04月16日
  • TBSテレビ「池上彰と“女子会”」 池上彰が「結婚」「お金」「仕事」についての疑問に答えます!

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    池上さんが、日常のささいな悩みに答えてくれる。結婚てした方がいいの?
    理想の男子に出会うには?
    子どもを産むのは不安
    老後資金はいくら貯めたらいいの?

    など。私は、待機児童の項目と、家事分担の項目が面白かった。

    さくっと読める本。

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    2020年04月16日
  • まんがで身につく「伝える力」

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    誰に何をどのように伝えれば、相手に話を理解してもらえるのかを教えてくれる社会人1〜3年目の人達が読むべき本である。

    カタカナ語や専門用語を多用せず、誰にでも分かりやすく話すことや相手の立場になって話す等、話す上で意識すべき実践的なことを説明している。また、常に謙虚に物事を聞く姿勢を大事にする等、社会人としての心構えも教えてくれる。

    この本を通じて、池上さんの仕事に対する姿勢や社会人としてのあり方を学ぶことができた。

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    2020年04月16日