池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マクロ経済には4つの目標がある。
・経済成長
・失業率の低下
・インフレ率の低下
・持続的な国際収支
経済成長には物的資本、人的資本の増加、技術の進歩が必要である。
失業には景気の影響によって増える失業と景気とは関係のない自然失業率あり、景気による失業を減らし、自然失業率に近づけることが重要である。潜在GDPが達成されている時失業率はゼロになる。
インフレかお金が多過ぎて商品が追いついていない状況である。
国際収支とはある国が一定期間に行った外国との経済取引の全体的な状況を示すものである。
金融資本の需要量と供給量は常に一致する。
需要→国内の物的資本への投資需要と政府による借入需要
供 -
Posted by ブクログ
ネタバレaudiobook倍速で1時間くらいで読破。
14歳からのお金の話を30歳が聞きました。
基本の基本だけれど、改めてお金ってそうなのかと思う内容もあった。
大昔はお金はなく、物々交換から始まった。各々で物々交換してたら、効率悪いから、一箇所に集まるようになり、市場が生まれ、4がつく日、5がつく日に集まるようになり、これが四日市、五日市の元となった。
そのうち、物と物を交換する媒体として、貝殻が使われた。財、貯などに貝がつくのはこのため。
貝殻だとその辺にあるし、信用なくなってしまい、金銀銅で作られるようになった。しかし、それらを持ち歩くとジャラジャラして持ち -
Posted by ブクログ
幅広いテーマが語られる。勉強不足を反省。で、どうしたらええねん!
まずは知ることから・・・モゾモゾ、ヨミヨミ、フムフム
2012年から東工大で行われた15の講義の内容がまとめられている。
まずは講義を通じて、何を考え、自身の結論とするかの重要性が語られる。
宗教、政治、戦争、差別、お金、クーデター、暗殺、貧富、環境問題、どうしても歴史を語るにはテーマが多岐に渡ることは避けられない。その中でハッキリ感じるのは、明日私の住む世界が崩壊しても不思議じゃないという不安。決して楽観視できない私の性格も改めて自覚。どうしたらいいかわからんわ!!ってこと。
最後の「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しま -
Posted by ブクログ
【ざっくり感想】
ミクロ編ということで、内容を身近に感じることができて、読みやすかった。
市場とか何か、市場で起こる問題は何か、政府の役割はなにかなどについて分かりやすく、書かれていて普段耳にするような経済的ワードを流れの中で理解できた。
世の中需要と供給で成り立っているのだなと思った。この関係を利益が偏ったりせず、機能させるために政府が政策を出す。福祉といったセーフティーネットは市場の中でうまくいかない人をカバーするためのもの。教育は市場の中でうまく生きていく力を養うモノではないか。
市場をうまく機能させるために政府がかかわりすぎるのも技術の進歩を妨げてしまう可能性もあるためよくない、一方