池上彰のレビュー一覧

  • ロシアを知る。(東京堂出版)

    Posted by ブクログ

    佐藤優と池上彰の対談。ロシア・ソ連について語りあう。
    世界情勢については、両者ともに詳しいが、ロシア・ソ連については、専門家であり実務経験がある佐藤優の知識の深さが一段上の印象。博識の池上彰もここでは聞き役になっている。
    ロシアは日本のお手本とすべき国であるが、物事の見方が日本人とは大きく違っていて、考え方が異質で理解しづらい面もある。佐藤優は外交官時代の経験やエピソードを通じてこの国の実態を紹介する。彼はそういう自身の体験を考察して、ソ連・ロシアの思想や教訓を引き出すのが上手いと思った。この本を読んで、ロシアについてもっと知りたくなった。

    0
    2020年01月11日
  • 14歳からのお金の話

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら27歳にしてお金や経済の話は分からずに生きてきてしまった。
    お金を勉強したいと思い色々な本を読んでみたが難しくて挫折…そこで簡単に読めそうな本を探していたらこの本に出会った。
    さすが池上彰、分かりやすくお金と経済を解説してて非常に読みやすくて、一気に読んでしまった。文字量が少なめで経済用語も、たとえ話を交えながら説明してくれるのですんなり頭に入ってくる。イラストと4コマ漫画もかわいくて面白い。
    ただ、フリーター歴が長い自分にとっては辛辣な意見もあり考えさせられた。

    パート社員や派遣社員は、正社員と同じような仕事をしながら、給料はずっと低いのです。この結果、「ワーキングプア」が問題になっています。ワーキングプアとは、「働いても貧しい人」という意味です。いくら一生懸命働いても、給料が増えず、家族を養っていけないような状態の人が多くなっているのです。
    P153

    そうそう、アルバイトと正社員を両方経験したけどバイトだと給料ひくいのよね。正社員のときは手取り20万くらいで、バイトのときは手取り15万くらいだった。生活ギリギリで貯金なんて出来たもんじゃない。同年代の正社員の友人たちと比べて泣きたくなるときもあった。一番驚いたのは、営業マンの友人が手取り40万くらい稼いでたこと。これには度肝を抜かれたわ。同い年なのに仕事しだいでこんなにも変わるのかよ。その人は彼女と同棲してて近いうち結婚するらしい。いやー、フリーター生活でひいひい言ってる俺とは住んでる世界がまったく違うね。

    俺は独身で家庭を持っていないからまだしも、もし結婚してたらフリーターじゃ絶対に家族を食わせていけないだろうな。世の中にはフリーターでも結婚してる人いるけど生活カツカツで貧しい生活を送ってそう。結婚するならせめて正社員にならなきゃね、奥さんと子供がかわいそうだよ。まあ俺には結婚願望一切ないし、生涯独身を貫くから関係のない話だが。

    正社員にならずにアルバイトしながら、責任は重くないですから、気軽に働けるという利点もあります。しかし、会社の都合ですぐに仕事がなくなるかもしれません。給料も安いままです。簡単な仕事ばかりをしていては、専門の技術や知識は身につきません。年をとってから、仕事が見つからないということになってしまう可能性が高いようです。
    P154

    んー、たしかにバイトは正社員と比べると責任感は重くないから気軽に働ける。でも、専門の技術や知識が身につかないってのは一概にはいえないと思う。俺はゲームライター系のバイトを3年間してたけど、そこで情報収集する能力やアフィリエイト関連の知識を身につけられたし。この経験は無駄になってるとは感じない。いずれはそれを活かして副業として、ブログを立ち上げたりライター業務をしたいと思っている。俺の場合は特殊なバイトだったからそう思うけど、コンビニとかレストランとか単調な仕事だったら専門の技術や知識は身につかないってのも分かる気がする。

    あなたも大きくなったら、働くことになるでしょう。そのとき、フリーターやニートだと、とても不利な状態になることがわかりましたね。漠然と、「何でもいや、楽していれば」と考えると、やがて困ったことになるのです。自分は、どんな仕事を選ぶべきか。いまのうちに、少しずつ考えてみてください。
    おわりに

    「何でもいいや、楽していれば」と考えながら生きて生きた結果がいまの俺のです。フリーター生活が長かったり、ニートの時期があったりでなかなか正社員の仕事にありつけない。もっと早くこの本と出会ってたかった。中学生のときにこの本を読んでたら、将来どんな仕事しようか、大人になったらどう稼ごうか、などと少しでも将来の仕事のことを考えてたかもしれない。そんなことを思う、27歳である。

    0
    2020年01月10日
  • そうだったのか! 現代史

    Posted by ブクログ

    池上さんのそうだったかシリーズの最初の一冊。そうだったのかシリーズに言えることだがとても読みやすく、社会人であれば必読と言える。ただ本書は最初の一冊と言うこともあり幅が広いが一章あたりの内容が他のそうだったのかシリーズよりも薄め。この本を皮切りに自分で調べ理解していく必要がある。

    0
    2020年01月10日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題6 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?

    Posted by ブクログ

    Unlimitedの世界史系書籍は散歩しながら聴くのに最適だ。8割知ってる事実に2割著者独自の視点や知らなかったことが加わっていくのが心地よい。

    0
    2022年01月28日
  • 最新版 [図解]池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本

    Posted by ブクログ

    一つ一つのトピックが短く纏められていて読みやすかったです。こういう本は書かれたときに読まないとダメですね。更新版があれば読みたいです。

    0
    2020年01月04日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

    Posted by ブクログ

    賢い人の対話は何が問題かとか、大事なこと、ポイントがわかりやすい。さっと読めて、教育改革の本質を考えることができる。

    0
    2019年12月31日
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢

    Posted by ブクログ

    時事ニュースの解説書。

    この手の本はニュースの深読みに必要なため、興味があるなら早めに目を通しておくほうが良い。

    解説の内容自体はもちろん今までの著者の本と被っているところはあるけれど、大事なところなので繰り返し触れられているのだとおもう。

    分量もそんなに多くはないものの、ニュースの背景はきちんと理解できるようになっている。時事ニュースの解説な必要な受験生にもおすすめできる良書である。

    とくに国際感覚を磨こうと思う人や、教養としてニュースを学びたい人におすすめ。

    0
    2019年12月31日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

    Posted by ブクログ

    池上氏と佐藤氏が2020年大学改革を巡り、『高校』『大学受験』『大学』といったテーマについて、対談する一冊。最終章は山本廣基大学入試センター理事長を交えた対談となっている。

    本書は2019年4月に出版された本であり、記述式の導入・四技能の測定の見送り・延期の決定前の話である。
    両者が倒れた今、高大接続改革はとん挫したかのように見える。
    しかしながら、池上氏・佐藤氏、そして山本理事長の三者のコメントから、今回の決断がその結果が予期されていたこと、そして改革は決して終了していないことがわかる。

    文部科学省が実行しようとした『上からの改革』は急進的過ぎて失敗した。
    ただし、改革の背景に存在する、偏差値教育が行われる高校教育の弊害,全入時代にあっての大学の存在意義,即戦力・高度人材が求められる社会への対応は決して看過してよいものではない。
    教育関係者、受験生の親御さんだけでなく、様々な人びとに読んでほしい。
    そうして与えられるのではなく、自ら求める学習を漸進的に実行し、高校・入試・大学を変革してほしい。こうした『下からの改革』が重要なのではないか。

    0
    2019年12月22日
  • 生! 池上彰×山里亮太 深読みニュース道場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ニュース解説の本。相変わらず読みやすい。私見がたぶんに入っていたとしても、とっかかりには良いと思います。そして池上さんの知識の幅ってやっぱりすごいなぁ…と思います。
    世界のつながりがわかると、ニュースももっと興味深くなりますね。まだ比較的新鮮な内容なので(2019年12月現在)、あぁ、これがこんな風になったんだなと思って読むのも面白いです。
    番組が観れたらいいのにな。

    0
    2019年12月20日
  • 考える力と情報力が身につく 新聞の読み方

    Posted by ブクログ

    新聞の読み方という題であるが、「新聞に斬り込む」という題の方が適切だと感じた。この本では、毎日13紙もの新聞に目を通している著者が、会社による記述の違いやコラムから透けてくることを読者にわかりやすく説明している。本の中では、新聞を比較して読むことで得られる情報量の凄まじさと、比較の違いを考えることによる思考力が身につくことを主張している。印象的であったのは、新聞が発行されるまでの過程で100人以上が校閲に関わってるとのことだ。如何に誤字に厳しく、信頼性を大事に発行しているのかが理解できた。今後、ネットニュースだけでなく、新聞に目を通し、信頼に足る情報をインプットしていきたい、そう思わせる一冊でした。

    0
    2019年12月19日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

    Posted by ブクログ

    世界を騒がせている問題をわかりやすく解説している本である。誰しもがニュースで一度は聞いたことのある問題の背景をわかりやすく解説している。具体的には、なぜこのような事態になってしまったのか、なぜ両国の緊張感が高まってしまっているのかを歴史的な背景から浮き彫りにしている。この本の最大の特徴としては、著者の意見がないことにある。著者はわかりやすく事実を述べるのみであり、我々の思想を誘導する姿勢は見られない。あくまで、その先の世の中を良くするために考えていくのは我々であるという著者のメッセージを感じた。

    0
    2019年12月19日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

    Posted by ブクログ

    わかりやすさで定評のある著者が情報が溢れている世の中から正しい情報を選別し、きちんとした自分の意見を持つ方法、つまり「知る力」を解説している。著者曰く、説明を聞いた受け手がすべて納得した気になって、その先を考えないことが増えているとのことだ。その実態に危機感を感じこの本を執筆したとのこと。実際に、EU離脱に関して国民投票を実施したイギリスを例にとると、フェイクニュースに踊らされてしまい、意図せず離脱に投票した国民も多くいたとのことだ。そのような、知る力がない故に踊らされるといった事態を防ぐため、読書や新聞を読む術、報道の実態を語っている。自分はこの本を契機に、日々の生活の中で読書を取り入れ始めた。さらに、ネットニュースの情報の信頼性はあまり高くないことを念頭に入れ、気になった情報は新聞を読むことにした。いつかは、きちんとした自分の意見を常に持っている大人になりたいと思う。

    0
    2019年12月19日
  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる

    Posted by ブクログ

    読みやすい本です。宗教についての知識がなくても、すらすら読むことができる。宗教に興味関心を持つことができる。

    0
    2019年12月16日
  • 池上彰が聞く 韓国のホンネ

    Posted by ブクログ

    来週、日韓関係が冷え込んでいるこの時期に初の韓国に行くため予習のために読みました。
    池上さんの本はどれも中立を心がけているようで余計な印象操作が少なく情報だけを汲み取れるから好きです。
    今回も韓国の建前と本音がよく分かりました。
    今、嫌韓の人ほど読んだ方がいい本でした。
    たしかに民衆の意見に左右されすぎだし、司法に軸がない国ですがそうなったいきさつや日本が与えた国を一度なくさせたということを斟酌すると理解できないわけではありませんでした。
    あとは自分の目で確かめてみたいと思います。

    0
    2019年12月03日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

    Posted by ブクログ

     著者の解説シリーズは分かりやすい。本書ではテーマを6つに絞り、現在の情勢を基本に立ち返って解説されていた。とても勉強になった。
     欠点は、…これは著者が悪いのではなく編集部の問題だと思うのだが、「おとなの教養」というタイトルと本書の中身はミスマッチしているのではないかと感じた。その「教養」をどうやって身に付けるべきか、を説いているのだろうという期待を寄せるタイトルではないのか。まだ、前著『おとなの教養』なら、このテーマを学びなさいという趣旨を感じることが出来たが、残念ながら今作は期待を裏切る。その期待に応える本を著者はほかにも出しているから、そっちを読めばいい。
     あと、中身の7割方は『知らないと恥をかく世界の大問題10』(角川新書)と丸被りしている。「知ら恥」が本書より2ヶ月後に出ているので、情報も少し更新されている分、本書は分が悪い。

    0
    2019年12月01日
  • 学び続ける力

    Posted by ブクログ

    池上さんの今までの勉強法が序盤に記載されていた。今更ながらどうして学ぶことが重要なのか解説されていた。勉強というより学ぶ姿勢についてよくわかった。また、アナウンサーをやめてから人に教える際の工夫や方法についても記載されていた。講義をする機会が増えているため、参考になる部分が多かった。

    0
    2019年12月01日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

    Posted by ブクログ

    個人的に「高校生から」、「マンガでわかる」などの文句を冠に載せた本は好みではないのだが、導入としてはなかなか優れていることを再確認した。

    0
    2019年11月28日
  • 池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

    Posted by ブクログ

    教育知識のまとめとして、網羅されている。この一冊を繰り返し読めば、教育の基本知識はまんべんなく得られる、良書。

    0
    2019年11月25日
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由

    Posted by ブクログ

    第2次世界大戦への日本の自己反省の手法が不十分であることのほか、第2次世界大戦後の世界の内戦や地域戦争を米ソ対立にかぎらず、アフガン・イラク・コソボ・カンボジア・ソマリア・アンゴラなど、わりと満遍なくとりあげているので、CNNやBBCがケーブルでしか視れず、紛争に関する世界情勢に関心が薄くなりがちな日本人がこれを俯瞰するには手にとりやすい分量。結局、抽象的に帰納するとこういうことになる「世界から戦争が無くならないのは、勝者が歴史から学ばず、戦争による成功体験を引きずり、他者を見くびり、自らの利益のみを追求し、弱者を弾圧し、都合の悪いことは隠す。 そんなことを繰り返しているから」。ラグビーWCにイングランドとアイルランドが別チームで出場しているが、両国間にぬぐい難い遺恨があることもこの本読めば簡単に知ることができます。

    0
    2019年11月21日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

    Posted by ブクログ

    教養をつけようと思い読み始めた。神社とお寺がどっちが仏教だっけというレベルだったが、成り立ちや特徴、さらにはダライ・ラマとの日本に対する対話もあり読み応えあり。日本がほぼ無宗教なのに、なぜ生きていられるのかと言う点については特に議論がなく、もう少し意見が欲しかった。

    0
    2019年11月19日