池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中東はひたすら物騒な印象で、宗教に血眼で偏狭なイメージを持っていました。正直今でもそういう印象は拭い去れないです。これだけ世界中にイスラム教徒がいて身の回りには全然いないのも影響しているのかなと思います。個人に立ち返ったときに、一つの国にも色々な主張や生き方が有る事が分かるのだけれど、集団として捉えた時にはひと塊の「イスラム方面の人たち」としてしか見えないのが現状です。
国ごとの成り立ちや主張、ニュースで散々見てきた事件や戦争の意味。先進国と言われる国々がいかに他国を食い物にしてのし上がってきたか。パレスチナ問題なんて普通に考えたらまともな国がするような事ではない。ここまで火種が大きくなって誰 -
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ジャーナリストの池上彰氏が本や新聞などからの情報取得やその整理法について書いた一冊。
前半は情報の取得や活かし方について書かれており、後半は柳井正氏や古森重隆氏など著名な経営者との対談を通して本との付き合い方やおすすめの書籍の紹介がされており、著者だけでなく経営者の視点からの読書も知ることができ、大変勉強になりました。
各人によって読書への向き合い方は千差万別でしたが読書が仕事や人生に結びついてることも読んでいて感じました。
また巻末には著者の半生について書かれていてルーツを知ることができ興味深いものでした。
書籍、新聞、ネットとそれぞれの媒体の特性を活かしていかに情報を得ていくかを著者の -
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ネタバレ池上彰さんのベストセラー「伝える力」の続編…といっても小説ではないので、2から読んでも問題ほぼなし。
ただ、前の本が教科書だとしたら、こっちの方は副読本といった体で、基本や基礎よりもう一歩踏み込んだテクニックや応用シーンなんかが多かったように思う。
特に「日本語の揺れ・崩壊」についてのくだりは、新聞記者、NHKでコメンテーターをやっていた池上さんだからこその危機感だろうなと思う。言葉なんて流行り廃りでどんどん変化していくもの。少々の読み方の変化や意味の変化はあって当然だとしても、なんでもかんでも「かわいい」「ヤバい」「マジマンジ」では言語としてやせ細っていくんじゃないか?そんな危惧は同感。
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Posted by ブクログ
まるでドキュメンタリー映像を見ているように話しが流れ、読みやすかった。
学生の頃は世界情勢にまったく興味がなかったので、世界のあちこちであんなにひどい殺戮や虐殺が起こっていたなんて知らず、今さら驚きを隠せず、無知を恥じる。
そんな中、EU設立はまるで希望の光のようだ。でも昨今の状況を見るに、EUの結束も前途多難か。
私たち日本人には、多くの民族が入り乱れる中で生きることの大変さがわからないため、世界史については無関係な遠い国のことのようにとらえがち。
でも、日本でも着実に外国人が増えている。少子化が進む中、外国人労働者を受け入れるなければならない状況も多々出てくるだろう。
そのときのために、遠 -
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Posted by ブクログ
ネタバレいつもどおり安定感がある分かりやすさでした。
平成という30年間の時代を振り返るのにはとても
適した本だと思います。
欲を言えばもう少し詳しく知りたいっていうところで
すぐに次のテーマに行ってしまうというところですかね。
まぁ知りたかったらそのキーワードで自分で調べれば良いのですが。
ジュリアナ東京って私が小学校高学年の時に流行っていたと
思ったのですがバブルとっくに終わってたよな~
とずっと疑問に思っていたのですが、やはりバブル後に
出来ていたのですね。
あとは住専とか当時は全く分かっていなかったですし
ベルリンの壁の崩壊やソ連の終焉、湾岸戦争とかPKO
とか当時中学受験で勉強していたも