池上彰のレビュー一覧

  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

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    「前に遡って読み直す必要のない文章を書く男」と「読売新聞の一面を下から読ませる男」が、相手の得意技を白日の下に晒す。始めは武道の稽古のように見えた対談も、しなやかさこそ保たれたままでありながらも、次第にハイレベルな勝負のような呼吸を帯び、お互いに切り札の出し惜しみが出来ない状態に陥ったのか、書く力を磨きたいと願う読者にとっては、焦点を外せない話題が溢れてくる。それは心構えのような抽象的なものから、注意事項のような具体的なものまで多岐に渡るが、いくつかのエピソードも相まって、記憶に残る、習慣にしたい奥義だ。

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    2018年07月07日
  • 池上彰の「ニュース、そこからですか!?」

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    わかりやすい解説で有名な池上彰の書籍を古本で大量購入。まず最初に手に取ったのが本著。タイトル通り、ニュースに関する初歩的な基礎知識を掘り下げるところから語られているため、ニュースを立体的に理解することができた。中でも印象に残ったのが中東問題やイスラム教に関する内容。本書を通じて様々なことに興味が湧いたため、これから読みたい本がまた増えてしまった。

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    2018年06月26日
  • 池上彰の世界の見方 アメリカ~ナンバーワンから退場か~

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    2050年問題とはなるほど。その頃日本はどうなっているのか? 人気の就職先の違いも興味深かった。 歴史は浅いかもしれませんが、やはりダイナミズムを感じます。

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    2018年06月19日
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

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    中東はひたすら物騒な印象で、宗教に血眼で偏狭なイメージを持っていました。正直今でもそういう印象は拭い去れないです。これだけ世界中にイスラム教徒がいて身の回りには全然いないのも影響しているのかなと思います。個人に立ち返ったときに、一つの国にも色々な主張や生き方が有る事が分かるのだけれど、集団として捉えた時にはひと塊の「イスラム方面の人たち」としてしか見えないのが現状です。
    国ごとの成り立ちや主張、ニュースで散々見てきた事件や戦争の意味。先進国と言われる国々がいかに他国を食い物にしてのし上がってきたか。パレスチナ問題なんて普通に考えたらまともな国がするような事ではない。ここまで火種が大きくなって誰

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    2018年06月19日
  • 池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み

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    ネタバレ

    2018年6月10日八王子で池上彰さんの講演会がありその時いただいた本 経営が苦しくなっても魂は売らない、魂を捨てない経営者たちが、こんなにも存在する。日本経済は大丈夫、と言う気になるのです 6文字増えた天声人語77文字減った編集手帳 大人も読んでいる小学生新聞江差歩格難しさを教えてくれる

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    2018年06月12日
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

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    ジャーナリストの池上彰氏が本や新聞などからの情報取得やその整理法について書いた一冊。

    前半は情報の取得や活かし方について書かれており、後半は柳井正氏や古森重隆氏など著名な経営者との対談を通して本との付き合い方やおすすめの書籍の紹介がされており、著者だけでなく経営者の視点からの読書も知ることができ、大変勉強になりました。
    各人によって読書への向き合い方は千差万別でしたが読書が仕事や人生に結びついてることも読んでいて感じました。
    また巻末には著者の半生について書かれていてルーツを知ることができ興味深いものでした。

    書籍、新聞、ネットとそれぞれの媒体の特性を活かしていかに情報を得ていくかを著者の

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    2018年06月07日
  • 伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術

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    テレビで活躍してる池上彰による『伝える力』の続編。

    前編とは関係なく、様々な事例を出してわかりやすく伝えることを記載してるので、勉強になった。

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    2018年06月03日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    今を知るためには歴史を知らねばならんと強く思ってます。
    日本史、世界史も受験のためではなく、今を知るために学ばねばならんですな。
    しかし、中共が簡体字を取り入れたのが、過去の共産党支配前の文献を読めなくして、とかの都市伝説的な話もあながち本当かもしれんね。

    ビリギャルのような話がもてはやされているような日本の教育には大きな問題がありますね。小論文と英語の一発勝負で結果方や合格)できただけであり、教養や知識は身についたのか?と疑問を持たざるを得ないですね。頑張れたことはすごいのですが。

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    2018年05月31日
  • 伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術

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    ネタバレ

    池上彰さんのベストセラー「伝える力」の続編…といっても小説ではないので、2から読んでも問題ほぼなし。
    ただ、前の本が教科書だとしたら、こっちの方は副読本といった体で、基本や基礎よりもう一歩踏み込んだテクニックや応用シーンなんかが多かったように思う。

    特に「日本語の揺れ・崩壊」についてのくだりは、新聞記者、NHKでコメンテーターをやっていた池上さんだからこその危機感だろうなと思う。言葉なんて流行り廃りでどんどん変化していくもの。少々の読み方の変化や意味の変化はあって当然だとしても、なんでもかんでも「かわいい」「ヤバい」「マジマンジ」では言語としてやせ細っていくんじゃないか?そんな危惧は同感。

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    2018年05月31日
  • この世で大切なものってなんですか

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    千日回峰行を二度も満行した酒井雄哉大阿闍梨と池上彰さんの対談をまとめた一冊。
    質問する池上さんに応える酒井大阿闍梨のやりとりから、仏教の基礎と人生を生きるヒントを学ぶ入門編ですが、できることなら池上さんが回峰行に突っこんでほしかったと思います。

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    2018年05月29日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

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    8年前ぐらいの社会情勢について解説してくれてる本だけど、8年でこんなにも周りを取り巻く環境変わるんかー!と愕然とした(^_^;)
    そういう意味でも勉強になったなあ、と。
    まだまだ日本が希望に包まれていたのね…
    大型書店の下りも今はどうなんでしょうな?紙の本すっ飛ばしてオンラインに行ってる国も多そうだけど。

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    2018年05月25日
  • はじめてのサイエンス

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    6つのサイエンスをここまでわかりやすく説明してもらえるとは。
    理系の担任をしているときに読めばよかった。

    なぜサイエンスが世の中に必要なのか。
    これを研究することで何がわかるのか、
    何が問題となるのか。
    そこに文系の人間はどう絡んでいけばいいのか。
    ぎゅっとエッセンスが圧縮してある。

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    2018年05月20日
  • アメリカを見れば世界がわかる

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    少し前の時点ですが、勉強になった。アーミテージとジョセフ・ナイ、憶えとこう。銃所持は憲法上の権利か〜⁉︎ 日本の感覚では理解できなかったが、ただ単に自分の知識のなさか。 トランプが大統領になり支持率もこれ以上下がってないことには、しっかりとした理由があるのですね。 これからこの点注意してニュースを読みたいと思います。

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    2018年05月18日
  • この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義

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    池上氏の東工大での講義「現代世界の歩き方」を
    まとめた本。2012年の内容なので新鮮さは
    ないけれど、書籍という形でじっくりと
    池上氏の講義に触れられるというのは
    いい読書体験でした。20歳そこそこの私だったら
    この授業は難しくて取らなかったと思います

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    2018年05月17日
  • そうだったのか! 現代史

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    まるでドキュメンタリー映像を見ているように話しが流れ、読みやすかった。
    学生の頃は世界情勢にまったく興味がなかったので、世界のあちこちであんなにひどい殺戮や虐殺が起こっていたなんて知らず、今さら驚きを隠せず、無知を恥じる。
    そんな中、EU設立はまるで希望の光のようだ。でも昨今の状況を見るに、EUの結束も前途多難か。
    私たち日本人には、多くの民族が入り乱れる中で生きることの大変さがわからないため、世界史については無関係な遠い国のことのようにとらえがち。
    でも、日本でも着実に外国人が増えている。少子化が進む中、外国人労働者を受け入れるなければならない状況も多々出てくるだろう。
    そのときのために、遠

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    2018年05月16日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』

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    面白い。ただもっと授業テイストで書いて欲しかった。生徒に事前に何をさせたのか、何を板書したのかなども含めて知りたい

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    2018年05月03日
  • 知らないではすまされない自衛隊の本当の実力

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    22万人の構成人数を誇り、そのハードパワーは世界7位の力を誇る自衛隊。国を衛るための必要最小限度の実力。隣国の軍事大国の存在を考えれば決して大きな力とは言えないと思います。

    その存在は戦後の警察予備隊から始まり、保安隊、自衛隊と変遷して、アメリカやソ連と言った大国に翻弄されてきた歴史でもある。

    自衛隊のひとは、国民が本当に幸せな時には決して感謝をされないと言う。感謝をされることは、国民が災害などの苦難にある時。22万人という組織もひとりひとりを見たら、自分たちと同じ普通のひとだと言うことを忘れてはいけないですよね。

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    2018年04月26日
  • 池上彰の世界から見る平成史

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    ネタバレ

    いつもどおり安定感がある分かりやすさでした。
    平成という30年間の時代を振り返るのにはとても
    適した本だと思います。

    欲を言えばもう少し詳しく知りたいっていうところで
    すぐに次のテーマに行ってしまうというところですかね。
    まぁ知りたかったらそのキーワードで自分で調べれば良いのですが。

    ジュリアナ東京って私が小学校高学年の時に流行っていたと
    思ったのですがバブルとっくに終わってたよな~
    とずっと疑問に思っていたのですが、やはりバブル後に
    出来ていたのですね。
    あとは住専とか当時は全く分かっていなかったですし
    ベルリンの壁の崩壊やソ連の終焉、湾岸戦争とかPKO
    とか当時中学受験で勉強していたも

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    2018年04月24日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

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    世界の今の大きなニュースの背景が昔からの流れの中で理解できてたすかります。
    第七巻から読まして頂いており、重複する部分はありますが、毎回忘れたりするので復習でちょうどいい感じです。

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    2018年04月21日
  • 改訂新版日銀を知れば経済がわかる

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    経済というより日銀の歩みを紹介してくれた本です。また一部の紹介には簡単に読ませるようにしたのかで、少し納得できない状態です。例えば、ブラックマンデーの件と日銀が金利の引き上げをためらったのと関係は本で見ると因果関係にみえそうですが。他の資料を調べると実際はどうでしょうという感じが浮上。でもこの本を終えてもっと説得力がある本を見つけたいという気持ちは本の成功かもしれません。楽しみました。

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    2018年04月17日