池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2018013
池上さん解説。アメリカ、中国、北朝鮮、ヨーロッパ、中東、アフリカなど世界が急激に変化している感じがしました。それは一枚岩になるのではなくて、どんどん分断する方向へ進んでいるような。アメリカのトランプさん、中国の習近平さん。ドイツのメルケルさん、フランスのマクロンさんなど強権的なひとがリーダーとなり対立が煽られています。
中東のイスラエル問題、イランやサウジアラビアの対立なんかはアメリカの身勝手な行動もあるかもしれません。それでも国同士が譲り合いの考え方があったら、結局はここまでの事態にはなっていないかも。そうしないと、指導者が大衆の支持を得られないとする以上、それが国家の限 -
Posted by ブクログ
今回もよくわかりました。
前回の"伝える力"では話す、聞く、書くをコミュニケーションのテーマとしました。
今回はそれに話し方、言葉のチョイスなどを過去に問題になった人の発言や話し方を例にあげて解説しています。
それからもう1つは日本語の乱れ。
元々はこういう意味なのに今ではこういう時にも使っている言葉や、そもそも読み方が変わった言葉など知らなかったことや僕も間違って読んでる言葉もありました。
これってこういう意味やったのにこういう時も使う人いるし僕もたまに密かに混乱してます。
例えば"チャラい"(1番言われるからw)
僕の認識では"チャラい&q -
Posted by ブクログ
ネタバレフリージャーナリストの池上彰氏が新聞やニュースなどの報道について自身の経験などを踏まえて書いた一冊。
氏の著書は多く読んでいますが、経済や政治を解説したものとは大きく趣の異なる作品で特に氏のNHK時代での経験が書かれている箇所が多く、ニュース解説のイメージしかなかったので印象が変わりました。
また、報道の裏側やニュースができるまでの取材など当事者でないと知れない部分が多く書かれており、勉強になるだけでなく日々接している報道が血の滲む努力から生まれてきていることを知り、驚く箇所も多くありました。
特に読んでいて記者の厳しさが一番印象に残りました。
自身の朝日新聞でのコラムの一件についても見解が -
Posted by ブクログ
ジャーナリストの池上氏と、読売新聞1面の編集手帳を担当する竹内氏による対談本。文章を書くコツやノウハウが満載されている。
文章技法を説明するのではなく、二人が思うところを語り合う形式を取る。その分、どこを重要視するかは読み手に任されてしまうが、頭には残りやすいと感じた。私は文章をまとめる事が苦手なので、「自分が理解していることを書く」「まず要素を書き出す」「書き出しを大切にする」「必要な部品は探しに行く」という基本的な点が腑に落ちた。
一方で、いい言葉を取り入れたり、名文を読んだりする事で、より綿密な推敲に繋がるという。まだその域は見えないが、いずれ役立てたい。