池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    「資本蓄積の結果、労働価値が上昇するということは、現実には、賃金労働者が自分自身で鋳造した金の鎖が大きく、また重くなることによって、その鎖に以前よりもたるみが許容されるようになる、ということにすぎない。」

     古典を読もうということで、まずは資本論をと思ったんですけど、きっと難しく量が膨大なので、手っ取り早く理解できそうな池上彰講義バージョンを読みました、うたい文句は高校生でもわかるです。

    「共産主義やマルクス経済学については微妙だけど、マルクスの資本主義分析は精緻で鋭い」というのを聞いていて、じゃあということで読んでみました。
     革命闘士にはならなかったけど、資本主義というものがなんとなく

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    2018年01月17日
  • 偏差値好きな教育“後進国”ニッポン

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    日本の話は序論でイジメ問題など欧州の教育現場の現状をかいた本。何が先進で後進かはよくわからないが、日本人の性格を作り出すこの教育システムが私は好きです。

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    2018年01月12日
  • この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇

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    集英社文庫『そうだったのか!日本現代史』(08年刊行)の、情報をアップデートした上での簡略版(内容がほぼ完全に重複している)。

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    2018年01月08日
  • 池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

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    2002年に講談社+α文庫で刊行された『子どもの教育の「大疑問」』を、2014年4月時点での新情報を踏まえ改訂したもの。改訂版であるが、書名ならず内容まで完全な別ものになっている辺り、教育問題とは生生流転・千変万化なテーマであるのだなぁと思ったり。

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    2018年01月08日
  • [図解]池上彰の 政治と選挙のニュースが面白いほどわかる本

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    2012年刊行『[図解]池上彰の 政治のニュースが面白いほどわかる本』を大幅改訂。安保法案や18歳選挙権など、4年のあいだに加わった新たなトピックを追加している。私みたいなボンクラだと、どうもTVの池上解説だけでは、分かった気になって頭から抜けていってしまうので、こういう書籍での反復が必要なんである。だから持ってても改訂版で買い直しちゃう。

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    2018年01月08日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』

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    はっとさせられた言葉

    “誤りは真理に対して、ちょうど睡眠が目醒めに対すると、同じ関係にある。人が誤りから覚めてよみがえったように再び真理に向かうのを、私は見たことがある。”
    ゲーテ

    “僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている。
    だから誤りを犯すこともある。
    しかしーー
    僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている。
    だから、誤りから立ち直ることも出来るのだ。”

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    2018年01月06日
  • 〈わかりやすさ〉の勉強法

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    相手に"わかりやすく"伝えるためにどんな事をしているか、してきたか、池上彰さん自身の経験を踏まえて説明されています。
    ジャーナリストをはじめ、多方面で活躍する池上さんらしい、読みやすい文章でした。

    今回も、なるほど!と、本を読みながらうなずかされました。

    毎日の生活の中で、自分が理解できていない点を常に見つけるようにすること。そして、人に何か説明する時は「手垢のついた表現(抽象的な表現)」を避けること。聞き手に回った時は、「相手を認める聞き方」を心掛けること。

    もし不意に、陳腐でありきたりな表現や、理解が難しい高尚な表現を使って、説明から逃げてしまいそうになったら、し

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    2018年01月05日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

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    ネタバレ

    2018年、1冊目です。
    第5章 「分断される世界は人類共通の問題を悪化させる」の中で、私たちには何ができるのかという問いに対して、
    先ずは”知ること”であると書かれている。無知の恥とトランプ大統領は言われいるそうですが、私たち一人一人が自分のできる範囲から少しでも多くの事実を知ることで、分断や軋轢が緩和されるということだと思います。
    その中のひとつの事例として、日本人として「ヒロシマ」を説明できますかという問いかけがあります。「過ちは繰り返しません」という碑文の意味を説明できるか?言い換えれば、「ヒロシマ」で起きたことをどう認識し、どう伝えていくべきかの考えが定まったいるかだと思いました。

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    2018年01月03日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    仏教の基本を知るという意味ではわかりやすい。また、日本が仏教国でありながら、仏教のことを知らないという事実を知ることができ、チベット仏教のリンポチェ、ダライラマ法王との対話があり、深みがあります。

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    2017年12月30日
  • 先送りできない日本 “第二の焼け跡”からの再出発

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    国の借金問題、環境問題、政治問題、どれをとってももうぎりぎりなんだなと思う。
    借金に関しては、ある日突然ぽっくりいって国が破綻するようになるのではとしか考えられない。
    税金は10%に上げてもらって構わない。でも、私たちが根底に必要な食料品だけはどうか税を課さないでほしい。これはアメリカでも同じ。
    子供手当なんていらない。それよりか、もっと保育所を作って、給食費を無償にするほうがどんなにためになるか。
    こんなこと考えても、全然そんな世論なんか聞いてくれないだろうな。
    ただただ、忍耐強く生きていかねば。

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    2017年12月15日
  • 世界から格差がなくならない本当の理由

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    ネタバレ

    「世界から格差がなくならない本当の理由」 池上彰
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    生まれた環境で、人生が決まってしまう社会―格差はいろいろな原因によって起きています。「原因はこれだ」「こうすれば解決できる」とは一概に言えません。たまたま生まれた家がお金持ちだったからいい教育を受けられる、あるいは貧しかったから教育を受けられないということではなく、どんな子供もスタートは同じにする。その後は、本人の努力によってそれなりの差が出るのは仕方がない。でも、まずはスタートを同じにする。そのために、私たちができること・

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    2017年11月20日
  • 日本は本当に戦争する国になるのか?

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    日本が今後、戦争遂行能力を持つ国になるのかということを池上彰が分析した一冊。

    憲法改正論や安倍政権の狙いなどについて余すところ書かれていて、勉強になった。

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    2017年11月19日
  • そうだったのか! 中国

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    中国の過去の歴史から、なぜ今の様な体制ができあがっているのかが分かりやすく描かれています。
    教科書の内容を噛み砕いて分かりやすくした様な感じです。
    中国、と言う国を知る良いきっかけにもなりました。
    惜しむらくは10年前の著書である事で、その10年でどの様に中国が変化しているのかを知りたいと思いました。

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    2017年11月15日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    池上彰氏と佐藤優氏の対談本第3弾
    とてもわかりやすく、内容が深い。
    対談の中で取り上げられる書籍もまた気になったりと、知的好奇心が広がっていきます。

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    2017年10月30日
  • 〈わかりやすさ〉の勉強法

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    記者体験に基づいた考えとテレビに出てプレゼンターになって気づいた視点から伝わりやすい説明の仕方、資料の作成方法が書かれている。主にどのように説明するかに力点を置いた内容。

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    2017年10月29日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

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    「書く」という行為についての新聞人と放送人の対談。対談というところがこの新書を本質的なものにしていると思いました。ふつう「話す」は相手があって成立するもの、「書く」は一人で行う作業、と思いがちですが、実はそうじゃない。ペンなりキーボードなり自分の内側にあるものを文字として外側に出す、そいう外在化された自分と対話する行為が「書く」ということ。だから「書く力」とは「一回、文字にした自分と対談する力」、そう言っていると感じました。だから人はついつい実物以上な自分としての名文にこだわるのかな、あるいはかっこ悪い自分に会いたくないから書くことを遠ざけたりするのかな、とか。この本の二人の達人は、自慢っぽい

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    2017年10月20日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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    MBAのマクロ経済学の下準備のために購入。

    非常にわかりやすい。
    マクロ経済は比較的一般的知識で理解できそうとわかっただけで良かった。

    所々池上さんの日本向けの注釈があり、ただ直訳を求めている人には不要かと思うが、私のような素人には助けになりました。

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    2017年10月19日
  • 95歳まで生きるのは幸せですか?

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    95歳になった瀬戸内寂聴さんと、池上彰さんの共著。
    まだまだ好奇心衰えず、知りたいことがたくさんあるという寂聴さん。社会、政治についての疑問を池上さんにぶつけつつ、今の日本人は自分さえよければよいという考えになってしまってダメだと嘆く。出家前と出家後の自身の私生活についても快活に語られているが、出家後は仏教のおかげで厳しくも道を外さず生きてこられたという。せっかくいただいた命を大切に生きたいという言葉は印象に残った。
    後半の池上さんによる超高齢化社会についての解説は、さすがのわかりやすさ。これほどの高齢化社会はいまだかつてなく、だからこそ我々には老い方のレッスンが必要で、宗教の役割もそこにある

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    2017年10月07日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    ほぼ2年前の本ですが、さすがお二人は外さないもんですね。佐藤優さんのインテリジェンスのすごさは正直実感としてはよく分からないのだけど、何かすごそうと思ってしまう。。

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    2017年10月07日
  • 増補 池上彰の政治の学校

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    自分はこんなことも知らなかったシリーズ。働き始めてから色んなことを気にするようになって、何となくこういうことなのかと漠然と思っていたことが、そういうことであると説明されていた。高校生か、遅くとも大学生の時に読んでたらもう少し自分の人生も変わっていただろう、と思うくらいには早いうちに読んでおきたかった。
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    2017年10月05日