池上彰のレビュー一覧
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ネタバレフリージャーナリストの池上彰氏が新聞やニュースなどの報道について自身の経験などを踏まえて書いた一冊。
氏の著書は多く読んでいますが、経済や政治を解説したものとは大きく趣の異なる作品で特に氏のNHK時代での経験が書かれている箇所が多く、ニュース解説のイメージしかなかったので印象が変わりました。
また、報道の裏側やニュースができるまでの取材など当事者でないと知れない部分が多く書かれており、勉強になるだけでなく日々接している報道が血の滲む努力から生まれてきていることを知り、驚く箇所も多くありました。
特に読んでいて記者の厳しさが一番印象に残りました。
自身の朝日新聞でのコラムの一件についても見解が -
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ジャーナリストの池上氏と、読売新聞1面の編集手帳を担当する竹内氏による対談本。文章を書くコツやノウハウが満載されている。
文章技法を説明するのではなく、二人が思うところを語り合う形式を取る。その分、どこを重要視するかは読み手に任されてしまうが、頭には残りやすいと感じた。私は文章をまとめる事が苦手なので、「自分が理解していることを書く」「まず要素を書き出す」「書き出しを大切にする」「必要な部品は探しに行く」という基本的な点が腑に落ちた。
一方で、いい言葉を取り入れたり、名文を読んだりする事で、より綿密な推敲に繋がるという。まだその域は見えないが、いずれ役立てたい。 -
Posted by ブクログ
相手に"わかりやすく"伝えるためにどんな事をしているか、してきたか、池上彰さん自身の経験を踏まえて説明されています。
ジャーナリストをはじめ、多方面で活躍する池上さんらしい、読みやすい文章でした。
今回も、なるほど!と、本を読みながらうなずかされました。
毎日の生活の中で、自分が理解できていない点を常に見つけるようにすること。そして、人に何か説明する時は「手垢のついた表現(抽象的な表現)」を避けること。聞き手に回った時は、「相手を認める聞き方」を心掛けること。
もし不意に、陳腐でありきたりな表現や、理解が難しい高尚な表現を使って、説明から逃げてしまいそうになったら、し -
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ネタバレ2018年、1冊目です。
第5章 「分断される世界は人類共通の問題を悪化させる」の中で、私たちには何ができるのかという問いに対して、
先ずは”知ること”であると書かれている。無知の恥とトランプ大統領は言われいるそうですが、私たち一人一人が自分のできる範囲から少しでも多くの事実を知ることで、分断や軋轢が緩和されるということだと思います。
その中のひとつの事例として、日本人として「ヒロシマ」を説明できますかという問いかけがあります。「過ちは繰り返しません」という碑文の意味を説明できるか?言い換えれば、「ヒロシマ」で起きたことをどう認識し、どう伝えていくべきかの考えが定まったいるかだと思いました。
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ネタバレ「世界から格差がなくならない本当の理由」 池上彰
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生まれた環境で、人生が決まってしまう社会―格差はいろいろな原因によって起きています。「原因はこれだ」「こうすれば解決できる」とは一概に言えません。たまたま生まれた家がお金持ちだったからいい教育を受けられる、あるいは貧しかったから教育を受けられないということではなく、どんな子供もスタートは同じにする。その後は、本人の努力によってそれなりの差が出るのは仕方がない。でも、まずはスタートを同じにする。そのために、私たちができること・ -
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「書く」という行為についての新聞人と放送人の対談。対談というところがこの新書を本質的なものにしていると思いました。ふつう「話す」は相手があって成立するもの、「書く」は一人で行う作業、と思いがちですが、実はそうじゃない。ペンなりキーボードなり自分の内側にあるものを文字として外側に出す、そいう外在化された自分と対話する行為が「書く」ということ。だから「書く力」とは「一回、文字にした自分と対談する力」、そう言っていると感じました。だから人はついつい実物以上な自分としての名文にこだわるのかな、あるいはかっこ悪い自分に会いたくないから書くことを遠ざけたりするのかな、とか。この本の二人の達人は、自慢っぽい