池上彰のレビュー一覧

  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    賢い人の対話は何が問題かとか、大事なこと、ポイントがわかりやすい。さっと読めて、教育改革の本質を考えることができる。

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    2019年12月31日
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢

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    時事ニュースの解説書。

    この手の本はニュースの深読みに必要なため、興味があるなら早めに目を通しておくほうが良い。

    解説の内容自体はもちろん今までの著者の本と被っているところはあるけれど、大事なところなので繰り返し触れられているのだとおもう。

    分量もそんなに多くはないものの、ニュースの背景はきちんと理解できるようになっている。時事ニュースの解説な必要な受験生にもおすすめできる良書である。

    とくに国際感覚を磨こうと思う人や、教養としてニュースを学びたい人におすすめ。

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    2019年12月31日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    池上氏と佐藤氏が2020年大学改革を巡り、『高校』『大学受験』『大学』といったテーマについて、対談する一冊。最終章は山本廣基大学入試センター理事長を交えた対談となっている。

    本書は2019年4月に出版された本であり、記述式の導入・四技能の測定の見送り・延期の決定前の話である。
    両者が倒れた今、高大接続改革はとん挫したかのように見える。
    しかしながら、池上氏・佐藤氏、そして山本理事長の三者のコメントから、今回の決断がその結果が予期されていたこと、そして改革は決して終了していないことがわかる。

    文部科学省が実行しようとした『上からの改革』は急進的過ぎて失敗した。
    ただし、改革の背景に存在する、

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    2019年12月22日
  • 生! 池上彰×山里亮太 深読みニュース道場

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    ネタバレ

    ニュース解説の本。相変わらず読みやすい。私見がたぶんに入っていたとしても、とっかかりには良いと思います。そして池上さんの知識の幅ってやっぱりすごいなぁ…と思います。
    世界のつながりがわかると、ニュースももっと興味深くなりますね。まだ比較的新鮮な内容なので(2019年12月現在)、あぁ、これがこんな風になったんだなと思って読むのも面白いです。
    番組が観れたらいいのにな。

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    2019年12月20日
  • 考える力と情報力が身につく 新聞の読み方

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    新聞の読み方という題であるが、「新聞に斬り込む」という題の方が適切だと感じた。この本では、毎日13紙もの新聞に目を通している著者が、会社による記述の違いやコラムから透けてくることを読者にわかりやすく説明している。本の中では、新聞を比較して読むことで得られる情報量の凄まじさと、比較の違いを考えることによる思考力が身につくことを主張している。印象的であったのは、新聞が発行されるまでの過程で100人以上が校閲に関わってるとのことだ。如何に誤字に厳しく、信頼性を大事に発行しているのかが理解できた。今後、ネットニュースだけでなく、新聞に目を通し、信頼に足る情報をインプットしていきたい、そう思わせる一冊で

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    2019年12月19日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

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    世界を騒がせている問題をわかりやすく解説している本である。誰しもがニュースで一度は聞いたことのある問題の背景をわかりやすく解説している。具体的には、なぜこのような事態になってしまったのか、なぜ両国の緊張感が高まってしまっているのかを歴史的な背景から浮き彫りにしている。この本の最大の特徴としては、著者の意見がないことにある。著者はわかりやすく事実を述べるのみであり、我々の思想を誘導する姿勢は見られない。あくまで、その先の世の中を良くするために考えていくのは我々であるという著者のメッセージを感じた。

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    2019年12月19日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    わかりやすさで定評のある著者が情報が溢れている世の中から正しい情報を選別し、きちんとした自分の意見を持つ方法、つまり「知る力」を解説している。著者曰く、説明を聞いた受け手がすべて納得した気になって、その先を考えないことが増えているとのことだ。その実態に危機感を感じこの本を執筆したとのこと。実際に、EU離脱に関して国民投票を実施したイギリスを例にとると、フェイクニュースに踊らされてしまい、意図せず離脱に投票した国民も多くいたとのことだ。そのような、知る力がない故に踊らされるといった事態を防ぐため、読書や新聞を読む術、報道の実態を語っている。自分はこの本を契機に、日々の生活の中で読書を取り入れ始め

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    2019年12月19日
  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる

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    読みやすい本です。宗教についての知識がなくても、すらすら読むことができる。宗教に興味関心を持つことができる。

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    2019年12月16日
  • 池上彰が聞く 韓国のホンネ

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    来週、日韓関係が冷え込んでいるこの時期に初の韓国に行くため予習のために読みました。
    池上さんの本はどれも中立を心がけているようで余計な印象操作が少なく情報だけを汲み取れるから好きです。
    今回も韓国の建前と本音がよく分かりました。
    今、嫌韓の人ほど読んだ方がいい本でした。
    たしかに民衆の意見に左右されすぎだし、司法に軸がない国ですがそうなったいきさつや日本が与えた国を一度なくさせたということを斟酌すると理解できないわけではありませんでした。
    あとは自分の目で確かめてみたいと思います。

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    2019年12月03日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

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     著者の解説シリーズは分かりやすい。本書ではテーマを6つに絞り、現在の情勢を基本に立ち返って解説されていた。とても勉強になった。
     欠点は、…これは著者が悪いのではなく編集部の問題だと思うのだが、「おとなの教養」というタイトルと本書の中身はミスマッチしているのではないかと感じた。その「教養」をどうやって身に付けるべきか、を説いているのだろうという期待を寄せるタイトルではないのか。まだ、前著『おとなの教養』なら、このテーマを学びなさいという趣旨を感じることが出来たが、残念ながら今作は期待を裏切る。その期待に応える本を著者はほかにも出しているから、そっちを読めばいい。
     あと、中身の7割方は『知ら

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    2019年12月01日
  • 学び続ける力

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    池上さんの今までの勉強法が序盤に記載されていた。今更ながらどうして学ぶことが重要なのか解説されていた。勉強というより学ぶ姿勢についてよくわかった。また、アナウンサーをやめてから人に教える際の工夫や方法についても記載されていた。講義をする機会が増えているため、参考になる部分が多かった。

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    2019年12月01日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    個人的に「高校生から」、「マンガでわかる」などの文句を冠に載せた本は好みではないのだが、導入としてはなかなか優れていることを再確認した。

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    2019年11月28日
  • 池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

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    教育知識のまとめとして、網羅されている。この一冊を繰り返し読めば、教育の基本知識はまんべんなく得られる、良書。

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    2019年11月25日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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    葬式は生きている人のためで自分(死んだ人)があれこれ言うものでもないという考えは同感。


    コーランの姦通罪と天国観について性欲は根源的なことで楽しむべきだけど、野放しにするとそっちに夢中になって、神のことなど忘れてしまうからと書いてあるけど、
    神のことを人間が他のことに夢中で忘れたとして、神にとってなにか不都合でもあるのかな
    いまひとつ絶対的な一神教の感じがわからない。

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    2019年11月22日
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由

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    第2次世界大戦への日本の自己反省の手法が不十分であることのほか、第2次世界大戦後の世界の内戦や地域戦争を米ソ対立にかぎらず、アフガン・イラク・コソボ・カンボジア・ソマリア・アンゴラなど、わりと満遍なくとりあげているので、CNNやBBCがケーブルでしか視れず、紛争に関する世界情勢に関心が薄くなりがちな日本人がこれを俯瞰するには手にとりやすい分量。結局、抽象的に帰納するとこういうことになる「世界から戦争が無くならないのは、勝者が歴史から学ばず、戦争による成功体験を引きずり、他者を見くびり、自らの利益のみを追求し、弱者を弾圧し、都合の悪いことは隠す。 そんなことを繰り返しているから」。ラグビーWCに

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    2019年11月21日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    教養をつけようと思い読み始めた。神社とお寺がどっちが仏教だっけというレベルだったが、成り立ちや特徴、さらにはダライ・ラマとの日本に対する対話もあり読み応えあり。日本がほぼ無宗教なのに、なぜ生きていられるのかと言う点については特に議論がなく、もう少し意見が欲しかった。

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    2019年11月19日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

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    これからの未来を議論するために、歴史を紐解いているため大変勉強になった。
    私は原子力について、経済が活性化するためには必要なものだと考えていたが、第五福隆丸の事件等を知り、考えを改めさせられた。
    人がコントロールできないものは必ず問題が膨れ上がる。

    また、ネット社会となったことで人の考えが偏ることも議論されていた。情報や人の意見を鵜呑みにせず、自ら考え、編集していく力が大切だと感じた。

    核問題については地政学を用いていた。最近よく聞く地政学についての話を聞き、興味を持つきっかけにもなった。

    歴史や地政学、文化への理解が未来を予測するためには必要だと感じた。こうした背景知識を基に情報を編集

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    2019年11月18日
  • 〈わかりやすさ〉の勉強法

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    人に何か伝えること、言語化が苦手です。
    でもそれは、多分ちゃんと考えてきれてないからないから。

    常に自分のなんで?に素直でありたいし、相手の立場に同化してわかりやすく伝えたい。

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    2019年11月17日
  • 池上彰の「経済学」講義1 歴史編 戦後70年 世界経済の歩み

    購入済み

    理解しやすい

    学生向けに実際に講義しているのを本にしている様な感じなので、理解しやすい!

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    2019年11月15日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

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    31歳から61歳までの自分の会社生活と重なる。識者のお二人が、政治、災害、原子力政策、ネット社会
    、カルト、戦争、日本経済、天皇制の切り口から討論、面白かった。

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    2019年11月14日