感情タグBEST3
Posted by ブクログ
深夜のテレビで「生!池上彰 x 山里亮太」という
番組があり、その中で交わされた会話の内容をま
とめた本です。
主に東アジアの問題を中心に扱っており、池上節
が満載です。
発行は2020年3月であり、コロナが少し話題にな
ってきた時期ではありますが、むしろ現在も続く
韓国との関係悪化にページを割いています。
この類の本は時事問題なので、常に新しい情報に
アップデートする必要があるのですが、池上氏の
場合は、その歴史からひも解いて解説するので、
非常に分かりやすいのです。
北朝鮮、韓国、そして中国との現在の関わりを知
るには最適の一冊です。
Posted by ブクログ
深夜ラジオ番組を下敷きとした本で、南海キャンディーズ山ちゃんを相手に、時事問題を解説する。
山ちゃんの抱く疑問に対し、まず近現代史のおさらいから入り、それが時事問題にどう結びつくのかを解き明かす、TVでおなじみのスタイル。しかし、さすが別著で「ラジオはチェック体制が甘い」と書いてるだけあって、右翼からも左翼からも憤慨されそうな攻撃的リベラル姿勢がかなり前面に出ている。
アメリカ・中国・韓国・北朝鮮・台湾もそれぞれ困った事情を抱えているが、さぁて、どうしようか。
Posted by ブクログ
軽妙なやり取りでサクサク読める
題名にある通り知らないと恥をかくレベルだが皆知らないだろう
勉強するというより余暇で気軽に漏れていた点を確認するといった感じの読書に向いている
Posted by ブクログ
北朝鮮の農業政策や中国の大躍進政策の大失敗の歴史は有名だが、その遠因がロシアの農学者のマルクス主義農学からきているとは初耳。論理的にはさもありなんとも思えるから事実なのだろう。この様な思わぬ知識を入れてくるから「池上本」は面白い。
昨今コロナでの状況の急変もあり、世界の政治経済が大きく動いているが、改めて東アジアの現況を概観する上でも本書は面白かった。
コロナと米中のデカップリングの進行の下、東アジアは思ったよりも「緊張」している。歴史を振り返ると緊張が進むと何処かでドラスティックな展開が起きることが多いのだが、今後はどう進むのだろうか。
韓国・中国・北朝鮮などの隣国は、引っ越すことのできない「お隣さん」。米中軋轢でますます複雑化する東アジア情勢をどう日本は進むのだろうかと懸念と不安を抱く。せめて一時の国民感情に流されない賢い対応を望むと本書を読んでますます思った。
Posted by ブクログ
TVの深夜番組は大好き!池上さんの博学ぶりには脱帽、大ファンだし山ちゃんはまあまあ面白い。いつもと違う池上さんが見られるのもよい。この本も当然わかりやすい!
Posted by ブクログ
東アジアの情勢について知らないことが多すぎた。
朝鮮戦争が今休戦中なのは北朝鮮が渋っているのかと思ったら韓国だったのは最も驚いた。
他にも台湾が親日な理由、何度も蒸し返す韓国政府の執拗な要求。
この本を機に読まされていた新聞が読みたくなる新聞になり、自ら積極的に情報収集をするきっかけになりそう。
山ちゃんのシンプルな疑問は無知な自分の疑問と重なり、一つ一つ段階を踏んで池上さんが教えてくれる。点と点がつながりさらに物事について知りたくなる。そんな本でした。
Posted by ブクログ
2020/3/10
東アジアの国々(中国、韓国、北朝鮮、香港、台湾)について最近の動向を踏まえて池上さんが詳しく解説してくれている。山ちゃんはどちらかと言うと相づち打ってるだけって印象…?
対談形式なのですごく読みやすいです。
内容は、世界の見方の中国と朝鮮半島のシリーズを読んでいれば、大体同じ内容か、それらよりは内容を薄くしたような印象を受けました。目新しいものは思ったよりも多くなかったように感じますが、ざっくりと中国や北朝鮮、韓国などのことについて知りたいと言う人にはオススメではないかと思います。
今の状態から今後の日本がどうしていった良いか考える材料をくれる本だと思います。
日本と韓国の関係、日本と中国の関係、日本と北朝鮮の関係、日本と台湾の関係、日本と東南アジアの国々との関係、どれも軽視できるものではなく、これからを考えるためには過去のこれらの国々との歴史における関係がどのようなものだったのかをしっかりと学んでおかなければならないのだなと改めて思います。
これからも変化するであろうこれらの国や地域との関係性に注目しながら、自分たちは日本人として何を考えるべきかを考えなくてはいけないなーと思いました。