池上彰のレビュー一覧
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タイトルには読解力とあるのだが、内容は、現在の社会課題に関連した内容を扱った本をお二人が紹介したもの。少し表現は悪いが、自分はこんなに知識がある、本を読んだということを(やや自慢げに)語ったものといえなくもない。
ただ、「おわりに」で佐藤優さんが、日本の政治家、経営者は本は読むが、脚注のついた学術書を批判的精神をもって読むということをしないので、彼らのスピーチを聞いても感情に訴えるエピソードを語るものばかりで、聞き手に知的刺激を与えないと語っている。これこそは書名にある「読解力」の本質を突いたご指摘だろう。「おわりに」は2ページしかないのだけど。 -
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ネタバレ気候変動、ウイルス、DX、米中新冷戦、人権・LGBT差別、ポスト資本主義についてが本書のテーマ。とても読みやすく、基礎知識や背景事情の概要を学ぶにはとても良い本。各テーマについて課題認識は示されているが答えはない。以下、印象に残った点。
・民主主義国家における感染対策では、人権とのバランスをとることが難しい。ある程度人権に踏み込んだ対策を行うためには政治に説明責任が求められるし、信頼される政治であることが不可欠(だが、日本はできていない)
・米中新冷戦はかつての冷戦のようにイデオロギーの対立ではなく、経済や安全保障、資源確保における対立。
・アメリカの黒人差別や移民の歴史について。独立宣言には -
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自分も混ぜてもらって良いですか⁉︎笑
池上氏が母校で行った授業の内容をまとめた本書。氏からインドのイメージを聞かれ、幼少期の高野秀行氏みたいな回答(「ターバンを巻いた人がカレーを食べてレインボーマンになる国」)は見られなかったが笑、皆んないい線行ってた。大変物知りで質問もなかなか鋭い!(誰…)
週刊こどもニュース時代から池上氏を見てきた。コンパクトなのに全体像が掴めて、しかもどんどん腑に落ちてくる解説が氏の凄いところだと思っている。
例えば世界史でおなじみの東インド会社。どれほどの存在か今まで読めずにいたが、会社を隠れ蓑にした軍事組織であった故にあれだけ立ち回れたんやと結びつけることができ -
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ニュース編というからマスメディアと民衆、といった内容を想像していたが、中身はお金と戦争、起業(企業)、といった内容でした。
池上さんというと政治や経済の解説、というイメージがあったが、現代の企業の分析についても語られていて、それがまた、面白かった。
独占禁止法にひっかかるかひっかからないか、それが当時のアメリカ政権と関係しているという解説は、企業の成長は本当に運とタイミングだな、と思った。
ビルゲイツは独占禁止法で逮捕されなかったが、下手をすれば、日本のリクルート事件で逮捕された江副浩正のようになっていた可能性もあったのか、そんな想像をした。 -
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豊富な知識を持った二人が、テーマに沿った書籍について、縦横無尽に評を述べていく対話形式。読んだばかりの『実力も運のうち』、『人新生の資本論』も第1章で出てきたので、のっけから充分に楽しめた。同じ書籍を読んでも、ここまで感想や考え方に深みが異なるのか、と痛感した。
日本の政治家の愛読書という、今まであまり考えたことがないような切り口のテーマも秀逸。政治家がなぜ哲学書や思想書を読みたがらないのか、その根幹への想像も説得力があるもので腹落ちした。とはいえ、「菅義偉の『君主論』が愛読者」に対して、衒学的な傲慢さも少し垣間見れたのは残念。
「タイトルは変えた方がいい」との意見も見られたが、「読解力を育む -
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ネタバレ池上彰の新聞勉強術 2006/9/14
メディアリテラシーを身につける事ができる
2010年10月6日記述
2006年出版の本。
新聞の作られ方からテレビ局との関係や報道される記事がどう影響しあい、実際にどのようにつくられるか、新聞記事の主張と事実の違いの見分け方など丁寧に解説している。
ただ本書終わりに紹介される池上彰氏のように切り抜き記事をまとめ抜く作業は日本の住宅事情や個々人の時間の都合上、簡単にマネできるものではないのでその点は差し引いて読む必要はあるが、全体として読み終わった後にすっきりした感覚が残る。
書籍でも罵詈雑言の嵐のような書き方で読む者をうんざりさせる本も出回る中