池上彰のレビュー一覧
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歴史を見るときは、現代のモラルの尺度ではなく、その時代背景を踏まえて考えないといけない。と以前出口治明さんの本から学んだ。池上さんも似たようなことを言われており、歴史の正しい見方とはこうあるべきなのだと改めて感じた。ひとつの衝突から始まった出来事が、どんどん他の場所にも影響して波紋のように広がっていく様子を分かりやすく解説してくれている。
以下、本書より抜粋
「どちらの国から見るかによって、同じひとりの人物が英雄になったり、テロリストになったりする。世界の歴史はそういう視点を持って読み解かないといけない場合もある。ということを知っておいてください。」 -
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世の中に、いかに「左翼」や「右翼」という言葉が本来の意味とかけ離れて使われていることか。以前、この用語を使っている者(まあまあ著名な法律学者)対し、それはどういう意味で使っているのか、あなたがそこで意図している定義はなんであるのかと尋ねたことがあったが、さしたる考えもなく使っていることが分かり、法律学者であってもこんな程度の理解なのかとがっかりしつつも、まあそんなもん(=他方を批判するための文脈で適当に使うことが多いよね)だろうと妙に納得したのであるが、そういう鬱屈した気持ちを晴らしてくれる説明がされているのが本書。とはいえ、ここに書かれている内容が事実かどうか、論評されている登場人物の評が正
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面白かった。
家庭教育、学校教育、生涯学習という3つの教育の中で最も(?)大きな位置を占める学校教育がメイン。
先生の役職は役割であって上下関係でなく、先生同士が「先生」と呼び合うことで、対等であったり(これは場所によるだろうけれど)、年齢や経験がバラバラの通信過程の生徒でも「先生と生徒」の関係であることで生徒同士は対等であったり、とても興味深い内容だった。
一対全、という図式は良くも悪くも染み込んでいるのだろうなあ。
学校の先生、私塾の先生、医師、刑務所の教官、私個人だが学校の授業で「先生」と呼ばれたことがある方、小説の登場人物など、色々な先生が登場する。
保育士の先生はチラリと登場し -
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ネタバレ新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)2014/11/20
池上彰氏の見解が読めるのが本書の もっとも貴重な点
2016年4月25日記述
池上彰氏と佐藤優氏による対談本。
対談本であるのである程度の基礎知識はないと興味が沸かないかもしれない。
こういうどこどこの国はああだこうだという話が
好きな人同士の会話のレベル高いバージョンという感じだ。
普段わかりやすい解説に終始する池上彰氏の見解が読めるのが本書のもっとも貴重な点だろうか。
本書内の北朝鮮、尖閣諸島に対する分析、対応策に関しては正直疑問もあったが・・
ケソン工業団地は閉鎖になったし。
日本人の大量帰還も起こっ -
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池上彰氏が考える「現代のリベラルアーツ7分野:宗教・宇宙・人類の旅路・人間と病気・経済学・歴史・日本と日本人」について、その概略をまとめた本で、どの分野も、そして全体的に、うまくまとまっている印象を受けました。
現時点で、発刊されてからすでに7年が経過していますが、「人間と病気」の章あたりは、コロナ禍の現代においては、当時よりも重要性が増していると思いますし、まさに教養として、多くの人が押さえておくべき内容だと思いました。
ちなみに、あとがきに、会社の同期の名前が出てきまして、ちょっとびっくりしました。
彼は、5年目ぐらいに会社を辞め、その後、この類の本の制作にかかわっているのは知っていま