池上彰のレビュー一覧

  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    60年安保から学生運動の高揚、新左翼の衰退まで。左翼内の意見相違から内ゲバ化していく経緯が語られているのだが、当時の雰囲気ってそんなものだったのだろうか。

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    2022年01月10日
  • 感染症対人類の世界史

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    感染症→人口減→労働力高騰
    感染症→人口減→農作物余り→価格低下
    =身分差の縮小

    あと、大仏の資産が出てて面白かった。4700億円で、国立競技場の3倍か!

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    2022年01月10日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    教科書での日本の政治経済歴史だけしか知らなかったので、とても勉強になりました。左派と右派、社会主義と共産主義、講座派と労農派、所感派と国際派など、たくさんの異なる派閥。戦後から数十年の間に熱い革命的な想いを行動に移していた知識人がこんなにたくさんいたとは知りませんでした。どのようにして今の日本の政治が雀荘仲間になってしまったのか、この続きも読みたいです。

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    2022年01月05日
  • TBSテレビ「池上彰と“女子会”」 池上彰が「結婚」「お金」「仕事」についての疑問に答えます!

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    年収は2倍でも、幸福度は同じ。
    奥さんと16分平日会話すると、妻の幸福度は年収120万円相当。
    上記2点が印象的だった。

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    2022年01月03日
  • 人質の経済学

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    衝撃的な内容。読んでいてなぜ誘拐がなくならないのかがよく分かる。私の周りではシリア近辺へ行きたがる人はおらず、自身も望んだことは一度もない。そのため欧米人のシリアに対する思いというか憧れが理解に苦しい。無邪気に訪れ、バンバン誘拐されていく様子が読んでいて怖い。しかもただのインタビュー本ではなく、誘拐がいかにしてビジネスとして成り立っているか解説しているため余計に恐怖感が増す。誘拐組織にとって、人質は拉致した瞬間から毎日毎日コストのかかる投資対象となるそうだ。外国人は国籍と職業に応じて値付けされ取引される。日本は全くの無関係とは言えないが、主にヨーロッパと中東の闇を覗いた気持ちになった。

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    2022年01月03日
  • 知的再武装 60のヒント

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    毎度毎度対談本を量産しているが、ついつい読んでしまう。わりとぶっちゃけた内容が笑える。色々と逃げきれる世代だからね。

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    2022年01月02日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    あらためて、地政学の重要性がよくわかる。恥ずかしながら日本の立地を、世界の視点からとらえる。このことが、中学校教育で示されていたことに驚いた。学び直す必要を強く感じる。むしろ見たい、知りたい、学びたい。

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    2021年12月31日
  • 無敵の読解力

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    本書は「読解力を育てる」というよりは、著者の読解力を用いた書評である。

    著者の対談についてはすでに何冊も本が出ているが、いずれも知的刺激が得られる良書。今回も時事問題を取り混ぜながら、「書籍」を軸に論が展開されているところが面白い。

    「組織の不条理」など、取り上げられていた中ですでに読んだ本は何冊かあるものの、今回の対談以上のものを私自身が読み取っていたか自信がなく、良い意味での反省点となった。もう一度再読してみようと思う。

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    2021年12月30日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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     共産党の独特の立場については、よく分かった。
     また、学生運動が、若者が政治について考えてなくても良いという言い訳を蔓延させたという点もなるほどと思った。
     
     ただ、戦後の政治史の中で、表面に浮かぶような右翼史は成り立つのか?(そこをギリギリ隠してきたから、どこかの政党は長期化しているのか?)

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    2021年12月30日
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

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    歴史を見るときは、現代のモラルの尺度ではなく、その時代背景を踏まえて考えないといけない。と以前出口治明さんの本から学んだ。池上さんも似たようなことを言われており、歴史の正しい見方とはこうあるべきなのだと改めて感じた。ひとつの衝突から始まった出来事が、どんどん他の場所にも影響して波紋のように広がっていく様子を分かりやすく解説してくれている。

    以下、本書より抜粋
    「どちらの国から見るかによって、同じひとりの人物が英雄になったり、テロリストになったりする。世界の歴史はそういう視点を持って読み解かないといけない場合もある。ということを知っておいてください。」

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    2021年12月29日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    世の中に、いかに「左翼」や「右翼」という言葉が本来の意味とかけ離れて使われていることか。以前、この用語を使っている者(まあまあ著名な法律学者)対し、それはどういう意味で使っているのか、あなたがそこで意図している定義はなんであるのかと尋ねたことがあったが、さしたる考えもなく使っていることが分かり、法律学者であってもこんな程度の理解なのかとがっかりしつつも、まあそんなもん(=他方を批判するための文脈で適当に使うことが多いよね)だろうと妙に納得したのであるが、そういう鬱屈した気持ちを晴らしてくれる説明がされているのが本書。とはいえ、ここに書かれている内容が事実かどうか、論評されている登場人物の評が正

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    2021年12月22日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    〝わかった〟つもりになっているのと
    〝理解した〟のでは
    ぜんぜん違う、ということを肝に銘じておきたい

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    2021年12月21日
  • 君たちの日本国憲法

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    面白い。分かりやすく、すいすい読めて、意欲も湧く。意識していないだけで憲法が生活にどれだけ密着しているのか、この話題の切実さ、よく分かったので“今”読んで良かった。 “相手”にとって分かりやすく伝えられるのは池上さんのうまいところ。偏見だけど、テレビで見る池上さんは、自分の主張に番組を誘導しているかんじがなんとなくあって、この本も読むと私の考えにへんな影響を与えるかなーと思って疑り深く読んでたけど、本はわりと大丈夫かな??たぶん(笑)こういうのはどうしようもないから自分で気をつけるしかない。

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    2021年12月19日
  • 先生!

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    面白かった。

    家庭教育、学校教育、生涯学習という3つの教育の中で最も(?)大きな位置を占める学校教育がメイン。

    先生の役職は役割であって上下関係でなく、先生同士が「先生」と呼び合うことで、対等であったり(これは場所によるだろうけれど)、年齢や経験がバラバラの通信過程の生徒でも「先生と生徒」の関係であることで生徒同士は対等であったり、とても興味深い内容だった。
    一対全、という図式は良くも悪くも染み込んでいるのだろうなあ。

    学校の先生、私塾の先生、医師、刑務所の教官、私個人だが学校の授業で「先生」と呼ばれたことがある方、小説の登場人物など、色々な先生が登場する。
    保育士の先生はチラリと登場し

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    2021年12月12日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    ネタバレ

    新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)2014/11/20

    池上彰氏の見解が読めるのが本書の もっとも貴重な点
    2016年4月25日記述

    池上彰氏と佐藤優氏による対談本。

    対談本であるのである程度の基礎知識はないと興味が沸かないかもしれない。
    こういうどこどこの国はああだこうだという話が
    好きな人同士の会話のレベル高いバージョンという感じだ。

    普段わかりやすい解説に終始する池上彰氏の見解が読めるのが本書のもっとも貴重な点だろうか。

    本書内の北朝鮮、尖閣諸島に対する分析、対応策に関しては正直疑問もあったが・・
    ケソン工業団地は閉鎖になったし。
    日本人の大量帰還も起こっ

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    2021年12月11日
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

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    ドイツで数年生活していたので
    かなり興味深く読みました。
    ドイツ人が毎年楽しみにしている  
    シュパーゲル(白アスパラ)の収穫労働の
    実体であったり、
    電力プランの出どころをきちんと知った上で
    家庭の契約プランを考えているとか、
    ベジタリアン/ビーガンが浸透していった
    裏側など。

    日本でドイツは称賛されがちだけど
    こうやってドイツ人が1人入った
    対談形式にすることで、
    実体がわかったり、どんな風に物事を
    みているのかなど、どんな話題で
    あっても面白くよめた!
    知ることは楽しい。



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    2021年12月07日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    基本的に易しい言葉で書かれていて、リベラルアーツと言われる領域の色々なテーマについて、広く浅く、でもポイントを置いて学べたような気がする。関心が持てたテーマについて深掘りすればいいかな、と思いつつなかなかこの先には手が出ていないというか、易しいものばかり読んでしまう。宗教とか、日本人なんてテーマはとても興味深いのだけど。

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    2021年12月05日
  • 世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義

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    常人には考えられないほどの芯を心に持ちながら世界を変えて行ったんだなと思った。昔から偉人伝を読むことが好きだが、池上さんの紹介はわかりやすくて、当時の時代背景などもとても勉強になった。

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    2021年12月05日
  • 池上彰の「天皇とは何ですか?」

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    さすが池上彰さんという感じの本です。

    天皇家の歴史、呼び名と称号、仕事内容等をわかりやすく説明してくれていると思いました。
    天皇陛下という存在を漠然とした認織で持っていなかったが、この本を読んで少し明確になったと思います。

    最終章の元侍従長との対談は必読です。
    平成天皇陛下(上皇陛下)の性格や普段の報道では見れない裏側を語ってくれています。
    人物としての上皇陛下の人物像が見えてきます。

    国民統合の象徴とは何かの答えが見えるかも!

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    2021年12月02日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題12 世界のリーダー、決断の行方

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    2021年の世界情勢を知りたい人におすすめ

    【概要】
    ●アメリカ、欧州、中東、中国の情勢
    ●感染症とフェイクニュース

    【感想】
    ●読みやすく年代に関係なく読める本である。
    ●この1年の国際情勢を振り返ることができるとともに、過去の重要な情勢の転機について背景なども書かれており歴史の勉強にもなる。
    ●シリーズが続くなら、今後も読みたいと思った。

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    2021年11月28日