内田樹のレビュー一覧

  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

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    最近受験生の我が息子は、少し遠くの塾に
    日曜日の夜間に通っています。(そんなに必死に
    受験勉強しているわけではないのですが)
    そこで、夫婦も揃って息子を送り届けて
    塾が終わるまで二人でスタバに行って2時間
    くらい待っています。私はじっくり本を読める時間
    なので割と気に入っています。そこで読み終わった
    今回のこの本。
    川崎の桐光学園高校に様々な
    論客(日本のトップクラス)が特別の授業をする
    らしいのですがその授業の内容が本になっている内容。
    こんな高校生はとても幸せだと思いますが
    多分自分が高校生だったときはあまり興味を
    覚えなかっただろうなあと思います。
    でも、それでもそういうことを言っていた

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    2015年06月28日
  • 身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる

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    内田先生と「オニババ化する女たち」の著書で何年か前に物議を巻き起こした⁉︎三砂ちづる先生の対談集です。
    内田先生は日本古来の武道の心得と主夫体験から、三砂先生はお産の体験の重要性を説く立場からお二人とも、身体を通して得られる知性、知恵を語ってくれます。これまでのお二人の意図する考えが随所に出てきます。
    その中でも‥人間関係で傷つくのは、生命力を奪ってしまうようなタイプの人がそばにいるからとか自分の人間的成長を大事にしていない人、自分を解決できていない人は地位があって仕事をしていても人間として尊敬されない。‥歳の取り方が下手になってきた。無惨な老人が増えている。「枯れ方」がわからない。‥など思い

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    2015年06月20日
  • 日本戦後史論

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    わかりやすい言葉で今の日本の抱えている基本的な問題を提示している。なるほどと思い危機感もすごくあるのだけれど何もできないし、また良くないと思う方向へ少しずつ進んでいく気がしている。内田氏、白井氏、頑張ってください。

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    2015年06月05日
  • 「おじさん」的思考

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    なるほど、これが2冊目なんですね。確かに、主義主張には一貫した哲学が込められているけど、ご自身であとがきにも書かれているように、筆致が熱いですね。よく似た内容でも、最近のものの方が読み易い気はしました。それでも、十分に示唆的で、自分的には色々考えさせられる部分が多かったですが。

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    2015年04月10日
  • 大人のいない国

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    私が好感をもっている二人の論客の共著だ。ちょっと考えてみれば、二人とも思想や哲学に造詣が深いし、拠点も関西だし、年もほぼ同じなんだから交流がないはずない。そんな二人が「大人のいない国」なんて、これまた(自分のことは棚に上げといて)私が常々、日本に対して思っていることに触れた本が出ているなんて。
    いろいろ話題が出ているけど、最も共感したというか身につまされたのは、終章の対談「身体感覚と言葉」で触れていた内田さんいうところの「大人の芸」ってやつ。
    内田さんは、これまで結婚式とかでスピーチするとき、気の利いた面白いことを言ってやろうとか思っていたけど、それが嫌になってきたと。葬式でそんなことをする人

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    2015年04月05日
  • 街場の共同体論

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    さらっと読めるし理解し易いから、内田さん好きだなー
    内容は結構興味深かったかも。自分の現状を当たり前と思いがち
    (なんていうか、その他の状況・関係が可能性として存在することを想像さえしない、かんじ)
    なんだけど、実はそうじゃないんだよ~って、現代の問題は仕方ないことじゃないんだよ~
    的な。目からうろこというかなんというか。

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    2015年03月11日
  • 日本霊性論

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    日本人が今取り戻さなければならない霊性というものについて。2部構成になっていて、第一部は、内田先生が相愛大学にての講義です。ここでは、なぜ霊性が必要なのか。それはどのようにして現れ、解されていったのか。それを取り戻すためには、なにをしなければならないのかについて、非常に身近に分かりやすく書かれています。ここだけでも読む価値あると思います。理解できることしか見ない姿勢が変わることを感じています。
    第二部は、釈先生が内田先生の寺子屋ゼミにてされた講義内容です。鈴木大拙の「日本的霊性」をテキストに霊性に迫っています。日本的とあるように、日本にはそういったものがすでにあって、そのため仏教やキリスト教も

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    2015年02月10日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    ネタバレ

    イスラム教、ユダヤ教、キリスト教が広まった土地の背景と考え方の違いなど、なるほどと思うことがたくさん。
    荒野の宗教であるイスラム教、ユダヤ教が他者への喜捨を重視するのは、そうしなければ、相手が死んでしまうから、一方でキリスト教は農耕と結びついたので、自分のテリトリーを守ろうとすること、など納得。グローバリズム=「アメリカスタンダード」であり、イスラムという他の文化背景を排除することが、資本主義には都合が良い、という件にはハッとしました。同時に読んでいるエーリッヒ・フロムの「愛するということ」にもこの資本主義的グローバリズムについては同じ観点があり、人間の思想は50年たっても変わっていないという

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    2016年06月28日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    明通寺読書会 今月の本 花木 信徹さん担当。私は2回目で読んでいると思っているが、真ん中あたりほんとに面白い。今 起きている人質事件後もこの中田さんの視点で見ないから間違いが起きているように 私には思えます

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    2015年01月22日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

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    相変わらずの内田節と、少女漫画大家の対談。オープンソースであることの重要性を始め、なるほどと思わされる内容でした。確かに漫画の界隈だと、カリパクがどうこうとかいう話、聞かないですもんね。だからこそというか、そこに参入する敷居も低くて、若手がどんどん台頭できる、ってのもこの世界の素敵なところですよね。それでふと思い浮かんだのが、日本と欧米の政治家の年齢層の違い。漫画の世界とは逆転してますよね~。もっと若手が参入していけるようになれば、低迷し続ける国家運営も上向くのでは、と思うんですがね。それはともかく、漫画がもっともっと読みたくなりました。

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    2015年01月21日
  • 街場の共同体論

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    忘れている人が多いようですので、確認しておきますけれども、社会集団は弱者ベースで制度設計されるべきものです。弱者が弱者でありながら、成員のフルメンバーとして認知され、十分に快適な生活を過ごせ、十分な自尊感情を維持できるように、集団は設計されなければならない。当たり前のことです。(p119)

    年齢は、発言内容の信頼性をチェックするために重要な情報なんです。(p124)

    コミュニケーション能力とは、コミュニケーションを円滑に進める力ではなく、コミュニケーションが不調に陥ったときに、そこから抜け出すための能力だということです。(p166)

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    2015年01月06日
  • 街場の共同体論

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    日本の「共同体」がどのように衰退し、今後どのような在り方が求められているかの提言書。現在の共同社会の衰退は、資本主義市場経済を推進する国策の結果として必然的に発生したという分析には納得。契約を越えた関係性を他者と構築できるか。

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    2015年01月01日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    私達には理解しにくいイスラム教の教え、考え方が良くわかる貴重な本だと思います。読みやすいわりには色々考えさせられる本でした。沢山の人が読んでイスラム教を理解し紛争のない世の中になったら良いと思います。

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    2014年12月17日
  • 邪悪なものの鎮め方

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    ネタバレ

    ちょっとオカルト?というタイトルですが、著者は内田樹先生なので、決してそちら側に行きすぎることはありません。「邪悪なもの」とは良くも悪くも『人間的な尺度を越えた』存在。それに対峙した時にどうふるまうか、というのが「鎮め方」という事。過激派、裁判員制度、1Q84、シリアルキラー、幽体離脱等々様々なキーワードでの切り口は、あい変わらず冴えてます。

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    2014年12月14日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

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    竹宮惠子と内田樹が「マンガ」をテーマに大いに語る、という夢のような対談本。タイトルはもちろん「風と木の詩」のオマージュ。竹宮先生が自分の主要作品について、裏話も含めてここまで整理して語るのを見たのは初めてで、それだけでもとても衝撃的な内容。また、若き日の竹宮惠子・山岸凉子・萩尾望都が、一緒にヨーロッパ1周旅行をしていた事実が明らかに。(ヨーロッパ旅行の件、内田樹は「少女マンガ史上の決定的事件」と評した。まさに「その時、歴史が動いた」のかもしれない)
    本書の後半は、竹宮先生が15年ほど前から精力的に取り組んでいる「マンガ教育」の重要性と難しさの議論に費やされている。漫画家は本質的に「職人」なので

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    2014年12月08日
  • 呪いの時代

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    ネットで人をdisることについて。ガダラの豚読んで呪いのあり方に興味を持ったので。いつもながらわかりやすくて共感できる内容だけどタイトル通りの内容は1章と2章だけなので1章と2章だけ切り出して300円ぐらいで売ってほしい。

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    2014年12月01日
  • 街場の読書論

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    ネタバレ

    本のガイドというよりも、引用した上での思考哲学といったほうが正しい。しかし、いつもの論評よりはテンポが軽めなのでさくさく読める。
    ジョルジュ・サンドの『愛の妖精』やケストナーの『飛ぶ教室』ってそんなにおもしろいのか、読んでみたくなった。

    読みやすい本のコツとは、コミュケーション・プラットホームの構築。読者に対してゆっくりと理解を得ながら進む文章。目から鱗が落ちる指摘。いい本を書く人は本に対する感性が鋭い。

    著作権に関する論評も納得。質を問わずに数だけ捌こうとする出版ビジネスにうんざり。

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    2014年11月23日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    これはすごい。40年も生きていて一体何を見ていたのかと愕然とするくらい常識の転換した一冊。イスラームってそんなに悪くないんじゃないかと。。

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    2014年11月19日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    買う
    内田さんの考えはTwitterを見ている限り、好きにはなれないのだが、この本は色々なものをガンガン壊しにかかっていて、とても良かった
    特に、グローバル化についての意見は、それに関わる人は読んで頭の片隅にでも置いておくべきだろうと感じる
    注は微妙

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    2014年10月29日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    イスラームのことがよくわかった。
    知らないものは怖いもの。西欧文化ベースの思考回路では、イスラームはそもそもの議論の出発点からずれちゃうってことがわかった。目から鱗本。

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    2014年10月20日