内田樹のレビュー一覧

  • 先生はえらい

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    内田さんらしい一冊です。タイトルの意味が読み終わるまでわかりません。いやきっと私は誤解していると思いますが...。コミュニケーションと言うもの、学ぶと言うこと、それらについて考えることができます。「誤解の幅」「訂正の扉」、これらは自動車のハンドルの遊びとかで例える場合もありますが、確かに必要です。なぜ必要かと言うと、コミュニケーション継続のため、そしてなぜコミュニケーションが必要かと言うと?この辺は書くと長くなるので、ぜひお読みください。

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    2020年01月27日
  • 街場のアメリカ論

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    こんなアメリカ論を、大学の授業で聞いてみたかった。様々な視点から、アメリカがなぜこのような国になったのかを論じていて面白い。
    「日本人は従者の呪いにかけられており、アメリカ人に対して倫理的になることができない。」という病識を持つことが、未熟から成熟へ移行していく上で欠かせないことを気づかせてくれる。
    さすが、内田樹先生である。

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    2020年01月07日
  • 先生はえらい

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    自分が先入観にとらわれている事に気付かせられた。一冊かけて筆者は「先生」「コミュニケーション」についての凝り固まった考え方を解いてくれた気がする。
    謎に対する考え方は十人十色で皆違っていいと思えた。

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    2019年12月22日
  • 日本の覚醒のために

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    氏から学んだことは、知を自分なりにマッピングする能力だ。自分が知っていることよりも、何を知らないかの重要性を学んだ。なぜならこの能力があれば、困難な今の時代を、生き残ることが出来るからだ。

    沢山本を読めば良いというわけでない。
    自分で自分自身に対して、問題提起をしなくてはならない。その過程で、他者がどう考えたかを知ることは、伝統的な知の技術で、これ以外の方法で現状を打破することは、難しい。

    氏の語り口は、非常にわかりやすい。
    しかし氏の問題提起は、非常に厳しく、
    また深い。稀代のマッピング能力を持っているなと、確信して言える。日本では、数少ないインテリだと思う。

    わかりやすい本を読んでも

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    2019年12月14日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    非常に面白い。イスラーム学の第一人者、中田考と内田樹の一神教問答。イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の共通点と違いがわかるとともに、イスラム、西洋諸国、日本などの国の成り立ち、文化、歴史、政治、関係性等々が見えてくる。

    P48で中田氏が「日本では「ケチ」と言う時、強欲と吝嗇を分けませんが、イスラームにおいてはまったく違う概念なのです。強欲なのは構わない。しかし吝嗇は最大の悪口なのです」と発言したのに対し、「内田氏は嫌煙という発想は本質的に吝嗇の文化」と話を展開する。
    なるほど、日本も煙草を分け合うような文化から西洋風に変化してしまったけれど(領域国民国家)、イスラムは今も共有の文化なのだ。

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    2019年12月11日
  • 先生はえらい

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    ネタバレ

    よかった。多くの人に向けて文章を書きたいと思っていたので、見事にささった。

    おもしろい、読みたいと思われる文や物語には、解釈がないのだと思った。今さらなのかもしれないけども。そこを混同していた。解釈は読む人がくわえるもの、書く人は描写をするか、誤解を生むような解釈の文章を書かなければいけない。

    文章だけでなく、ビジネスやマーケティングへの示唆にも富んでると感じた。買いたいと思ってもらえるものは、きっぱりと分かるものではなく「なんかよくわからないもの」である。

    そのわからなさに人は惹かれる。さらに話は広がって「経済」や「貨幣」についても言及。貨幣の価値や役割を学びたかったので勉強になった。

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    2020年05月15日
  • ためらいの倫理学 戦争・性・物語

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    カミュについて語ったタイトルになってる論考を読みたくて買う。

    反抗、を、ためらい、と読み替えるとこにやっと納得。
    カミュとかそのことを読んでていつも違和感のある、反抗とかの厳しい言葉と内容のあいまいさ。

    ためらい、だ。

    感情を失った理念を批判するペストはまさにこれだろう。人間らしいためらいを忘れた人間の恐ろしさ。

    SNSには、ためらいを感じるための「顔」がない。
    ムルソーの状態だ。
    そうではなく、顔と顔を向き合わせて発言すること。
    そのときにためらいがうまれるだろう。
    それは弱さではない、抗いだ。
    自分の中にある正義への抗いだ。

    スピノザは、道徳的な絶対的な善悪を否定し、倫理的なよい

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    2019年10月28日
  • 疲れすぎて眠れぬ夜のために

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    世界の解像度が上がる本。
    例えば、社会制度についての是非だけでなく、是と非が変遷する過程や、変遷する方法を考える一節があった。
    なるほど、知識人とは思考法が違うのかと思った。つまり、知識の量という軸に加えて、視点の置き方という軸が他人よりもきめ細かく、二次元的に解像度が高い印象を受けた。

    それから、題名の通り、疲れて眠れぬ夜に読むことが多かったが、内容が頭に入ってきた。
    本当に頭の良い人は、難しいことを簡単に言う。
    これは入門書の極意だろうか。読んでいるうちに、著者内田樹の頭の中の論理展開を支える理論を知りたくなった。

    文章は各所で、小難しい理論や現行制度に対して、「そもそもニンゲンは、、

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    2019年10月18日
  • そのうちなんとかなるだろう

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    「そのうちなんとかなるだろう」というタイトルから好き。
    「なんだよ、ちゃらちゃら生きて楽しやがって。」って思われるような生き方がしたい。なんか最近もう無理って感じがしてきた。「入ってはいけないほうの分かれ道」に入ってしまったのだろうか。


    "でも、僕は本を買ったり、芝居を見に行ったり、映画を見たり、ジャズ喫茶に行ったりするのを我慢したくなかった。そういうことを自由にやるために家を出たのだから、文化的なアクティビティにお金を惜しんではいけない。" 37ページ
    本当にそう思う。

    "はたから見るとつらそうでしょうけれど、本人はいたって愉快に過ごしておりました。

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    2019年10月12日
  • そのうちなんとかなるだろう

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    いつもの調子で読み始めたら…

    まさか、内田先生が自伝!?!!

    吃驚(*_*)
    でも、今まで部分的にしか知らなかった「内田樹はこうしてできた!」をご自身の解説付きで拝読できたのは、めちゃ嬉しい✨

    内田先生の著書としては稀にみる速さで読めたし…( ̄▽ ̄;)

    21日に大阪で行われるご講演が楽しみぃ〰️ッ‼️

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    2019年08月09日
  • ぼくの住まい論

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    やっぱり内田樹はすごい人だなあと思った。

    論理だけでは語り尽くせず抜けて落ちてしまう大切なことを、絶妙な視点、語り口、比喩によってうまく拾い上げ、僕らが理解できるように届けてくれる。

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    2019年08月04日
  • 大人のいない国

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    ネタバレ

    教養について、正しさを規定するもの、身体感覚の一致、言論の自由、二項対立を超えた合(アウフヘーベン)、定型句に込める万感の思い。
    結論は、大人になれる気はしないが、めざしてみたい。

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    2019年07月20日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    目からウロコでした…ってわたしはキリスト教徒じゃないですけど。

    イスラムに対する考え方がすごく変わった。そしてグローバリゼーションはアメリカの推し進めるビジネス的な戦略であるということも。

    今英語で授業する学校に勤めてる。日本人なのに英語で授業してる。すごく違和感なんだけどね。まぁそういう学校があってもいいと思うの。

    たださ、思うのはなぜ彼らが英語を身につけるためにこの学校にいるかってことなんだよね。

    痛いこと書いてあったな。同年齢集団からアドバンテージを取るためであって、インターナショナルな人間を育てるためではないと。目的はひたすらに内向きであると。


    少数の子はきっと目的を持って

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    2019年07月17日
  • 街場の共同体論

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    内田樹 「 街場の共同体論 」

    相互扶助をベースとした 家族論、教育論、コミュニケーション論の本。現代社会に対して、「政治、メディア、教育が ここまで不調になってしまった以上、やれることは自分でやるしかない」というスタンスで 問題提起している

    今年の上半期一の面白さ

    相互扶助システム
    *こどもは〜みんなの仕事だから 自分の仕事じゃないと思う。おとなは〜みんなの仕事だから 自分の仕事だと思う
    *人間は 迷惑をかけたり、迷惑かけられたりするもの
    *強者には支援する義務があり、弱者には支援される権利がある

    コミュニケーション能力とは
    *コミュニケーションを円滑に進める能力ではなく
    *コミュニ

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    2019年06月27日
  • 身体の言い分

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    おもしろかった。三軸自在、というのは残念ながら分からなかったが。一番いいタイミングでくるんだから向こうからやってくるまで待っとけ、というのはなるほどと思った。

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    2019年06月16日
  • 街場の平成論

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    いろいろな観点から「平成」を振り返る論集。30年間の変化の大きさに愕然とする。もっとも改元が時代の変化を表さないことは言うまでもないが。

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    2019年04月14日
  • 価値観再生道場 本当の仕事の作法

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    思想家・内田樹さん、精神科医・名越康文さん、作家・橋口いくよさんの3人が「仕事」をテーマに語り合った鼎談本。

    職場環境や通勤環境の話から「好きなことを仕事にする」やブラック企業の話まで、仕事に関することを3人の識者が語り合っています。

    読みやすいだけでなく、仕事の本質をついた言葉がちりばめられており、多くの社会人(特に若い世代)に読んでもらいたいと思う一冊です。

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    2019年03月23日
  • 大人のいない国

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    身につけるべき教養
    愛国心の形
    言論の自由とは誰でも言いたいことを言う権利があるということではない。発言の正否真偽を判定するのは発言者本人ではなく、自由な言論の行き交う場そのものであり、場の威信に対する信用供与のことである。場の審判力に対する信認のことである。そのような場は、あるかないかではなく、あらしめること、私たちがそこで創り出さなくてはならないもの。

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    2019年02月27日
  • 疲れすぎて眠れぬ夜のために

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    昔からへんなタイトルの本だなあ、と思っていたけれど、今ならよくわかる。そういうことがありうることを。

    ただ、初期の内田さんの本だからか、ちょっと文章が硬い感じがする。

    でも、外部の声を聴こうとするときが、最もリラックスするというメッセージは金言であるように思う。

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    2018年12月29日
  • 街場のメディア論

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    メディアについて、内田先生の鋭い見方を学ぶことができる本。
    消費者的なモデルを何にでも適用しようとしたのが日本の崩れる原因なのね・・・。
    メディアの特性についても、勉強になった。

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    2018年12月24日