内田樹のレビュー一覧

  • 街場の共同体論

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    さらっと読めるし理解し易いから、内田さん好きだなー
    内容は結構興味深かったかも。自分の現状を当たり前と思いがち
    (なんていうか、その他の状況・関係が可能性として存在することを想像さえしない、かんじ)
    なんだけど、実はそうじゃないんだよ~って、現代の問題は仕方ないことじゃないんだよ~
    的な。目からうろこというかなんというか。

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    2015年03月11日
  • 日本霊性論

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    日本人が今取り戻さなければならない霊性というものについて。2部構成になっていて、第一部は、内田先生が相愛大学にての講義です。ここでは、なぜ霊性が必要なのか。それはどのようにして現れ、解されていったのか。それを取り戻すためには、なにをしなければならないのかについて、非常に身近に分かりやすく書かれています。ここだけでも読む価値あると思います。理解できることしか見ない姿勢が変わることを感じています。
    第二部は、釈先生が内田先生の寺子屋ゼミにてされた講義内容です。鈴木大拙の「日本的霊性」をテキストに霊性に迫っています。日本的とあるように、日本にはそういったものがすでにあって、そのため仏教やキリスト教も

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    2015年02月10日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    ネタバレ

    イスラム教、ユダヤ教、キリスト教が広まった土地の背景と考え方の違いなど、なるほどと思うことがたくさん。
    荒野の宗教であるイスラム教、ユダヤ教が他者への喜捨を重視するのは、そうしなければ、相手が死んでしまうから、一方でキリスト教は農耕と結びついたので、自分のテリトリーを守ろうとすること、など納得。グローバリズム=「アメリカスタンダード」であり、イスラムという他の文化背景を排除することが、資本主義には都合が良い、という件にはハッとしました。同時に読んでいるエーリッヒ・フロムの「愛するということ」にもこの資本主義的グローバリズムについては同じ観点があり、人間の思想は50年たっても変わっていないという

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    2016年06月28日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    明通寺読書会 今月の本 花木 信徹さん担当。私は2回目で読んでいると思っているが、真ん中あたりほんとに面白い。今 起きている人質事件後もこの中田さんの視点で見ないから間違いが起きているように 私には思えます

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    2015年01月22日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

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    相変わらずの内田節と、少女漫画大家の対談。オープンソースであることの重要性を始め、なるほどと思わされる内容でした。確かに漫画の界隈だと、カリパクがどうこうとかいう話、聞かないですもんね。だからこそというか、そこに参入する敷居も低くて、若手がどんどん台頭できる、ってのもこの世界の素敵なところですよね。それでふと思い浮かんだのが、日本と欧米の政治家の年齢層の違い。漫画の世界とは逆転してますよね~。もっと若手が参入していけるようになれば、低迷し続ける国家運営も上向くのでは、と思うんですがね。それはともかく、漫画がもっともっと読みたくなりました。

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    2015年01月21日
  • 街場の共同体論

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    忘れている人が多いようですので、確認しておきますけれども、社会集団は弱者ベースで制度設計されるべきものです。弱者が弱者でありながら、成員のフルメンバーとして認知され、十分に快適な生活を過ごせ、十分な自尊感情を維持できるように、集団は設計されなければならない。当たり前のことです。(p119)

    年齢は、発言内容の信頼性をチェックするために重要な情報なんです。(p124)

    コミュニケーション能力とは、コミュニケーションを円滑に進める力ではなく、コミュニケーションが不調に陥ったときに、そこから抜け出すための能力だということです。(p166)

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    2015年01月06日
  • 街場の共同体論

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    日本の「共同体」がどのように衰退し、今後どのような在り方が求められているかの提言書。現在の共同社会の衰退は、資本主義市場経済を推進する国策の結果として必然的に発生したという分析には納得。契約を越えた関係性を他者と構築できるか。

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    2015年01月01日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    私達には理解しにくいイスラム教の教え、考え方が良くわかる貴重な本だと思います。読みやすいわりには色々考えさせられる本でした。沢山の人が読んでイスラム教を理解し紛争のない世の中になったら良いと思います。

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    2014年12月17日
  • 邪悪なものの鎮め方

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    ネタバレ

    ちょっとオカルト?というタイトルですが、著者は内田樹先生なので、決してそちら側に行きすぎることはありません。「邪悪なもの」とは良くも悪くも『人間的な尺度を越えた』存在。それに対峙した時にどうふるまうか、というのが「鎮め方」という事。過激派、裁判員制度、1Q84、シリアルキラー、幽体離脱等々様々なキーワードでの切り口は、あい変わらず冴えてます。

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    2014年12月14日
  • 竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)

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    竹宮惠子と内田樹が「マンガ」をテーマに大いに語る、という夢のような対談本。タイトルはもちろん「風と木の詩」のオマージュ。竹宮先生が自分の主要作品について、裏話も含めてここまで整理して語るのを見たのは初めてで、それだけでもとても衝撃的な内容。また、若き日の竹宮惠子・山岸凉子・萩尾望都が、一緒にヨーロッパ1周旅行をしていた事実が明らかに。(ヨーロッパ旅行の件、内田樹は「少女マンガ史上の決定的事件」と評した。まさに「その時、歴史が動いた」のかもしれない)
    本書の後半は、竹宮先生が15年ほど前から精力的に取り組んでいる「マンガ教育」の重要性と難しさの議論に費やされている。漫画家は本質的に「職人」なので

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    2014年12月08日
  • 呪いの時代

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    ネットで人をdisることについて。ガダラの豚読んで呪いのあり方に興味を持ったので。いつもながらわかりやすくて共感できる内容だけどタイトル通りの内容は1章と2章だけなので1章と2章だけ切り出して300円ぐらいで売ってほしい。

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    2014年12月01日
  • 街場の読書論

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    ネタバレ

    本のガイドというよりも、引用した上での思考哲学といったほうが正しい。しかし、いつもの論評よりはテンポが軽めなのでさくさく読める。
    ジョルジュ・サンドの『愛の妖精』やケストナーの『飛ぶ教室』ってそんなにおもしろいのか、読んでみたくなった。

    読みやすい本のコツとは、コミュケーション・プラットホームの構築。読者に対してゆっくりと理解を得ながら進む文章。目から鱗が落ちる指摘。いい本を書く人は本に対する感性が鋭い。

    著作権に関する論評も納得。質を問わずに数だけ捌こうとする出版ビジネスにうんざり。

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    2014年11月23日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    これはすごい。40年も生きていて一体何を見ていたのかと愕然とするくらい常識の転換した一冊。イスラームってそんなに悪くないんじゃないかと。。

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    2014年11月19日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    買う
    内田さんの考えはTwitterを見ている限り、好きにはなれないのだが、この本は色々なものをガンガン壊しにかかっていて、とても良かった
    特に、グローバル化についての意見は、それに関わる人は読んで頭の片隅にでも置いておくべきだろうと感じる
    注は微妙

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    2014年10月29日
  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教

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    イスラームのことがよくわかった。
    知らないものは怖いもの。西欧文化ベースの思考回路では、イスラームはそもそもの議論の出発点からずれちゃうってことがわかった。目から鱗本。

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    2014年10月20日
  • 街場の読書論

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    街場シリーズは数あれど、「読書論」となればついにウチダさんの本業が主題ということになる。(作家は書くだけじゃなく、読むほうも仕事のうちだろうし)
    そういう意味もあってさすがの内容。テーマが幅広くて面白いです。

    ウチダさんの本は多くがそうだけど、今回は特に読書欲を掻き立てられた。
    とりあえず、ウチダさんの著作何作かと、トーマス・マンとカミュとヘミングウェイを読書リストに追加した。(※p280)



    memo:

    54
    「一気に読ませるもの」では、一行目でいきなり書き手が耳元にいる。つまり、「一行目から話が始まる」のではなく、「もう話は始まっているのだが、それはたまたま私にとって『一行目』だ

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    2014年10月11日
  • 日本霊性論

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    いやあ~。この二人のコンビの本は面白い。
    どこかで読んだ内容が多い(多分、どこかで読んだ
    内容ばかりといってもいいすぎではないかも)
    のですが、何回よんでも面白いと思います。
    ○シグナルを感じる力
    ○プリコルール
    ○スティーブジョブズの話
    ○裁き。学び。癒し。祈り
    ○歩哨。人間的なものと非人間的なものの境界線
    ○このメッセージは私宛である。
    ○私宛ではないメッセージは、邪悪な呪いの言葉
    ○鈴木大拙

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    2014年09月21日
  • 街場の共同体論

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    内田樹さんの、家族、地域、学校など、共同体についての話ということで、自分にとっては好きな話が多かった。
    たぶん、短時間で一気に書いたんだろうな、と思える気迫あふれる文体でした。内田さんのことばで言い直すと、「憑依してる」文章なんじゃないかと思います。
    久しぶりに、すらすらと、わくわくしながら読める本に出会えた。よかった。

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    2014年09月09日
  • 現代霊性論

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    ネタバレ

    面白かった。
    真に宗教的な人間は宗教団体から勧誘は受けないそうである。
    宗教的であっても宗教団体に属せない人間がスピリチュアルに行くというのは本当だと思う。

    村上春樹氏が世界中で読まれていることにちょっと触れて、世界文学になるような作品は「どうすればいいかわからないときに、どうすればいいか」という難問を扱っている・・とのこと。
    へーそうなの!と単純に驚いたが、そういえばそうかな?
    御二方の闊達な考察に刺激を受ける。
    靖国神社の問題も、もう少し自分の中で整理してみたい。
    (本当は日本のマスコミが、毎年騒ぎたてるからややこしいことになっただけだと思うけど。)

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    2014年08月20日
  • 修業論

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    「修行」じゃなく「修業」。
    『稽古は、競ったり、争ったり、恐れたり、悲しんだりすることを免れて、ただ自分の資質の開発という一事に集中することが許された、特権的な時間である。道場はそれを提供するための場である。』(P115)
    『「いるべき時に、いるべきところにいて、なすべきことをなす」ことができる能力。それが武道修行が開発すべき能力である。』(P212)
    またいつか。
    20140818

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    2014年08月19日