阿川佐和子のレビュー一覧

  • ことことこーこ

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    これは本当に大変だし、切なくて悲しいだろうと思うけれど、母を愛おしいと思う瞬間もあることに、羨ましくも感じた。あまりにも突然逝ってしまった母と私には、このような時間はなかった。

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    2021年10月05日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    20人によるエッセイ。
    共感できる話が一つや二つはあるのではないでしょうか。
    私は瀬戸内寂聴さんでした。

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    2021年09月27日
  • バブルノタシナミ

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    阿川佐和子さんの結婚後初エッセイ集
    30編収録されています。

    阿川さんのエッセイは初めて読みましたが1編目から、この人の文章好き!
    と思い最後まで楽しみながら一気読みでした。

    かっこつけたり、変に自己主張する事無く、とても自然体で正直であるがままの自分を語っている印象で「クフフ」と笑ったり、共感したり、なるほどと感心したり、充実した読書時間でした。

    文章の中に出て来る会話の数々から、阿川さんのその時の様子が脳内映像で動いていてそれを想像してはニンマリ

    あちこちにユーモアもふんだんに散りばめられていて
    「もったいない精神」も面白くて「あるある」が一杯です。

    30編全てワクワクしながら読

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    2021年09月03日
  • 女ともだち

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    千早茜さんが書く小説が好きで買ってみたけど
    正しい女たちに出てくる読んだ事ある短編小説でした( ¨̮ )

    他の作家さんも面白いと思うのがあって
    他にも読んで見ようと思った。

    ゾッとしたりお前かーいて思ったりできて
    面白かったです。

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    2021年08月15日
  • 正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!

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    タイトルとおり正義感が強い主人公が検事として、公私ともに強く生きていこうとするストーリー。
    豆腐屋の後継を継ぐ歳の離れた妹が、世間知らずだが、明るく豆腐一筋で生きる姿も面白くて、一気に読み終わります。読み終わった後は、無性に豆腐が食べだくなりました。

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    2021年08月14日
  • 強父論

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    阿川さんの著作が好きです。

    お父様の阿川弘之さんがかなりおそろしいお父上だというのは他の著作から知っておりましたが...
    いやはや、佐和子さんに感情移入すればするだけ心がギューーっと苦しくなる場面が多かった!

    私の父も感情爆発型の怒り方ですが、上には上がいるのね...とちょっと元気も出ました。笑

    怒りのメーターが大きく振れる人は、家族愛のメーターの振り幅も大きいのかもしれない、表にはっきり出ないだけで。と思ったらお父様がなんだか憎めなくもなりました。

    軽快な文章が心地よくて、読後感も内容の割にはすっきりです!笑

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    2021年05月22日
  • 女ともだち

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    COPY 村山由佳
    ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    卵の殻 千早茜
    水底の星 大崎梢
    こっちを向いて。 額賀澪
    ブータンの歌 阿川佐和子
    ラインのふたり 島津輝
    獣の夜 森絵都
    8人の女性作家による、女性ばかり出てくる8つの短編集。豪華な顔ぶれの短い話が詰まっているから読み終わるのがあっという間でなんとももったいない。けど、読んだことのない作者の作品を読んで興味を持つきっかけとしていい機会になったかも。
    男性目線でよく描かれるような、勘違いとか思

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    2021年02月19日
  • 女ともだち

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    女性作家8人の短編。どれも面白かった。ゾクっとしたり、女友達ってそうだったなーと身に覚えもあるものもあり、やはり女性作家だけにリアリティがありつい肯いてしまった。初めましての作家さんとも出会えるのが短編を楽しむ醍醐味でもある。

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    2020年09月19日
  • 作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法

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    タイトル通り名だたる作家陣の履歴がいっぺんに分かる贅沢な一冊。
    大好きな石田さんはいつもブレないな~と笑いながら読んでしまった。
    人気作家の皆さんのそれぞれのルーツやエピソードはどれも興味深くまるで短編集を読んでいるような気分になった。
    正に十人十色。作家になるのに正解はないんだなと再認識。

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    2020年09月11日
  • 叱られる力 聞く力2

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    今、叱られ慣れていない若者が増えていて、仕事でちょっと叱られただけで辞めてしまうこともあるらしい。新入社員研修も、決して叱らず行うようにというお達しが出ることすらあるという。
    
    阿川さんが、昔はこんなに叱られた!っていうエピソードをたくさん挙げてくれて、とっても面白かった。
    
    私もたくさん叱られた経験があって、それは今となっては話しのネタになるくらいで、どれ一つとっても嫌な思い出ではない。たとえ理不尽な理由だったとしても、別に大した心の傷にはなってない。
    
    それは、周りも普通に叱られてるのを見ていたからかもしれない。
    
    今は、パワハラやらモラハ

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    2020年06月05日
  • 看る力 アガワ流介護入門

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    ようやく読み終わった~
    それこそ家族を看てた頃から気になってた本。
    買ってたのは家族の存命中かその後か覚えてないけど、発行されたのは、存命中だったみたい。

    未だに最終段階でどういう対処をするのかという議論になると胸がざわつく。

    今日読み終わった部分にこういう大塚先生のこんな一言があった。
    ”亡くなったあと、ご家族に悔いを残さないようにすることこそが、私たちの役割なのではないか。”
    この認識を医療者には共有してもらいたいと思った。

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    2020年03月15日
  • 強父論

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    この人、文章が力強くて、でも、面白さもあって好きだなぁって思っていたら、小説も書いていたんですね……。
    テレビタックルの司会の人ってイメージだったから、タレントの仕事しかしていないと思って勉強不足でした……。

    内容はよく佐和子がグレなかったなというぐらい、破天荒、悪く言えば自分勝手な無茶苦茶な父親……。
    でも、佐和子がグレなかったのは、父親の裏側に見える寂しさと哀愁とかを感じとり、それが恨みきれず佐和子は愛情を感じていたのではないのかなと思ったり。

    あと、この父娘との関係は向田邦子を思い出す。

    一気に読んでいくと、なんだか同じエピソード続き飽きてくるので、ちょっとずつ読むのがオススメかも

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    2020年03月12日
  • 正義のセ 3 名誉挽回の大勝負!

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    若き女性検事の奮闘を描くシリーズ、第3弾。

    東京地検に赴任した5年目、とんでもない事件が竹村 凛々子を襲う。横浜地検の時に扱った連続強姦事件のひとつが、別の犯人であったことが判明した。
    完全なる冤罪であった。

    そして、新聞や週刊誌などマスコミが凛々子を叩く。なぜ、誰も知らないはずだったのに...

    実は、久しぶりに再開した幼馴染みの小林 明日香(新聞記者)に、冤罪の話をしてしまったのだ。果たして、裏切ったのは、明日香なのか?

    また、凛々子の事件が原因で、妹・温子の縁談が破談になったり、公私共に、様々な苦難が凛々子を襲う。

    果たして、凛々子は、これらを乗り越えて、検事の道を進むことができ

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    2019年11月03日
  • グダグダの種

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    1人の女性の生き方が書かれていて、飾るところもなく、ありのままの生活を送る姿を見ているような気持ち。
    大人だってダラダラする時もある。けど、ダラダラせず色々なことにチャレンジしている大人もいる。その大人は疲れているはずなのにキラキラ輝いていて少し羨ましい…。それは私も羨ましいと常々思っていたことだった。でもダラダラしちゃう自分を叱るのではなく受け入れている所が素晴らしいと思う。自分のダメな所も含めて自分だからというのをわかっている人にしか出来ない。私もそんな人になりたい。いざっていう時に自分を守るのは自分だから。

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    2019年09月26日
  • 正義のセ 2 史上最低の三十歳!

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    東京地検、公判部の女性検事・竹村 凛々子。
    今回担当するのは女性を狙った卑劣な連続強姦事件。

    決して許せないこの事件の容疑者も捕まり、ひと段落ついたはずが、何と...
    初めて、自身が冤罪を生み出してしまったのか?

    そして、更なる悲劇が凛々子を襲う。

    親友と信じて疑わない明日香。
    守秘義務は理解しつつも、つい明日香に話してしまった翌日、新聞は大変なことに...

    彼女からリークがされたのか?
    一体なぜ?
    苦難が続く第2弾。

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    2019年08月12日
  • 正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!

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    下町の、豆腐屋育ちの竹内 凛々子。
    昔から曲がった事が大嫌いな彼女は、小学校時代のある事件をきっかけに、検事の道を進むことに。

    被疑者の生い立ちに親身になったり、チンピラの挑発にキレて暴れたり、日々、大変な毎日を...

    プライベートでも、波乱万丈な彼女は、果たして、一人前の検事になれるのか?

    シリーズ第一弾。
    第2巻以降も楽しみです。(^o^)

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    2019年08月03日
  • 女ともだち

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    女友達同士のあるある三昧。なかなか面白いストーリーが個性的に繰り広げられる。この作家はここを攻めてくるのね〜とか思いながら読めるのも楽しい。

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    2019年07月31日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女性作家8人の「女ともだち」をテーマにしたアンソロジー。こういうアンソロジーて、「ん?」て思うものが入っていたりもしますが、今回はどれも面白かった。初め3篇は女性のドロドロした部分をクローズアップ。友達ストーカー手怖い!でもこんな心理なんだろうなぁ。大崎梢は未熟な子供同士の嫉妬、大人になるともっと世界は広い、と思えるけどこれくらいの年の時はこんなかんじだよなぁ。後半になるにつれて女友達ていいなと思える、明るい気持ちで本を閉じられました。

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    2019年07月11日
  • 正義のセ 4 負けっぱなしで終わるもんか!

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    TVドラマ化もされた『正義のセ』、第4弾。
    負けず嫌いで、曲がった事が大嫌いな女性検事・竹村 凛々子(たけむら りりこ)。

    今回、転勤で向かった先は、神戸地検尼崎支部。
    そこで起こったのは、大学での女性職員の転落事故(?)。
    更に、医療機器メーカーの贈収賄疑惑も絡み、果たしてどうなるのか?

    一度は、挫折を味わうものの、見事、北の地で逆転勝ちを収めるのはさすがです。

    プライベートでも、一波乱あり、なかなか上手くいきませんが、仕事に恋に、今後の活躍に期待をします。

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    2019年07月10日
  • バブルノタシナミ

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    2017/7/19発刊。バブル世代をメインターゲットにした女性誌『GOLD』に連載されていたもの。

    6pあるので、比較的ゆっくりエッセイできていて物足りなさがない。文章の切れがいいですね。エッセイストとしても一流と思う。介護に追われていたときに自分で髪をカットしていた。それでも似合うと言われていたが、少し時間ができて美容院で切ると、「やっぱり行ったほうがいいよ」の周囲の声にショックを受ける。なんてのがおかしい。吝嗇で、ホテルに缶詰なんかになると気が気でない様子なんてのもおかしい。女性らしくおしゃれに関するものが多いが、文章がうまいので男性でも楽しく読めた。エッセイが出るたびに読んでいきたいで

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    2019年07月03日