あらすじ
東京下町の豆腐屋生まれの凜々子はまっすぐに育ち、やがて検事となる。法と情の間で揺れてしまう難事件、恋人とのすれ違い、同僚の不倫スキャンダル……山と谷ばかりの日々にも負けない凜々子の成長物語。
※本書は、二○一三年二月に小社より刊行された単行本「正義のセ」を、改題のうえで文庫化したものが底本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
阿川佐和子の9作目の小説。
下町の豆腐屋の娘、竹村凛々子が検事となり、様々な被疑者たちと対峙しながら孤軍奮闘していく物語。
温かい家族の愛情や、個性豊かな検事仲間の叱咤激励を受けながら、被疑者という一人の人間と向き合うことを通じて、凛々子が成長していく。
Posted by ブクログ
タイトルとおり正義感が強い主人公が検事として、公私ともに強く生きていこうとするストーリー。
豆腐屋の後継を継ぐ歳の離れた妹が、世間知らずだが、明るく豆腐一筋で生きる姿も面白くて、一気に読み終わります。読み終わった後は、無性に豆腐が食べだくなりました。
Posted by ブクログ
下町の、豆腐屋育ちの竹内 凛々子。
昔から曲がった事が大嫌いな彼女は、小学校時代のある事件をきっかけに、検事の道を進むことに。
被疑者の生い立ちに親身になったり、チンピラの挑発にキレて暴れたり、日々、大変な毎日を...
プライベートでも、波乱万丈な彼女は、果たして、一人前の検事になれるのか?
シリーズ第一弾。
第2巻以降も楽しみです。(^o^)
Posted by ブクログ
☆3.5くらいかな。
女性検事のおはなし。こちらも成長物語&お仕事もので面白いが、お豆腐屋さんの話も興味あり。てか、検事とか弁護士とかって融通効かないくらいじゃないとダメなのでは笑。
続編も読みたい。
Posted by ブクログ
読みやすかった。小学校時代の話が、検事という職業を知ったきっかけとなった事は分かったが、その後の様子が今一つはっきりしないまま、大人になっていたので、そこがスッキリしなかった。もう一つぐらいその後のエピソードがほしかったな。