阿川佐和子のレビュー一覧
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全話面白かった!
周りにこういう女の子居たなぁって
どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!
特に刺さったのは
「こっちを向いて」というお話。
仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。
でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO
最後の「獣の夜」は、臨場 -
Posted by ブクログ
タイトル通り、阿川家の食への情熱と遍歴を垣間見れる一冊。
父親の「1回たりとも不味いものは食いたくない」との口癖は、執念とも取れる情熱であり、娘にとっても強烈な一言なのだろう。
たとえ傑作を作ったと思っても、一口食べて「よし、明日はなんか美味いものを食いに行こう」なんて言われたら悲しくなる。
今では笑い話として執筆されているが、トラウマとなって残っている思いなのだろう。
青パパイヤのサラダ、ぶりの照り焼き、塩にぎり、かつお節弁当、クリームコロッケ、デビルサンド、白味噌雑煮、ミルクトースト、中華粥、角煮など、調理過程から香り漂うような料理が目白押し。
しかし、料理以外で好きなのはラ -
Posted by ブクログ
阿川佐和子、35歳の時の初エッセイ集。
文庫版の巻末、阿川弘之の「解説」が抱腹絶倒もん。これだけでも手にとる価値あり。「何しろ本を読まない子供だったのである」とある。志賀直哉に可愛がられ、小学校にあがる時にはランドセルまでもらったのに、高校へ進んでも、大学に入っても、志賀作品を読んだ形跡なし。父親の作品にいたっては「是非一度拝見したいと思っています」と調子のいいことを言いながら、おそらく読んでいない。慶應の文学部西洋史学科を卒業したのに、ちゃんとした本を読んだことがないように見える。……(うーん、なんだか大物になりそうな予感)
後年、その娘にエッセイの原稿依頼が来る。はたしてちゃんと書けるのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ「もし人が、「常に同じもの。常に最上級のもの」を、演奏や舞台や料理に望むなら、それはコンピューターやロボットに任せればいいはずです。そんなことを誰も望まないのは、もちろん技の魅力もあるでしょうけれど、それより以前に、うつろいやすい人間の本質を味わいたいからです。」
実家の近くのローソンのおにぎりが手作りで本当においしいんだけど、昨日はしょっぱくて、でも手作りだからなることだよなと思って嬉しかったことを思い出した。
結構しょっぱかったから次買うかは分からんなと思ったけど、
「なぜなら、次に行ったときは、きっともっとまた違う味に出会えると思うからです。」
たしかに!またしょっぱいのかどうか確かめ -
Posted by ブクログ
私も阿川さんと同じお喋りで、読んでいて何度も共感してしまった。前からずっと思っていた接続詞のこと(会話をしていて逆説の意味ではなく「でも」とか「だから」と言われると、言われた側はムッとするとか)も書かれていて、心の中で「分かるぅ〜」と共感してしまった(笑)
今回、はじめて阿川さんの本を初めて読んだのだが、非常に読みやすかったので大ヒットした「聞く力」や「看る力」も読んでみたい。また私は大変失礼ながら、阿川さんのことを日曜の朝に「サワコの朝」でインタビュアーをされている可愛らしいおばあさまという印象しかなかったので、阿川さんは様々な著名な方とお仕事をされたりプライベートをご一緒されたりしているこ -
Posted by ブクログ
高齢化が進む日本で、「介護」という問題は、ほんと深刻な問題。
この、小説は、作者の経験を踏まえての物語なんだろうなとは思うが、あまり深刻さや暗さがなく、むしろ、なんだか読後は、心が和む。
もちろん、介護する側もされる側も、いろいろ葛藤があり、ストレスもたまるんだろうけれど、周りに、手を貸してくれる人々がたくさんいて、なんだか、ほのぼのして、すてきな物語だったなあって思えてします。
お互いがお互いを思いやり、出た結論。お別れではなく、それぞれが生活にも心にも余裕を持てるような方法が選択できれば良いなと感じる。現実は、なかなか難しいんだろうなと思うけれど・・・・・。