ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
亡き父、弘之の口癖は「一回たりとも不味いものは食いたくない」であった。朝食をとりながら夕食のメニューを訊ねて周囲をゲンナリさせ、気にくわない食事に出くわせば「一回損した!」と本気で憤怒する。そんなワガママで怒りん坊の父に振り回されても母は家族のために台所に立ち続け、娘サワコは冷蔵庫から干からびた食材を発掘しては、危ない料理をせっせと作る。爆笑必至の食エッセイ。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
タイトル通り、阿川家の食への情熱と遍歴を垣間見れる一冊。 父親の「1回たりとも不味いものは食いたくない」との口癖は、執念とも取れる情熱であり、娘にとっても強烈な一言なのだろう。 たとえ傑作を作ったと思っても、一口食べて「よし、明日はなんか美味いものを食いに行こう」なんて言われたら悲しくなる。 ...続きを読む今では笑い話として執筆されているが、トラウマとなって残っている思いなのだろう。 青パパイヤのサラダ、ぶりの照り焼き、塩にぎり、かつお節弁当、クリームコロッケ、デビルサンド、白味噌雑煮、ミルクトースト、中華粥、角煮など、調理過程から香り漂うような料理が目白押し。 しかし、料理以外で好きなのはラップの再利用の話。 「1回でゴミ箱に直行は可哀想な気がして使い続ける」ラップ兄妹の気持ちは共感出来る。 かく言う私も洗ってまで使わずとも、ふんわりかけ、食材につかないなら再利用組です。 今回も、ごちそうさまでした。
タイトルから想像できるように、食事に関するエッセイ集である。ご両親の食の趣向や子ども時代の料理のお手使い、思い出の母の味、給食、豪勢な中華料理に招待された話、池井戸ドラマ出演の際のおやつの話、割りばしや爪楊枝の話など。
阿川佐和子さんの言葉のセンスがすごく光る本。他の作品も読んでみたい(レビュー書くのを忘れてしまいうろ覚え)
伸びやかに『あはは』と笑えるような食エッセイ。 他人事として嘲笑うのではなく、「わかる、わかる」とか「そうなの!?」と、お友達と話しているような楽しい笑い。 よし!!私も何か作ってみようかな。 と、明るい気持ちで台所に立てました。
電車で読むには眠くなってしまうけど、寝る前に安心して読める本。 食べ物好きなら共感できることも多い!(適当に料理を作るってところは自分は時間を台無しにするからちゃんと調べたいと思ってしまったけど) 美味しいものは生活を豊かにする、そしてご飯の考え方の違いももはや面白く感じる、ご飯ありがとう
母の味 いいなぁ。ザ、家族と食のエッセイって感じ。憧れと郷愁。もう手に入らない物がこの世界に確実にある。 浩二君あたりから、書き手と読み手の呼吸が馴染んできた感じ。フリとか結びとかの言葉選びが良くて、エッセイはやっぱり語彙力大事なんだと思う。テンポというか、疾走感というか、それも言葉選びの成果な...続きを読むのかな。食にまつわるエッセイだけど、「美味しそう」「食べたい」という感じがそこまで高まらなかったのは、調理の描写が多いからかな。自分が調理に不得手なもので。
阿川佐和子と言えば、いいとこのお嬢さんというイメージだったけど、だからこそなのか、がさつ(賞味期限を気にしない)で、おおざっぱ(料理がテキトー)な感じで好感がもてた。
阿川家のこだわり(主に父親の)の食卓を描いた 爆笑エッセー 言葉の遣い方が抜群で、本当に頭の良い方なんだなぁと。 多少ヤバいものでも美味しくいただいちゃう精神が素敵(笑)
賞味期限切れてても、ちょっとアブナい香りがしてきても、食材と向き合って、なんとか活かして美味しく頂いちゃうところが好き。 私も2週間くらい期限切れてても、卵とかヨーグルトとか食べちゃう。
阿川佐和子さんの父親のおいしいものに対するこだわりとか、楽しく読めた。 時々「えっ」と思うこともあったけど。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
アガワ家の危ない食卓(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
阿川佐和子
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
阿川佐和子のきものチンプンカンプン
阿川佐和子のこの噺家に会いたい(文春ムック)
阿川佐和子のこの人に会いたい9
アガワ流生きるピント
あなたの中の秘密のあなた
試し読み
アンタさん
いい女、ふだんブッ散らかしており
ウメ子
「阿川佐和子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲アガワ家の危ない食卓(新潮文庫) ページトップヘ