阿川佐和子のレビュー一覧

  • 叱られる力 聞く力2

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    とても読みやすいエッセイ。

    いちばん印象的なのは、父親・阿川弘之とのエピソード。
    いまの時代ではなかなか想像ができないけど、
    こんな父親がありえたんだと驚いた。

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    2016年02月21日
  • 「聞く力」文庫2 アガワ随筆傑作選

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    佐和子信者は、彼女の本を読むことに飽きない。たとえ、どこかで読んだ内容だなあ〜と思ったとしても、彼女のセンスと思考の展開に触れられるだけで良いのです。また、この本でもファザコン節炸裂。ある意味うらやましいですよね…

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    2016年01月17日
  • スープ・オペラ

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     食事シーンやお料理の描写が秀逸すぎて読むとお腹が空いてくる一冊。ルイちゃん、トニーさん、康介の一見奇妙な共同生活は、たまに不協和音が流れることはあっても、良い具合の距離をおいたり、そっと静かに見守ることでまた穏やかな空気が戻ってくる。そんな三人の関係に憧れる。
     ありそうでなさそうで、でもひょっとしたらあるかも?と思わせるような、大人風味のファンタジーのようで、読み終わるのが寂しかった。

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    2015年11月29日
  • 叱られる力 聞く力2

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    本文中にも合った通り読者を見下したり偉そうに教えたりせず、実際にあった例、経験を各項目に用いてしかも失敗例、成功例を比較してあることで内容が解釈しやすいです。 ただし、昔の人はすごいだろ?という暗示がありました。確かに電話もないし、今ほど裕福ではない時代は逞しい生活をしているな、と感心する。しかしわかりきったことかもしれないですが、もう昔には戻れないのです。だから、現在の便利な時代に生まれた叱られ不足の高校生からしてみれば、今後現代の生活にどうやって“叱られて強くなる”様式を取り入れるかが知りたかったです

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    2015年11月22日
  • 叱られる力 聞く力2

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    どちらかというと叱るのが今の時代いかに難しいかってところに強く共感。親子の話も昔はそういうもんだったんだろなとなかなか面白かった。

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    2015年11月14日
  • 残るは食欲

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    わかるわかるっていうところ,同じことをした過去が甦ったり,へえそうなんだやってみようって思ったり,そんな身近な目線が楽しいし,文章も面白い.

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    2015年10月13日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    女性が主人公の連作短編で、様々な立場の女性が登場しますが、特別に胸に残るような話はないかな。
    最初と最後の主人公である波さんの妹、碧さんが2話目の主人公で、その後、彼女がとんでもない行動に出て、その辺から面白くなってきて、最後、何かどんでん返しがあるのかと、気になって読み進めました。
    ☆は3に近い感じだけど、日常の些細なエピソードが阿川さんらしくて愉しかったので4つにしました。

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    2015年10月06日
  • スープ・オペラ

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    ほのぼのほっこり系、でも少しせつない。映画化されてるのは知らなかった。料理がおいしそうな小説はやっぱりいいな。

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    2015年07月17日
  • 叱られる力 聞く力2

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    ネタバレ

    叱られることも、叱ることも、いや人づきあいそのものが希薄になっていることを感じ、そうした風潮は風潮として受け止めながら、それでも人を避けてばかりでは損だなぁと気づかせてくれる。
    アガワさんの親しみやすいキャラクターが表れた文体で、楽しくおしゃべりしたような読書感だった。
    15-139

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    2015年06月13日
  • 叱られる力 聞く力2

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    二日でさらさらっと読めるくらいに、読みやすい文章だった。新書だけど、ほぼ阿川さんのエッセイという感じ。思わずふふふっと笑ってしまう箇所がいくつかあって、阿川さんファンになってしまった。第1章はまた読もうかな。

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    2015年03月20日
  • モテたい脳、モテない脳

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    二人の息の合った会話が痛快であり、脳という難しい学問を最後まで楽しく読むことができました。ただ、澤口先生の頻繁に発するエロチックな発言が、阿川さんのどこか困った顔を楽しんでいるようで、エロじじいなのか先生なのか判断に困ります。一方、そんなこと臆することなく、それどころか楽しみながら話を進める阿川さんはさすが聞き達人でした。

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    2015年01月03日
  • 残るは食欲

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    今回もおいしそうなものがたくさん。
    キャベツたっぷりなカツサンド、食べたい。
    フランシス・アルバート、呑んでみたい。
    うちの冷凍庫も整理しなくちゃ。

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    2014年12月14日
  • 娘の味 残るは食欲3

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    今回もおいしいものがたくさん。
    すき焼き、いいなぁ。久しく食べてない。
    とにかく、おいしいものをたくさん食べたくなる1冊。
    健康診断前に読むもんじゃないな。笑

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    2014年12月03日
  • 魔女のスープ 残るは食欲 2

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    39個のメニューと、それぞれについて書かれている。
    どれを読んでもおいしそうで、食べたくなっちゃう。
    阿川さんみたいにお料理できたらなぁ。

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    2014年11月03日
  • スープ・オペラ

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    出てくるスープがおいしそう。特にサンラータン。今度真似してみよう。
    主人公のルイは私と同年代。何となくちょっと似ている気もする。私も恋愛逃避症なのかな?
    ルイとトムさんの関係が温かくて、羨ましい。トムさんみたいに私を心配して大事にしてくれる人いたけど、私は大事にできなかったことを深く後悔した。
    読みながら、私らしく丁寧に暮らしたいと思わされた。

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    2014年10月12日
  • 笑ってケツカッチン

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    檀ふみと並んで、芸能界のエッセイ二大女王の一人。壇さんのような失敗や愚痴から派生した話よりも、自分の過去の思い出の切り売りなところが有るので、印象に残る話が多い。一番ネタにされている、作家である父については、いずれのエピソードもあまり良い風には書かれていないものの、阿川さんはお父さんが好きなのだろう。そういう文である。

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    2014年08月09日
  • 残るは食欲

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    食べることへの飽くなき関心を持っている人ならば

    このエッセイから滴る肉汁や
    広がるスパイス香や
    ざくざくした食感全部に
    ドキドキしてしまうでしょう。

    そして阿川さんそのものが
    とても素敵なのです。

    「とりあえず」ビール、という言葉を
    これからも使っていきたいし、
    「味の分かる奴」と知り合いたいものです。

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    2014年05月22日
  • スープ・オペラ

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    処分

    はじめて読んだ阿川佐和子さんの作品。
    とても器用な方なんだなぁと思った
    話の非現実味を感じさせないところ
    どことなくあたたかな文体
    一貫してスープが出てくるところ
    面白かった

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    2014年03月26日
  • トゲトゲの気持

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    阿川さんが話すと、世間ではときに非常識ではないのかと非難されることも笑いになってしまうから、本当に不思議である。

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    2014年07月27日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    それぞれの登場人物の短所が明確に描かれていて、それが人間くささ・現実感を際立たせていると思います。花さんみたいに、大目に見ることのできるおおらかさがほしい。

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    2013年07月23日