阿川佐和子のレビュー一覧
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NHK朝の連続テレビ小説の様な作品。軽妙で読みやすく食べ物が非常に美味しそうに描かれている。幼い頃に母親に先立たれ、叔母に育てられたルイが、ひょんなことから会食でいっしょになった編集者康介、父親疑惑がある画家トニーと共同生活を始める。共感できる台詞がいくつかあった。届いたウォータベットに3人で寝転んでトニー「だからな。三人がバランスを保って互いに思いやっていれば、波風立たないって話だよ。まあ、たまに動けば波は立つけど、静かにしていりゃすぐに収まる。そういうもんだよ、人生は。」会食をともにした小説家井上豪の講演での言葉「人間と人間の出会いというものは、そこに恋愛感情とか特別の感情が付随しない場合
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Posted by ブクログ
なんとなく、ふわっと終わった感じ。
人間関係なんて、そんなすっぱり割り切れるものでもないから
これがいいのかも。
幸せって人それぞれで、結局自己満足なんだろうけど、
そういう境地に至るまでってなかなか難しい。
周りの目も気になるし。
余計なこと考えず素直にシンプルに、心地よいことを集めて生きていけたらいいんだろうな。
阿川佐和子さんのお話では料理が本当においしそうに描かれている、と以前から噂に聞いていたが、確かにどれもおいしそう!
手間がかかりそうだけど、同じようにスープを作りたくなる。
食べることは生きる基本で、それがお話全体にしみわたっている気がする。 -
Posted by ブクログ
登場人物が皆中流階級以上で、著者の世代がもろ反映されている。
経済が悪化の一途を辿る現在から考えると、共感が難しいと感じる人もいるかもしれない。
こちら80年代生まれとしては、暗算思考的な平和ボケしたところに懐かしさを覚えた。
たまたまなのか、「最後の恋」の中の「海辺食堂の姉妹」でもそうだったように、こちらの作品でも性格の正反対の姉妹が登場する。
明るく、社交的で周囲から愛される気質の姉。
人見知り、引っ込み思案だけど、魔性の魅力のある妹。
「阿川佐和子」という人間が知りたくて手にとってみた一冊だけど、TVで垣間見るボケと鋭い視点をたくみに使い分ける筆者からは想像できない位、随分と大人し -
Posted by ブクログ
評判いいのは知っていたけど、「読むのが怖い!Z」で大絶賛されていたのでやはり読まねばと思って……。
う~ん……。今のわたしの体調とかの問題なのか単に合わなかったのか、なぜか、あまりおもしろいとは思えず……。
なんでだろう~? 文章はちょっと古っぽい感じもするけど読みやすく、ほどほどにユーモアがあり、ほのぼのした雰囲気で。いろいろできごとはあっても大問題や事件になるわけでもなく、なにか解決があるでもなく、そういうストーリーの淡々とした感じはわたしは嫌いではないはずで。むしろ好きなはずで。なんで楽しめないのかわからない。でも、なんかわくわくしないし、退屈っていうか、どうでもいいやっていうか。
うー -
Posted by ブクログ
「1」の時ほどのインパクトがなく。面白かったのは「名前変われば」で、パプリカというのはつまりピーマンの事であろうと思うが、いつの頃からかあの手の赤ピーマン、黄ピーマンをパプリカと呼ぶようになったようだ、と。で、この手の例をたくさん挙げていて、イタリアンでパンは?と尋ねたらフォカッチャと返され、パンは他にもいろんな名前が登場。デニッシュって菓子パンじゃいけないの?と嘆き。フランスパンまでバタール、バケット…と細分化され。ジャムはコンフィチュール、チョコも丸型はトリュフ。ついでに洋服部門にまで話はおよび、カットソーってTシャツとどうちがうの? レギンスだってついこないだまでスパッツと呼んでいたじゃ