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ン年前の子ども時代を舞台にした、著者初の長編小説。
ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。そんなある日、謎の紙芝居屋さんが現れ、行方不明だったウメ子の父さんの居場所が・・・。人と人が共感で結びついていたあのころ。誰もが貧乏で、さげすみもひがみも感じさせなかったあの時代。人間関係のむずかしい現代から、懐旧の世界に導かれる。人気エッセイストの阿川佐知和子さんが子ども時代の経験に想を得た、初の長編小説。坪田譲治文学賞受賞作品。
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Posted by ブクログ
あっという間に読み終えた。
まるで絵本を読むかのように、スラスラと読め、童心に帰れる。
自分が保育園の頃、私は物静かで、いつも人の輪に入れない子だった。
そんな私の憧れは、ウメ子ほどではないが、活発でなんでもこなせる女の子だったなー。と、思い出した。
家出をしたみよちゃんとウメ子。
2人が帰ってきたあとの両親、園長の2人に対する行動が、すごいなーと思った。
今の時代の親(私の世代の親とそうだが)は、何か問題があった場合、「◯ちゃんと遊んではいけません!」と、問題を起こした時の相方を責め、遠ざけようとする。
しかし、2人の両親も、園長もそんなことはしない。
子供なりにそれを起こす理由があったのだと、理解している。
そんな育て方、素敵だなーと、思った。
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