阿川佐和子のレビュー一覧
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〈本から〉
腰を痛めたとき、 (略)
「背筋を伸ばして、おへそに力を入れて、天から釣られているような気持ちで歩いてごらんなさい」
母はまちがいなく生きている。生きていることだけでもありがたいと思わないと、もったいないぞ。
俳優の原田芳雄さん
「一つずつ必要なものを失っていくわけだけど、むしろ失うことによって何かを得るものがあるんじゃないかと、今、期待しているんです」
大塚宣夫先生
「だいたいね、風呂に入って死んだ老人の話はいっぱいあるけれど、風呂に入らないで死んだ老人の藩士は聞いたことがない!」
「七十代は自分でも、まだまだ気力はあるぞと思っていたけれど、これが八十代に入ると覚束なくな -
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ネタバレ「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。
《印象に残ったところ》
・COPY 村山由佳
まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
我慢の末 -
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なんかわかるなぁー
そういうの!!!
っていう話ばかりで、気をつけることもそうだけど、激しく同意!っていうの多かった!
とある俳優さんが鼻毛が出てたっていう話。
すぐ言って差し上げたら、笑顔でハンカチで鼻毛を奥に詰め込み、満面の笑みで返された。
と、いうストーリーは。
はぁ。
なるほどだなぁ。
そういうね、そういうときも動じないってことで。恥ずかしさ半減する。確かに!って思ったし。
初対面の人との話方。
っていう章で、海外の人は、目が合うだけで話し始めたり、エレベーターで話始めたりする。
って。
それもわかる。わかる。
日本人にはない感覚って阿川さん言ってたけど、
その辺歩いてるお -
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世の中の女性で一番好きな伊藤比呂美さんの本なのに、星3つにするのは心が痛いが、まあ、これは軽い対談本なのでいいとしよう。
阿川さんには申し訳ないけど、私はとにかくしろみさんが好きなので(何度も言う)、しろみさんの言葉だけを追っていきたいわけです。けれど、年上で育ちの良い阿川さんの主人公感が半端なく、もっとしろみさんの言葉が聞きたいのに、という消化不良感が残りました。阿川さんごめんなさい。ただ、しろみさんが好きなだけなので。(しつこい)
消化不良ではあったけれど、枝元ほなみさんのことが語られているので、これは胸に沁みた。あとがきも、とてもとてもグッときました。
にしても、しろみさん、片付け -
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初めて著者の「小説」を読んだ。
今までエッセイばかり読んでた方の小説は、当たり前だけど調子が違って、阿川節はなりを潜めてる。
とは言え、食べ物の表現は抜群に美味しそうだけど。
作品としても、そう、食べ物…特に表題にもなってるスープは作りたくなるくらい美味しそう(鶏ガラを煮込む手間を考えるとしないと思うが)で、たまらない。
ソープ・オペラをもじったのであろうタイトルとは裏腹に、そこまでドロドロも矛盾もない。連作短編で一編が短いので読みやすい。
ただ。なんだろう…物足りない。モヤモヤする。例えて言うなら味がバシッと決まった美味しいスープではなくて、何か足りないスープ…でもなにが足りないのかは