【感想・ネタバレ】レシピの役には立ちませんのレビュー

あらすじ

珍しく父に褒められるからと、台所仕事をするようになって60年余。ケチだけど旨いもの大好きなアガワが立ち向かう新たな食材、怪しい食材、そして腐りそうとおぼしき食材……。料理に倦んだひとが今日もまた台所に立つ元気がふつふつ湧いてくる名エッセイ誕生! でも、ちゃんとした料理人はあまり真似しないでね。

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Posted by ブクログ

おもしろい、おもしろい。あたかも野菜やお肉、うどん、そうめんに人格があるかのようなセリフが吹き出してしまう。何とも言えない言い回しが最高!

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

阿川さんのレシピは役に立たないかもしれないが、新たな食材と怪しい食材の組み合わせの妙に感動すら覚えました。冷蔵庫の忘れていた食材を掘り出したり賞味期限切れをものともせずにチャレンジしたり、身に覚えのある自分は勇気をもらってます。語り口も的確でユーモアに溢れ、面白かったです。

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2024年10月01日

Posted by ブクログ

阿川節炸裂の1冊。
この著者ならではのスパッとした物言いが癖になる。
題名にもある通り、具体的なレシピがある訳でもないし、もちろん分量等も載っていない。
ただただ阿川さんが日々の中で思う料理について滔々と話しているのを聞く、そんなイメージの本。
レンズ豆や納豆カレー等変わった話もあれば、コロナ罹患中の食について、最後の晩餐に食べたいものは?なんてオーソドックスな話もあり、面白かった。
特に阿川さんのお父様のお話は胸にくるものがあり、自分にとっても料理とは何か、料理が好きか嫌いかを自問自答するきっかけになった。

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2024年09月12日

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