阿川佐和子のレビュー一覧

  • ウメ子

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    単純に面白い。
    読みながらどこかにずっと小さい自分がいて、あの頃の友達とだぶらせながら童心で読める。スリルやサスペンスでなく、単純に面白い。

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    2011年03月12日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    婚約中だけど仕事も面白い波(二十代後半、彼は海外赴任)、波の働く化粧品会社が仕事を依頼したフリーのデザイナーの真理子(三十代前半、年下のカメラマンと恋愛中)、真理子の秘書兼アシスタントの凩(五十、バツイチ、息子あり)、波の妹で内向的な性格の碧(不倫中)、碧の学生時代の不倫相手の妻で専業主婦の優美(三十代?子供あり)、波と碧の幼馴染で盲目の宙(二十代?彼氏あり)、碧の職場の同僚の花(優しい夫あり、子供なし)と、タイプも年齢も違う女性をそれぞれ語り手にした短編連作。良くできた娯楽作品ながら、けっこう大事なことがサラリと語られてて、読む人、読む年代によっていろいろ感じ方が異なりそう。とても面白かった

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    2011年03月08日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    なんとなく軽ーく読める小説が欲しくて,本屋をうろうろ。阿川さんの小説は初チャレンジだが,面白そうかつスンナリ読めそうで購入。しかしながら,読み応えがかなぁりあった。何人もの女性が出てきて,そのそれぞれの女性がそれぞれの悩みを抱えているのだけれど,少しずつに「分かるー!!!」と共感できるポイントがあって章ごとの主人公にいちいち感情移入していたら,全然スンナリ進まなかった笑
    この中ではおそらく異色な存在の専業主婦で自分の幸せを模索する優美の章が,私に元気をくれた。そのとき論文がうまくいかなくて全てを悲観的に考えてしまっていたのだけど,優美みたいに明るくポジティブに行きたい!と思えた章。
    恋愛も仕事

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    2011年01月13日
  • 空耳アワワ

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    今まであまり興味の無かった女性のエッセイというのを、面白く読ませてもらった。我が家ではTVタックルでお馴染みの阿川佐和子氏だが、彼女が喋っているそのままの声が聞こえてきそうな軽快なエッセイだった。

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    2010年12月27日
  • スープ・オペラ

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    あいまいだったり真剣だったりする、かわいらしい人々の生きている様が、おいしい材料で作ったスープみたいでした。
    なんてことないけど、心が温められる。

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    2019年01月16日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    阿川佐和子さんの小説は、ところどころにクスリと笑える要素やシュールでクールな女性の本音が見え隠れしたり、でもすべての登場人物がなぜか憎めない愛すべき人たち、というところが好きです。
    ストーリーに違和感がなくすっきり読めるところも好き。

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    2010年11月30日
  • スープ・オペラ

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    ネタバレ

    突然一緒に暮らすことになった、3人。
    登場人物がみな個性豊かで、特に実際には最初と後半にしか登場しないトバちゃんの存在感がユーモラスで頼もしい。
    こんな関係、ちょっとうらやましかったデス!
    サクサク読めました。

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    2012年06月17日
  • スープ・オペラ

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    やたらとスープがのみたくなって、これを読んでる間何回スープを作ったことか。ほんとにおいしそう!
    それに登場人物がみんな個性的で魅力的。恋人、親子、友達のように関係にハッキリした名前がついてなくてもかけがえのない人間関係っていいなぁー。恋人、親子でなくてもお互い相手を大切に思う気持ち、それが大切なんだな。

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    2013年05月09日
  • 婚約のあとで(新潮文庫)

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    なんか読み終わった後の爽快感というか、スッキリした感じというか、、、居心地が良い感じ?
    結婚なんてまだまだ先だと思うから、女性として同感出来たというより、客観的に見て学べた感じ。
    阿川さんの作品に出てくる女性って大好き。作り話みたいな美女っていうより親しみをいだけるような身近な感じの女性。女性らしさとか生活感がとても伝わってくる感じが好き。
    恋愛の比重って、その時に自分が存在する世界によって大きく変わると思う。人間関係や仕事の充実感、家族との関係や友達との距離感。その時々で見え方も感じ方も、全然違うんだと思う。想像もしていなかったような方向に進む可能性もある。人生における比重の大半が恋愛で占め

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    2010年11月10日
  • トゲトゲの気持

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    TVタックルで、たけしと大竹さんと絡む阿川さんが好きだったのですが、エッセイを読んだのは始めて。

    大爆笑させていただきました。
    エッセイやら女性作家さんには興味がなかったので、今までほとんど読んだことがなかったジャンルなのですが、楽しかった。
    彼女らしい、ばさばさとした切り口。
    なるほど、エッセイとはこういうものなのか、と妙に納得。

    それにしても、あの表紙の「とげとげ」。
    すみません。大嫌いな黒い虫に見えるんですが…(^^;)

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    2010年09月28日
  • タタタタ旅の素

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    ほどよく力の抜けたエッセイ。
    たまに読んでくすりと笑うにはいい本です。
    旅がしたくなります。
    この作者の気取らない文章が好きです。

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    2010年08月30日
  • 残るは食欲

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    これといった極上料理ではなく、阿川さんの日常の食生活の中から、ふと思ったことを楽しく紹介している。
    美味しかったものを、家で、同じように真似て挑戦するのだが、何か違っているらしく美味しく作れなかったりと、才女といわれる阿川さんの天然な一面が微笑ましい。
    さすがに冷凍ではなく冷蔵していてミイラ状態になってしまったサワラの西京漬けを食べようという試みには冷や冷やしたが。
    お母様が昔作られた酒の肴が美味しそうだった。
    木の根っ子のジュースも興味津々である。

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    2010年06月06日
  • あなたの中の秘密のあなた

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    結婚当初、お酒が好きで帰りも遅く、独身時代と変わりなく過ごす主人に腹が立ちしょっちゅうイライラしてました。そんな時に 恋愛と結婚生活はまったく違うものと教えてくれたのが この本でした。
    帰りが遅いだんなにも 海外ならホームパーティを開き準備して話題作りのために新聞などもチェックして大変な所を 外で飲んできてくれるのだから ありがたい位の気持でいましょう・・という章があります。
    なんて勝手な言い分だと思いましたが 今ではいないことにも慣れてしまって一人の時間も満喫!?です。

    理想ばかり追い求めて 不満がたまるよりは 発想を変えることも大切だと思いました。

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    2009年10月07日
  • 残るは食欲

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    食べ物エッセイ。

    昔ながらのお豆腐屋さん、確かにあまり見かけなくなりましたよね・・・
    アシスタントのアヤヤさんとのやりとりも面白いw

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    2010年01月28日
  • 残るは食欲

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    本が読めなくなって、リハビリのためにこの阿川さんの食エッセイなら、楽しんで読めると踏んで購入した。
    簡単な酒の肴から、ローストチキン、ローストビーフにいたるまで、思わず涎が垂れてしまいそうなエッセイである。
    素晴らしいのは、食に必ず物語があるところだ。そういわれると、食欲は母の味のような気がしてくる。
    焼き味噌おにぎりや、ご飯てんぷらなど、思い出せば物語が浮かんでくる。
    自分は、食に関しては、なにも語るようなことはないと思っていたが、母の味を思い出させてくれた。
    ありがとう、食欲。

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    2010年10月20日
  • あなたの中の秘密のあなた

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    ご都合主義ってやーね。綺麗なところだけ抜き取って見たくない物、後ろめたい物、汚い物は蓋する。もしくは切り取る。
     そんなことをずばっとざっくりと教えてくれる本である。人間の本質がどうの書いている本はいろいろあるが、現実生活や通過儀礼を例にしているから、身に覚えのある事柄からやすやすと想像がつく未来の断片まで。批判をしているわけではないが、かといって悟してるわけでもない。この本は女性について書かれてあるが、男女それぞれに読んで頂きたいものである。

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    2009年10月04日
  • トゲトゲの気持

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    阿川佐和子はその突っ込みと言うか、少し離れたkんじのコメントが好きで興味が湧いて買ってみた。本の中でもその世界は継続していて、楽しかった。自分のこんな風に年をとっていくのかもしれない。。。

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    2009年10月04日
  • あなたの中の秘密のあなた

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    結婚してしばらくして これでいいのかと悩んでいたときにであった本。結婚生活から情熱はうまれない。情熱を愛情に変えるには努力 知恵 技術が必要だ・・など目からウロコが落ちる言葉がたくさんあり いまだに時々読み返している

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    2009年10月04日
  • 聞く力 心をひらく35のヒント

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    阿川さんのエッセイとして面白かった。改めて相手の話を聞きたい時は、うまくやろうとせず、相手に興味を持つことが大事だなと思った。

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    2025年11月23日
  • 聞く力 心をひらく35のヒント

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    話が上手でも下手でも、些細な一言に心に響く言葉が必ず含まれていて、その人らしさがある。「聞き上手」と言ってもらえることが度々あり、自分のどのような面が相手にそう感じさせるのか、自分を客観的に見てみたくなり、本を手に取った。数々の有名人とのインタビュー秘話がとても面白く、自分の聞く姿勢を見直すことができた。誰かにとって、自らの心を見つめ直し、何かを発見するきっかけに。私もなりたいと思う。

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    2025年11月01日